◉週刊T&Amaster 商品概要 https://www.sn-hoki.co.jp/shop/product/book/detail_2531.html ☎0120-6021-86 見本誌請求 http://www.lotus21.co.jp/mihonsi.html 立ち読みコーナー http://www.lotus21.co.jp/ta 税務 結婚子育て贈与、暦年贈与等と併用OK 子の医療費や保育費などは 1,000 万円、結婚費用は 300 万円まで非課税 27 年度改正で「結婚・子育て資金 の一括贈与非課税措置」が創設。 子育て費用(出産費用・子の医療 費や保育費など)は 1,000 万円、 結婚費用は 300 万円まで非課税。 暦年贈与や相続時精算課税、住宅 取得等資金の非課税措置や教育資 金に係る一括贈与の非課税措置と の併用も OK。 は、改正税法の公布にあわせ公表される内 閣府告示で明らかにされる見込み。 信託銀行等の口座開設契約は、受贈者が 50歳に達した場合に終了する。このとき、 口座に使い残しがあれば、贈与税が課税さ れる。また、贈与者が死亡した場合には、 贈与者死亡時の口座残高が相続税課税価格 に加算される。ただ、受贈者である孫につ いて、本来であれば適用される相続税 2 割 加算(今号 42 頁参照)の適用はない。 本年 1 月からの相続税増税を受け、相続・ 大綱では、 「結婚・子育て資金の “ 一括 贈与税対策に実務家の強い関心が寄せられ 贈与 ” に係る贈与税の非課税措置」と明記 るなか、平成 27 年度税制改正では、 「結婚・ されているが、本誌取材によると、“ 一括 ” 子育て資金の一括贈与に係る贈与税の非課 して 1,000 万円を贈与するケースだけでな 税措置」が創設される運びとなった。 く、複数回にわたり贈与するケース(たと 内容は、親・祖父母(贈与者)が金融機 えば 500 万円、300 万円、200 万円と 3 年に 関(信託銀行等)に子・孫(20 歳~ 50 歳、 わたり分割贈与する場合など)でも、受贈 受贈者)名義の口座を開設し、結婚・子育 者 1 人につき 1,000 万円の枠内で贈与税が て資金を一括して拠出した場合に、その拠 非課税とされることが判明している。 出した資金について、受贈者 1 人ごとに また、今回創設される結婚・子育て資金 1,000 万円(結婚費用は 300 万円)を限度に の贈与税非課税措置は、年間 110 万円が非 贈与税を非課税とするもの。 課税となる暦年贈与制度や 2,500 万円まで 受贈者 1 人につき 1,000 万円までが非課 が非課税となる相続時精算課税制度との併 税となる子育て費用は、不妊治療費、出産 用が認められるだけなく、住宅取得等資金 費用、産後ケア費用、子の医療費や保育費 の非課税措置(平成 27 年契約は最高 1,500 (ベビーシッター費含む)が含まれる方向。 万円まで非課税)や教育資金の一括贈与に また、300 万円までが非課税となる結婚費 係る非課税措置(最高 1,500 万円まで非課 用は、挙式費用、新居の住居費、引越費用 税)との併用も認められることが判明して が含まれる方向だ。具体的な費用の範囲 いる。 10 こちらの記事を含む最新号の見本誌を無料で進呈しております。下記よりご請求下さい。 No.579 2015.1.19 見本誌お申し込みページへ
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