詳しくは... - アイティーティー

開発者向けステレオ計測ツール(SDK)のリリースについて
平成 27 年 12 月
株式会社アイティーティー
写真やビデオから、3D計測やモーションキャサプチャーを自分で行いたいという方
の為に、ステレオ計測用のSDKがご利用いただけるようになりました。
現在のところ、Windows でご使用が可能です。
使用方法は、至って簡単で、カメラのレンズ歪を校正後、基準となるものを左右から
撮影して、画像から左右のカメラの位置を計算します。あとは、左右の画像から共通の
箇所を選ぶと、その箇所の3次元座標を得ることが出来ます。
静止画、ビデオにかかわらず、ご利用いただけます。
手順
1.「カメラパラメータ」の設定
LoadCameraParameters()
カメラパラメータ(レンズ歪)を読み込む
2.「基準の4点座標」の設定
LoadWorldPoints()
基準となる4点の3D 座標を読み込む
3.2枚の画像(左・右)の画像上での基準点の2D 座標値を取得し、
カメラ位置の算出を行う
CalibrateTwoViews()
4.2枚の画像でそれぞれ、計測を行う点の2D 座標値を取得し、
3D 座標値を計算する
GetObjectPoint( );
精度は、カメラのレンズ歪校正と基準座標を精度よく与えた場合は、1000万画素
のカメラでも1/10000の精度を得ることが出来ます。
尚、カメラのレンズ歪の校正ソフト、及び、基準プレートは、当社からご購入いただこ
とも可能です。
評価版は現在準備中で、近いうちにご利用できるようになります。
また、単眼(一画像)用のSDKも現在、準備中です。