NCP 第33回 オープンセミナー

日本薬剤師研修センター 研修認定2単位
特定非営利活動法人
名古屋臨床薬剤師研究会
NCP 第33回 オープンセミナー
日
時: 2016年1月17日(日曜日)
場
所: 大垣研修センター (ドラッグユタカ 研修センター)
14:45 - 18:00
〒503-0015 岐阜県大垣市林町十丁目1339番地1
参加費: 3,000
円
TEL.0584-83-7330
(学生:無 料)
定員: 100 名
近年「ポリファーマシー」という言葉が用いられるようになり,多剤併用に伴う弊害が臨床現場で問題視されてい
ます.多剤併用のもとでは,必ず薬物間相互作用が生じています.その中で有害事象が問題となる相互作用について
は,適切に判断し,処方の変更を行わなければなりません.薬局では,多施設から処方された薬剤の監査のみならず,
食品やサプリメントとの相互作用に注意が必要です.相互作用には薬物動態的,薬力学的な相互作用があり,それら
のメカニズムを理解することにより,適切な処方監査,疑義照会が可能となると考えます.
是非この機会をお見逃しなくご参加下さい。
~セミナー運営委員より
■講演1
15:00-16:30
『薬の体内動態における薬物相互作用とは』
講師 :愛知学院大学薬学部臨床薬物動態学講座 講師 浦野 公彦 先生
薬はどのようにして体内を巡っているのでしょうか.薬剤師として,薬学的に薬効・副作用等を判断する上で,薬
物動態の知識は必須です.本講演では薬の体内動態を考える上で必要な 4 つのキーワード「吸収,分布,代謝,排泄」
について理解を深め,それに基づいた薬物相互作用を紹介したいと思います.また,薬力学的相互作用についても解
説します.
■講演2
16:45-18:15
『相互作用の生じる要因と実例』
講師 : 愛知学院大学薬学部臨床薬物動態学講座 講師 浦野 公彦 先生
薬物相互作用の生じる要因について,実際に臨床で遭遇する可能性のある実例を例として挙げて紹介します.また,
スモールグループディスカッション形式で議論し,理解を深めていただく予定です.