1月1週 1/4~1/10

2016 年 1 週 (1 月 1 週 1/4∼1/10)
2015 年 12 月報
愛知県感染症情報
愛知県感染症情報センター(愛知県衛生研究所内)
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/kansen.html
E-mail: [email protected]
連絡先: 052-910-5619(企画情報部)
AICHI Infectious Diseases Weekly Report
今週の内容
◇トピックス
◇全数把握感染症発生状況 ( )内は件数。
インフルエンザ、伝染性紅斑、感染性胃腸炎、A群
結核(20)、細菌性赤痢(1)、デング熱(1)、レジオネラ
溶血性レンサ球菌咽頭炎、結核
症(1)、アメーバ赤痢(4)、カルバペネム耐性腸内細菌
◇定点医療機関コメント
科細菌感染症(1)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症
インフルエンザ、感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎、 (2)、後天性免疫不全症候群(3)、侵襲性インフルエン
マイコプラズマ感染症、A群溶血性レンサ球菌感
ザ菌感染症(1)、侵襲性肺炎球菌感染症(5)、梅毒(5)
◇2015 年 12 月報
染症等
◇定点把握感染症報告数(保健所別、年齢別)
○「グラフ総覧」は http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/graph.pdf
トピックス
◆伝染性紅斑(図 2)
1 週の定点当たり報告数は 0.78、53 週 52 人→1 週 142 人
です。
◆感染性胃腸炎
1 週の定点当たり報告数は 7.27、53 週 624 人→1 週 1,324 人
です。
【参考ページ】疾患別ウイルス検出状況
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/prompt.html
2005年
2009年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
60
50
40
30
20
10
0
1
6
11
16
21
26 31 36
41
46
51 週
図1 インフルエンザ
2.5
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
定点当たり報告数
【参考ページ】
インフルエンザが流行入りしました!(1 月 14 日発表)
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/27influ-ryukoiri.html
<速報>2015/16 シーズン初めに保育園集団かぜ
から分離された AH1pdm09 亜型インフルエンザウイルス―愛知県
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/flu-iasrs/6016-pr4291.html
保健所別・定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数マップ
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/influ_map_new.html
インフルエンザ情報ポータルサイト(愛知県)
http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/influ/index.html
70
定点当たり報告数
◆インフルエンザ(図 1)
1 週の定点当たり報告数は 1.94 と流行開始基準(1.0)
以上となりました。53 週 182 人→1 週 378 人です。2015/2016
シーズンに病原体定点等から寄せられた検体より A 型
(AH1pdm09、AH3)及び B 型(山形系統)インフルエンザウイルス
が検出されています。
2.0
1.5
1.0
0.5
0.0
1
6
11
16
21 26 31 36
図2 伝染性紅斑
41
46
51
250
【参考ページ】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/67f/a_youren.html
200
報告数
◆A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
1 週の定点当たり報告数は 1.99、53 週 172 人→1 週 363 人
です。
150
2013年(1,915件)
2014年(1,867件)
2015年(1,684件)
100
1
50
0
0-4
5-9
10-14
15-19
20-24
25-29
30-34
35-39
40-44
45-49
50-54
55-59
60-64
65-69
70-74
75-79
80-84
85-89
90-
◆結核(図 3)
2015 年の総報告数(診断週集計)は 1 月 13 日現在 1,684 件
(うち無症状病原体報告者は 463 件)でした。2014 年の総報告数
は 1,867 件(同 529 件)
、2013 年総報告数は 1,915 件(同 468 件)
でした。
年齢(歳)
図3 結核の年齢階級別報告数
(愛知県、診断週集計、無症状病原体保有者を含む)
定点医療機関コメント(名古屋市除く)
尾張西部地区
●
ノロウイルス感染症
1例
●
【稲沢市 愛知県厚生農業協同組合連合会稲沢厚生病院】
●
【江南市
カンピロバクター
●
●
あさのこどもクリニック】
22 歳男 カンピロバクター及び病原大腸菌O25 検出
3 歳女
溶連菌感染症
14 歳男
マイコプラズマ肺炎
伝染性紅斑、流行性耳下腺炎あり。
42 歳女
インフルエンザA
後藤小児科医院】
【清須市
水痘、ムンプスがみられます。
●
【あま市
インフルエンザはまだありません。
【岩倉市
●
医療法人なかよしこどもクリニック】
丹羽医院】
インフルエンザA型 7 名ありました。
手足口病散発
●
田中クリニック】
感染性胃腸炎流行中
【一宮市
●
1名
【北名古屋市
溶連菌感染症も多いです。
●
みやぐちこどもクリニック】
インフルエンザA
6 か月男 ノロウイルス感染症(+)
【一宮市
6名
感染性胃腸炎流行続いています。
感染性腸炎増加
9 歳男
インフルエンザA型
インフルエンザA型
【弥富市
医療法人村上医院】
2名
医療法人すずきこどもクリニック】
インフルエンザA型 2 名ありましたが、いずれも
市外での感染でした。
【犬山市
武内医院】
尾張東部地区
●
流行性耳下腺炎の小流行あり。
●
溶連菌感染症もよくみられます。
RS 感染、ノロウイルス感染が多くみられます。
インフルエンザA型
【尾張旭市
●
1 歳男
インフルエンザはA型で兄弟例です。
医療法人誠和会佐伯小児科医院】
インフルエンザA
【小牧市
計1例
【長久手市
●
(乳幼児施設内流行もみられます。)
●
インフルエンザA型
医療法人水野内科】
【小牧市
ムンプスが多いです。
●
耳下腺炎のみならず、髄膜炎で 2 週で 4 名入院
しています。
●
●
1例
インフルB
3例
小児 2 名(A型 1 名、B型 1 名)
耳下腺炎散発
10 歳女
春日井市民病院】
2人
8名
【南知多町
マイコプラズマ気管支炎
●
一家族
インフルエンザA
【半田市
溶連菌、胃腸炎多数
医療法人大岩医院】
5 歳女
ひいらぎこどもクリニック】
● ノロウイルス胃腸炎(1 歳 1 名)
ムンプスも多い。
【春日井市
なかしまキッズクリニック】
A型インフルエンザ
感染性胃腸炎
インフルA
●
インフルA
大人 4 名(A型 4 名)
【春日井市
男1人
医療法人心正会鈴木小児科】
【武豊町
インフルエンザ
志水こどもクリニック】
サルモネラO4 腸炎(2 歳 1 名兄からの感染の
朝宮こどもクリニック】
可能性あり)
相変わらず乳幼児の RSV、学童のマイコプラズマ
【東海市
が目立ちます。
もしもしこどもクリニック】
● 1 歳男 カンピロバクター(+)
【小牧市
小牧市民病院】
10 か月男
RS ウイルス(+) 昨年 9 月にも
RS ウイルスに罹患しています。
【大府市
2
まえはらこどもクリニック】
西三河地区
● StrepA(+)
4 歳女 5 歳女
22 歳男
マイコプラズマ肺炎 11 歳男
RSV(+)
● アデノ(咽頭)
13 歳男
インフルエンザは 1 人(B)
1 歳女
【豊田市
下痢・嘔吐が目立ちます。
星ケ丘たなかこどもクリニック】
【岡崎市
● マイコプラズマ 20 歳以上女
【豊田市
●
●
わかぞの東洋クリニック】
インフルエンザ陽性
A型
マイコプラズマ肺炎
【岡崎市
花田こどもクリニック】
感染性胃腸炎が目立ちます。
【碧南市
2名
●
【豊田市 愛知県厚生農業協同組合連合会足助病院】
●
5 歳男
インフルエンザA
永井小児クリニック】
4名
【知立市
3 歳男
●
医療法人川島小児科水野医院】
インフルエンザA型
宮谷クリニック】
2名
【西尾市
●
西尾市民病院】
今週も胃腸炎が目立ちました。
【西尾市
山岸クリニック】
東三河地区
●
インフルエンザA型
【豊橋市
●
●
医療法人羽柴クリニック】
医療法人こどもの国大谷小児科】
インフルエンザA型
3名
【豊橋市
インフルエンザA型
2名
【豊川市
インフルエンザB型が 2 名でました。
【豊橋市
●
3名
山本医院】
3
豊川市民病院】
全 数 把 握 感 染 症 発 生 状 況 ( 愛 知 県 全 体 ・ 保 健 所 受 理 週 別 ) 2016 年 1 月 13 日 現 在
一∼三類感染症
<関連リンク>
●
結核
届出基準 http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/2f/todokedekijun150521.pdf
(二類感染症)
報告保健所
2016 年 1 週報告数
総数
名古屋市(16 保健所合計)
2015 年総計(1∼53 週)
喀痰塗抹検査 無症状病原体
陽性者数再掲
12
保有者再掲
6
1
総数
喀痰塗抹検査
無症状病原体
陽性者数再掲
保有者再掲
703
170
171
豊田市
1
58
13
18
豊橋市
1
73
11
25
41
14
4
103
37
27
148
24
69
岡崎市
一
宮
瀬
戸
半
田
37
12
3
春日井
92
22
21
豊
川
42
14
7
津
島
102
18
37
西
尾
33
10
8
江
南
58
11
27
新
城
20
4
7
知
多
54
15
14
清
須
39
17
5
1
88
22
25
2
1,691
414
468
3
1
1
2
衣浦東部
合計
20
7
● 細菌性赤痢 (三類感染症)
番号
報告保健所
1
名古屋市
年齢
6歳
性別 発病月日 初診月日 診定月日
女
1/4
1/3
4
1/9
推定感染地域
国内
四類・五類感染症(全数把握) (推定感染経路、推定感染地域は確定も含む)
● デング熱 (四類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
病型
推定感染地域
1
知多
16歳
男
デング熱
フィリピン
● レジオネラ症 (四類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
病型
推定感染地域
1
名古屋市
78歳
男
肺炎型
国内
● アメーバ赤痢 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
病型
推定感染経路
推定感染地域
1
名古屋市
66歳
男
腸管アメーバ症
性的接触
国内
2
名古屋市
53歳
男
腸管アメーバ症
性的接触
国内
3
名古屋市
50歳
男
腸管外アメーバ症
性的接触
国内、ベトナム
4
一宮
54歳
男
腸管外アメーバ症
不明
国内
● カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
推定感染経路
推定感染地域
90日以内の海外渡航歴
1
衣浦東部
75歳
男
以前からの保菌
国内
無
● 劇症型溶血性レンサ球菌感染症 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
推定感染地域
1
瀬戸
59歳
男
国内
2
知多
71歳
男
国内
● 後天性免疫不全症候群 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
病型
推定感染経路
推定感染地域
1
名古屋市
47歳
男
AIDS
不明
不明
2
名古屋市
27歳
男
無症候性キャリア
性的接触
国内
3
名古屋市
32歳
男
無症候性キャリア
性的接触
国内
● 侵襲性インフルエンザ菌感染症 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
予防接種歴
推定感染地域
1
豊川
88歳
男
不明
国内
● 侵襲性肺炎球菌感染症 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
予防接種歴
推定感染地域
1
名古屋市
89歳
男
不明
国内
2
豊田市
85歳
女
有
国内
3
西尾
83歳
男
無
国内
4
衣浦東部
80歳
女
無
国内
5
衣浦東部
95歳
女
不明
国内
● 梅毒 (五類感染症)
番号
報告保健所
年齢
性別
病型
推定感染経路
推定感染地域
1
名古屋市
49歳
男
早期顕症
性的接触
国内
2
名古屋市
32歳
男
早期顕症
性的接触
国内
3
名古屋市
34歳
男
無症候
性的接触
国内
4
春日井
23歳
女
無症候
性的接触
国内
5
豊川
38歳
男
早期顕症
性的接触
国内
5
2015年12月報 (2016年1月12日現在、診断週に基づく集計)
12月の一∼五類感染症(全数把握対象)発生状況 [ ( )は無症状病原体保有者再掲]
2015年12月
2014∼2015年に報告のあった
疾病名及び病型
愛知県
( )内は全数把握対象疾病数
(名古屋市除く)
一類
発生報告なし
(7)
二類 結核
(7)
三類 コレラ
(5) 細菌性赤痢
腸管出血性大腸菌感染症
腸チフス
パラチフス
四類 E型肝炎
(43) A型肝炎
コクシジオイデス症
つつが虫病
デング熱
マラリア
ライム病
レジオネラ症
五類 アメーバ赤痢
(22) ウイルス性肝炎
B型
内訳
その他
カルバペネム耐性
腸内細菌科細菌感染症*
急性脳炎
クリプトスポリジウム症
クロイツフェルト・ヤコブ病
劇症型溶血性レンサ球菌感染症
後天性免疫不全症候群
無症候性キャリア
内訳 AIDS
その他
ジアルジア症
侵襲性インフルエンザ菌感染症
侵襲性髄膜炎菌感染症
侵襲性肺炎球菌感染症
水痘(入院例に限る。)*
梅毒
無症候
早期顕症
内訳
晩期顕症
先天梅毒
播種性クリプトコックス症*
破傷風
バンコマイシン耐性腸球菌感染症
風しん
麻しん
総 計
名古屋市
0
0
82 (22)
0
0
3
0
0
0
0
0
2
0
0
0
3
1
0
0
0
0
62 (16)
(0)
(0)
(0)
(0)
(0)
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
4
0
0
0
愛知県全体
(0)
(0)
(1)
(0)
(0)
2015年
累計
2014年
総計
<愛知県全体>
<愛知県全体>
0
0
144 (38) 1,684 (463) 1,867 (529)
0
0
5
0
0
0
0
0
2
0
0
0
5
5
0
0
0
(0)
(0)
(1)
(0)
(0)
0 (0)
6 (1)
98 (21)
2 (0)
0 (0)
8
10
1
2
17
2
1
99
62
15
10
5
1 (0)
10 (0)
132 (30)
2 (0)
1 (0)
1
8
0
2
11
1
0
61
68
13
12
1
4
1
5
79
19
0
0
1
5
2
1
1
0
0
1
0
14
2
6
3
3
0
0
0
0
0
0
0
126
1
0
0
0
5
1
4
0
0
0
0
6
0
8
1
7
0
0
0
0
0
0
0
91
1
0
1
5
7
2
5
0
0
1
0
20
2
14
4
10
0
0
0
0
0
0
0
217
26
1
8
16
104
58
42
4
4
15
0
160
17
120
42
70
7
1
9
8
0
13
0
2,587
18
0
11
18
98
65
32
1
2
16
2
122
10
112
50
56
6
0
2
4
1
21
46
2,680
* 2014年9月19日から、「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症」及び「播種性クリプトコックス症」が五類感染
症(全数把握対象疾患)に追加されました。また、五類感染症の「水痘(入院例に限る。)」及び「薬剤耐性アシネ
トバクター感染症」が全数把握対象疾患となりました。なお、五類感染症(定点)の「水痘」は、引続き小児科
定点把握対象疾患です。
6
五類感染症(月報定点把握対象)発生状況
2015年12月
疾病名
愛知県
名古屋市
男
女
男
性器ヘルペスウイルス感染症
女
男
尖圭コンジローマ
女
男
淋菌感染症
女
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症
性
感
染
症
定
点
基
幹 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症
定 薬剤耐性緑膿菌感染症
点
薬剤耐性アシネトバクター感染症※
2014年
総計
愛知県全体
合計
900
1,591
691
169
643
474
220
347
127
577
657
80
1,090
35
37
11
10
5
6
13
7
71
41
18
8
16
9
3
24
1
12
愛知県
全体
76
55
19
26
14
9
37
8
83
10
0
10
92
59
0
0
0
1
4
−
−
−
−
0
<名古屋市除く>
性器クラミジア感染症
2015年
累計
愛知県全体
合計
855
1,498
643
224
601
377
217
327
110
489
565
76
994
※2014年9月19日から全数把握に変更
感染症法に基づく獣医師からの届出状況
2015年12月
感染症の名称及び動物の種類
愛知県
名古屋市
<名古屋市除く>
エキノコックス症の犬
0
0
感染症の類型及び定義(感染症法)
愛知県
全体
0
2015年
累計
愛知県
全体
0
2014年
総計
愛知県
全体
1
2015年5月21日現在
類型
定義
一類感染症
(7疾病)
感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点からみた危険性が極めて高い感染症。
患者、疑似症患者及び無症状病原体保有者について入院等の措置を講ずることが必要。
二類感染症*
(7疾病)
感染力、罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点からみた危険性が高い感染症。患者及
び一部の疑似症患者について入院等の措置を講ずることが必要。
三類感染症
(5疾病)
感染力及び罹患した場合の重篤性等に基づく総合的な観点からみた危険性は高くないが、特定
の職業への就業によって感染症の集団発生を起こしうる感染症。患者及び無症状病原体保有者
について就業制限等の措置を講ずることが必要。
四類感染症
(43疾病)
動物、飲食物等の物件を介して人に感染し、国民の健康に影響を与えるおそれがある感染症
(人から人への伝染はない。媒介動物の輸入規制、消毒、物件の廃棄等の物的措置が必要。)
五類感染症**
(47疾病)
国が感染症の発生動向の調査を行い、その結果等に基づいて必要な情報を国民一般や医療関係
者に情報提供・公開していくことによって、発生・まん延を防止すべき感染症。
新型インフル
エンザ等感染症
(2疾病)
インフルエンザのうち当該感染症に対する免疫を獲得していないことから、生命及び健康に重
大な影響を与えるおそれのあるもの。新型インフルエンザ(新たに人から人に伝染する能力を
獲得したウイルスのよるもの)及び再興型インフルエンザ(かつて世界規模で流行したウイル
スによるもの)が平成20年5月12日に指定された。
指定感染症
既知の感染症(一∼三類及び新型インフルエンザ等感染症を除く)のうち、一∼三類感染症と
同程度の危険性を有し、それらに準じた措置を実施しなければ、国民の生命及び健康に重大な
影響を与えるおそれがあるもの。一年間に限定した指定。
新感染症
人から人に伝染すると認められる疾病であって、既に知られている感染性の疾病とその病状又
は治療の結果が明らかに異なるもので、当該疾病にかかった場合の病状の程度が重篤であり、
かつ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認め
られるもの。
* 2015年1月21日に「中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る。)」及び「鳥インフ
ルエンザ(H7N9)」が二類感染症に追加されました。
** 2014年9月19日に「カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症」及び「播種性クリプトコックス症」が五類感染症に追加されました。
7
愛知県感染症情報
2016年1週(2016年1月4日∼2016年1月10日)
愛知県衛生研究所
眼
科
S
T
D
基
幹
小児科定点
咽
頭
結
膜
熱
感
染
性
胃
腸
炎
水
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突
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性
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日
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下
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性
結
膜
炎
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結
膜
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基幹定点
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性
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膜
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性
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入
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患
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)
愛知県
(名古屋市含む)
総数
(名古屋市を除く)
名 古 屋 市 (16 保 健 所 )
瀬
戸
津
島
清
須
一
宮
春
日
井
江
南
半
田
知
多
岡
崎
市
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東
部
西
尾
豊
田
市
豊
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市
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新
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咽
頭
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眼科定点
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定点数
(
インフルエンザ
定点
195
182
35
54
15
378
268
62
363
1,324
102
18
142
50
1
3
98
0
17
0
0
23
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0
1
125
112
24
39
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265
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48
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13
119
38
1
3
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0
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0
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0
1
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12
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1
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1
113
19
20
11
21
28
9
13
26
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38
2
30
20
18
2
48
28
6
0
27
34
12
9
17
2
24
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7
21
23
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14
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4
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4
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71
22
14
14
38
61
36
7
17
10
17
5
20
8
23
0
386
52
116
14
99
68
94
69
52
22
50
35
73
89
105
0
30
9
5
0
4
6
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5
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5
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0
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0
23
12
11
3
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21
1
12
4
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0
4
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4
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6
6
1
2
4
2
0
0
0
0
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0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
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0
1
0
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0
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2
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0
8
9
1
3
13
12
5
4
8
1
12
1
5
0
9
7
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
1
1
3
0
4
0
2
0
2
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
5
1
2
0
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0
0
0
0
0
0
0
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0
0
2
4
0
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0
0
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0
0
0
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0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
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1
2
4
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0
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0
0
0
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0
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0
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0
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1
0
0
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1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
愛知県感染症情報
2016年1週(2016年1月4日∼2016年1月10日)
愛知県衛生研究所
感
染
性
胃
腸
炎
水
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百
日
咳
突
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も
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に
限
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入
院
患
者
)
計
∼6ヶ月
∼12ヶ月
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
6歳
7歳
8歳
9歳
5歳∼9歳
10歳∼14歳
15歳∼19歳
20歳∼
20歳∼29歳
30歳∼39歳
40歳∼49歳
50歳∼59歳
60歳∼69歳
70歳∼
70歳∼79歳
80歳以上
A
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溶
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咽
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基幹定点
︵
。
年齢階層
(名古屋市を除く)
咽
頭
結
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熱
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眼科定点
ー
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新
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小児科定点
(
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定点
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292
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1
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0
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0
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0
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15
17
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0
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0
0
1
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0
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1
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0
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0
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2
14
69
23
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0
0
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