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問
早ね・早起き・朝ごはん
調査の結果からわかる中津川市内
の年長児のよさは次のようです。
① 平均就寝時刻は、午後8時 分
で す 。 年 長 児 の ・3 % が 、 午 後
9時 分までには就寝しています。
これは、午後 時を過ぎて就寝し
ている幼児の割合が約4割を超え
る全国の現状と比較して、大変よ
い結果となっています。
② 毎 日 朝 食 を 食 べ る 割 合 は、 ・ ﹁一点突破﹂で
9%です。全国の幼児は8割程度
生活習慣の向上を!
です。
③ 平均起床時刻は、午前6時 分
遅く寝ると、朝早く起きられませ
です。園の活動が始まる午前9時
ん。朝食も食べられません。元気が
の2時間以上前には起床していま
なく園や学校へ行くので、遊びも勉
す。
強も活発に取り組めません。昼間十
今回の子ども生活調査の結果か
分活動しないので、夜眠くならず遅
ら、中津川市の﹁学力アッププロ
く寝ます。悪循環の繰り返しになっ
グラム﹂が、園と家庭で連携して
てしまいます。
取り組まれてきたことで、幼児の
そこで、夕食の時刻を少し早くし
生活習慣の向上に成果が出ている
てみます。すると早く寝ることがで
ことがわかりました。
「知りたいな 調べてみよう自分から」
※絵(阿木小学校教頭 三輪 弘文)
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学 び、
学 び、
活かす
市 民
市 民 ④
教育研修所(☎内線 4240)
「学力アッププログラム」のねらいは、
家庭と園・学校が連携して、よりよい生活
習慣を身に付けさせ、学習や運動に一生懸
命向かうことができる環境をつくることで
す。
今年度は、市内全園児対象に「子ども生
活調査」を実施しました。これは、早稲田
大学前橋明研究室と連携し、子ども一人ひ
とりの実態に基づいた生活習慣づくりの取
り組みにするためです。
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き、朝早く起きられ、朝食が食べら
れるようになり、元気に登園・登校
ができるようになります。園や学校
で元気いっぱい運動するので、夜眠
くなり早く寝ることができます。
生活習慣の向上は、いくつも頑張
らなくてもよいのです。何か一つ取
り組めばよい連鎖がおきてきます。
﹁一点突破﹂で改善しましょう!
﹁元気もりもりくりきんちゃん﹂
・古くから日本では季節ごとにさまざ
まな行事が行われています。祭りや
催しでは、みなが顔を合わせて、料
理や菓子などで盛り上げてきました。
これからの日本の未来を担う子ども
たちにも、祝い事での楽しい思い出
とともに日本の古き良き伝統を伝え
ていきたいものです。
・自分で時間を決める。自分でやりき
る。お子さんの毎日の学習習慣づく
りの応援、相談、見届け、認め、励
ましをどうかよろしくお願いします。
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2016年 1月