!"# !"#$%"&&"'!"#$%&! ! ! !" "# #$ $% %& &' '( () )* *!! ! ! 中華人民共和国貴州市の招聘で中国西部開発特別視察の副団長として当機構理事長三浦宏一が参加中華人民共和国貴州省人民政府省長林樹森氏よりの招聘により、12 月 17 日から 12 月 23 日にかけて、元総理羽田孜衆議院議員を団長とし、日中両国の経済界を中心に中国西部開発の現況視察が行われた。今回の視察は貴州省人民政府の招聘により実現したもので、当機構理事長三浦宏一が特別視察団副団長として参加。団長羽元総理をはじめ、高邑勉衆議院議員、岡村宏章北京大学研究員など、日中両国より 30 余名が参加した。本視察では、わが国の支援で開発が進められている諸プロジェクトの現場での視察が行われ、貴州省政府幹部、開発実務担当者との懇談・意見交換が活発になされた。また、貴州大学において講演会（羽田元総理講演）を開催、同大に日本研究所を設置する運びとなり、その上掲看板もあわせて披露された。また、22 日には上海万博事務協調局の招きで上海万博開催予定地、並びに上海環球金融センター（上海森ビル）の視察を行った。中国超高圧直流送電モデルプロジェクト中国東南部に位置する貴州省では、2000 年にスタートした中国第 10 次 5 カ年計画（西部大開発）の重要プロジェクトとして、当機構西澤潤一会長が主唱する超高圧直流送電モデルプロジェクト「西電東送」が展開されている。「西電東送」は沿岸部の電力需要を満たすため、西部（内陸部）の水資源・化石燃料資源により発電した電力を、電送時のロスの少ない高圧直流送電によって送電しようというもので、華南地方では中国南方電網有限責任公司によって貴州省・雲南省の水力発電、あるいは石炭産地での火力発電により発生させた電力を、一大需要地である広東省・沿岸部に送電している。折しも昨年末から雲南省と広東省の間で、世界初となる 800 キロボルトの送電が始まったところである。