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社会
36
NO.
〈解答〉
1 1 イ→ウ→エ→ア(完答)
2 〔例〕草や水を求めて,家畜を連れて移動する牧畜。
3 ①:ア ②:カ
4 西岸海洋性気候
5 ①:ウ ②:イ
6 経済特区〔経済特別区〕
7 エ
配点 12は2点,他は各1点 10点満点
〈解説〉
1
1 太平洋の中央あたりを通る 180度の経線にほぼ沿って,日付変更線が引かれており,こ
の線のすぐ西側が最も時刻が早い。したがって,イのニュージーランドのウェリントン
が最も早く,次いで,ウのタイのバンコク→エのイギリスのロンドン→アのアメリカ合衆
国のニューヨークの順になる。
2 アフリカ大陸の北部には,世界最大の砂漠であるサハラ砂漠などが位置しており,乾燥
帯が広く分布している。この地域では,羊ややぎなどの遊牧が伝統的に行われている。
3 ロッキー山脈やアンデス山脈は,日本列島などと同じ環太平洋造山帯に属している。
イのウラル山脈は,ロシア連邦に位置する山脈,ウのヒマラヤ山脈は,中華人民共和国
(中国)とネパールなどとの国境に位置する山脈,エのアルプス山脈は,ヨーロッパのス
イスやその周辺にまたがる山脈,オのアパラチア山脈はアメリカ合衆国の東部に位置す
る山脈である。
4 温帯は,西岸海洋性気候,地中海性気候,温暖(温帯)湿潤気候の三つに分類される。
地中海性気候は,夏は高温で乾燥し,冬は比較的雨が多く降る気候である。ヨーロッパ州
のスペインやイタリア,ギリシャなどに地中海性気候が分布している。温暖(温帯)湿潤
気候は,日本などが含まれる降水量が多い気候である。
5 世界の国々のうち,人口が多い上位5位までを1位から順に並べると,中華人民共和国
(中国)→インド→アメリカ合衆国→インドネシア→ブラジルとなる。なお,面積が大き
い上位5位までを1位から順に並べると,ロシア連邦→カナダ→アメリカ合衆国→中華
人民共和国(中国)→ブラジルとなる。
6 経済特区(経済特別区)は,外国の資本や技術を導入することを目的に設けられたもの
で,税の面で優遇措置がとられるなど外国企業が進出しやすくなっている。これらの地
区などに多くの外国企業が進出し,中国の沿岸部では経済が急速に発展しているが,内陸
部では開発が遅れており,沿岸部と内陸部との経済格差が問題となっている。
7 アについて,輸出量の上位5か国の中には,北アメリカ州の国であるカナダが含まれて
いるが,輸入量の上位5か国の中には,北アメリカ州の国は含まれていない。イについて,
自国で産出したすべてを国内で消費しているのであれば,輸出はできないことになるが,
インドは輸出量で第3位となっている。ウについて,約 3.
6倍なので,
5倍以上というの
は誤りである。