日本史・採点基準 論述部分(5‐問1・2・7)

日本史・採点基準
論述部分(5‐問1・2・7)
◆論述問題・添削記号◆
難関大本番レベル記述模試・日本史の採点では,次のような添削記号を用いています。
1.<□□□□>
加点ポイント
2.□□□□×
事実(史実)に誤認あり
3.□□□□?
文意不明
4.□□∨□□
論理に飛躍あり
5.「□□□□」
この部分不要/問題の要求とズレあり
6.□□✔□□
誤字あり/脱字あり(略字を含む)
◆論述問題・共通の基準◆
1.★太字・アミカケ☐☐は3点,☆二重線□□は各2点,✧下線□□は各1点。ただし,採点
に際しては常に前後の文脈に留意する。
2.表現が不十分な場合,あるいはあいまいな場合,その箇所については,それぞれの配点未満
の得点とする。
(★太字・アミカケ☐☐→2点,二重線□□→1点,下線□□→0点)
3.歴史的名辞*についての誤字・当て字(漢字で記すべき語句の平仮名使用を含む)は,それが
加点ポイントに直接関係する場合,1点減点。同一語句がくりかえし誤っている場合は,そ
れぞれを減点の対象とするのではなく,まとめて1点減点とする。その他の部分に誤字・当
て字があった場合,今回は減点しない。
4.欄外に設問記号を記したりした答案や,句読点のはみだしなど字数がわずかに超過している
答案は,本番では無効答案になる可能性もある。しかし今回は,受験生の学力を正確に測定
するという観点から,あまりにも明白に指定条件を無視している場合を除き,その部分につ
いて注意を与えた上で,採点の対象とする。
5.各問とも満点を超える得点は与えない。
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5
戦後の日中関係(論述部分)
問1 中国革命直後の国民党の動向
◆論述問題・設問別基準◆(基準の合計2点→ 2点満点 )
*中国革命直後の国民党の動向
※句点(
「。
」
)があっても減点対象にはしない。
✧〔動向①〕台湾(に逃れた)
……… 1点以内
✧〔動向②〕中華民国政府*(中華民国*・国民政府*・国民党*政権・蔣介石*政権)を存続
させた(維持した)
……… 1点以内
問2 サンフランシスコ講和会議における2つの中国への対応
◆論述問題・設問別基準◆(基準の合計4点→ 4点満点 )
*サンフランシスコ講和会議と2つの中国
※句点(
「。
」
)があっても減点対象にはしない。
✧〔対象〕中華人民共和国*・中華民国*/2つの中国/双方の政府
★〔対応〕
(中華人民共和国・中華民国ともに)招請されなかった
……… 1点以内
……… 3点以内
※「
(中華人民共和国・中華民国ともに)参加しなかった」といった表現には,1点のみ与える。
問7 ドル=ショック
◆論述問題・設問別基準◆(基準の合計7点→ 4点満点 )
*ドル=ショック
☆〔目的〕ドル(アメリカ経済の)防衛
……… 2点以内
☆〔内容①〕金・ドル交換停止
……… 2点以内
☆〔内容②〕
(10%の)輸入課徴金の賦課
……… 2点以内
✧〔内容③〕
(90 日間の賃金・)物価の凍結/設備投資免税の実施/乗用車消費税の撤廃
/所得税減税の繰上げ実施/歳出の削減
……… 1点以内
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