カロナール 錠500を服用される方へ ® このお薬には、アセトアミノフェンという 熱や痛みをやわらげる成分が含まれています。 アセトアミノフェンは中枢神経にはたらきかけて解熱鎮痛効果を発揮するほか、 体温調節中枢に直接作用して熱放散を増大させ、熱を下げます。 通常、頭痛、腰痛、歯痛、変形性関節症などの鎮痛、急性上気道炎、 小児科領域の解熱・鎮痛などに用いられています。 次のような方は服用する前に必ず医師や薬剤師に相談してください ● アルコール類を毎日たくさん飲んでいる方……………… (肝障害があらわれやすくなります) ● 栄養状態が悪く脱水症状のある方 ……………………… (肝障害があらわれやすくなります) ● 肝臓病の方/以前に肝臓病にかかったことがある方…… (肝機能が悪化するおそれがあります) 飲み方に ついて 1回2錠(1000mg)まで 服用間隔は4∼6時間以上 飲み忘れた ときは 1日8錠 (4000mg) を限度とする ※空腹時の服用は避けてください。 できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲 むまでの時間が短い場合(4時間未満)は、忘れた分は飲 まず、次の飲む時間に1回分を飲むようにしてください。 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。 アセトアミノフェンは、医師の処方により使用される場合と、一般用医薬品(薬局・薬店で購入できるお 薬)の成分の1つとして使 用されている場合も多くあります。他に服用しているお薬が1つでもある場合 は、そのことを医師または薬剤師に必ず伝えてください。 アセトアミノフェンの 過量服用について アセトアミノフェンを含む 一般用医薬品との併用について 処方薬 (アセトアミノフェン) 1回2錠 (1000mg) 、 1日8錠 (4000mg) を限度とする。 一般用医薬品 (アセトアミノフェン) アセトアミノフェンが含まれている他のお薬を 一緒に服用しない! 服用時の注意 けん怠感、食欲不振、皮膚や白目の黄色化などの症状があらわれた場合は、肝障害のおそれがありますので、 医師または薬剤師に相談してください。 服用後のご注意(副作用等) このお薬の主な副 作用として、過 敏 症( 発 疹)、肝機 能 障害などが報告されています。このような症状に気づい たら、医師または薬剤師に相談してください。 まれに、下記のような症状([ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります)があらわれる ことが報告されています。このような場合には服用をやめて、すぐに医師の診察を受けてください。 ・息苦しさ、全身の発赤、蕁麻疹 ……………………[ショック、アナフィラキシー] ・高熱、皮膚や粘膜の発疹・水疱、眼の充血 ………[中毒性表皮壊死融解症・皮膚粘膜眼症候群・ 急性汎発性発疹性膿疱症] ・息苦しさ、喘鳴(ヒューヒュー音) ………………[喘息発作の誘発] ・けん怠感、食欲不振、皮膚や白目の黄色化 ………[劇症肝炎・肝機能障害・黄疸] ・のどの痛み、発熱 ……………………………………[顆粒球減少症] ・息苦しさ、咳、発熱 …………………………………[間質性肺炎] ・発熱、発疹、関節の痛み ……………………………[間質性腎炎・急性腎不全] ※この他でも気になる症状があらわれた場合は、医師または薬剤師に相談してください。 定期的に肝機能検査を受けていただく場合があります。 このお薬を飲んだとき、少数ですが肝臓に影響が認められる方がいます。これを早期に発見するため、 少量の血液をとって肝臓のはたらきを調べる検査を行います。検査は、まずお薬を飲む前に実施し、そ の後も定期的に行いますのであらかじめご了承ください。この検査結果は、今後の治療方針を決める うえで重要な情報となりますので、決められた日時に検査を受けるようにしてください。 施設名 カロナール Ⓡ 錠500 (1錠中、アセトアミノフェン500mg含む) 製造販売元 〒104-0061 東京都中央区銀座4 -12 -15 h t t p ://www. ay um i -pharm a. com G1141003X 2016年1月 (B-16C)
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