従来型実習シラバス 眼科学 【目的】 脳における視覚情報の占有率は約 80%を占める。そのため、眼科学は Quality of life に直結し た分野でもあり、白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症は年齢が高くなる程、有病率は高 くなり、老齢化に伴い患者数が更に増加する可能性が有る。5年生での臨床実習で体験できなかった 実習(検査、診察、豚眼手術体験)を行う。 【実習の実際】 当科は緑内障、網膜、角膜の 3 グループに分かれているため、希望に応じて選択する。 期間は、各グループ 1 週間の研修とする。 外来実習:問診を含め基本的な眼科診察(細隙灯顕微鏡、直像・倒像眼底鏡)の実習を行う。 病棟実習:指導医とともに患者診療を見学し、診療補助を行う。術前カンファレンスに参加・発表し、 眼科治療の意義を習得する。 手術室実習:顕微鏡下手術を見学し、助手として参加することで解剖を含め眼科手術の理解を深める。 ウエットラボ:豚眼を用いて実際の白内障手術機器を操作し、眼内レンズ挿入を行う。 週間スケジュール 月 火 水 木 金 午前 教授回診 細隙灯顕微鏡・眼底実習 関連病院実習 術後回診 外来または手術室実習 術後回診 外来または手術室実習 術後回診 外来または手術室実習 午後 術前カンファレンス 医局会参加 左記に準ずる 左記に準ずる 1週目:白内障手術自習 2週目:総括 評価 学生の評価は以下のように行います。 評価項目 配点 指導医による学生の行動内容の評価 40 カンファレンスでのプレゼンテーション 20 学生用カルテの内容 20 症例発表 20 担当教官 木内良明 教 授 近間泰一郎 准教授 山根健 講師 横山知子講師 戸田良太郎 助教 竹中丈二 助教 奥道秀明 助教
© Copyright 2024 ExpyDoc