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目
次
Table of Contents
頂にあるのは
自分へのご褒美です
八代山の会会長
谷川 弘 さん
2016.JANUARY
(日奈久東町)
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「山頂からしか見られない景色は自分
プワーク、行動食、計画書の作成の仕方
へのご褒美です」と笑顔で語るのは、八
など、登山に関する講座を開催している
代山の会の会長を務める谷川弘さんだ。
が、実際山登りをしてみないと分からな
山 登 り に 出 会 っ た の は 高 校 生 の 頃。
いことも多々ある。そこで発生する意識
元々自然に親しむのが好きで、高校に山
や感覚の差に注意しなければならないと
岳部があったことが山登りを始めたきっ
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No.133
市長・議長新年のごあいさつ
特集
始めよう しっかり朝ごはん
10
フードバレーやつしろ
12
やめよう放置自転車
いう。
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消防団員募集中
かけである。若い頃は友人らと山登りや
同会では、初心者も気軽に参加できる
岩登りをして危険やスリルを楽しんでき
ハイキングも開催している。谷川さんは
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市長への手紙
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くらしの情報
16
市民カレンダー
18
くらしの情報
27
広告
28
まちのわだい
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伝言板
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スリーデーマーチ参加者募集
た。『あの人が登ったから私も登りたい』 「ただ後ろを付いてくるだけでは山登り
との思いから、国内のみならず台湾や韓
を楽しむことはできません」と語る。山
国の山にも挑戦した。滑落の危険や死が
登りを楽しむには、登山口はどこなのか、
隣り合わせの山でも、難しいルートを
どういった上り坂や下り坂があるのかな
上っていくことで達成感を味わった。
どの事前勉強が必要である。また、いき
現在、同会の会員は約110人。定年
なり難易度が高い山に挑戦するのではな
退職後の人が多く、60代の会員が最も
く、自分のレベルに合った山に挑戦する
多い。友だちや体力づくりを目的とした
ことが大切だという。初心者には『山登
人たちが大半を占めている。山登りは異
りは危険を伴うから、どんな山でも万全
業種の人と触れ合うことができる場であ
の心構えで取り組んでほしい』と伝えて
り、さまざまな人の話を聞くことができ
いるそうだ。数多くの山を制覇し、難所
るという。
「色んな人とコミュニケーショ
をくぐり抜けてきたからこそ語れること
ンがとれることは私にとって宝です」と
である。
谷川さん。色んな人と情報を交換できる
また、竜峯山でご来光登山をする人に、
ことはいいが苦労もある。それは経験
ぜんざいの振る舞いを行っている。これ
者と初心者のギャップである。月に1
は同会のメンバー以外の人にもおもてな
回、会員などを対象に登山の装備やロー
しを行っており、谷川さんは多くの人が
参加することを心待ちにしている。「温
かいぜんざいを食べて、皆さんと一緒に
新年を祝いたいです」と笑顔が溢れた。
スポーツの世界では、長年続けている
とベテランと呼ばれる選手が出てくる。
しかし、谷川さんの辞書にはベテランと
いう文字はない。
「自分に足りないところ
▲八代広域消防本部職員を招いて、
緊急時に備えた
応急手当
(AED)
の方法を学習
(12/9)
を補い、今後も常に高みを目指していき
広報やつしろは、市ホームページ
でもご覧いただけます。
トップページ → 総合案内 → 広報やつしろ
たい」と谷川さんは力強く抱負を語った。
Yatsushiro 2016.1
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