三重大学教育学部附属中学校Ｎｏ15 平成 27 年 11 月 12 日 11 月 10 日に県立高等学校説明会があり、３年生の進路希望調査から７校を選び、高等学校の先生から直接、特色や学校生活の様子、学習や進路状況等について説明を受けました。３年生はもちろん、１・２年生の保護者の方々も６０名ほどご参加いただきありがとうございました。さて、中学校と小学校の最も大きな違いは、義務教育が終わり、卒業後の進路を自分で決めなければならないことです。１・２年生は、まだまだ先のことと思っているとすぐにやってきます。そこで、学校では、自分（夢、希望、興味・関心、得意なこと・苦手なこと、性格、長所・短所）を知ることからはじめ、｢職業調べ｣や｢高校調べ｣｢先輩に学ぶ｣｢企業訪問｣を通して進路学習を進めています。でも、自分自らが主体的に選択・決定していくことはそう簡単なことではありません。｢なんとかなるさ｣｢誰かが選択してくれる｣など他人事のように考える生徒も意外といるのです。では、自らの意思と責任で決める主体的な進路選択にはどんな力を育てればよいのでしょう。附中のハーモニーでも歌われた『手紙～拝啓十五の君へ～』にそのヒントがあるように思います。『思いついたときから自分の選択した高校の受験日までが努力の期限です。目標を定めてあせらずじっくりと、諦めず粘り強くとりくんでいこう』の決意をもって前に進んで行きましょう。話はかわりますが、｢企業が求める人材像調査｣の中で、企業が採用で重視するのは｢社会人としての常識・マナー｣｢チームワーク力｣｢自己管理力｣だそうです。また、企業が若手社員に不足を感じるのは｢主体性｣｢課題発見力｣｢創造力｣だそうです。社会が求める力から学校生活の中での自分を見つめ直すことも忘れてはなりません。通信後半では、三重の県立高等学校の選抜システムを紹介します。（くわしくは｢三重県学校ネットワーク｣〈http://www.mie-c.ed.jp/〉に掲載されています） ※平成２９年度の日程については平成２８年６月頃正式に発表されます。前期選抜等入学願書受付 2/9・10 前期選抜等合格内定 ♪拝啓ありがとう十五のあなたに伝えたい事があるのです自分とは何でどこへ向かうべきか問い続ければ見えてくる荒れた青春の海は厳しいけれど明日の岸辺へと夢の舟よ進め合格内定となった場合は、後期選抜に志願できません 1. 後期選抜入学願書受付今負けないで泣かないで消えてしまいそうな時は自分の声を信じ歩けばいいの大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど苦くて甘い今を生きている人生の全てに意味があるから恐れずにあなたの夢を育てて 2/16 3/10 合格者発表 3/17 Keep on believing つまり、自分の大切な問題と向き合い、現実は厳しくとも夢を持って、自分を信じて進もうと言うことだと思います。そして、自分が分からないことは放っておかずに自分から尋ねる習慣をつけることも大切なことです。今まさに自分の進路を決めようとしている３年生、ご家庭で十分話し合うとともに、先生とも相談する中で自分自身の気持ちを決めることが大切です。そして決断したら入学定員に満たなかった学校は・学科・コースについては再募集があります。再募集 3/23（発表 3/25）通信制の再募集は４月に実施します追加募集（夜間定時制のみ） 3/29（発表 3/30）