4 施設の運営状況 (1) 利用実績 平成 25 年度の利用者数

綿帽子温泉館の指定管理者募集要項
1
目的
綿帽子温泉館の設置趣旨に沿った管理運営を効果的かつ効率的に行うため、地方自治法(昭和 22
年法律第 67 号(以下「法」という。
))第 244 条の2第3項及び八幡平市公の施設に係る指定管理
者の指定手続等に関する条例(平成 17 年 12 月 26 日条例第 206 号(以下「条例」という。)
)第2
条の規定に基づき、綿帽子温泉館の管理運営に関する業務を行う者(以下「指定管理者」という。)
を募集します。
2
指定管理者の指定
綿帽子温泉館の指定管理者については、条例第4条の規定に基づき、綿帽子温泉館の管理を行わ
せるに最適な者を「八幡平市指定管理者選定委員会」により指定管理者の候補者として選定し、議
会の議決を経て、指定管理者として指定します。
3
指定管理を行う施設の名称及び所在地
(1) 名称
綿帽子温泉館
(2) 所在地
八幡平市細野 436 番地9
4
施設の運営状況
(1) 利用実績
平成 25 年度の利用者数、利用料及び入湯税等の状況は、別表1に示すとおりです。
(2) 決算額
平成 25 年度施設管理に要した経費は、別表2に示すとおりです。
5
綿帽子温泉館の管理に関する基本的な考え方
綿帽子温泉館の管理については、法令等を遵守し、次に掲げる項目に沿って行わなければなりま
せん。
(1) 綿帽子温泉館の設置趣旨に基づき管理運営を行うこと。
(2) 利用者の平等な利用の確保及びサービスの向上を図ること。
(3) 施設の適切な維持管理及び管理経費の縮減が図られること。
(4) 個人情報の保護を徹底すること。
6
指定管理者が行う業務
綿帽子温泉館条例(平成 18 年八幡平市条例第5号(以下「温泉館条例」という。)
)第5条に規
定する業務の実施に関すること。
(1) 綿帽子温泉館の業務に関し必要なこと。
①
綿帽子温泉館の利用の許可に関する業務
②
綿帽子温泉館の施設及び設備の維持管理に関する業務
③
綿帽子温泉館の運営に関する業務
④
その他市長が必要と認める業務
(2) 綿帽子温泉館の施設等に関する業務
① 施設等の保守点検に関すること。
-1-
② 施設等の清掃を行うこと。
③ 施設、設備及び備品の維持管理に関すること。
(3) その他
① 上記のほか、市長が必要と認める業務
② 緊急時対策及び防犯・防災体制について、マニュアルを作成し、職員に指導を行うこと。
③ 個人情報の保護の体制をとり、職員に周知徹底を図ること。
7
利用時間等
平日は、利用時間を午前 10 時から午後9時までとします。ただし、指定管理者が必要と認め、
市長の承認を受けたときは、変更することができるものとします。
8
指定期間
平成 28 年3月1日から平成 30 年3月 31 日まで
9
利用料金等
(1) 利用料金制の採用
法第 244 条の2第8項に定める利用料金制を採用します。従って施設の利用料金は、指定
管理者の収入として収受できます。
利用料金は、温泉館条例で定める額を上限として、市長の承認を得て定めることになりま
す。
(2) 利用料金の減免
市長の承認を受けて、指定管理者は、公益上特に必要と認めるときは、利用料金を減免す
ることが出来ます。ただし、減免による減収について市からの補てんは行いません。
10
応募に関する事項
応募の資格は、次のとおりとします。
(1) 法人及びその他の団体とします。
(2) 市長、副市長、法第 180 条の5の規定により市に設置する委員会の委員若しくは委員 (以下「市
長等」という。
)
、又は市議会議員が、市に対し主として指定管理業務及び請負をする法人(市長等
の場合にあっては、市が資本金その他これに準ずるものの2分の1以上出資している法人を除く)
の役員等に就任している法人、又はその他の団体でないこととします。
(3) 次の事項に該当しないものとします。
① その他の団体の代表者が、法律行為を行う能力を有しない者、又は破産者で復権を得ない者
②
地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4第2項及び第 167 条の 11 第1項の
規定により、本市における一般競争入札及び指名競争入札の参加を制限されている法人又はその
他の団体
③
法第 244 条の2第 11 項の規定による指定の取り消しを受けたことがある法人又はその他の団
体
④
八幡平市及び八幡平市外における指定管理者の指定手続きにおいて、その公正な手続きを妨げ
た者、又は公正な価格の成立を害し、若しくは不正の利益を得るために連合した法人又はその他
の団体
⑤
国税及び地方税を滞納している法人又はその他の団体の代表者
-2-
⑥
暴力団(暴力団による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2
号に規定する暴力団をいう。
)又はその構成員若しくは暴力団の構成員でなくなった日から5年
を経過しない者の統制下にある法人又はその他の団体
11
応募書類
提出書類は次のとおりとしますが、それに係る費用は応募者の負担とし、提出された資料や書類は
返却しません。
(1) 指定申請書(様式第1号)
(2) 事業計画書(様式第2号)
(3) 定款、寄付行為、規約その他これらに類する書類
(4)
法人にあっては当該法人の登記事項証明書、法人以外にあっては団体の役員名簿及び組織に関
する事項を記載した書類
(5) 団体の前事業年度の貸借対照表及び財産目録(ただし、任意団体においては、その団体の経営
状況を示す書類をもって替えることができる。)
(6) 指定を受けようとする施設の管理に関する業務の収支計画書(様式第3号)
(7) その他市長が必要と認める書類
12
指定申請の方法
指定管理者指定申請書の他必要書類を添えて、土・日曜日、祝日、年末年始(12 月 29 日から翌
年1月3日まで)を除く受付期間内に直接持参してください。郵送、FAX等による受け付けは、
行いません。
(1) 受付期間等
平成 27 年 12 月 26 日(土)から平成 28 年1月 12 日(火)まで
午前8時 30 分から午後5時 15 分まで
(2) 受付場所
八幡平市野駄第 21 地割 170 番地 八幡平市役所 市民福祉部健康福祉課
13 質問の受付・回答
(1) 受付期間
平成 28 年1月4日(月)から平成 28 年1月6日(水)午後4時まで
(2) 提出方法
FAX(送付先:0195-74-2102)により質問内容を送付してください。
(3) 質問に対する回答
平成 28 年1月8日(金)までに応募者全員にFAXにより回答します。
14
選定方法、選定基準等
(1) 選定方法
選定基準に基づき、八幡平市指定管理者選定委員会において、応募書類等により指定管理者
の候補者の選定を行います。
(2) 選定基準
指定管理者の候補者を選定する際は、次の基準に照らし、公平かつ適正に審査し、選定しま
す。
① 施設設置目的が達成できること。
② 利用者の平等な利用の確保及びサービスの向上が図られること。
-3-
③
事業計画の内容が当該事業計画書に係る公の施設の効用を最大限に発揮するものである
とともに、その管理に係る経費の縮減が図られること。
④ 事業計画書に沿って当該施設の管理を安定して行う人員、資産その他の経営の規模及び能
力を有すること。
⑤ 市民の声が反映される管理が行われること。
⑥
⑦
安全管理の状況
労働福祉の状況
⑧ 環境保護及び障害者の雇用等の福祉政策に取り組んだ経営を行っていること。
(3) 審査の評価項目及び配点
応募団体から提出された書類について、審査項目ごとに配点を行い、それらを合計した総合
点数の最も高い応募団体を選定します。審査の評点項目及び配点、及び基本的な配点は、次のと
おりとします。
-4-
【審査の評点項目及び配点】
区分
配 点
評価対象
合
計
基本点
加算点
①
事
業
計
画
150
75
75
②
収
支
計
画
30
10
20
③
全 体 の 印 象
20
0
20
200
85
115
合
計
備考 1) 基本点は、記載がない場合は0点、関連する記載があれば満点とする。
2) 加算点は、原則的には相対的評価とするが、候補者が限定される場合には、現在の施設管理
のあり方と比較して改善や利用者の向上が期待できる内容かどうか等について評価していくも
のとする。
【基本的な配点】
①
事業計画
N0
審査項目
1
管理運営を行うに当たって
の経営方針について
2
安全・安心面からの管理運営
の具体策など特徴的な取り
組みについて
3
施設管理について
配
点
合 計
基本点
加算点
20
10
10
10
5
5
10
5
5
評価基準
管理運営を行う意欲、熱意、姿勢が
感じられるか。
安全・安心面のコンセプトの妥当性、
施設運営方針の妥当性
指揮命令系統を明示した組織図、配
ア
職員の配置
4
イ
職員の研修計画
10
5
5
職員の専門的知識・技能を向上させ
る研修体制が講じられているか。
5
ウ
経理
10
5
5
縮減を目指した経理に対する取り組
みの妥当性
6
施設の運営について
ア 年間の自主事業計画
置の妥当性
10
5
5
自主事業の内容が施設の設置目的に
合致しており、かつ利用者にとって
魅力的なものになっているか。
10
5
5
利用者への応接等、職員研修を計画
しているか。
7
イ サービスを向上 させ
るための方策
8
ウ 利用者等の要望 の把
握及び対応策
10
5
5
要望処理、苦情処理の妥当性
(利用者要望の反映の仕方、苦情解
決の方策は適切か。
)
9
エ 利用者のトラブ ルの
未然防止と対処方法
10
5
5
利用者へのトラブル未然防止策を講
じているか。
10
オ その他(地域と の連
携、他施設との連携)
10
5
5
地域連携や市民との協働の視点があ
るか。
11
個人情報の保護の措置につ
いて
5
個人情報保護の管理体制はどうか。
(職員への周知、書類の保管、利用
の適正等)
10
5
-5-
N0
12
審査項目
緊急時、その他
ア 団体の経営方針
配
点
合 計
基本点
加算点
10
5
5
13
イ 指定管理者の指定を申
請した理由
10
5
5
14
ウ 施設の現状に対する考
え方及び将来展望
10
5
5
②
評価基準
危機管理体制等の妥当性
申請の動機、アピール度
施設の将来展望についての考え方
収支計画
N0
15
審査項目
収支計画
ア 収支積算内容
配
合 計
点
基本点
評価基準
加算点
収支計画の見積額の妥当性
10
5
5
(無理、無謀な収支計画となってい
ないか。)
コスト縮減の妥当性
16
イ
コスト縮減
10
5
5
17
ウ
指定管理料、納付金額
10
0
10
③
(管理コストの縮減は図られている
か。
)
指定管理料の妥当性又は市への納付
金額の妥当性
全体の印象
N0
18
19
審査項目
計画全体の印象
地域連携・交流の促進
配
合計
10
10
点
基本点
0
0
評価基準
加算点
10
・計画書全体の印象
・添付書類の有無
・環境、福祉へのこだわり 等
10
地域の団体や人材等の活用、地域連
携など、地域育成に寄与した事業提
案となっているか。
15
選定結果
応募された法人その他の団体に文書で通知します。
16
選定審査対象除外
次の用件に該当する場合は、選定審査の対象から除外します。
⑴ 提出書類に虚偽の記載があったとき。
⑵ 提出期限までに必要な書類を提出できなかったとき。
⑶ その他不正行為があったとき。
17
協定の締結
指定管理者として選定された法人等は、議会の議決後協定を締結します。協定は、条例等を基に締
結することになります。
-6-
別表1
平成 25 年度利用実績
利用者数
(人)
料金単価
(円)
利 用 料
(円)
入湯税額
(円)
入 湯 税
(円)
収 入 額
(円)
区
分
大
人
39,062
500
19,531,000
830,068
2,929,650
15,771,283
小学生
2,056
250
514,000
25,700
0
488,300
計
41,118
―
20,045,000
855,768
2,929,650
16,259,583
平成 25 年度利用実績に基づく利用者数の推計
区
大人
利用人数
(推 計)
分
利用料金
市内に住所を有する 65 歳以上の者
(障がい者、老人クラブ会員、サロン団体利用含む)
15,762 人
200 円
市内に住所を有する大人
19,188 人
600 円
3,152 人
600 円
4,112 人
600 円
39,062 人
―
※(再掲)市内に住所を有する 60 歳~64 歳の者
上記以外の大人
計
-7-
別表2
平成 25 年度決算内訳書(施設管理に要した経費)
区
分
金
単位:千円
額
内
人件費
15,157
研修費
35
交際費
20
消耗品
1,233
訳
備
考
6人(調理人含む)、清掃4人
事務用品、施設管理用品、新聞・雑誌
車両用品
燃料費
6,918
軽油、ガソリン、灯油
光熱水費
6,166
水道、電気、ガス
修繕料
853
施設小修繕、車両点検整備
通信運搬費
196
電話、郵便代金
広告料
379
チラシ広告
手数料
173
ゴミ処理、クリーニング
レジオネラ・検便検査
優良店舗推薦、商工会商品券
保険料
143
施設賠償、車両、PL他
委託料
1,698
電気保安、自動ドア保守
浄化槽検査、浄化槽維持管理
循環パイプ洗浄(5回)
地下タンク清掃点検業務
消防設備点検
温泉教室講師料
使用料及び賃借料
負担金
238
10
FAXリース料、NHK受信料、BGM
防火協力会、テレビ共同アンテナ
危険物安全協会
租税公課
301
自動車重量税、自動車税
印紙・証紙、軽油税
食堂原価
4,044
食堂原材料
商品仕入れ
3,063
売店商品仕入
減価償却費
442
合
計
建物、器具及び備品、機械及び装置
41,069
-8-
※受託事業