業務委託の公示 株式会社国際協力銀行が行うモンゴル国における石炭

業務委託の公示
株式会社国際協力銀行が行うモンゴル国における石炭炭田開発及び鉄道建設プロジェクト
の輸入・投資事業化促進調査に係る業務委託の受託者を募集します。本業務の受託を希望され
る方は、応募要領に従いご応募下さい。
モンゴル国における石炭炭田開発及び鉄道建設プロジェクトの輸入・投資事業化促進調査に係
る業務に関する応募要領
平成 27 年 12 月 24 日
株式会社国際協力銀行
企 画 ・ 管 理 部 門
管理部長
須内
康史
1.業務の背景と目的
株式会社国際協力銀行(以下「当行」という。)は、モンゴル国(以下「モンゴル」という。)
政府(以下「モンゴル政府」という。
)の要請に従い、タバントルゴイ(以下「TT」という。
)
石炭炭田開発と鉄道建設プロジェクトのフィージビリティ調査を実施することを通じて、当該
プロジェクトへの日本企業の事業参画を促進することを検討している。
本業務は、モンゴル政府への政策的支援という観点から、当該プロジェクトの事業性や経
済性分析を含む包括的なフィージビリティを分析し、これをモンゴル政府やプロジェクト関係
者に提示することで、日本企業による事業参画判断の参考とすることを目的としている。
2.業務の内容
以下の項目について調査・分析し、調査報告書(和文 1 部・英文 3 部)を作成の上、提出
すること。
(1) TT 炭の需要及び価格見通し
① 世界的な石炭需要、供給及び価格見通し(一般炭及び原料炭)
② TT 炭の潜在的需要国(日本、ロシア、中国、韓国等)の現在の石炭調達状況及
び需要見通し
③ 地質学的見地からの TT 炭の品位分析及び同等品位の石炭との競合見通し
(2) TT 炭のコスト分析
① 山元コスト及び山元での選炭コスト積算
② サインシャンドまでの鉄道建設を前提としたロシア及び中国経由での輸送コス
ト積算
③ ガシュンスハイトまでの鉄道建設を前提とした中国経由での輸送コスト積算
④ 上記に加え、国内輸送コスト及びフレートを含む各国需要家別の最終コスト積算
(3) 輸送ルートの分析
① TT 炭田からサインシャンドまでの鉄道建設にかかる技術的フィージビリティ
② サインシャンドからロシア及び中国を経由した輸送ルートの安定性(既存の鉄道、
石炭積み替え設備、港湾等の輸送インフラの安定性、キャパシティ制約、及び通
関・保税措置・必要許認可等)
③ ガシュンスハイトから中国を経由した輸送ルートの安定性(既存の鉄道、石炭積
み替え設備、港湾等の輸送インフラの安定性、キャパシティ制約、及び通関・保
税措置・必要許認可等)
④ 輸送ルート安定性向上のための必要な方策
(4) 経済性分析
① (1)~(3)の分析の結果、TT 炭の販売数量及び価格を試算(メインシナリ
オの他、複数のシナリオを検討)
② ①の分析から算出された石炭販売収入見通しを原資として、本プロジェクトで必
要な鉄道建設等(選炭プラント含む)の CAPEX や OPEX を勘案の上、プロジ
ェクト全体としての収益性、ブレークイーブンポイント、プロジェクトのフィー
ジビリティを高めるための方策等について検討
③ 事業計画のまとめ(スケジュール、事業費試算、収支計画、最適な輸送ルート等)
3.応募要件
本業務を実施するにあたり最低限の要求要件として以下の要件のいずれかを満たしていな
い提案書については不合格とする。
・海外で石炭炭田開発及び石炭輸送のための鉄道建設プロジェクトに係る調査実績を有す
ること。
・モンゴルにおいてインフラまたは鉱山事業に係る調査実績を有すること。
4.実施スケジュール等
(1)業務従事時間(想定)
:業務実施期間に亘り、業務従事時間は合計約 18.6 人月(1 ヶ月
=22 日とする)を想定。
(2)現地調査
: 必要に応じ出張回数 5 回(合計 50 人泊)程度の現地調査を想定して
いる(モンゴル 3 回、中国 1 回、ロシア 1 回)
。なお、現地調査にか
かる業務は上記(1)の業務量に含むものとする。
(3)スケジュール: 平成 28 年 1 月下旬
契約締結、業務開始
平成 28 年 3 月下旬
中間報告書作成
平成 28 年 5 月上旬
調査報告書(和文・英文)完成
(4)業務実施期間: 契約締結日から約 4 ヶ月間
5.提案書及び見積書提出方法等
(1) 応募者は、下記書類の提出が必要となる。
① 提案書:正 3 部
(含:業務実施計画、業務実施体制、組織の実績・経験、業務従事予定者の経験・
能力等に係る記載)
② 見積書(見積価格及びその算出根拠):正 1 部
(2) 提出書類の詳細等については、
「提案書等の提出指示書」を参照のこと。
「提案書等の提
出指示書」は、下記サイトにある「関連資料ダウンロード」欄にアクセスの上、交付を
受ける者の情報(会社名、担当者名、連絡先等)を入力した上でダウンロードして受領
すること。
株式会社国際協力銀行ホームページ(http://www.jbic.go.jp)
→「調達情報」
→「入札情報/企画競争」
(http://www.jbic.go,jp/ja/info/bid-plan)
交付期間:平成 27 年 12 月 24 日(木)~平成 28 年 1 月 12 日(火)15 時 00 分
(3) 提出期限:平成 28 年 1 月 12 日(火)15 時必着(持参若しくは郵送)
(4) 提出先:〒100-8144 東京都千代田区大手町 1-4-1
株式会社国際協力銀行 企画・管理部門 管理部第 1 課 調達担当(TEL:03-5218-9212)
(5) 見積書は提案書とは分離し、封緘した上で、提出者名及び対象業務をこれに表記し、提
案書と同時に提出すること。
(6) 一度提出した提案書等について、差し替え、変更又は取消しをすることはできない。
(7) 契約金額は交渉によって決定する。
(8) 提出及び問い合わせ受付時間
土曜日、日曜日及び祝日を除く平日 9 時 00 分から 17 時 00 分(12 時 00 分から 13 時 00
分を除く)
6.その他問い合わせ先
株式会社国際協力銀行 資源ファイナンス部門 鉱物資源部第 2 ユニット
TEL:03-5218-3588(担当:成田)
以
上