虐待相談票(事例検討票)記入要綱

虐待相談票(事例検討票)記入要綱
〈記入要領〉
・ NO:未記入
・ 相談員氏名:未記入
・ 種別:
「電話相談」か「事例検討会」
、又はその双方に○印を付す。
・ 年月日:未記入
・ 時間:未記入
・ 相談者:
( )内に市町村名と地域包括支援センターの名称を記入する。
担当者の氏名と電話番号を記入する。
・ 相談の分類:虐待の種類に○印を付す。
その他の欄には、困難事例の主な種類を記入する。
・ 発見の状況:第1発見者から通報の経路を矢印で順次記入する。
・ 対象者: 氏名 〈個人を特定できないように、
「仮称イニシャル」を設定する〉
性別 (○印を付す)
年齢 (満年齢を記入する)
住所 (市町村名を記入する)
介護認定(有無と自立度を記入する)
認知症 (有無と自立度を記入する)
養護者(市町村と続柄を記入する)
・身体状況 (
「虐待発生までの時系列分析」を参考にして要因欄のみ記入する)
「虐待発生までの時系列分析」を参考にして要因欄のみ記入する)
➁心理的状況(
「虐待発生のまで時系列分析」を参考にして要因欄のみ記入する)
➂家庭的状況(
「虐待発生までの時系列分析」を参考にして要因欄のみ記入する)
➃社会的状況(
・好発因子 (
「虐待発生までの時系列分析」を参考にして要因欄のみ記入する)
・ 緊急度判断、対応度判断:未記入
・ 回答助言の内容:未記入
・ 結果:未記入
・ 紹介委任先:未記入
〈留意点〉
・ 個人を特定できる記録は一切削除する。詳細は、口頭伝達とする。
・ 上記9の①~⑤の「要因」の記入は、「虐待発生までの時系列分析」を参照して、欄内に収まる範
囲内で単語とする。詳細は、口頭伝達とする。
・ 上記9の①~⑤の「対策」
、緊急度と対応度判断は、相談者から「これまでの対応」を聴取しなが
ら、回答助言を参考にしながら双方の協働作業〈事例検討会方式〉とします。
〈申し込み手順〉
・ 定期電話相談・・・毎月第2水曜日 午後2時から5時
①虐待相談票とエコマップ(「環境結合表記」は記入不要)に記入し、センターに FAX 送信する。
②電話相談開催時にセンターから電話し、相談開始となる。
・ 事例検討会・・・毎月第4金曜日 午後2時から5時
① 虐待相談票とエコマップ(「環境結合表記」は記入不要)、その他提出可能な資料を前日までに
センターに FAX 送信する。
②事例検討会開催日までに、センターから電話し時間調整を行う。
③開催日当日センターに参集し、事例検討を行う。
FAX:019-625-7494(宛先に「権利擁護センター」と明記してください。
)
TEL:019-625-0110(シルバー110 番と兼用)
※お問い合せの際は「権利擁護センター」への電話であることを申し添えてください。
(記入要領参考資料)
虐待発生までの時系列分析
潜在因子
(先行条件)
(心理的状況)
(心理的状況)
夫婦や親子の関係の悪さ
意識:憎しみ、 摂食 : 表面的
(身体的状況)
(身体的状況)
身体機能の低下
疾病・障害・高齢・虚弱
(社会環境)
(社会環境)
(家庭環境)
ニン
サービス不足、合わないプラン
世間の目(排他的)
家庭の価値観:暴力容認
経済力低下、社会交流不足
【 きっかけ、できごと 】
・介護負担増、寝たきり、認知症、失禁、高齢者介護者
の病状悪化、意識(腹を立てる)
、行動(言葉の攻撃)
接触(一方通行)
、暴力容認
・失業、生活不安、他人の出入りが少ない、解決の見通
しのない不安状況
(兆
【 好発条件 】
精神障害
アルコール依存
問題性格
依存・未成熟
移住
候)
●高齢者
表情(暗い)
、整容(頭髪乱れ)
、会話(口数少ない)
、態度行動(依存的)
・ 表情(暗い)
、整容(頭髪乱れ)
、会話(口数少ない)
、態度行動(依存的)
あざ、うち身、捻挫、脱臼、骨折、やけど、放棄、治療拒否、食事制限
・ あざ、うち身、捻挫、脱臼、骨折、やけど、放棄、治療拒否、食事制限
●虐待者
表情(疲労)
、整容(身なりを構わず)
、会話(大変さの訴え)
虐待の発生
(身体的、性的、心理的、経済的、放棄)