参考資料 [PDFファイル/1006KB]

喜多⽅市総合戦略における「具体的な施策(事業)」に関する提案⼀覧表
(総合戦略に位置付けるとした場合の対応関係整理版)
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)内容
施策(事業)の目的
施策(事業)の概要
参考(9/14現在)
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
目標値
備 考
基本目標1【本市における安定した雇用を創出する】
基本的⽅向①【基幹産業の「稼ぐ⼒」を⾼め、地域経済を活性化する】
1
2
○街中の農地に苺ハウスで周年苺の水耕栽培をする。温度管理には地下水利
用による風穴冷暖房を試みる。また、苺のスイーツ、加工品、苺グッズ等の販
売、苺遊具の設置による憩いの場の提供。
○女性スタッフは年収300万。直売で再生産価格を確保。苺は女性各世代大 売上げ
好き果物№1、かわいい、美味しい。
○暖房はバイオマスで冬季でも15度の地下水を利用した複合暖房をしたい。
イチゴランド事業
○雇用の創出
酒米地産地消作戦
○市内酒造メーカーの酒米使用量は年間約2,404tである。市内の酒米の年間
生産量は約558tで、年間使用量の約23%である。市内酒造メーカーに市内産
の酒米をもっと使用していただき、農家は酒米さらなる増産を図る。
○市内農家が生産している酒米の増産を図り、か ○市が農家に対し、酒米を作ることにより発生する不利益分を補助する。
つ市内酒造メーカーが使用量をさらに増加するこ ○酒造メーカーが市内の酒米を購入することで発生する不利益分を市が補助す 市内産酒米の生産
量、市内酒造メー
とで、雇用を創出し人口増加を図る。
る。
カーの市内産酒米使
○地産地消の推進により、農業と酒造業の振興を ○JAの農家との酒米栽培契約期間を5年にする。
用量
図り、市内への若い人の流入を増やす。
○酒米研究会を作る。
○酒造メーカーの発注より、JAは5%多く農家に発注する。
○ふるさと納税者にもっと日本酒を選んでいただくようアピールする。
○喜多方市民が酒造メーカーを応援し、喜多方の地酒を消費する。
○意識の高いひとは、無農薬でフードマイレージの低いものを買う傾向にある。市
内スーパー等の一番目立つところで地元産農産物を販売する。生産者の写真・
取組みの紹介、搬入予定時刻を掲示する。市ホームページで地元農産物の販 売上げ、地元産農産
売場所をアピールすることで、地元だけでなく他所からの人も呼び込む。
3 豊かな自然・風土を活 食の地産地消の推進 ○地元産の新鮮な野菜を手に入れやすくし、買う
側・生産者ともども良い流れをつくる。
○消費者と顔が見える関係を築き、農業者の収入アップと新規就農者の支援・ 物の消費量(割合)
かした農林業の振興
拡充に繋げる。地域でお金を回す仕組みの一つにもなる。農業者が売り場と近い
場所にいることでマーケティングもでき、生産・販売の意識も高まる。
4
適米を中心に低コスト化・品質向上を目 ○補助単価
水稲直播栽培促進事 ○酒造好
的
とし、水
稲の直播栽培の取組に対する補助を行 非主食用米 10,000円/10a、主食用米 5,000円/10a
業
う。
(WCSは対象外)
直播栽培実施面積
市からの提
案(農林
課)
5
率
水田利用型園芸作物 ○水稲から園芸作物への作付転換を図る農家に ○補助
資材等経費(種苗、肥料、その他生産資材) 1/2
対し、初期経費への補助を行う。
機材等経費(播種機、収穫機等の軽微な機材) 4/10
導入支援事業
(上限300千円)
園芸作物転換面積
市からの提
案(農林
課)
1
No.
施策展開の方向性
6
7
経営感覚のある農業経
8 営体が中心となった農
業構造の確⽴
9
10
11
製造業・次世代産業の
育成による競争⼒強化
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○行政区程度の規模で森林施業に同意を得られる区域を公募し、その区域を
森林整備重点特区に設定。その重点特区を単位として森林組合で森林経営計
画を策定する。
定後は国や県の補助金を使えるようになるため、重点特区内で路網 市内民有林(約
重点特区を設けた森林 ○森林経営計画策定率増加のためのモデル提示 経営計画策
24,000ha)における
整備や間伐等の森林整備を一体的に実施する。
及び森林施業実施体制強化のための支援
森林経営計画の策定→森林整備実施の流れを重点特区で示すことで、喜多方 森林経営計画策定
施業の推進
市内民有林における施業モデルとする。
○また、特区設定による森林整備推進と同時に、高性能林業機械導入のための 率
補助や、新規就業者雇用のための補助等、林業事業者の森林施業実施体制の
整備を支援する。
○集落営農等組織化推進支援
○集落営農等組織化推進支援
象 農村集落等
営農組織設立への取
織化に向けた集落内での話し合い、研修会、 対
多様な担い手育成支援 先組進地
補助
額 定額100千円(予算5集落分500千円)
視察
等の
経
費を支援
組み団体数、農業用
○農作業受託組織等育成支援
事業
○農作業受託組織等育成支援
機械導入団体数
象 農作業受託組織
受託組織の拡充に必要な機械導入等を支援 対
補助額 8%(上限1,000千円) (予算2団体分2,000千円)
融資を受けて機械・施設を整備する取組みが対象
先進的モデル経営体育 ○一定要件(経営規模等)を満たす経営体の機 ○補助
農業用機械導入団
率 融資残の1/2 (2経営体を予定)
械・施設整備を支援
要件 平場20ha以上
成支援事業
体数
中山間等11ha以上
け手への支援 10,000円/10a
○担い手による農地の集約を促進するため、集約 受出し手への支援
5,000円/10a
担い手農地集約化支援 化につながる農地の利用権設定について、農地の (農地中間管理 機構
を通した場合は対象外)
農地集約面積
受け手、出し手に対し交付金を交付する。
事業
※ 農地中間管理機構を通した場合は、出し手に対し20,000円/10aが交付さ
れる。(耕作者集積協力金)
○本市の産業は、アルミ関連産業を中心に発展し
てきたが、さらなる活性化のため、関連する企業が ○「アルミのまち喜多方産業活性化協議会」を設立し、協議会が行う市内のアル
や経済循環を行うとともに、製 関連製造企業の連携を促進させるための事業内容のプレゼン会や工場見学
アルミ関連産業を中心 造連携技術してや情報交換
経営・生産などに関する課題を共に解決 ミ会、発注の
循環や営業の連携、生産品質を向上させるためのトラブル、クレーム 製造品出荷額、付加
質で付加価値の高い製品 等の情報共有
とした産業活性化事業 づしていくことにより、高品
、勉強会の開催、技術開発センター・品質保証センターの設置や 価値額
くりに取り組み、揺るぎない信頼を獲得することに 誘致に向けた情報
収集や先進地視察などの活動を支援する。
より、将来的には国内はもとより世界に向けて販路
拡大を目指す。
製品・新技術の研究開発や市場調査の取組 ○新製品・新技術の開発のため企業自らが主体となって行う応用研究や技術試
喜多方市ものづくり企業 ○新
により
の強化を目指す市内製造業者の方 験等及び本補助事業により行う研究開発に関する実需者への調査への支援 受注拡大、販路開拓
等研究開発支援補助 を対象競争力
に、研究
開発等に関する経費の一部を補 補助率 1/2以内
等に取組んだ企業数
金
助する。
基本的方向②【新たな産業や雇用機会を創出する】
12
○昔から喜多方市では、山菜や煮豆などを缶詰に ○第3セクターが中心となり、市、専門職、民間事業者、給食センター等が協力
加工し、保存し、食す、ということが盛んにおこなわ して
商品開発を行う。
れてきた。このような喜多方の慣習と今日の日本 ○喜多方は
食べきれないほどの野菜ができるので、これらを格安で
の現状、そして、今後売れる(必要になる)であろう 仕入れ、商品夏化になると、
し
(例
え
ば
開けてすぐに食べられるパスタやリゾット…野菜の形 商品化数
総合的に考えたところ、「非常食」というキー が悪くても加工すれば問題、のなし
非常食開発プロジェクト ワものを
)売れ残りは「防災の日」に学校で食してもらう。
ードに辿り着いた。
○
特許
・
実
用新
案
に
明
るい人
材
にも
協力を願い「非常食といえば喜多方」と言わ
こうした技術を活かして新しい事業を起し、地元雇 れるまで販路を広げ、軌道に乗ったら会
社化し、更なる技術開発(レトルト・ヒート
用の促進を図り、喜多方に愛着を抱いている若者 パック化)を行っていく。
の流出を阻止する。
2
8.6%
目標値
備 考
市からの提
12.0% 案(農林
課)
市からの提
案(農林
課)
市からの提
案(農林
課)
市からの提
案(農林
課)
市からの提
案(商工
課)
市からの提
案(商工
課)
No.
13
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
日本酒以外のお酒の特 ○観光客の喜多方の滞在時間を増やす。
産品化
豊富な地域資源を活用
した新たな市場への参
入による所得向上・雇
温泉を活用した新たな ○地域の資源を活かした新たな産業の創出。
14 用創出
地場産品の開発
15
16
施策(事業)内容
KPI(数値目標)
施策(事業)の概要
目標項目
基準値
○以前盛んだったホップの栽培を復活させ、地ビール工場を作る。日本酒と共に 地ビールの消費量、
楽しめる「カーブドッチ」的な滞在型の施設を作り、観光客の集客を図る。宿泊先 観光客一人あたりの
(農家民泊を含む)と連携し、喜多方への宿泊客を増やすとともに、農業者を含 滞在時間(消費金
む雇用の創出も図る。
額)
○熱塩温泉(塩化物泉)+伏流水による「あわび・トコブシ・なまこ」の養殖に挑戦
する。メリットとして海水に近い泉質と加温が不要、消費地が近い、高速運送が可
能、地元での観光消費が期待できる、建物内で養殖ができる等がある。
○近年サクラマスやトラフグ、ヒラメなどの海水魚が陸上養殖されているが、魚は 養殖に成功したあわ
単価が高いものの、えさや排水などの問題や施設が大きくなることと等を考慮す び等の数、市場への
ると新規参入は難しい。しかしよりコンパクト(ウニと同様にかごでの密集飼育が可 出荷数・出荷額
能)で設備投資に見合った収益性などを考慮すると、「あわび・トコブシ・なまこの
養殖」はかなり有望と思われる。
○温泉旅館での消費だけでなく、市内の飲食店の新メニューの起爆剤としても期
待できる。
率 2/3 (上限400千円)
アグリチャレンジ支援事 ○地元農畜産物を活用した新商品開発や販路開 補助
新規3
団体を予定(継続団体なし)
新商品開発件数
拓の取組みを支援
業
※事業採択にあたっては選考・評価委員会を開催
○新しい物語を作る。例えば、喜多方の土地が美味い米を生み出すのは、太古
○農業と観光業の
コラ
ボレーショ
ン
による新しい産
の昔にあった地中湖からしみ出す水と飯豊山系の伏流水が組み合わさることに 観光入込数
新たな6次産業化 業の創出
よるといわれる。そのような物語を地元出身の作家に脚色を加えてもらい、新た
な観光のストーリーを作る。
17
○再生可能エネルギー発電を推進し、事業主体
の収入増加を図り、財務内
を改善する。それに
元気100倍発電作戦 より、住民の金銭的負担が軽容減され、魅
力ある行
政サービスが提供され、活力ある市を目指す。
18
コンパクトバイオマス発 ○里山・地域の整備及地球温暖化の抑制
○雇用創出
電コミュニティ
19
(仮称)「喜多方再生可 ○市の公益事業を推進し税収以外の収入を確保
すると同時に、雇用の創出と民間投資を促す「喜
能エネルギー(株)」の設 多方市スマー
トタウン構想」を具現化する。
立
再生可能エネルギーの 木質バイオマス等の再 ○クマやサルなどの被害を減らすため周辺の森林
を手入れし、伐採した木をエネルギー源として使
20 導入による地域内経済 生可能エネルギーの利 用し、さらに雇用創出の流れも作る。
用
循環
○市をはじめとして公共性を有する組織が事業主体となり、太陽光発電や小水
再生可能エネルギー
力発電を推進する。
○売電収入により事業主体の財務内容を改善し、市民・住民の負担軽減及び による発電量
サービス向上につなげる。
○自分で使う電気は自分で作り出す、方法は里山の森林伐採し焼却するそこで
出来た熱で発電、集落単位で行い電力と給湯を提供。道路の消雪にも使えれば
と思う。
○森林は広葉樹の植樹で10年後にはまた伐採でき、二酸化炭素の浄化にも一 発電量
役買う。山での仕事が雇用創出・野生動物の適正生息地への誘導に繋がる。
○中東からの化石燃料ではなく地域のお金を地域で回す。
○官民一体で(仮称)「喜多方再生可能エネルギー(株)」を設立し、小水力・太 発電量、市内総消費
陽光・バイオマス・地熱などの再生可能エネルギーで生み出した電気を住民や 電力に対する供給比
商店・企業へ売電し、市内のエネルギーの自給自足を図る。
率
○一般家庭には、薪・ペレットストーブ・ロケットストーブの利用を促進するため、煙
突設置や薪・ペレットストーブ購入にかかる費用の一部を補助する。
○市の公共施設に薪・ペレットストーブを導入し、行政から需要を増やしていく。
○地元金融機関の融資により薪ストーブやチップボイラーのリース会社を立ち上
げ、浮いた石油やガス代金で設備費用と薪代の両方を賄うシステムの導入も視
野に入れる(藤原浩著『田園回帰1%戦略』)。
○個人の森林の間伐(伐採)や、業者等に委託して間伐(伐採)する場合にも最 薪・ペレットストーブ等
初は市から補助金を出すが、いずれ山の手入れ→民間業者が薪やペレットを生 導入件数、新規雇用
産・販売の流れを作り、薪ストーブやロケットストーブの利用者が増えた場合は、 者数
利用者の見守りを兼ねた薪の配達人を募集し、さらに雇用の枠を広げる。
○化石燃料に頼ることのない身近なエネルギーを見直すことにより、山の手入れ
(鳥獣による農作物被害の減少、対策費用の削減)、雇用の創出(林業従事者、
薪販売者、ペレット加工業者に加え、地域の見守り隊としての燃料配達人)に繋
げる。山を自然な形の樹木に植え替え自然保護に繋げていくほか、地域でお金を
回す仕組みづくりを目指す。
3
目標値
備 考
市からの提
案(農林
課)
企業からの
提案
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○森林組合や民間事業者が協同して、木質バイオマスによる発電やCLTにより
産業を創出し、商店街のシャッターをなくし「和のまちづくり」による再生を図る。
○中心市街地から通勤で森林地域で働けるようにする。
○オーストラリアのように、全会津で森林大学を育成する。
21
バイオマス産業の導入 ○バイオマス産業を創出する。
22
○当地の主力作物である(半陰性作物)ほうれん草、レタス、アスパラガスなどを
栽培する畑の上(2~3m)に太陽電池パネルを設置し、発電と作物栽培を両立
させるソーラーシェアリングを行う。太陽光パネルを高く設置することで、下にトラク
ターを導入できるため、従来の畑の大部分を耕作地として活用できる。メガソー 導入農家数、ソー
ソーラーシェアリングの 「○豊かな畑をエネルギーに変える。地元消費型
ーのように広大な土地を発電のみに使うのでなく、農業と発電をシェアするとい ラーシェリングによる
シェアエネルギー」による新しいエネルギーの創 ラう新たな
視点からのエネルギー供給を検討する。
普及促進
出。
○これらのエネルギーは、地産地消のため市の公共施設に給電し、市の公共施 発電量
設の使用する電気エネルギーのうち地域で作ったエネルギーが年間50%をまか
なうことを目指す。また市内各所にEV自動車の充電拠点を設置することで環境
安全都市を目指す。
目標値
備 考
企業からの
提案
基本的方向③【本市への企業の進出を促進する】
○首都圏在住の喜多方市出身者、あるいは大手企業に勤務経験のある市民に
呼びかけ、伝手を頼りに上層部にアポイントを取ってもらい、プレゼンに強いPR隊
が直接訪問を行う。
○「喜多方の良質な水」にプレミアムなイメージを加え、食品メーカー、化粧品
メーカー、医薬品メーカーなどを誘致する。(NHKの「マッサン」が放送されてか
新たな企業⽴地や設備
企業も少なくないとか。)
○喜多方の強みである「良質な水」(飯豊山の伏 ら、地方に目を向ける
「良質
な水
が
あり
ます」
○
社
員に対しては、喜多方市内の温泉の
回数券を毎年プレゼントするなど、福利 訪問件数
流水)と、会津縦貫北道路開通による利便性を武 厚生の面で支援を行う。その他子育てをはじ
23 投資がしやすい環境の 企業(工場)誘致事業 器に、大手
め住みやすい環境を整えることで、
企業を誘致する。
既存の若い従業員に満足感を与え「一度は行きたい転勤先」と、口コミで広めて
整備
もらう。
○また、利便性については、会津縦貫道に加え、ヘリポートがあることも(使えれば
の話だが)アピールする。
○企業誘致はこれまでも行ってきたとは思うが、民間会社の社員が営業に歩くよ
うにして成果に結びつける。
基本的⽅向④【地場産業の魅⼒・付加価値を向上させる】
24
25
存商品の販促や消費者嗜好を捉えた新商品の開発、販路開拓、資金調達 新商品数、地域特産
地域資源を活用した商 ○地元名産品の開発・振興による観光客誘致と ○既
を支援する。魅
力ある商品の観光資源化で観光客の誘客と観光客消費額の増 品の売上高
品開発・販路開拓 観光消費額の増加
加にも寄与する。
○酒米の特産化、酒の肴の研究
育(農業活性化)
市特産品の付加価値向 ○喜多方の特産物、酒、ラーメン、そば、せんべい ○チャーシュー用の豚の飼
売上げ、新商品開発
○
そば
用タレの研究
(
醸造業と
等のさらなる特産化を図り、安定した暮らしを創り ○せんべいの高付加価値化 コラボ)
上等による収入増加・ 出す。
件数
雇用創出
○木材産業の高付加価値化
○事業拡大に伴う研究機関との共同開発+雇用者の増加、人材の育成・確保
4
企業からの
提案
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○農産物直売所(被災地の魚も販売)、食育に繋がるレストラン(例:朝食と日曜
日に開催、レストランをやらない時間帯は食育の調理実習に使う)、食品加工施
設、グリーン・ツーリズムの受付・受入れ、伝統工芸体験(和綿の機織り、根曲り
竹細工等)、観光案内、幅広い年齢層が集えるコミュニティサロン、南相馬や浪
江町のブース、ワークショップ開催スペース、廃油の回収所などの機能を持った
体験スペースを広げるなど、空間 来所者(参加者)数、
情報発信基地を兼ねた ○人が集える場所としての直売所、情報発信基地 施を有設を作る。冬場は直売所スペースを小さくし
効
活
用する。
26
を作る。
売上げ、
○桐桜高校、耶麻農業高校の生徒の職場体験の場としても利用する。
喜多方産品のPR強 直売所の整備
○定期的なバスの運行や、市民への情報発信も行う(コンシェルジュの採用)。
○雇用者数や観光客数の増加、伝統文化の継承を図る。子育て世代が集まっ
化・魅⼒向上による消
てコミュニケーションをとることにより、子育て支援にもなる。廃油から石鹸を作る
費・販路拡⼤
ワークショップを開催することで、ごみや環境に対する意識づけを図る。廃油で動
く車も走らせる。
○国内外で開催される展示商談会への参加等により喜多方産品の販路拡大を
○喜多方産品の国内外販路拡大
喜多方ブランドの認知度アップによる観光客の増 支援する。
27
喜多方産品の販路拡大 加にも寄与する。
○商談会参加時においては、海外への渡航費補助等により参加事業者の負担 商談件数・成約件数
を軽減する。
28
29
○食用米である喜多方産コシヒカリを魚沼産コシヒカリ並み又はそれ以上の品質
に育て上げる。
コシヒカリ(食用米)を海外へ輸出する ○
喜多方産コシヒカリどん ○喜多方産
稲作農家、喜多方市、JA、県農業センター等で共同して「コシヒカリ品質向上 喜多方産米の輸出量
ことにより、農業の振興、雇用の確保、人口の増加 研究会
」を立ち上げる。
どん輸出作戦
を図る。
○総合商社を通して台湾や中国の富裕層向けに本市産コシヒカリを輸出する。
○契約はL/Cベース、ドル建てだが、為替リスク等は総合商社に負担してもらう。
材や技術等を活かした喜多方産品の ○国内または海外で開催される見本市や商談会等への出展を通じて販路開
喜多方ブランド国内外 販○優れた素
路開
拓に係る取組みを支援することにより、地
拓・拡大に取り組む団体に対し、出典に要する経費の助成を図る。
販路開拓等支援事業 域経済の復興・活性化に資する。
目標値
備 考
市からの提
案(観光交
流課)
基本的⽅向⑤【地域のブランド⼒を⾼め、観光誘客を拡⼤する】
30
新たな観光素材の磨き ○観光資源の充実
上げ
○旧塩川町長である故・花見弘平氏は旧帝国海軍において駆逐艦「天霧」の艦
長を務め、太平洋戦争時に後の大統領である故・ジョン・F・ケネディ氏が艇長を
務める魚雷艇を沈めたこと、そして戦後の両者の手紙のやり取りなどは有名なエ
ピソードであるものの、観光資源として活用されていなかったように思われる。下
利根川多目的集会所にある顕彰碑をはじめ、縁のある場所に観光客向けの案 観光入込数
内表示を充実させ、来訪者の増加を図る。
○現在人気となっているオンラインゲーム「艦隊これくしょん」に天霧が未登場で
あり、今後追加されるものと思われる。ゲームファンによるいわゆる「聖地巡礼」が
予想されることから、前もって整備しておくことで観光収益の増加を図る。
観光素材の発掘・磨き
○自転車を利用した周遊促進マップ(パスポート形式)の整備
・初級 市街地まち歩き+サイクリング
上げによる滞在時間や
・中級 市周辺部への誘導
上級 サイクリングロード等市町村を超えた広域
観光消費額の増加
○本格的なスポーツサイクリング利用者をメイン ○・自転
自
転
車
による市内
周遊
車利用観光客の特典
ターゲットとした環境整備を行うことによる、市内周 ・参加者
31
特典 古代文字等喜多方らしさをあしらったビブス
促進基盤整備事業 遊の
促進及び観光入込数の増加
・宿泊者特典 上記該当者限定特典
○スポーツ自転車利用者の観光環境整備
・サイクルハンガー設置箇所の見える化(のぼり旗、プレート等)
・サイクルハンガー付属品(自転車メンテナンスキット)
5
自転車利用観光客の
入込数
一般市民か
らの提案
市からの提
案(観光交
流課)
No.
施策展開の方向性
32
施策(事業)名称
三ノ倉高原花畑事業
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
○引き続き東北最大規模を誇るヒマワリ畑をはじ ○三ノ倉高原花畑の造成
め、春から秋にかけて四季折々の花で楽しめる花 ○受入態勢の整備
畑づくり等を展開し、観光都市「喜多方」のイメージ ○ひまわり畑ポスター・フォトコンテストの開催
の回復・創造に資する。
○三ノ倉高原花畑誘客・消費喚起イベント開催への支援
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
目標値
備 考
三ノ倉高原花畑への 7,000人 8万人(H28 市からの提
交
来場者数
(H24年度) 年度) 案(観光
流課)
基本的方向⑥【企業・商店の経営基盤を強化し、生産性・収益性を高める】
○経営革新や経営課題の解決を図るため経営・ ○市内の商工業者が、経営革新等を図るため「専門家」の招へいに要した「謝
喜多方市
専門家派遣
技術・財務・法律・知財などの分野の専門家を招 金」、「旅費」について支援
33
き、適切な診断・助言等のもと発展を目指す市内 補助率 1/2以内
事業
企業の経営能⼒強化、
の商工業者を支援する。
生産性向上に対する支
製造業が行う『ムダの無いものづくり』へ ○実施希望企業へ講師2名を無料で6ヶ月間(10回程度)派遣し、ムダの無いも
援
ものづくり企業リーン生 ○市内の
の支援として、
「リーン生産方式」の導入実践によ のづくりの実践支援を行う
34
産方式等実践支援事 る経営・生産革新の取組みについて、
山形大学の 補助率 定額
業
協力により専門家を派遣する。
市からの提
案(商工
課)
○戦略的な事業活動計画に基づき受注拡大・販
路開拓に取組もうとする市内事業者を対象に市場 ○戦略的な事業活動計画に基づいて行う市場調査、営業活動、試作品研究開
調査費、営業活動費、試作品研究開発費、展示 発、展示会等出展、専門家招へい、 品質向上に資するQC活動などへの支援
会等出展経費、専門家招へい経費、品質向上に 補助率 補助対象経費の2/3以内
資するQC活動経費等の一部を補助する。
市からの提
案(商工
課)
35
企業・商店の受注・販
路開拓の⽀援
喜多方市受注拡大・販
路開拓支援補助金
市からの提
案(商工
課)
○喜多方市外で開催される展示会等に出展し、 ○展示会等の出展小間料、展示品の送料、旅費等の1/2以内
喜多方市展示会等出 技術力
や製品をPRすることで販路拡大を図ろうと 補助金額の千円未満切り捨てた額)
する市内事業者を対象に、展示会等の出展小間 (
展補助金
○1企業につき当該年度上限20万円まで。
料等を補助する。
市からの提
案(商工
課)
○「販売力や集客力、店舗の魅力」など「あきない ○補助対象経費
あきない力向上支援事 力」
の向上に取り組む方に、事業にかかる経費の 広告宣伝費、会場使用料、商談会等出展料、設備費、開発費、旅費、専門家 事業実施店舗数
37 魅⼒ある商店づくりに
業
よる消費の促進
一部を補助する。
派遣費、事務経費
市からの提
案(商工
課)
36
(税制優遇、奨励金の
38 頑張る事業者に対する
交付など)
支援
基本目標2【本市への新しいひとの流れをつくる】
基本的方向①【本市への移住を促進する】
39
Uターンの促進
○一度喜多方を離れた人が、他所での生活で得た経験を持ち帰って、喜多方の
ための企画・立案を行う。
○合併前の旧市町村それぞれの出身者を地域おこし協力隊で募集。自薦のほ
か他薦2名(親族以外の1名必要)とし、喜多方外の環境を知った人の視点で、こ
○有能かつ郷土愛を持った喜多方出身者を呼び れからを
考え、提案してもらう。
Uターン者数
戻し、人口増加と地域活性化を図る。
○地元に帰って地元のために働きたいと思う人を、積極的に雇用することによるU
ターンの促進、道筋をつくる。地域おこし協力隊メンバーが定期的に立案・意見
交換をすることにより、旧市内と他地域との交流を促進し、一本化した喜多方の
取り組みとして生み出していく。
6
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○比較的知名度の高いスポーツ選手、芸能人を
イメージキャラクターに起用。
○いきなり有名人が、にこやかに「住むなら喜多方!」と薦めてきたら…少なくとも
「魅力の会津…住まうは喜多方」的キャッチコピー 県内の在住者には、かなりのインパクトを与えことができるのでは?
で、水、米、酒、桜、風景など、会津若松市とはひ ○また「会津若松が新宿(仕事や遊び)なら、喜多方は中野(住むのに最適)」と
「魅力
の
会津…住まうは
と味違うカ
ラーを全面的に打ち出しパンフレットなど いったイメージをやんわりと盛り込み、福島県中通り・浜通りおよび首都圏向けに 転入世帯数
40
行う。
情報を発信し、会津(または田舎)に転居を考えている人々に喜多方市を選択肢
喜多方」イメージ戦略 でPRを
○また、会津縦貫北道路開通(会津若松インター に加えてもらう。
まで15分!)で利便性が良くなったことをパンフ ○さらに、プレゼンに強い人材でPR隊を結成し、企業誘致に尽力してもらうなど、
レット等で強調し、企業誘致を図り、一般の方には あらゆる資源を最大限に活用する。
転居先の選択肢に加えてもらう。
○都市部にすむ定年退職直後の優秀な熟年層をターゲットに、空き家や田畑を
利用し2地域居住を含む移住を促進する。都会で培った経験や能力を子ども達
○都会で培った
経験
や
能力
を市内の子ども達や
材育成に貢献しながら自身も生涯現役で輝ける場
の定年退職者の移 若者に伝授することで、人材育成に貢献しながら や若者に伝授することで、人
所を設ける。
41 本市の魅⼒を活かした 都会
移住者数
住促進
自身も生涯現役で輝いてもらう。
○病気や要介護になったときの医療・介護を充実させ、墓地まで面倒を見る。
移住の促進
○そういった一連の姿を見ていた次世代も感化され、老後は地方で暮らそうとい
う意識の醸成を図る。
42
農業ワーキングホリデー ○農業ボランティアや新規就農者を増やす。
43
農業体験事業
44
45
46
○現在使われていない、高郷町にある寄宿舎を宿泊場所として提供する。現行
の「喜多方ワーキングホリデー」制度を一部変更し、自炊しながら、農業のお手伝 農業体験参加者数
いや新規就農のための実習、田舎暮らし体験をしてもらう。
○首都圏からの新規就農希望者に一連の農作業 対象 原則2泊3日の3回(夏、秋、冬)全てに参加できる者
体験(園芸)の機会を提供する。
内容 東京からの交通費のほか、農泊、体験受入れ等の経費を市が負担
農業体験参加者数
○大学進学時に支給する、返済不要の奨学金を作る。対象者は喜多方市に住
んで5年以上とし、高校2年生の3月時に選考する。応募者は公開スピーチで選
考する。小学校入学・卒業、中学校入学・卒業時に保護者からの資金を集め、 子育て世代の移住世
返済不要の奨学金 ○子育て世代の転入、定住を増やす。
市からの補助も加える。
帯数
○子育てで一番お金がかかるのは大学進学時なので、返済不要の奨学金がも
らえるならば子育て世代の移住促進に繋がると思われる。
○地方への移住を考えているが、様々な理由で躊躇している人は少なくない。
○そこで移住前の体験(お試し)を推奨する。週末や長期休暇が取れる大型連
休、夏休みなどに来てもらい、短期間住んでみて移住のシミュレーションをしても
らう。そこで畑を体験したり、自然を味わってもらうことで都会の人のあこがれの里 お試し移住体験者数
移住希望者の掘り起し ○将来の移住者の開拓
山がここにある事を知っていただく。
○こうした体験を広げることで、潜在的な移住希望者を掘り起こすと同時に、HPを
はじめ様々な方法やメディアを通じてPRを行う。
各種情報の提供件
(都市部や県内市町村)・転入者を増加 ○移住者への空き家情報・雇用情報・新規事業の促進(農業においては田畑の 数、
(仮称)「喜多方移住サ さ○移住者
等からの
せ、活力あるまちづくりを推進すると同時に、古民 提供、後継者募集等)のため、農業従事者、JA会津いいで、不動産業者、商工 相談移住者
ポートセンター」の設立 家、蔵等を再生さ
件数、
移住者等
せ有効活用を図る。
会議所等が中心となってサポートや再生事業を行う。
とのマッチング件数
○各行政区・組の方々の協力のもとに、空き家バンクの整備を行う。農業委員会
協力のもとに、農地バンクを作成する。
数、新規就農
バンク、空き農地 ○空き家バンク及び農地バンクを充実させ、人口 などの
○持
ち主
から賃貸・販売の希望を聞き、貸主が選びやすいよう仲介する。空き家 移住者
47 移住者に対する住まい 空き家
増加を図る。
者
数
バンクの作成
を購入しやすいよう「福島県空き家・ふるさと復興支援事業」を紹介する。農地付
の空き家も提示することにより、就農の促進も図る。
や仕事の支援
7
目標値
備 考
市からの提
案(農林
課)
No.
施策展開の方向性
48
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
新規就農者の定住促進 ○就農を目指す若者の定住をサポートする。
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
目標値
備 考
○農地付の空き家のリストを作成(空き家バンク)し、就農希望者に無料、もしくは
安価で貸す。農業指導や定住のサポート者を紹介する。冬季は、地域の人々と
の交流と収入の手助けも兼ねて、地域の除雪要員となってもらう。
数、新規就農
○慣れてきたところで、喜多方市グリーンツーリズムの農業体験受け入れ農家と 移住者
者数
なってもらう。豊後高田市(大分県)の就農支援制度を参考にする。
○就農を希望する人が、ある程度の収入の見通しや、移住への不安感を減らす
ことにより、チャレンジしやすくなり、人口増加が見込める。
基本的⽅向②【市外への流出を抑制する】
○本市出身で市外の大学進学者を対象に、卒業後5年間市内に居住・就労す
奨学金、お祝い金の
うれ
しい
奨学
金・お
祝
い
ることを条件に、返済不要の奨学金を支給する。
○若い
有能
な人
材
を増やし、市の人口増加を図
49
る。
○本市出身で高校卒業後に市内で就職し、5年間居住した人を対象にお祝い金 受給者数
金作戦
を支給する。
○看護職の雇用情勢は人手不足が続いており、
年々厳しさを増している。今後の地域医療や本市
が目指す地域包括ケアシステムの構築において
若年層の地元就職の促
も、看護人材の育成と地域定着は重要な行政課 ○就学支援
進
題である。
喜多方準看護高等専修学校の学生に対し、入学2年目に入学金相当額(限 喜多方準看護高等
こうした状況の中、喜多方医師会が運営する喜多 度額を設定)を支給する。(就学支援による看護人材育成の促進)
専修学校の卒業生の 35.7% 65%(H31 市からの提
50
看護職就学・就業支援 方準看護高等専修学校は、学生の約半数が地元 ○就業支援
案(保健
医療機関への就 (H26年度) 年度)
出身であり、就職者の概ね半数が地元の医療機 喜多方準看護高等専修学校の卒業生に対し、喜多方市内の医療機関等にお 市内
課)
関に就職し、地域への看護人材の重要な供給機 いて一定期間就業した場合に授業料相当額の一部を支給する。(地元定着の 職率
関となっている。
促進)
このため、同行の学生への就学支援、卒業生への
就業支援により、喜多方医師会と連携しながら、
看護人材の育成及び地元定着を促進する。
51
52
53
市内定住の促進
○「ふるさと納税」の転入者版。会津に転勤が決
まった家族などに、喜多方市を選んでもらうことを
的に、「ふるさと産品お届け便」のカタログを作
「ふるさと産品お届け 成目・贈呈する。
便」贈呈事業
喜多方の産品に接することで、親しみを感じてもら
い、さらに異動等で喜多方を離れた人には、異動
先で喜多方の魅力をアナウンスしてもらう。
○「ふるさと納税」をモデルにカタログを作成し、転入世帯へ毎年春と秋の2回、
1,000円相当の喜多方の産品を3年間にわたりプレゼントする。
込率(事業への関
○転入手続きの際にカタログを渡し、計6回分の希望の商品をはがきに記入し投 申
心
度)
函してもらう。忘れた頃に届くと「ちょっと嬉しい」気持ちになる。
○喜多方に対して好印象を抱いてもらえるとともに、話題づくりになる。
「喜びの多い市に来た方
へのウェルカム特典事 ○人口の流出防止と転入の促進
業」(仮称)
○転入者に対しては、喜多方一日おもてなし体験(おもてなしコンシェルジュによ
る市内歩き、食事の案内など)や市内旅館・ホテル宿泊券の贈呈。転出者に対
しては、「ふるさと喜多方だより」の郵送や食事・宿泊割引クーポンの発送。
○喜多方市を「喜びの多い市」に変更することで、知名度アップと新たなイメージ 転入者数、転出者数
づくりを図る。一度は住んでみたいまちとして全国へPRすることで、新しいひとの流
れと活性化を図る。
住宅を新築する方への ○定住促進を図るため、住宅ローンの借入れを行 ○住宅ローン利用者に対し、10年~20年にわたり借入金額の0.5%程度を補助 住宅新築件数
う人に補助金を交付する。
する。
補助
8
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
目標値
備 考
基本的⽅向③【多様な切り⼝により交流⼈⼝を増加させる】
○情報発信チームを作り運営。喜多方在住なら小学生からOK。管理人をひとり
おいて、喜多方を紹介をするホームページを作り、喜多方のホームページにバ
ナーで貼り付ける。管理人は、facebookやtwitterでも発信する。地域の記者(数
名)がこまめに情報収集したものを管理人がアップ。管理人は、喜多方市内のブ ホームページの閲覧
ロガーともコンタクトをとり、ホームページに紹介してよさそうなものをピックアップす twitterのフォロ
る。市からの委託で「ニッポン移住・交流ナビ」「全国移住ナビ」等に情報発信も 数、
ワー数、facebookの
行う。
「
○情報発信チームは、定期的に意見交換するとともに、市民向けのIT講習会を いいね!」数
開く。
○ネットで情報収集する方々にアピールするとともに、市民のIT活用も促進する。
雇用者数の増加も図る。
54
IT活用によるPR・情報 ○喜多方の情報発信、IT強化
発信の強化
55
○今後、本市はますます過疎化、高齢化が進ん
でいくことが予想されることから、観光誘客による交
流人口の増加と移住等による定住人口の維持を ○これまで部課単独で対応しているPR事業を集約したうえで、市内企業・団体
まるごと喜多方発信事 図るため、これまで以上に本市の魅力の発信を強 等と連携・協力し、首都圏のイベントホールやホテルにおいて、観光、物産をはじ 観光入込数、移住者
めていく必要がある。
め工業用地、創業支援、農産物、教育・居住環境、健康増進など、全市が一体 数、企業誘致数など
業
このため、首都圏において喜多方市をまるごとPR となって本市の魅力のすべてをPRするイベント「まるごと喜多方」を開催する。
できるイベントを開催することにより、産業活性化と
人口増加を目指す。
56
○道の駅喜多の郷に宿泊施設を作る。ミニログハウスやコテージ等、既存の宿と
競合しないタイプとする。一部はペット宿泊可能としてドッグラン施設も整備する。
○雇用の増加(特に20~39歳女性)を図る。出産 入浴は蔵の湯、食事はレストランを使用してもらうなど、なるべく既存施設の利活
可能な女性の増加により出生者数が増加する。 用を図る。
○農家の活性化を図る。農家所得が増加し人口 ○農産物直売所を作る。アスパラ等地元産品だけでなく美味しく色鮮やかなイタ 雇用人数、売上高、
増加が見込まれる。
リア野菜等も販売するほか、加工物も取扱う。
利用者数
○楽しい場所を作ることで、市外から若い人が流 ○農家レストランを作る。地元産の野菜を使った料理や、米粉を使用したパン、ピ
入してくる。
ザ、パスタ等を提供する。
○スポーツジムを作り、健康増進を図ると同時に交流の場とする。
○中山森林公園にアスレチック施設を作り、魅力を高める。
57
わくわく道の駅作戦
クリエイターとの交流・イ
ベント開催による地域活 地域活性化と観光客の増加
性化
PR強化、魅⼒的なプロ
58 グラム構築、心温まる 街並み・景観の統一
おもてなしの向上によ
る観光の誘客、教育旅
59 ⾏の再興
しだれ桜の拡大
○観光資源である街並み・景観の充実
市からの提
案(商工
課)
○陶芸家、木工・漆作家、布作家、料理家、農家、イラストレーター、カフェなど、
様々な分野の“ものづくり”に携わる人が集まる蚤の市のようなイベントを開催す
来場者数(市内、市
る。
○喜多方に古くから伝わる文化や、農業に触れる機会となる。市内だけでなく、 外)
市県外からも作家やカフェなどに参加してもらうことで、その作家やカフェを目的
に来た人が喜多方の魅力に触れる機会となり、幅広い層に喜多方をPRできる。
一般市民か
らの提案
○建物の建替えやリフォームの際に、外観を蔵や和風にすると市が補助金を出
蔵・和風にした建物の
すなどの施策を行う。なお、施工は市内業者に限るなどの条件を付す。
○建物の外観を蔵や和風にすることで街並みに統一感が出て、観光資源が強 数
化される。また施工を市内事業者にすることで雇用改善も期待できる。
一般市民か
らの提案
○喜多方を代表する観光スポットであるしだれ桜
の規模をさらに拡大して、観光客の更なる増加を ○現在のしだれ桜の延長上に新たに植樹し、距離を伸ばす。
狙う。
9
来場者数
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
60
おもてなしの強化
○「花でもてなす喜多方」の強化
○現在は三ノ倉の花畑の他に、喜多方駅前に花で作ったモニュメントを整備した
り、ボランティア連絡協議会に参加する町内会が各個に花壇やプランターの整備
をしたりしているものの、車で喜多方市内に来る人には一見して喜多方の市街地 観光入込数
を花でもてなしている様子が感じられないのが実際である。そこで、小田付通りや
稲荷橋通り、市役所通りなどの市外から来る車の交通量が比較的多い場所を選
び、市と各種市民団体が花壇・プランターの整備を行う。
61
農村留学
○子どもたちの農都交流
○都市部(中野区等)と喜多方の小学生(5年生あたり)2人ずつ計4人で、市内 参加した都市部の子
で農家民泊を行い交流を図る。
ども数
○原発事故による風評被害が依然として観光客の減少をもたらしているが、今年
度は合宿地として本市の利用が見
受けられた。このことから、本市の安全・安心
合宿、コンベンション等 ○学生の合宿、スポーツ大会、文化面の大会等 をPRし誘致促進を図る。
利用者数
62
誘致強化
の誘致
○学生の利用は単年度では終わらない傾向があるため、きめ細やかなサービス
により継続的な利用を促進する。
○本市は公式戦が行えるスポーツ施設に欠ける。押切川運動公園等を改修す
ることは土地面積において困難であるため、別に土地を確保する必要がある。そ スポーツ観戦での来
現在のところ建設残土置き場と一部が整地して利用されている状態の綾金
63
スポーツによる交流 ○スポーツ施設の充実による交流人口増加 こで、
運動公園予定地だった土地を公式戦可能な運動施設として整備する。これによ 訪者数
り公式戦誘致が可能となる。
○教育旅行の推進
・小中学校等訪問による安全安心の誘客宣伝
・教育旅行関係者モニターツアー
・教育旅行パンフレット作成
リーン・ツーリズム交流人口の拡大
グリーン・ツーリズム推進 ○風評被害により減少した本市のグリーン・ツーリ ○グ
グリーン・ツーリズム交
・喜多方グ
リーン・ツーリズムファンクラブ事業
64
ズム交流人口の増加
事業
流
人口
・友好都市・中野区交流促進委託事業
・各種イベントにおける安全安心のPR
・受入農家の資質向上
・大都市等消費者モニターツアー
・グリーン・ツーリズム外国人旅行者受入体制整備事業(無線LAN環境)
○はなでつながる観光交流宣言を締結した新潟 ○新潟市等との共同による首都圏観光物産展の実施
花でつながる観光交流 市との相互
169万人
協力・交流を深め、観光都市「喜多 ○新潟市との共同による誘客プロモーションの実施
65
観光入込数
宣言推進事業
(H26年度)
方」のさらなる発展に資する。
○新潟市内で開催されるイベントでの観光PRの実施
外国人観光客の受入体 ○喜多方市の観光資源に光を当て、交流人口の ○本市でも2020年東京オリンピックによるインバウンドの増加が見込まれることか 外国人観光客数
66
持続的な増加を図る。
ら、外国語による魅力あるガイドブックの作成、街路サインの整備等を行う。
制の整備
インバウンド対策の強
○外国人旅行者受入のための事業者の環境整備 ○免税販売促進事業費補助
喜多方市海外誘客促 を支援し、本市への
300人
更
なる
外国
人旅
行
者
誘致
を
○
施
設内
外国
語表記等改善費補助
67 化
外
国
人観光客数
進環境整備事業
(H26年度)
図る。
○無線LAN整備事業補助
基本目標3【若い世代の結婚・出産・⼦育ての希望をかなえる】
基本的⽅向①【男⼥の出会いと結婚を⽀援する】
68
婚活イベントの開催
活イベントの開催による移住・定住支援。企業後継者の結婚相手、後継者
○結婚を目的とした異性との接点を創出し、定住・ ○婚
候補
(婿養子)等の紹介により企業の事業承継にも寄与する。イベント前には、会 紹介による結婚者数
移住を促進する。
話、マナー等の事前講習を行うことでマッチング率を高める。
10
目標値
備 考
一般市民か
らの提案
一般市民か
らの提案
9,000人 市からの提
交
(H31年度) 案(観光
流課)
180万人 市からの提
交
(H28年度) 案(観光
流課)
市からの提
案(観光交
流課)
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
69 男⼥の出会いの場の提 農コンの開催
供
施策(事業)内容
KPI(数値目標)
施策(事業)の目的
施策(事業)の概要
目標項目
基準値
メ作りを通じた婚活を年に数回通して開催する。遠方からの参加者には宿泊 マッチング数、結婚者
○農業をテーマにした婚活を行い、定住・移住を ○先コのあっ
せんと費用を一部負担する。共同作業をすることによ人物の見極めもで 数、結婚に伴う転入
促進する。
きる。
者数
70
○旧町村は若者が流出して高齢者世帯が多くな
り、また
残っている若者も未婚者が増えているの ○市、市議会、経済団体、婦人団体等が1つの組織を構成し、出会いの方策を
出会いの場づくりの検討 で、都会や周辺地
域の若者との出会いの方策を 検討・行動する。
皆で考え、行動に移す。
71
○縁結びサポーター制度を新設し、一定の研修を行う。研修を修了し認定を受 年間カップル成立数
○結婚する人を増やし、出生者を増やし、市の人
けたサポーターは、独身男女の出会いの場を提供したり、婚活イベント参加者の 縁結びサポーター認
愛のキューピッド作戦 口増加を図る。
フォローアップ(マッチング支援等)を行う。
定数
出会い・結婚を支援す
る人材の育成
愛のカップル支援員制
72
度(「結婚世話やき人」
の新設)
○晩婚化や未婚者対策として、結婚適齢期の男
女のかかわりを親身になって考え、世話をしてくだ
さる昔の仲人的人材(結婚世話やき人)の制度を
導入し、結婚する人を増やすことで、出生率の増
加を図る。
○結婚支援員は、各地域ごとに市で依頼し、個人的に男女の出会いから結婚ま
での橋渡しをしたり、街コン等の出会いの場の創出(地域の飲食店を利用した合
コン、料理教室合コン、農業体験合コン等々)にも世話やき人として参加し、カッ 結婚件数、出生率
プル誕生を支援する。
○結婚支援員の研修会を開催し、人材育成を図る。
基本的⽅向②【妊娠・出産における切れ目のない⽀援を⾏う】
妊娠・出産を希望・検
73 討している人々に対す 多子家庭支援事業
る支援・動機付け
○「喜多方市民で良かった」と、思ってもらえるようなお祝いのメッセージとともに、
プレミアム商品券を発送。
以降からは直接届ける。その際、母親と家族の了解のもと(100歳のお
○出産できる時期は限られるので、若くて健康な ○7人目
祝いように
上で紹介することで、「喜多方では面白いことをやっているぞ」 3人以上の多子家庭
お母さんにより多くの子どもを産み育ててもらうた という印象)を新聞紙
広
く
県
民に与え、興味を
抱かせる。
め、3人目以降から出産祝いとして、プレミアム商 ○現金ではなくプレミアム商品券を贈ることで、市内での消費に繋
数
げる。
品券を贈呈する。
(例)3人目=2,000円分 4人目=3,000円分 5人目=5,000円分
6人目=8,000円分 7人目=10,000円分 8人目=12,000円分
9人目=15,000円分 10人目=20,000円分
基本的方向③【安心して子育てができる環境を整備する】
74
75
○子育てサポート・センターの会員の中には、保育士・幼稚園教諭の有資格者
が多数おり、「毎日、あるいは長時間では無理だが、時間が合えばお手伝いした
い」と考えている方もいる。
○このような方々をあらかじめ登録しておき、保育所や幼稚園の繁忙期等、依頼
限ってサポートを行ってもらう。
○保育士不足の解消を目的に、引退した有資格 があった日時に出向き、子どもの見守りに
○より
安心安
全に子どもた
ち
と接してもらうた
め、年に1度講習会を開催する。 待機児童数
者を対象に登録制の派遣事業を行う。
保育士派遣事業
「保育の心」=保健師(1H)
「子どもの遊び」=幼稚園教諭(2H)
「子どもの健康とケア」=保健師(2H)
○十字時間に応じて謝金を支払う。
平日の時間内(8:00~17:00)=900円/1時間
土日祝及び時間外=1,000円/1時間
1階の2/3程度にジョイントマットを敷き、ボールプールや滑り台を設
○新庁舎の市民ロビーを、0歳~10歳程度までが ○市民ロビー
置
(
郡
山
市のニ
コニコ子ども館参照)。市民に限らず、子ども連れならだれでも自
遊べる子育て支援ひろばとして解放。気軽に利用 由に遊べる空間を,無
で広く一般に開放する。
してもらうことで、子育て世代の交流を図る。(子育 ○子育てサポート・セン料ター
職員がスタッフとして1~3名着任し、市役所に諸手
子どもの遊び場設置事 てサポート・センターで、子育て中のお母さん方か 続きのために訪れた場合は、無
料で子どもの預かりも行う。
年間利用者数
らは、土日も利用できる大型遊具のあるひろばを ○預かる際にあらかじめチケットを手渡し、窓口の
業
担
当
職
員が対応した時間を記
希望する人が非常に多い。)
上、捺印(もしくはサイン)することで一般利用者との区別を図る。
※県立病院跡地が屋内子育て支援施設となる場 入の
○遊具に関しては、
県か国の助成金を検索する。運営については、サポート・セ
合は当該施設を拠点とする。
ンターが事業経費内で行う。
11
目標値
備 考
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
子育て応援事業「公園
施設」の整備
76
子育て世代の負担軽
減・孤⽴化防⽌
77
ママOFFデー(お母さん
の休日)事業
78
職場でも、家庭でも、地
域でも子育て応援事業
79
三世代同居・近居のた
めの支援事業(祖父母
応援隊支援)
80
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○市内の東町公園に多機能型遊具を増やす。冬はそり遊びや雪上遊びなどが
○子ども達がたくさん集い、安心して遊べる公園施 楽しめるよう、公園内の現在使用していないプール(?)を取り除き、築山を作る。
設を整備することにより、たくさんの親子連れや孫・ 北側の広場に遊具等の設置が理想だが、無理であれば既存の「勤労青少年
祖父母達でにぎわい、一緒に遊び交流すること ホーム」を昼間だけ「子育てふれあい館」として利用する。子育て世代だけでな
で、仲間づくりや居場所づくりとなる。兄弟数が減っ く、孫を連れた祖父母や児童、青少年の交流の場となることで、子育て世代を応
ている中で、年代の違う子や他の家族との交流は 援する。
施設利用者
貴重である。
○施設内には、①遊具で遊べる「ちびっこルーム」、②テーブルを設置しおしゃべ
親世代にとっても、悩みを相談できる友達や祖父 りや飲食ができる「わいわいルーム」、③絵本コーナーや相談室、ミニ講座や交流
母がいることで、安心して子育てができる環境を応 事業ができる「ふれあいルーム」などを設け、施設内の調理室や2階ホールも活
援する。
用する。
○東町公園のトイレ、水飲み場を綺麗に整備する。
○県の子育て週間(11月)に合わせ、子育てサポート・センターが、毎年行ってい
る「ママOFFデー~ママの休日をプレゼント~」を官民協働で展開する。
6か月以上1歳6か月未満は保健師・保育士・幼稚園教諭経験者など、1歳6か
月以上の未就学児はサポート・センターや中高生を含む地域のボランティア(広
報で募集)が、各保健センターで無料預かりを行う。(開催前に1時間程度の講
を受ける)
○母親の育児疲労の緩和を目的に、年に一度、 習○時間は10:00~16:00で、
ミルク持参、おやつは主催者が用意する。
喜多方市独自の「ママOFFデー(お母さんの休 午前と午後に読み聞かせや、お体弁当・
操などのア
ションを盛り込み、子どもたちに
日)」を設け、地域ぐるみで集団託児を行うなど、 有意義な1日を過ごしてもらう。母親には子育トラク
てを離れ、思い思いの休日を過ご
子育て中の母親を応援する。
申込利用者数
「今日はママOFFだべ…子どもだちは俺らが見でっ してもらう。
○毎年楽しみにしている母親が多くいるが、サポート・センターのみでは受入れ人
から、二人でどっか行ってこ」と、祖父母に言われ 数が
限られてしまい、定員がオーバーした場合は抽選を行ってきた。これを全地
るくらいの定着を目指す。
区の保健センターで行うことで、サービスをあまねく行き渡らせることができる。
○集団託児に限らず「子育て中のお母さんに休んでもらう日」を、広く市民に意識
づけるための周知活動も行っていく。
○市内の中高生にも呼びかけることで、普段接することが少ない乳幼児とのふれ
あいの中、「自分が父や母になること」をイメージしたり、「自分が赤ちゃんだった頃
の両親の思い」などを汲み取る機会にする。
○子育て支援制度・子育て環境の充実と奨励
・育児と仕事の両立支援(誰でも取得できる育児休業・育児時間・子育て休暇制
度の導入、育児休暇がとりやすいよう企業支援、非正規職員の職場復帰制度)
・夫の育児協力の奨励(夫の育児休業・育児時間・子育て休暇取得の奨励)
○若い人が結婚し、働きながら子供を安心して産 ・長時間労働の見直し(生活と仕事が両立できる働き方)
み育てられるような雇用制度の見直しや奨励、子 ・保育施設の整備・強化(一時預かり・病後児保育等多様なサービスの施設を選 出生率、男性の育児
育て支援の充実を図ることで、人口減少の緩和と 択できること)
休業取得率 等
魅力的な子育て環境の整備を図る。
・子育て中の母親に対するパートタイム労働の提供
・安定した正規雇用の確保
・保育士の確保(3年雇止めの廃止、保育士養成機関との提携)
・子育て世代の経済的負担の軽減(各種手当や控除の拡充、保育料の引下げ、
出産費用補助等)
○家事・育児の協力者がいない、夫は仕事が忙し ○三世代同居・近居のためのリフォーム費用や、転居等の費用を助成する。
い、保育所など子どもの預け先がない等の不安解
その為に親は忙しくて
消と、女性が安心して子どもを産み育てるためのよ ※生女性の労働参加が増えているのはよいことではあるが、
活
に余裕がなくなっている。「教
育
は家庭から
」
が基本。親が
安心して働くことが 助成件数
りよい環境づくりのためにも、祖父母の力が必要で でき、孫も祖父母と過ごすことで社会性が身につく。子育てに経験
豊かな祖父母
ある。子育てに祖父母の力を借りやすくするため の力が必要である。
に、三世代同居・近居の支援を行う。
寄宿舎、下宿の整備に ○高校進学時の通学の不安除去
よる通学・子育て支援 ○子育て支援
○塩川地区に下宿や寄宿舎を整備する。熱塩加納・山都・高郷地区に加え、西
会津町の生徒が交通アクセスの便利な塩川町に下宿することにより、通学の負
担を減らす。
○小さい時は自然が残る地元でのびのびと暮らし、大きくなったときは交通が便
利な場所で生活する。親元を離れ集団生活することにより子どもの成長を図る。
○下宿先での雇用創出、市街地と周辺部との交流も図る。
12
通学にかかる時間の
減少率、寄宿舎・下
宿整備による新規雇
用者数
目標値
備 考
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
(広域連携による二次
81 親子が安心して健やか
に過ごせるための支援 医療圏での体制強化)
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
基本的方向④【地域社会全体で子育てを応援する】
○地域の子育てサポート・センターの施設を拡充(空き施設や空き家を活用)し、
○地域で子どもを育み、子育てを支え合うために、 子どもたちがのびのびと安心して遊べる場所と、高齢者が集える居場所を併設す
子どもと高齢者がともに集える場を提供すること る。子どもたちには施設や遊具、支援内容等の充実を、高齢者には、体力維持・
子ど
もにこにこ・
高
齢
者
で、子ども・親・高齢者がいっしょに遊んだり、運
動 向上を目的とした健康遊具を設置し、介護予防健康ルームを作る。各家庭で使 利用者数、介護・医
82
したり、ふれ合いを楽しんだりするなどの交流を通し 用していない健康器具を寄付していただいてはどうか?
療費削減率
いきいきふれ合い事業 て、
共に育ち合える「子育て支援の充実と、高齢 ※高齢者の健康志向の高まりや、内閣府が補助金制度を導入したことで、東京
やさいたま市、北九州市など全国で健康器具が設置されている公園が増えてき
者の健康・生きがい支援」を図る。
ている。
地域住⺠が⼦どもを⾒
守り・育てる関係の構
○「子ども・子育て」、「高齢者」、「障がい者」、「母 ○中学校区単位に拠点を設置し、ボランティア団体や医療・介護・福祉・雇用の
築
(
仮
称)
「
地
域
包括
総
合
件数、マッチング
親の雇用」まで、地域での総合支援・相談を横断
、地域の元気な高齢者や企業OBなどが一次的支援・相談窓口の業務 相談
83
的に行う。誰もがいつでも相談・情報提供を受けら 専門職
支援センター」の設置 れるような
件数
総合マッチング機能を持った組織。 を行う(現在ある「地域包括支援センター」の補完的な役割)。
84
シンポジウムの開催
ち喜多方冬まつりのタイアップイベントとして、子育て世代、支援団体、
○市民の「地方創生に関する施策」に対する意識 ○蔵のま
一般市民、教
育専門家等による「妊娠・出産・子育て・教育」に係るシンポジウム 来場者数
の向上
を開催する。官と民の協力により継続的な事業に育てていく。
基本目標4【時代に合った本市をつくり、安心なくらしを守るとともに、本市と周辺地域との連携を図る】
基本的方向①【安全・安心な地域社会をつくる】
護者対
85 防災・減災対策の推進 (災害時要援
策)
○安全安心なまちをPRし、若い女性でも安心して
暮らせるまちであることを伝えることで定住促進を
女性に安心なまちづくり 図る。
86
防火・防犯対策の推進
87
安全・安心なまちづくり
対策事業
○地域住民・関係機関・学校・職場・家庭等が一
体となって安全確保の環境を見直し、対策を強化
することで、人災を減らすとともに、市民一人ひとり
交通安全・防犯意識の高揚を図り、安全・安心で
住みやすいまちづくりを目指す。
○当市でも女子高生への声かけ被害や性的な嫌がらせなどが起こっている。そ 防犯灯・防犯カメラ設
こで、住宅地や道路に防犯灯と防犯カメラを設置する。見守られている安心があ 置距離・面積、安心
る事を理解してもらうことで、女性の一人暮らしも安心してできることをPRし、定住 だと思う女性の割合
の一助とする。
○既存の道路標識や信号を見直し、危険個所の点検、路地・側溝の清掃・美化
等を市民総出で計画的に行い、子どもやお年寄りにやさしく、安全で安心な環境
をつくる。
○地域の「交通安全母の会」や「孫見守り隊」、「交通安全協会」等の連携を図
交通事故・犯罪等の
り、地域挙げての取組みを強化する。
○警察署、金融機関等が協定を結び、成りすまし詐欺などの被害防止対策強化 発生件数
を図る。
○教育機関・団体、高齢者、若者などを対象に安全・安心の出前講座(教室)を
計画的に実施し、交通安全や防犯意識の高揚を図る。
○地域の防犯・交通安全活動協力者を増やす。
13
目標値
備 考
No.
施策展開の方向性
88 都市インフラや公共施
設の適切な維持管理
89
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○市内の再生可能エネルギー発電システムで生み出した電気を使ったEVを普
及させ、環境に優しいまちをつくる。また、老人用の無料EVバスが市内の主要箇
及び希望の場所まで送り届けるシステムや、EV充電ポートを充実させる。
○地元で発電した電気で電気自動車(EV)の普及 所○この
仕組みが整えば、半径30kmまでの通勤にはEVが最適となる。市でもEV購 EV普及台数、充電
を促進し、子育てや老後に安全安心な環境整備 入者に対して充電代
電気自動車の普及促進 を図る。
金を10年間半額とするなど促進を図ることで、公害やCO2 ポート整備数
排出の少ない健康なまちを宣言でき、この地のメリットをPRできる。
○どこでも充電できるまちとして、片道60kmまでの隣県のEVを呼び込み、交流人
空き店舗等を活用した ○起業を希望する人に場所を提供する。
起業支援
目標値
備 考
口・定住人口の増加を図る。
○起業希望者に対しシャッターが閉まったままの空き店舗を安価で貸し出し、商
店街の活性化を図る。長期休暇には大学生や高校生のチャレンジも可能とす 空き店舗の利活用
る。市で貸主に対し家賃補助を行う。
○商店街の活性化、街なみを明るくする。大学生が将来、喜多方で本格的に起 数、起業件数
業したいと思わせるきっかけにする。
○本市には、歴史ある蔵や民家が多数点在してお
り、このような豊富な資源の活用や連携について ○不動産業者やNPO等の協力を得ながら、商工会議所、商工会と連携して、空
都市マスタープランに位置付けられている。今後の き家、空き店舗の情報をデータベース化し、新規創業を目指す方の店舗やUIJ
・空き店舗活用 人口減少に伴い、空き家、空き店舗の増加が懸
90 空き家、空き店舗等の 空き家
ターンを希望する方の住宅等として活用を図るとともに、併せて創業支援事業に 新規開店数、賃貸数
事業
念されるた
め
、これらの
資
源と創業支援
事
業を
連
対策の推進
携させて活用することにより地域の活性化を図って よるサポートを行うことにより、新たな雇用の創出と人口の増加に結び付ける。
いく。
○旧市内においては廃屋や空き家が点在する一方で道幅は狭く、危険家屋を解
体するにも重機の出入りが容易ではない場所もある。ましてや緊急車両の通行に
おいても支障がある。そこで地域住民に対し市が「ミニ区画整理」を提案し、税制
○暮らしやすいまちづくりの推進
優遇や手続き方法の助言を行う。
91
ミニ区画整理
区画整理実施面積
○危険家屋解体の促進により地域住民に安全快適な生活を提供できるととも
に、道路拡幅により車両・歩行者双方に安全なまちづくりが期待できるほか、区画
整理により商業利用しやすいエリアになり、市街地活性化も期待できる。
基本的方向②【全ての世代の健康づくりを強化する】
(太極拳やウォーキング
92 運動の習慣づけによる
の推奨による健康づくり)
健康づくりの促進
○特定健診を受診し、早期のがんが見つかり、早期治療を行った市民を語り手と
し、体験談を話してもらう。身近な人の話を聴くことで危機感や検診の重要性を 体験談聴講者のうち
知ってもらい、がん検診の受診率向上、ひいては早期発見・治療による医療費の がん検診受診者数
93
削減につなげる。
がんに係る医療費の
○体験者に依頼する際は、目的・方向性を明確に伝えることや、個人情報の取 金額
扱いに注意する。
○特定健診、がん検診の未受診者で40歳~50歳の方を10名程度抽出し、健
康状態やライフスタイルの把握、健康相談・指導を行う。身体測定や血圧の話な
容を決めて定期的に自宅を訪問する(1年間、月1回)ほか、宿題も出す。
○40歳~50歳の健康意識を高める(健診、検診 ど内
○
自
宅訪問により、居住環境やライフスタイル、困りごとなど広範囲に把握できる
の不・未受診者)。
あらゆる世代の健康意
40歳からの
家庭
教師~
ほ
か、家族を巻き込むことができる。また、
自分の健康を気にしてくれる存在がい 特定健診、がん検診
特定健診、がん検診の受診率を上げる。
94 識の向上と健診・検診 医療編~
ることで
安心
感に繋がる。宿
題
を出すことで次
回の訪問まで健康意識が続く。 の受診率
40~50歳の健康状態やライフスタイルを把握し、 ○家族構成やライフスタイルなどを把握できるようカル
テ・健康手帳(保険証、診
健康相談に乗ったり指導したりする。
体制の強化
察券等と携行可能なもの)を作成し、適切な指導・助言を図る。カルテ・健康手
帳はユーモア・魅力のあるもの(健康教室等に行くとポイントが貯まり、特典がもら
える等)にする。
○がん検診の受診率の目標は50%であるが本市
は胃がん14%、大腸がん20%と低いた
め 、受 診
もしもがんが見つかった 率を上げる。
ら~体験談を聴こう~ 本市の1か月の医療費は2億数千万円となってい
るため、早期発見・治療で医療費削減を目指す。
14
市からの提
案(商工
課)
一般市民か
らの提案
No.
95
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
目標値
備 考
○小学校高学年の授業でメタボリックシンドロームと特定健診について学ばせる。
○職業・社会科見学の一環として特定健診会場に行く。家庭に祖父母がいる場
おじいちゃん、おばあ ○特定健診の受診率を向上させる。
合は同行してもらう。特定健診では保健師や医師の仕事の見学・手伝いをする。 特定健診会場に行っ
上させ ○祖父母世代に対し、「孫や地域の子ども達が見ているから特定健診に行かな た子どもの数
ちゃんと特定健診へ行 ○祖父母世代、孫世代の健康意識を向
ければ」という気持ちを持たせる。
特定健診の受診者数
こう~小学生編~ る。
○特定健診後は、各学校で発表会を開催し、祖父母にも出席してもらう。
○これらの取組みをテレビ、新聞等で広く知らせる。
○旧熱塩加納村では、他地域に先駆け、電話回
線を利用し在宅での血圧等の測定結果が役所へ
送信され、保健指導や医療機関への受診勧奨な
ど必要な支援が受けられる「在宅健康管理システ
ム」を導入し、住民の健康管理に役立ててきた。
現在、当該システムは熱塩加納地区のみで稼働 ○携帯電話通信モジュールを内蔵した血圧計を使って、利用者が家庭で測定し
しており、行政としても市全域を対象とした新たな た血圧データを自動的に集積・分析するASPサービス(既存)を活用し、利用者
仕組み作りが課題となっていた。
データを管理し、必要な指導や医療に結 特定健診の収縮期血
在宅医療支援(かかりつ そのような中、地域医療介護総合確保法の下、地 のかかりつけ医が利用者の家庭内血圧
2%(H25 1.5%(H31 市からの提
び
付
ける在宅医療支援の
仕
組みを
構
築する。
域包括ケアシステムの構築が掲げられ、また喜多 ○喜多方医師会は事業主体となって事業全体を統括するとともに、血圧計を調 圧以上(160以上)の 3.
96
け医による家庭内血圧 方医師会に
案(保健
年度)
年度)
おいても、地域医療戦略会議の中で 達し、協力医療機関に貸与する。協力医療機関は利用者に血圧計を貸し出す。 割合
見守り)事業
課)
地域医療を取り巻く様々な課題解決に向け議論が 市は医師会の事業を支援(補助)するとともに、特定健診における血圧の高い方
行われてきた。
この取組みは医師会と行政それぞれが様々な課 について、当該在宅医療支援の仕組み利用に誘導し重症化を予防する。
題解決に向け検討を進めてきた中で、かかりつけ
地域包括ケアシステム
医の家庭内血圧見守りによる在宅医療支援の仕
組みを
共同で構築しようとするものであり、本市に
の構築による医療・介
おける地域包括ケアシステム構築に向けた第一歩
とするものである。
護体制の充実・強化
○喜多方市が設置し、指定管理者が運営する診
療所である喜多方市地域・家庭医療センター
(ほっときらり)は、福島県の地域医療再生計画に
基づき、県立医科大学の家庭医療及び家庭医の ○福島県立医科大学の教育プログラム(医学生研修、初期研修医教育、家庭
6名(H31年
育成の拠点と位置付けられている。
度)
医
後
期研
修
など
)
に基
づ
き、喜多方市地
域
・家庭医療
セン
ターに
お
いて研
修
を
高齢化が進み、医療や介護に対する需要が急速 行う研修医に対する支援業務を指定管理者に委託する。
喜多方市地域・家庭医 に増大し、医師不足がますます深刻になることが
喜多方市地域・家庭 4名(H26年 ※指定管 市からの提
97
療センター家庭医養成 予想される中、家庭医は、その役割から、今後構 ・研修生受け入れに係る県立医科大学との連絡調整
医療センターの医師 度)
理仕様書に 案(保健
・宿泊場所の斡旋や宿泊費の助
成
支援事業
数・受入研
修医
数
定める医師 課)
築を目指す地域包括ケアシステムにおける在宅 ・生活必需品等の店舗情報など地域情報の提供
配置数の達
医療分野の中核を担う人材である。
成
喜多方市地域・家庭医療センターの家庭医育成 など
拠点としての機能を高め、研修医が研修に専念で
きる環境を整備し、家庭医の育成・確保を促進す
るとともに地域への定着を図る。
基本的方向③【地域・コミュニティの繋がりをつくる】
○有名アーティストではなく、市民一人ひとりが主
役になるようなイベ
ントを開催し、交流とパフォーマ
98
ンスを発揮できるようにする。
○若い世代の出会い・交流の場を創る。
○子ども・若者・高齢者・障がい者まで、市民誰も
「
誰も
が
主役 市民
サ
が数々のボ
ランティア事業を企画・参加し、交流・
99 市⺠が主役となった持 ポーター」事業
社会貢献を行うことで、市民の意識高揚とシビック
プライドを高める。
続可能な地域コミュニ
市民のための「市民ロ
ビーパフォーマンス」事
業
○新庁舎のホール棟1階の市民ロビーを市民に開放してイベントを行う。「市民ロ
ビーパフォーマンス」として、①市民によるコンサート・ライブ、②市内の小中高校 利用件数、来場者数
生の演劇・演奏などの発表(土日)、③市民アートの展示、④体験談や交流イベ
ント、を行う。
○市民による市民のために「市民サポーター」に登録したサポーター、自らの発 サポーター登録数、
想で交流事業や発信事業などを行う。
事業参加者数
登録は1年間で、可能な範囲でのお手伝いを行う。
15
No.
100
施策展開の方向性
続可能な地域コミュニ
ティづくり
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
○どの街にも住民が集うシンボル的な場所がある。東京でさえ、代々木公園、日
比谷公園、新宿御苑などの公園があるし、地方都市にも公会堂、文化センター、
公民館などがある。
○かつては
銭湯」がこれを担っていた。朝から近所のお年寄りが集まり、夕方に
地域の繋がりの場として ○新たなまちのシンボルをつくることで世代間の繋 は子供を連「れた母親が
まり、四方山話に花を咲かせる。夜には様々な職業の
がりを深め、住民間のコミュニケーションを増やす。 父親が疲れを癒やしに集集まる。
の公衆浴場整備
そこでは町内を越えた、会社を超えた、職業を超
えた交流が生まれた。
○これらを踏まえ、市の中心部、新たな集いの場である川岸に「公衆浴場」を建
設し、市民が気楽に集えるシンボルとする。
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
基本目標5【本市の将来を担う多様な人材を育成・確保する】
基本的⽅向①【不⾜する⼈材の育成・確保と市内定着を促進する】
○介護職員数の増加を図り、出生者数の増加を ○事業主、行政、医療機関等が連携して、介護職員(人材)の育成・確保・定着
介護職従事者の新規
図る。特に20~39歳の女性の雇用を増加させる。 を推進する。
101
にっこり介護作戦
この出産可能人口の増加が出生者数を増加さ ○介護職従事者の雇用確保及び施設入所待ち老人の解消のため、介護施設 雇用数
せ、年少人口の増加に繋がる。
の増加を図る。
医療・看護・介護福
102 祉・保育分野の人材育 看護職就学・就業支援 再掲<No.46>
103 成・確保
(保育士の育成・確保)
喜多方市地域・家庭医
104
療センター家庭医養成 再掲<No.90>
支援事業
105
○子どもたちの「科学」への興味・関心は、様々なアンケート結果から、小学4年
生以降「好き・得意」の割合が小さい現状にある。
○理科や科学は、将来的に「ものづくり」や「理系の高等教育」に繋がるため、地
域において体験的に学べる機会を数多く設ける。
○子どもた
ち
にもの
づ
くりや科
学
に対する興味・関
○多くの生徒にできる
限り何回も、気軽に、体験させる。例えばスーパーマーケッ
人材育成(児童の理系 心を持ってもらい、将来のエンジニアあの卵を育成 トなどの角で行い。時間も短くして一度にたくさん
体験できるようにする。費用も10 受講した子ども数
への愛着)
する。
0円~300円。期間は、週末は、土曜日、日曜日、長期休養中。
○地元の高校生や大学生、高専生が講師役を担うことで、「職業高校」や「高
専」、「大学」といった「学校」に進学するという目標を与える。「あんな先輩になり
たい」、「先輩のようにものづくりがしたい」といった一種の「あこがれ」が「進路」の
大きな推進剤となる。
次世代を担うものづく
人材育成(ものづくり関
106 り分野の人材育成・確
係)
保
○町中の休業した「工場」または「商店」を活用して金属加工を行う「工場(こう
ば)」を復元する。
○加工の様子は、安全帯から見学できるほか、屋外から窓越しに見ることができ
る。作業は、平日は小中学校の放課後の時間帯と土曜日、日曜日、祝日に行
う。
○学校の長期休業には、「こうばで「もの」を作ってみよう」という「ものづくり体験講 ものづくりコミュニティ
参加者数、具体化し
○子どもたちのものづくりに対する興味・関心を高 座」を開催し、日常的に抱いていた興味関心を体験する場とする。
め、将来のエンジニアとしての人材を育成する。 ○さらにこの「工場」を発展させたものづくりコミュニティを設置し、地域の職人や た新たなアイデア・試
起業を志す人、高校や大学の関係者が集まり、設備を共同使用しながら新たな 作品数
製品のアイディアや試作などの研究開発を行う。
○コミュニティには、従来までの小型工作機械の他に、3Dプリンターや3Dスキャ
ナーなどディジタルファブを整備し、データを持ち込めば、誰でも製作ができる環
境を持たせる。地域ぐるみで新たな起業をバックアップしたり、地元企業にいる若
者の技術力アップを目指す取り組みで、地域の技術力の向上を目指す。
16
目標値
備 考
No.
施策展開の方向性
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○本市は少子高齢化の進展に伴い生産年齢人
口が減少し続けている。一方、景気が回復傾向に
あることから企業の生産活動も上向いており、ハ
ローワーク喜多方管内の有効求人倍率は1倍を超 ○喜多方市シルバー人材センターの既存事業に、高度なものづくり技術、技能を
高度
ものづくり人財バン
える
値で推移し、ものづくりの製造現場においては 有する退職者を登録する「高度ものづくり人財バンク」を設け、市内の製造企業の 登録者数、派遣者数
107
人手不足の状況にある。
生産需要に応じたスポット的な従事により労働力を充足させるとともに、若手技術
ク事業
このため、長く企業に勤務し様々な経験、技術、技 者への技術指導、育成のための短期的派遣などを行う。
能を有する退職者を活用することで、労働力の不
足をカバーするとともに、技術・技能の継承を図
る。
外国人労働者の受入体 ○将来の雇用確保、人材不足に備えて、今から ○他市町村に先駆け、外国人労働者をどこから受け入れるか、受け入れた場合
108 人口減少に備えた新た
対策を検討する。
のニーズ、問題・課題を検討する。
制
の整備
な労働⼒の確保
目標値
備 考
市からの提
案(商工
課)
基本的方向②【次世代の企業・商店の担い手を育成・確保し、定住環境を整備する】
109
創業・第二創業支援 ○新事業創出による産業振興、雇用増加
起業・創業に対する支 空き店舗等を活用した
再掲<No.83>
110 援
起業支援
空き家・空き店舗活用 再掲<No.84>
111
事業
112
企業の採用支援
企業・商店の後継者の
育成・確保や事業承継
113 に対する支援
喜多方経営塾作戦
○行政、商工会議所、金融機関等の連携による新事業創出
補助金や融資制度のほか、ファンド、クラウドファンディングによる事業資金の供 創業者数
給等により、事業者の新たなチャレンジをサポートする。
空き店舗の利活用
数、起業件数
新規開店数、賃貸数
市からの提
案(商工
課)
○事業の発展・継続に必要な人材の確保(雇用 ○経営幹部、後継者、技術者、新規立上げ時の人材等、企業のニーズに合った 紹介による雇用者数
増による移住・定住促進)
人材を紹介する。
○若手経営者、後継者がより良い企業経営の在り
方を学び、喜多方という地域を支える人材となって ○市、関係機関・団体で協議会を組織する。若手経営者、後継者を対象とした 経営塾の開催数、参
いただく。有能な経営者の出現が喜多方の商工業 経営塾を開催し、経営能力のアップ、交流等を図る。
加人数
を発展させ、雇用の創出、人口の増加に寄与す
る。
基本的方向③【将来を担う子どもたちの育成を強化する】
夢に向かい変化する時
114 代を⼒強く⽣き抜くた 学力の向上
めの学⼒の向上
○会津大学に毎年30人程度入学させる。
○小学校・中学校が児童・生徒に対し英語教育を行う。中学校卒業までに英検
会津大学への入学者
3級を取得し、高校ではTOEIC400点を目標にする。
○喜多方から人材が輩出されれば、出身地である喜多方が注目され企業誘致 数
m活発化すると思われる。
○幼児期は泥んこ遊びで代掻き、小学生になったら田植えをさせる。子ども達に
育てたいものを決めさせて野菜を栽培する。
○小学5・6年生になったら、自分たちの給食で食べる米の量を計算し、それを収
業体
験
を
通
じた
子ど
も達
穫
するために必要な田んぼの枚数、面積を求めさせて、主体的に作付させる。稲
○幼児期から農業
体験
等をさ
せ
ることにより、生き
115
刈りは手刈りし、わらは草鞋や縄を編んだりする。薪割りや、火おこしも経験させ
の
「生きるチカラ」の醸成 るチカラを身につけさせる。
る。山都・高郷・熱塩加納地区では、ヤギやヒツジを耕作放棄地で飼育させる。
本市の歴史、風土、文
○物心つくかどうかの年頃から当然のように農業体験を楽しんでさせることで、生
化等を活かした「喜多
きるチカラやコミュニケーション能力の自然な高まりを図る。
方人」の育成
17
企業からの
提案
No.
施策展開の方向性
方人」の育成
116
施策(事業)名称
施策(事業)の目的
施策(事業)内容
施策(事業)の概要
KPI(数値目標)
目標項目
基準値
○地域共同作業に中学生以上を参加OKとする。共同作業の参加者には日当
を支払い、欠席者には欠席料を支払わせる。共同作業の担い手を増やすととも
域の絆も深める。
地元への愛着心の醸成 ○地元への愛着心を芽生えさせ、転出を防ぐ。 に地
参加した子ども数
○中学生くらいから顔見知りの大人を増やせば、地域で子どもを育てる雰囲気が
できる。中学生も自覚し、地元でがんばる気持ちが芽生える。
基本的方向④【伝統工芸・文化の担い手の育成・確保を強化する】
117
118
伝統工芸・文化の継
承・再興のための担い
手の育成・確保
○原料(棉)からの会津木綿の復活、栽培から、製品化まで一元化して喜多方
行う。手織りを復活させ、「綿姫」の育成をし、製品化まで持っていく。クマ 会津木綿の生産量、
会津木綿の復活による ○伝統の会津木綿を復活させ、転入者を増やす。 市内で
などの被害にあわない作物として栽培、農業者の収入源とする。
「綿姫さん」の育成
○人気の高い昭和村の「織姫」制度を見習い、会津在来種の種から会津木綿を 「綿姫」の新規採用数
完全復活することにより、会津の文化の復活をPR、転入者の増加を図る。
マイスター制度導入によ ○伝統文化を継承する人材を育成する。
る伝統文化の継承
○マイスター制度を導入し、会津の伝統の継承を後押しする。会津木綿の棉の
種子を育てる大竹典和さん、漆掻き子の職人、雄国の根曲り竹細工職人らを師
範・マイスターと認定し、マイスター手当を支給し後進の指導にあたっていただく。 伝統文化の継承に取
○喜多方の文化・歴史を引き継ぎ、誇りを取り戻すとともに、興味ある人が転入 組む担い手数
するきっかけづくりを目指す。棉の栽培や、漆の育成・採取の増加により、産業の
復活、雇用の創出を図る。
18
目標値
備 考