特定外来生物 ナルトサワギクをさがせ ! その2 2015年12月28日 〜 2016年1月31日 • • • • マダガスカル原産の外来種 日本では、鳴門で初めて見つかった 小さな黄色い花を一年中咲かせる タンポポのような綿毛で種子を飛ばす。風によって広 範囲に運ばれるので、急速に分布を拡大しているらし い。 • • 毒があって、食べると健康被害を 引き起こす(肝中心静脈血栓症や 肝癌) 海外では牧草地に侵入し、家畜へ の中毒被害が深刻になっていると ころも。 スマホ生きもの調査隊 広い範囲を一人で調べるのはとても大変。みんなが力を合わせることが重要 です。100人が10ヶ所調べるだけで、あっという間に1000ヶ所の様子がわかりま す。隊員登録をして、写真を撮ってどしどし投稿してください。 登録、投稿などについての詳細はwebで。 http://tokushima-inochiphoto.com/pc/ ※個人情報については、この調査以外の目的には使用しません。 写真を撮って、アップする 1) GPS機能付きのスマートフォン・携帯電話・デジタルカメラを持って 出かける。 2) ナルトサワギクの写真を撮る。 3) その場で、あるいは家に帰ってパソコンから写真をアップする。 集められた情報を見る 送られた情報はパソコンで確認 http://www.tokushima-inochiphoto.com/pc/ 送られた写真はリアルタイムでgoogle map上に反映さ れ、分布のようすがすぐにわかる。ピンをクリックすれ ば写真も現れる。 情報は、自然や生きものを守っていくための大事な資 料になる。 データは研究者等にも共有され、生物多様性保全の ための研究にも役立てられる。 見つけるヒント! • • • 2014年度の結果 海岸砂浜、河川敷や堤防、道路沿い、 造成地などに多いようだ。鳴門の道路 沿いでは山の中にまで入っているとい う情報も。 この時期、花は少ない。黄色い花を見 かけたら、疑ってみよう。 自信がなくても、撮って送ってしまおう。 専門家が確認してくれる。 224地点 ナルトサワギクは 特定外来生物。持って帰ることは法律で禁じられています! 外来生物対策活動 実行委員会 特定非営利活動法人徳島保全生物学研究会【主催・呼びかけ団体】 とくしま生物多様性センター 徳島大学環境防災研究センター 生物多様性とくしま会議 国土交通省徳島河川国道事務所河川環境課・地域連携課 徳島県県土整備部 建設管理課、河川整備課、運輸政策課 西日本高速道路(株)徳島高速道路事務所 保全計画課 集まった分布情報をもとに、駆除活動の計画・実施につなげていきたいと考えています。 この調査は平成27年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて実施します。 お問い合わせは ■ とくしま生物多様性センター (土井) TEL; 088-621-2343 [email protected] ■ 特定非営利活動法人 徳島保全生物学研究会 (事業担当理事) & 徳島大学環境防災研究センター (自然環境科学部門主任・教授 鎌田) TEL; 088-656-9134、[email protected] ※ 今までの調査やとりまとめの様子は、facebookでもお伝えしています。 https://www.facebook.com/SmartBiosurvey
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