長野県デジタルアーカイブシステムサービス提供業務要求仕様書(本文)

長野県デジタルアーカイブシステム
サービス提供業務要求仕様書
長
野
平成27年
県
1月
目 次
1 基本的事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2 システム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
3 アプリケーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
4 画像データ・メタデータ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
5 ポータルの構築・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
6 運用保守、監視・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
7 研修支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
8 成果品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
9 その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
2
1 基本的事項
(1) 全般
ア 業務名
長野県デジタルアーカイブシステムサービス提供業務
イ 業務内容
本要求仕様書に係るサービスを長野県(以下「県」という。)へ提供すること。留意する事
項としては、以下のとおりとする。
(ア)県は、本委託業務の受託事業者が構築したサービス提供を受け、それに対して対価として委
託費用を支払うものであり、本委託業務に要するハードウェア、OS、ミドルウェア等の資産は
受託事業者が調達及び保有すること。
(イ)本要求仕様書に示す内容を踏まえ、県民、県職員等が利用しやすいサービス内容とすること。
ウ 用語の定義
この要求仕様書において、次の各号に掲げる用語の定義は、それぞれ当該各号に定めるところ
による。
(ア)画像データ············動画及び静止画のデジタルデータをいう。
(イ)メタデータ・・・・・・・・・・・・画像データに対応するタイトル、制作者等の目録情報をいう。
(ウ)ASP················デジタルアーカイブのアプリケーションソフトをインターネット回
線を通じて県にサービスを提供することをいう。
(エ)デジタルアーカイブシステム・・・・・・長野県の文化情報を集約して保存、閲覧、利用できるシ
ステムをいう。
エ 調達目的
長野県デジタルアーカイブシステムサービスは、県立歴史館・図書館・美術館のデータベ
ースを一括検索できる機能を中心として、各種映像記録や県民参加で収集するデータ等、
長野県の文化情報を集約して保存、閲覧、利用できる環境を提供する。
このサービスは既存サービスが存在しているが、既存サービスの契約満了に伴い、既存
サービスで提供されている機能のうち、デジタルアーカイブの保存公開等の必要最小限の
機能を持続させるために、既にクラウド型サービスとして運用されているアプリケーショ
ンサービスを利用して、短期間で既存データを移行し、持続可能な新システムサービスと
して提供を受ける。
オ 情報提供元
県立歴史館・図書館・美術館、県情報政策課、県民等
カ 調達基本方針
次の事項を調達の基本方針とする。
① 受託事業者は、委託業務に必要な機能・機器を用意し、県に対して本要求仕様書に定めら
れたサービスを提供すること。
② 受託事業者が提供するサービス提供形式はASP方式とすること。
③ 本サービスは県民、県職員等に対して原則として24時間365日利用可能なサービスを提供
すること。(システムメンテナンスによるサービス停止は除く。)
④ 受託事業者は本サービスにおいてファシリティ要件を最低限度備えたデータセンターに
サーバを設置し、運用すること。
キ 調達範囲
本仕様書で調達の対象とする範囲は、アプリケーションを実装する本サービスの構築・提供
と運用サポートのうち、次の範囲とすること。なお、本サービスを利用する上で必要となるラ
3
イセンス料その他アプリケーション等についても使用料等が必要な場合は、それらも合わせて
本委託料に含めること。
(ア)業務サービス
① 管理系機能サービス
② 公開系機能サービス
③ その他(初期データ移行・登録支援)
(イ)運用保守、監視サービス
① サーバ監視(URL死活監視)サービス
② サポートサービス
(ウ)ハードウェア・ネットワークサービス
① サーバの提供(データセンターに設置したハードウェアに、サービス提供アプリケーシ
ョンを搭載すること。)
② インターネット接続(インターネットを経由した公開・管理機能を提供すること。)
ク 契約の条件
(ア)契約形態
① 本業務の契約形態は県が定めた要件を満たしたサービス提供業務委託契約であり、県が
利用するサービスについて、県と受託事業者の間で契約を締結するものとする。
② サービス提供委託業務に対しての費用は年度単位で年度末に支払うものとする。
(イ)履行期間
平成27年2月12日から平成32年3月31日まで
(ウ)サービス開始時期
データ移行の運用開始
平成27年2月12日
サービスの本格運用開始
平成27年4月1日
(2)安全性・信頼性
(ア)本サービスでは関係法令や各種基準に従い、適切かつ厳格厳重に個人情報を管理すること。
(イ)本サービスでは不正アクセス及びコンピュータウィルス等への適切なセキュリティ対策を
講じること。
(ウ)本サービスのシステム及びファシリティは信頼性を重視した設計とし、24時間365日のサ
ービス運用に適したものを採用すること。(システムメンテナンスによるサービス停止は除
く。)
(3) セキュリティ
ア 基本方針
(2)に基づき、セキュリティに関しては、県の「情報セキュリティポリシー(基本方針)」
に沿った運用を行えること。
イ セキュリティ要件
(ア)ファイアウォール機能
本システムを設置するIDCに設置するファイアウォール機器は、最低限、次のセキュリテ
ィ対策を講じること。
・ping of death攻撃対策
・tear-drop攻撃対策
・syn-flood攻撃対策
・land攻撃対策
・Source routeオプションパケットのフィルタリング
(イ)バックアップ機能
ネットワークを通じて、そのネットワークに接続されているコンピュータに格納されてい
る情報のバックアップの収集を可能とすること。
4
2 システム
(1) 全般
本アプリケーションシステムは、データをインターネットにより公開できるクラウド型システ
ムにおいて運用する。そのため、システムの各種設定を統括する管理機能と県民にデータを公開
する公開機能を有するものとする。
ア 管理系機能
管理者B(県立歴史館・図書館・美術館の担当者)は、インターネットからアクセスし、デー
タの登録・修正・削除、公開・非公開等の設定、項目の追加・修正・削除、アクセス統計デー
タの表示・ダウンロード等が行えること。管理者A(情報政策課担当者)は、上記に加え、ユ
ーザー管理、インターフェイス修正等が行えること。管理系機能は、管理者AおよびBが操作
できることを原則とするが、管理者A及びBの指示により同等の管理を事業者が行ってもよい
ものとする。
イ 公開系機能
インターネット回線により県民等にデータの公開を行うシステムであること。
(2) ネットワーク
ア 機能
(ア)機器との接続等
IDC内に設置するサーバとインターネット回線との接続ができること。
(イ)回線等
インターネット接続回線として、200Mbpsベストエフォート以上とすること。
3 アプリケーション
(1) 全般
システム利用者は以下のとおりとし、管理する負担が軽減されるシステム構成とすること。
ア 管理系機能
(ア)管理者A(情報統計課担当者)
(イ)管理者B(県立歴史館・図書館・美術館担当者)
イ 公開系機能
不特定多数の県民等が利用。
(2) 機能
本サービスの提供を実現するシステム機能の範囲は2つのシステムで機能要件を定め、それぞ
れについて基準となる仕様を定める。
※以下「A」・・・管理者Aが操作可能な機能、「B」・・・管理者Bが操作可能な機能 とする。
5
ア アプリケーション機能
大項目
公開系機能
中項目
基本機能
小項目
Web対応機能
日本語、英語の画
面
新着情報表示機能
お知らせ機能
統合検索機能
検索機能
キーワード検索機
能
機関別検索機能
6
詳細
・公開系機能は以下のWebブラウ
ザを動作保証ブラウザとする。
・スマホ、タブレットにも対応
する。
【Windows OS】
IntenetExplorer 8~11
Firefox 12以上
Google Chrome
【Mac OS】
Firefox 12以上
Safari 5以上
【Android OS】
Google Chrome
【IOS】
Safari 5以上
・TOP画面での日本語、英語の表
示切替ができる。(固定項目の
み)
・変更できる固定項目は設定フ
ァイルにて定義し管理者にて変
更できる。
・TOP画面に新たに登録されたデ
ータを自動的に表示できる。
・新着情報は以下の項目を表示
できる。
登録日(更新日)、タイトル
・新着情報のタイトルをクリッ
クすると該当データの詳細表示
ができる。
・利用者へのお知らせ、新着情
報をTOP画面に表示できる。
・お知らせの登録はWebブラウザ
より登録できる。
・お知らせにはHTMLで記述した
情報を埋め込むことができる。
・システムに蓄積された機関別
のデータを統合的に検索でき
る。
・TOP画面にて、全機関のデータ
ベースに対し、キーワードを指
定して全項目検索できる。
・TOP画面に提供機関別データベ
ースの一覧を表示できる。
・TOP画面から機関別データベー
スの検索画面へリンクできる。
・機関別検索画面では各機関の
データを階層的に閲覧できる。
・機関別にキーワード検索がで
きる。
必要度
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
評価項目
評価項目
評価項目
必須項目
カテゴリ検索機能
地図検索機能
年代検索機能
7
・詳細検索画面では検索対象項
目を設定して検索できる。
・詳細検索画面では検索対象項
目は以下の項目を指定できる。
全項目、タイトル等
・詳細検索画面では以下の検索
条件を指定できる。
データ提供機関、コンテンツ
ファイルの有無、データ種別、
カテゴリ等
・詳細検索画面では検索フィー
ルド内でAND、OR、NOTの論理演
算を指定できる。
・検索結果の表示件数を指定で
きる。
・検索時の一致条件は以下のと
おり。
マルチバイト文字:部分一致
アルファベット数字:単語単位
の前方一致
アルファベットの全角半角は区
別しない。
アルファベットの大文字小文字
は区別しない。
数字の全角半角は区別しない。
等
・TOP画面から各機関別データベ
ースのカテゴリ検索画面へリン
クできる。
・カテゴリ検索画面には別紙1
のカテゴリを表示する。
・カテゴリ検索画面のカテゴリ
をクリックすることで検索結果
一覧を表示できる。
・機関別検索画面より地図検索
画面へ遷移できる。
・地図検索画面にはGoogle Map
APIを使用した地図を表示し、詳
細画面からリンクできる。
・詳細地図検索画面では表示さ
れた地図上で検索対象とする場
所を指定できる。
指定された場所の北西端と南東
端の緯度経度でデータを検索し
て検索結果を一覧表示する。
・TOP画面より年代検索画面へ遷
移できる。
・年表検索画面には以下の年代
を表示できる。
旧石器時代、縄文時代、弥生
時代、古墳時代、飛鳥時代、奈
良時代、・・・平成時代、○○
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
必須項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
○○年代
検索結果表示
機能
検索結果一覧表示
機能
サムネイル表示機
能
並べ替え機能
ハイライト機能
冊子表示機能
地図表示機能
8
・検索結果一覧にサムネイル画
像を表示できる。
・検索結果一覧には検索で該当
したデータの簡略情報を表示で
きる。
・簡略情報には以下の項目を表
示する。
データ種別、サムネイル画像、
タイトル、作成者、説明文等
・簡略情報のタイトルをクリッ
クすると詳細表示画面を表示で
きる。
・検索時に使用された検索キー
ワードや条件が表示できる。ま
た、検索条件を追加、変更して
再検索ができる。
・検索結果一覧にサムネイル画
像を表示できる。
・サムネイル画像が表示可能な
コンテンツファイルのファイル
形式は以下のとおり。
JPEG等。
・サムネイル画像のサイズは元
画像の縦横比を維持し、縦サイ
ズを一定のピクセル(設定フェ
ーズで決定)で表示する。
・検索結果が1000件以下の場合
は検索結果の並べ替えができ
る。
・並べ替えは各データ項目の昇
順、降順を指定できる。
・並べ替えの対象として指定で
きる項目は以下のとおり。
タイトル、著者等
・検索結果一覧画面に検索キー
ワードがある場合はハイライト
表示する。
・詳細表示画面に検索キーワー
ドがある場合はハイライト表示
する。
・冊子のデジタル画像を表示す
る際には、冊子単位の表示とし、
1冊ごとに各ページが閲覧でき
るようにすること。
・ページ一覧の表示のほか、各
ページのページ送りができるこ
と。
・検索結果をGoogle Map APIを
使用し地図上にプロットして表
示できる。
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
評価項目
評価項目
評価項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
評価項目
詳細表示機能
機関別項目非公開
機能
コンテンツ表
示機能
コンテンツ表示機
能
画像拡大機能
外部リンク機能
連携機能
検索サーバ機能
リポジトリ機能
管理系機能
データ管理機
能
XML検索機能
基本機能
Web対応機能
9
・地図上へのプロットは緯度経
度情報を有するデータを対象と
する。
・地図上にプロットされたマー
クをクリックするとタイトルお
よび緯度経度を表示できる。
・簡略情報に詳細表示へのリン
クを表示できる。
・検索結果一覧及び地図表示機
能から詳細表示画面を表示でき
る。
・詳細表示画面にはメタデータ
の詳細情報を表示する。
・メタデータに関連付けられて
いるコンテンツファイルのサム
ネイル画像を表示できる。
・サムネイル画像が複数ある場
合は一定の件数(設計フェーズ
で決定)まで同時に表示し、それ
以上はページ送りで表示でき
る。
・関連情報へのリンクを表示で
きる。
・機関別データベース毎にメタ
データ項目の公開、非公開を設
定できる。
・設定は設定ファイルまたはGUI
にて行い、システム管理者によ
り変更可能とする。
・登録されているデジタルコン
テンツを表示又はダウンロード
できる。
・画像はページ送りで表示でき
る。
・画像はサムネイルサイズ、Web
表示サイズ、元ファイルの3段
階で表示できる。
・Web表示サイズの画面は、マウ
ス操作による拡大、縮小、表示
位置の変更ができる。
・登録されている外部リンクを
表示できる。外部リンクをクリ
ックすると該当するページへ遷
移する。
・登録されているデータをSRW、
SRU、OpenSearchで公開できる。
・登録されているデータを
OAI-PMHで公開できる。
・公開データは汎用性の高いXML
で管理しXML検索エンジンで高
速に検索できる。
・管理系機能はWebブラウザで利
評価項目
評価項目
評価項目
評価項目
必須項目
必須項目
評価項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
評価項目
評価項目
評価項目
必須項目
用できる。
・管理系機能は以下のWebブラウ
ザを動作保証ブラウザとする。
【Windows OS】
IntenetExplorer 8~11
SSL暗号化機能
情報管理機能
(A及びB)
データメンテナン
ス機能
入力アシスト機能
コンテンツ登録機
能
検索機能
一覧表示機能
公開設定機能
複写機能
排他制御機能
他機関制御機能
メタデータ設定機
能
一括登録・出力・
削除
利用統計機能
利用者管理機
能
(Aのみ)
利用者登録機能
権限設定機能
10
・管理系機能と利用者の通信は
SSL(Secure Socket Layer) に よ
り暗号化をする。
・メタデータの登録、削除、更
新を行うことができる。
・メタデータの項目は別紙2の
項目とする。
・指定した項目は、一覧表から
入力データ選択ができる。
・メタデータに関連するデジタ
ルコンテンツを登録、削除、更
新できる。
・1つのメタデータに対して複
数のコンテンツを登録できる。
・検索時に使用された検索キー
ワードや条件が表示できる。ま
た、検索条件を追加、変更して
再検索ができる。
・登録されたメタデータの一覧
表示、出力、検索、並べ替えが
できる。
・登録データ、または、メタデ
ータごとの公開可否を設定でき
る。
・登録されたメタデータを複写
してデータ登録できる。
・他の利用者が編集中のデータ
は修正できないように制御でき
る。
・他の機関がデータを修正でき
ないように制御できる。
・任意のメタデータ項目を設定
できる。
・各提供機関ごとに必要な項目
のみを表示できる。
・データの一括登録・出力・削
除ができる。
・公開系機能の利用状況を登録
機関別に月次で集計できる。
検索回数、詳細表示回数、利
用報告での使用目的
・利用者の登録・修正・削除が
できる。
・メタデータ及び画像データの
編集、公開の権限を設定できる。
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
評価項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
評価項目
必須項目
評価項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
インターフェ
イス修正機能
(Aのみ)
資料管理機能
その他
初期データ登
録機能
バージョンア
ップ
4
インターフェイス
修正機能
・TOP画面のお知らせを更新でき
る。
・画面上の固定項目(文字、画像、
色)を変更できる。
項目による絞り込 ・任意の資料管理項目を指定し
み検索・検索条件 た検索ができる。
の保存機能
・数値属性の項目に対しては、
指定した数値、あるいは範囲で
の指定が可能。
・検索結果から更に検索・並べ
替えを行う「絞込検索」ができ
る。
・検索結果から「抽出」「除外」を
選択できる機能を設ける。
一覧表出力機能
・任意の項目(最大40項目まで)
を指定したリストをテキストフ
ァイル、またはエクセルファイ
ルに出力できる。
・テキストファイルの出力書式
として「タブ区切り」または「カ
ンマ区切り」を選択できる。
・出力文字コードはShift-JISま
たはUTF-8が選択できる。
既存データコンバ ・既存データをコンバートし本
ート機能
システムへ登録可能な形式へ変
換できる。
・最適な動作環境が得られるよ
う、必要に応じてアプリケーシ
ョンソフトのバージョンアップ
を行う。
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
必須項目
画像データ・メタデータ
(1) 画像データについて
画像データについて、県が作成したデータ(静止画:JPEG形式、動画:WMV形式)をシステム
へ登録すること。
(2) メタデータについて
画像データに対応するメタデータについて、県が作成したデータ(EXCEL形式)をシステムへ
登録すること。
(3) データ量について
ア 初期登録のデータ量(平成27年3月1日現在予定)155GB程度 ※「別表1」参照
①静止画データ…145,000件
②動画データ…113件
イ 今後の登載予定データ(H31年度までの想定)
①静止画データ…150,000件
②動画データ…100件
11
5
ポータルの構築
(1) 全般
公開系機能のTOP画面は、ポータル機能としてHTMLで記述した情報を埋め込み可能なこと。ま
た、ポータルの編集・加工は管理系機能でのみ行えること。
(2)公開系機能
TOP画面は本システムの概要、利用規約、動作環境、ヘルプ、検索窓口、新着画像、お知らせ、
問い合わせ・通報窓口等を掲載すること。
6 運用保守・監視要件
大項目
サポート
中項目
アプリケーシ
ョン保守
小項目
詳細
必要度
・アプリケーションに関する問 必須項目
い合わせ。
受付時間:9:30~17:00
・緊急の課題、システム停止等 必須項目
の重要な障害が発生した場合に
は、その都度速やかに必要な措
置をとること。
・ハードウェア障害については、 評価項目
データセンター内に24時間365
日常勤のオペレータが必要な措
置を講じること。初動障害を切
り分け、迅速な障害復旧対策を
すること。
システム障害
対応
7 研修支援
円滑なシステム運用を図るため、管理者を対象に必要な研修を実施すること。
8 納入品
サービス提供に際し、以下に示すドキュメントを作成して提出すること。なお、ここで示すドキ
ュメントは現在の想定であり、詳細については県と協議の上決定すること。
(1)管理者用マニュアル(紙媒体:4部、電子媒体:1部)
ア 紙媒体は、ページ単位での差し替えが簡便にでき、かつ容易に飛散しない形で作成すること。
イ 改訂があれば、その都度差し替え又は改訂版を提出すること。また、改訂履歴を作成し、同
時に提出すること。
ウ 仮運用開始前までに提出すること。
(2) 利用者用マニュアル(Webサイト上)
12
仮運用開始前までに作成すること。
(3) チュートリアルガイド(紙媒体:1部、電子媒体:1部)
改訂があれば、その都度差し替え又は改訂版を提出すること。
9 その他
(1) 記載外事項
本仕様に記載されていない事項については、県の指示を受けること。
(2) 疑義
本仕様の記載に疑義が生じた場合は、県と協議すること。
(3) 仕様の変更
本仕様に変更のある場合は別途協議の上決定すること。
(4) 負担軽減
システム更新時のデータ移行時には、容易にデータを移行できるようにすること。
(5) 本委託料に含めるもの
受託事業者が業務を行うために要する保守ライセンス費用、人件費、文書作成費、交通費、通
信費、その他一切の費用は、本委託料に含めること。また、操作環境にてツール等が必要となる
場合には、本委託料にそれを含めること。
(6) 権利等
本業務で県が受けるサービスに関して、所有権、著作権等の権利については一切の異動・譲渡
は発生しないこと。
(7) 守秘義務の遵守
本業務により知り得た個人情報等は、情報の保護について万全を期すこと。また、本業務の契
約後についても知り得た情報を他人に漏らさないこと。
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