平成26年12月 各宅地建物取引業協会 御中 公益財団法人 不動産流通近代化センター 「公認 不動産コンサルティングマスター」登録制度の変更予定について(ご案内) 拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は、当センター「不動産コンサルティング技能試験・登録制度」の運営に対し、格別のご理解 とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、当センターでは「公認 不動産コンサルティングマスター(以下「不動産マスター」と略称)」 に関する登録制度(登録更新手続き)について、以下のとおり変更を予定しておりますので、ご案内 申し上げます。 今後とも格別のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 敬具 記 1.変更内容 変更前 変更後 (1)不動産マスターの登録の更新手続を行わない者は、原則、登録を抹消。 (2)登録抹消の運用は、平成27年4月1日から開始。 猶予期間として、平成27年3月31日までは未更新者(非保有者)も 従前と同じ条件(更新要件1つ)で更新の手続を行うことができる。 (1)登録抹消の猶予期間を5年間延長する(平成32年3月31日まで) 。 (2)ただし、平成27年4月1日~平成32年3月31日の間に未更新者が 更新を行う場合には、申請手続を行う年度中に原則として更新要件2つ を充たすことを必要とする。 ★ 登録有効期間内の定例の更新手続では、従来通り、更新要件は1つ。 2.変更理由 ① 登録の抹消を制度化した狙いとしては、専門士資格の創設などにより不動産マスター の役割や社会的意義を実感してもらえるような魅力ある制度・資格にして、消費者の 信頼獲得や認知度の向上を図るとともに、より多くの(旧)登録者にも再度、不動産 マスターの認定を受けてもらうことにあった。 ② しかしながら、この2年間の告知・PR活動の浸透を鑑みると、消費者ならびに(旧) 登録者に対して不動産マスターの役割や意義を実感してもらえる制度・資格にする ためには、なお時間を要するとの認識であり、専門士制度の充実などによる不動産 マスターの認知度向上を実現するための時間として、登録抹消の運用開始を5年間 延長することとしたもの。 3.更新要件について ① ② ③ ④ 不動産コンサルティングに関する研究報告書(2,000 字以上)の提出 不動産コンサルティング地方協議会が実施する「専門教育(1日)」の受講 「不動産フォーラム 21」年間購読と、掲載記事に関するレポート(800 字以上)提出 地方協議会の「自主研修会(認定講座に限る)」、当センター「スペシャリティ講座」 について、合計3回以上の受講 ★「更新要件2つ」の条件:別のもの2つだけでなく、同じもの2つも可(ただし、③は除外) 。 今後、更新要件の項目を増やすことも検討中。 ★正式な公表は、平成27年3月頃になりますので、ご留意の程よろしくお願い致します。
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