平成 26 年度 千葉市立小・中・特別支援学校 (H26 年度調査実施期間 1 9/24~10/17 回答対象:全学校研究主任 校内研究に関する調査報告 小学校 113 校、中学校 56 校、特別支援学校 2 校) H26 校内研究テーマ <校内研究で年間を通して研究に取り組んでいる教科等について>(単位…校数・特別支援学校を含む) 114 校 114 校 <平成 26 年度 【小学校】 研究主題 上位のキーワード> 57 校 57 校 【中学校】 【考察】 平成 26 年度の研究教科等の動向は平成 25 年度とほぼ同様の傾向である。小学校の研究教科では「国 語」と「算数」が 44 校で同数となっている。中学校は、 「教科全般」を対象としている学校が多い。教 科等以外では小・中学校ともに、「特別支援教育」を挙げる学校が多くなっている。 平成 26 年度の研究主題のキーワードは、小学校では 1 位「思考・考え」2 位「表現(力)」3 位「主体 的」 、中学校では、1 位「表現力」2 位「学ぶ意欲」 「言語活動」3 位「豊かな心」であった。「表現力」 は昨年度同様小・中学校共に上位を占めている。新たに多く見られるようになったのが小学校での「主 体的」小・中学校での「豊かな心」というキーワードである。中学校では、「基礎・基本」というキー ワードも昨年度に引き続き、多い状態である。 2 教育センターで調査・研究してほしいテーマ <教育センターで調査・研究してほしいテーマ> 【考察】 当センターで調査・研究をし、明確にしてほしいテーマは、小・中学校ともに、「授業力向上」が群 を抜いて多い。小学校では 113 校中 78 校(69.0%)、中学校では 56 校中 33 校(58.9%)の学校が取り 上げてほしい研究テーマとして挙げている。「学習意識・意欲」についても多くの学校が挙げており、 次いで「校内研究のあり方」となっていて、学力向上の調査・研究を実施してほしいという各学校の要 望が見て取れる。また、前年度に比べて「道徳教育」を取り上げている学校が多い。道徳の教科化に向 けての意識の高まりからか、先行研究をしてほしいという思いが感じられる。 3 教育センター・養護教育センターで開設してほしい専門研修講座のテーマ <開いてほしい専門研修講座のテーマ> 【考察】 当センターで、専門の外部講師を招いて研修講座を開いたり、さらに充実してほしかったりするテー マは、小学校・中学校ともに「授業力向上」が多い。中学校では、「情報教育」についての要望が、小 学校中学校共に「学習意欲」に関する講座の要望が高く、研究テーマへの要望と合致する。また、「特 別支援教育」に関する講座要望も高く、今後、養護教育センターと連携していく必要がある。 <参考:テーマの選択肢> (1) 授業力の向上 (2)児童生徒の学習意識・意欲 (3) 総合的な学習の時間 (4) 教育相談 (5)生徒指導 (8) 環境教育 (9) 外国語活動、英語 (12)特別支援教育 (6)情報教育 (7)キャリア教育 (10) 道徳教育 (11 )校内研究のあり方 (13) その他<自由記述> 各校の研究主任の皆様、ご協力ありがとうございました。以上の情報は今後の教育センター運営に活 かしていきたいと思います。また、各校の研究テーマ一覧や研究主題キーワード等は、次年度の校内研 究の計画を立てる際、参考にしていただければ幸いです。
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