2014.12.24 クリスマスを前に思うこと(Ⅱ) 前回、「クリスマスを何かに心から感謝する日にして欲しい」、「私は本校・生 徒諸君に感謝している」と書きました。今回はその続きです。 先週19日に本校のクリスマス礼拝を近江八幡市文化会館をお借りして、開催 しました。本学園の同窓生でもある、大阪教会の岡村恒牧師をお招きし、メッセ ージをいただきました。先生は「近江兄弟社での学び・生活が、世界に目を開か せ、人生の軸を作った」と話されました。本学園に「ヴォーリズ精神」という軸 があることの重要性を改めて感じました。また生徒(シビック)による進行も 清々しく、またハンドベル部・奏楽部・聖歌隊の生徒諸君も生き生きと演奏・ 合唱をしてくれ、本当に素晴らしいクリスマス礼拝となりました。 私は終わりの挨拶をさせていただいたのですが、生徒諸君に反応があったのは 二カ所です。まずは「(岡村先生の言葉を引用し)青春は『ごめんね』を言わな ければならないようなことも多々あるけど、それにもまして重要で素晴らしい」 と話した時。案外、テレビを見ている人は多いですね? 二つ目は「次年度よりヴォーリズ学園となる」と話した時。やはり「近江兄弟社」 への愛着は強いようですね。私たち(理事会)としては生徒諸君のその思いを 踏まえ、学校名は近江兄弟社高校のまま残し、法人名をヴォーリズ学園とする ことにしました。したがって今まで通り「近江兄弟社高校」ですが、今まで以上 に「ヴォーリズ精神」を学園の教育の軸にしたいと思っています。 本校生徒へ感謝していると書き続けて いますが、本当に多方面で活躍してくれ ていますし、それこそヴォーリズ精神を 軸にしてくれています。写真は11月30日 の近江八幡市内での「クリスマス点灯式」 で演奏する本校吹奏楽部と12月12日から 15日まで、生徒会の呼びかけで実施した南三陸町でのヴォランティア活動の様 子です。本校生徒諸君は、青春の時期を大切に、人生の軸をつくる学び・体験 をしてくれています。
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