2014年度3月号 発行者こども園園長 堀江和広 聖句 「互いに愛し合いなさい」 「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。 これがわたしの掟である。」 3月の聖句 ヨハネによる福音書 15章12節 「羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、 先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。」 ヨハネによる福音書10章3~4節 早いもので3学期も残りわずかとなりました。この学期は1年間のまとめであり、4月からの進学・ 進級に備えた大切な時期として位置付け、取り組んでまいりました。 そのなかで「何かひとつ自信を持って、進学・進級を迎えよう」という願いの基に、各学年が様々な 活動に取り組みました。年長さんは「跳び箱」に挑戦し、各自が定めた段数を跳ぶことができるように なり、体操の中島先生から手作り金メダルを受け取りました。一人ひとりがみんなの前で挑戦し、成 功するたびに大きな拍手がノアホールに響きました。他者の喜びをまさに自分自身の喜びのように 感じ、他者を称える姿にその成長を垣間見て、嬉しさを感じました。 年長さんは、ちいさな園児や乳児さん達の憧れの存在です。一生懸命取り組んでいる姿や楽しん でいる姿を見て、刺激を受け成長していくのだと思います。またその憧れの勇姿が伝統となり、脈々 と受け継がれていくのだと思います。 4月になると、小学校というさらに大きな社会に羽ばたいていきます。心も体も成長し、今まで以上 に様々なものに興味関心を示していくと思います。保護者の掌から飛び出し、行動範囲が広がり、心 配なことや不安なこともたくさん出てくると思います。でも子ども達は「自信という宝物」を持って羽ば たいていきます。『失敗は成功の基!失敗してもそれを乗り越える力や知恵がつけば良いので す!』・・・・転ばぬ先の杖ではなく、一緒に考え乗り越えていく関係を築いて欲しいと願っています。 先日の子育て講演会の河村先生は『生まれた時にこうなって欲しい!こんなことができたら良 い!そんなことを考えましたか?生まれてきてくれてありがとう!!そのことだけだったのではないで しょうか。』とお話し下さいました。あまり大きな荷物を背負わせることなく、素直に人間らしく育って欲 しいと願っています。年長保護者の皆様、今までお支えくださり有難うございました。これからの益々 の成長と活躍を祈っております。
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