Title 1 (Arial Bold 30 pt) - Goldman Sachs

原油価格の下落がアジアハイ・イールド社債に
与える影響について
2014年12月22日
情報提供資料
原油価格動向と今後の見通し
原油価格の推移
($) 120
【原油価格下落の背景】
110
100
•
これまで、地政学リスクが高い(原油価格上昇要
因)ものの、産油国の供給増(米国・リビア等)、およ
び原油需要見通しの下方修正などが市場に影響
を与え、原油価格が低下してきました。
•
上記に加え、2014年11月末、OPEC(石油輸出国
機構)による減産見送りが決定されたことを受けて、
原油価格は更に下落しています。
90
80
70
60
WTI原油
ブレント原油
50
14/1
14/4
原油価格
急落
14/7
14/10
出所:ブルームバーグ、期間:2014年1月~2014年12月15日
(年/月)
【今後の見通し】
•
サウジアラビアはこれまで原油価格の下落時に供給を調整してきましたが、足元では生産量を据え置きの姿勢を
取っていることから、原油価格が低い水準で推移するリスクが残ると考えられます。しかしながら、現在の価格水
準を大きく下回って推移することは想定しづらいと見られます。
•
長期的には、原油価格の下落により需要が創出されると考えられます。需要増は市場にバランスをもたらし、原油
価格動向が適正水準に回復する潜在的要因になると期待されます。
•
また、米国、ドイツ、中国をはじめとするアジア諸
国はいずれも原油純輸入国であり、原油価格低
下の恩恵を受けることから、原油価格の下落は
グローバルの経済成長にポジティブに働くと考え
られます(グローバル全体で、原油輸出国のマイ
ナスの影響を相殺して上回る水準の恩恵がある
と言われ、グローバルGDPを今後4~6四半期に
わたって約0.5%押し上げるものと推計されます) 。
エマージング諸国
先進国
輸入国
中国、インド、インドネシア
韓国、シンガポール
台湾、トルコ
フランス、ドイツ、イタリア
日本、オランダ、スペイン、米国
輸出国
クウェート、ナイジェリア、
ロシア、サウジアラビア、UAE
カナダ、ノルウェー、UK
アジアハイ・イールド社債市場に占めるエネルギー・セクターの影響
エネルギーセクターのパフォーマンス寄与率
•
アジアハイ・イールド社債指数におけるエネルギーセクターの
パフォーマンス寄与率は10%以下であり大きくはありません。
•
原油消費国であるアジア諸国は基本的に原油価格低下の恩
恵を受けやすいと言われています。同時に、アジア・ハイ・
イールド債券市場全体にとってもポジティブ材料となると見ら
れます。
•
なお、足元の基準価額の下落については原油価格の低下に
起因したものというよりは、グローバル金融市場全体のリスク
オフ基調が高まったことにより、アジアハイ・イールド社債市
場も一部売り込まれたためと考えられます。
•
そのため、市場が落ち着きを取り戻す中では、「原油価格低
下はマクロ的な観点からアジア経済にプラス寄与」ということ
を背景に、アジア・ハイ・イールド債券にとって追い風の環境と
なると考えられます。
エネルギーセクター
9.3%
その他のセクター
90.7%
出所:BofAメリルリンチ(12月17日時点)
セクターはBofAメリルリンチの分類に基づく
本資料は、情報提供を目的としてゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社(以下「弊社」といいます。)が作成した資料であり、特定の金融商品の
推奨(有価証券の取得の勧誘)を目的とするものではありません。本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその
正確性・完全性を保証するものではありません。本資料に記載された過去のデータは将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。本資料に記載
された見解は情報提供を目的とするものであり、いかなる投資助言を提供するものではなく、また個別銘柄の購入・売却・保有等を推奨するものでもありませ
ん。記載された見解は資料作成時点のものであり、将来予告なしに変更する場合があります。低格付けのハイイールド証券は、価格の大きな変動性を伴い、
より高い格付けの債券と比較して大きな信用リスクにさらされる可能性があります。本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真
複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(Ⅱ)再配布することを禁じます。
© 2014 Goldman Sachs. All rights reserved. <148570.OSF.MED.OTU>
1
2014年12月22日
アジアハイ・イールド社債の魅力
情報提供資料
アジアハイ・イールド社債の魅力

アジア地域の成長率は相対的に高く、グローバル経済成長の牽引役として期待
•
アジアの多くの国で構造改革が進展し、ポジティブな投資環境
•
原油価格下落はアジア地域に恩恵をもたらすと期待される

魅力的な利回り水準(8.6%)
• アジアは原油下落の影響は限定的と見られることから、足元の利回り上昇は投資妙味を創出
各ハイ・イールド社債の特徴
(%)
10
8
経済成長
米国
ハイ・イールド社債
欧州
ハイ・イールド社債
2015年以降上向くも
その勢いは緩やか
今後回復の予測も
相対的に低成長
【GDP予測-米国】
6
4
2.2
3.1
2.2
3.0
3.0
0
金融引き締め
・・・FRBは着実に緩和策を終了
し、今後の引き締め策を検討す
る準備に入っている。今後の焦
点は2015年の利上げタイミング。
エネルギー関連企業への懸念
・・・足元エネルギー関連企業
の債券が売られ、デフォルト率
上昇への懸念も高まっている。
今後更なる原油価格の下落が
ある場合には注意が必要。
7.5%
利回り
【GDP予測-欧州】
・・・2014年後半から利回りは上
昇基調。エネルギーセクターに関
しては注視が必要。
8
相対的に高い成長が
見込まれる
【GDP予測-アジア】
6.6
6.5
6.6
6.5
6.5
6
4
4
1.4
1.8
2.0
2.0
0.2
0
2013 2014 2015 2016 2017 (年)
原油価格の
影響
8
2
(%)
10
6
2
金融政策
(%)
10
アジア
ハイ・イールド社債
2
0
2013 2014 2015 2016 2017 (年)
2013 2014 2015 2016 2017 (年)
追加緩和の可能性
金融引き締め
・・・欧州の軟調な経済指標か
ら、追加緩和を2015年第1四半
期に発表すると予想。
・・・経済が好調であり、アジア各
国は引き締め傾向。経済減速し
たとしても、緩和策で柔軟に対応
する余力がある。
ロシアの動向に注視
・・・地理的にロシアに近いこと
から、足元の原油価格の急落お
よびロシア・ルーブルの乱高下
の影響の可能性がある。
原油価格下落はアジアに恩恵
・・・世界の商品価格下落は、消
費エネルギーの大半を輸入に頼
るアジア地域にとって好材料。
4.5%
8.6%
・・・相対的に低い利回りだが、
欧州中央銀行の金融緩和期待
はサポート材料。
・・・アジアでは原油価格下落の影
響は限定的と見られる。足元の利
回り上昇は投資妙味を創出。
出所:IMF、バークレイズ、BofAメリルリンチ 時点:2014年12月17日時点 米国ハイ・イールド社債:バークレイズUSハイ・イールド指数、欧州ハイ・イー
ルド社債:バークレイズ汎欧州ハイ・イールド指数。アジアハイ・イールド社債:BofAメリルリンチ・アジアハイ・イールド指数
上記は経済や市場等の過去のデータおよび一時点における予測値であり、将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。 経済、市場等に関
する予測は資料作成時点のものであり、情報提供を目的とするものです。予測値の達成を保証するものではありません。
本資料は、情報提供を目的としてゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社(以下「弊社」といいます。)が作成した資料であり、特定の金融商品の
推奨(有価証券の取得の勧誘)を目的とするものではありません。本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその
正確性・完全性を保証するものではありません。本資料に記載された過去のデータは将来の動向を示唆あるいは保証するものではありません。本資料に記載
された見解は情報提供を目的とするものであり、いかなる投資助言を提供するものではなく、また個別銘柄の購入・売却・保有等を推奨するものでもありませ
ん。記載された見解は資料作成時点のものであり、将来予告なしに変更する場合があります。低格付けのハイイールド証券は、価格の大きな変動性を伴い、
より高い格付けの債券と比較して大きな信用リスクにさらされる可能性があります。本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真
複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(Ⅱ)再配布することを禁じます。
© 2014 Goldman Sachs. All rights reserved. <148570.OSF.MED.OTU>
2