(一社)岡臨工発第 14-078 号 平成 26 年 12 月吉日 一般社団法人岡山

(一社)岡臨工発第 14-078 号 平成 26 年 12 月吉日 一般社団法人岡山県臨床工学技士会会員各位 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 会長 田中昭彦 第 4 回 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会 開催のご案内 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より本技士会の活動に格別のご高配を賜
り、厚くお礼申し上げます。 さて、このたび「第 4 回 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会」を開催する運びと
なりましたのでご案内申し上げます。 (注)CE: Clinical Engineer 臨床工学技士 本意見交換会は、CE が所属されている各施設から建設的なご意見・ご要望を賜ることで、本技
士会事業をより皆さまのご要望に沿ったかたちにすべく、4 年前より開催いたしております。(本意見
交換会開催趣旨の詳細につきましては、別紙をご参照下さい)。 特に、当会の定款にもあります「職業倫理の高揚や学術技能および資質向上」のための卒前、卒
後教育や、「職能団体」としての臨床工学技士の社会的地位の向上については、日々臨床現場でご
活躍されておられる皆様の貴重なご意見が不可欠です。 法制度が整備され 20 数年経過しましたが、現在の臨床工学技士の置かれた状況を鑑みますと、
現場の声、地方の声を「公益社団法人日本臨床工学技士会」へ強く届けることも必要であると考え
ております。技術料や施設基準を含む制度面など、単県での意見では実現できない案件もございま
す。必要であれば中四国地区や近隣地域とも連携をおこない、現実味のある提案とし働き掛けを行
うことも必要であると考えております。 これまでの本意見交換会の参加人数は、第 1 回が 32 名、第 2 回が 62 名、第 3 回は大雪の中 43
名のご出席をいただき、短い時間の中ではありましたが有益なご意見を頂くことができました。今
回は、規模の同じ施設でのグループ討論と全体討論を設け、より充実した会にしたいと考えており
ます。 ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、何卒ご出席賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 敬具 添付資料: 1:岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会開催趣意 2:第 4 回 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会開催概要 ( 添 付 資 料 1) 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会開催趣意 近年の臨床工学技士をとりまく環境は大きく変わっております。昨今は医療費抑制が叫ばれ、ま
た特定看護師制度の特定行為には当該職種と重なる機器の操作や管理も含まれ、更に「2025 年に
は病院勤務看護師が 14 万人溢れる」との試算も出ております。今後の臨床工学技士を取り巻く環
境は、非常に厳しくなることが予想されます。当該職種関連を見ますと、平成 19 年 4 月の医療法
改正により「医療機器安全管理責任者の設置」が義務付けられ、平成 20 年 4 月には公正取引協議
会による「医療機関における立会い規制」が施行されました。また平成 22 年にはそれまでの業務
指針が廃止。厚生省健康政策局医事課長より新たな業務指針が発出され、日本臨床工学技士会およ
び関連学会の代表者からなる「臨床工学合同委員会」にて「基本業務指針」の改定が行われました。
そして、これらの急激な環境と業務変化に対応すべく、日本臨床工学技士会は平成 24 年 4 月に「公
益社団法人日本臨床工学技士会」として認定され、厚生労働省から内閣府の管轄下となりました。 これらのように、臨床工学技術の進歩・発展は他の分野に比べ極めて急速に進んでおり、現行の
諸制度では対応が難しくなっています。中央職能団体である日本臨床工学技士会は、教育制度の改
正、業務の適正化、労働環境及び地位の向上など、法制度の改正や新たな整備に関する政策提言を
行ってきました。しかしながら、臨床工学技士に係わる法制度の改正や整備はすべて国会において
決定されるため、国会議員への政治活動が不可欠となります。その一方で、公益団体である日本臨
床工学技士会はこれらの政治活動を行うことはできません。このため、他の医療関係職種団体と同
様に、日本臨床工学技士会の政策提言である施策、制度、そして法律の実現を目的とした政治活動
を行う「日本臨床工学技士連盟」が昨年 7 月に立ち上がりました。連盟では、「医療機関へ臨床工
学技士の適正配置」、
「厚生労働省内に臨床工学技士の育成に関する検討会(仮称)を設置」、
「臨床
工学技士業務を適正に評価した技術料を診療報酬に掲載」等を柱として活動しています。この度、
連盟の活動もあり平成 26 年度診療報酬改定にて特定集中管理室管理料1に関する施設基準に「専
任の臨床工学技士が常時、院内に勤務していること」が明記されました。 このような状況に対応すべく、地域ごとに連絡協議会が立ち上がり、各地域で学術大会(学会)
も開催されております。中四国地区においては、平成 23 年秋に鳥取にて「第1回中四国臨床工学
技士会学術大会」が開催されました。昨年度は当地岡山にて「第 3 回中四国臨床工学会」として開
催し、今年度は「第 4 回中四国臨床工学会」が愛媛県にて開催されました。岡山県におきましても、
このような臨床工学技士を取り巻く情勢を鑑み、先の 20 年、30 年を見据えた明確な将来のビジョ
ンが必要となります。各会員、各施設、県、地区、中央との相互関係を模索するためにも、各施設
CE 代表者さまと協議できる場の必要性を強く感じている現状です。各施設 CE 代表者さまとしての
ご意向もあるかと思いますので、趣意をご理解のうえ忌憚なきご意見を賜り、岡山県内の臨床工学
技士を更に結束させ前進して行きたいと考えます。 平成 26 年 12 月吉日 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 会長 田中昭彦 ( 添 付 資 料 2) 第 4 回 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会開催概要 1.会名: 第 4 回 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者意見交換会 2.主催: 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 3.日時: 平成 27 年 2 月 21 日(土) 13:45~16:45 4.場所: 岡山国際交流センター 地下1階 レセプションホール 〒700-0021 岡山市北区奉還町 2 丁目 2 番 1 号 5.参加対象: 県内各施設臨床工学部門代表者 6.参加費: 無料(ただし、交通費等は各自ご負担願います。) プログラム テーマ:臨床工学技士が飛躍するために~『今』何をしていますか?~ 13:45 ~ 13:50 開会挨拶 田中昭彦 (一社)岡山県臨床工学技士会会長 13:50 ~ 14:30 講演 川崎忠行 (公社)日本臨床工学技士会会長 14:30 ~ 14:40 休憩 14:40 ~ 15:40 グループ討論 各施設 CE 部門代表者、技士会役員他 15:40 ~ 16:40 全体討論 各施設 CE 部門代表者、技士会役員他 16:40 ~ 16:45 閉会挨拶 小野淳一 (一社)岡山県臨床工学技士会副会長 (出欠登録) ご出席いただける各施設臨床工学部門代表者(本会の会員、非会員は問いません)の方は、岡山
県臨床工学技士会ホームページ(http://www.okacet.or.jp)より出欠登録をお願い致します。 なお、本技士会会員の方も「オブザーバー」としてご参加いただけます。 申込み期限:平成 27 年 1 月 31 日(土) (情報交換会) 終了後、会費制ではございますが親睦を深め、皆様との交流を行いたく情報交換会を計画してお
ります。 場所:Ryoutei(リョウテイ)岡山市北区奉還町 2-5-23 TEL :086-214-3313 会費:3,000 円 (お問合せ先) 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 事務局 〒700-0912 岡山市北区大供表町 3-14 E-mail:[email protected]