(一社)岡臨工発第 16-114 号 平成 28 年 12 月吉日 臨床工学部門 部門

(一社)岡臨工発第 16-114 号
平成 28 年 12 月吉日
臨床工学部門 部門長殿
一般社団法人岡山県臨床工学技士会会員各位
一般社団法人岡山県臨床工学技士会
会長 田中昭彦
第 6 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議
開催のご案内
拝啓
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より当技士会の活動に格別のご高配を賜
り、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび「第 6 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議」を開催する運びとなりま
したのでご案内申し上げます。
(注)CE:ClinicalEngineer 臨床工学技士
本会議は、CE が所属されている各施設から建設的なご意見・ご要望を賜ることで、当技士会事
業をより皆さまのご要望に沿ったかたちにすべく、6 年前より開催いたしております。(本会議開
催趣旨の詳細につきましては、別紙をご参照下さい)。
特に、当技士会の定款にもあります「職業倫理の高揚や学術技能および資質向上」のための卒前、
卒後教育、また「職能団体」として、臨床工学技士の社会的地位向上については、皆様の貴重なご
意見が不可欠です。
臨床工学技士法成立 30 年を迎えますが、現在の臨床工学技士の置かれた状況を鑑みますと、現
場の声、地方の声を「公益社団法人日本臨床工学技士会」へ強く届けることが必要です。技術料や
施設基準を含む制度面など、単県での意見では実現できない案件もございます。必要であれば中四
国地区や近隣地域とも連携を行い、現実味のある提案とし働き掛けを行うことも必要であると考え
ております。
本会議は、回を重ねるごとに出席いただく施設数も増えており、県下 CE 部門長様の通例会議と
なってまいりました。前回会議におきましても短い時間の中ではありましたが、有益なご意見をい
ただくことができました。この第 6 回会議も、より充実した会にしたいと考えております。
(各施設の CE 部門長様におかれましては←部門長宛てのみ)ご多用のところ誠に恐縮ではござ
いますが、何卒ご出席賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
敬具
下記の添付資料は一般社団法人岡山県臨床工学技士会会員各位宛てのみ
添付資料:
1:岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催趣意
2:第 6 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催概要
岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催趣意
近年の臨床工学技士をとりまく環境は、大きく変わって来ました。平成 19 年 4 月の医療法改正により「医
療機器安全管理責任者の設置」が義務化され、平成 20 年 4 月には公正取引協議会による「医療機関におけ
る立会い規制」が施行されました。また平成 22 年には新たな「基本業務指針」の改定が行われました。日
本臨床工学技士会も平成 24 年 4 月に「公益社団法人日本臨床工学技士会」として認定され、厚生労働省か
ら内閣府の管轄下となりました。これら変化に対し、各 CE 代表者様もご対応されてきた事と存じます。
医療機器は日進月歩で開発・導入がなされ、付随する臨床工学技術の進歩・発展は他の分野に比べ極めて
急速に進んでおります。中央職能団体である(公社)日本臨床工学技士会としても、教育制度の改正、業務
の適正化、労働環境及び地位の向上など、法制度の改正や新たな整備に関する政策提言を行ってきました。
しかし、臨床工学技士に関わる法制度の改正や整備は国会にて決定されるため、国会議員への政治活動が不
可欠となります。これに対応するべく、日本臨床工学技士連盟が設立されました。連盟では、「医療機関へ
臨床工学技士の適正配置」、
「厚生労働省内に臨床工学技士の育成に関する検討会(仮称)を設置」、
「臨床工
学技士業務を適正に評価した技術料を診療報酬に掲載」等を柱として活動しています。連盟の活動もあり平
成 26 年度診療報酬改定にて特定集中管理室管理料1に関する施設基準に「専任の臨床工学技士が常時、院
内に勤務していること」が明記されました。この事案を皮切りに、今後も日本臨床工学技士会と日本臨床工
学技士連盟は未来のため、より強固な連携を構築していく必要があると考えています。しかしながら、臨床
工学技士を取り巻く環境はますます変わることが予想されます。今後、高齢化がますます進展し、医療や介
護サービスの需要が増大していく中で、1000 兆円を超す膨大な国の借金と毎年 1 兆円ずつ増加している医
療費が我々に重くのしかかって来ています。政府は医療費を抑えるため、2025 年度までに全国の急性期病
床数を 16 万~20 万床削減する方針であり、病床機能の分化が求められています。岡山県においては急性期
病床全体の 2 割強である 6500 床が削減目標となっています。また 2018 年の医療・介護同時改定より第 7
次医療計画・第 7 期介護保険事業(支援)計画・第3期医療費適正化計画がスタートし、医療費と介護費の
割合も見直しが成される予定です。今後、人口および患者数が減少していく中で、日本の医療制度は激変の
時代を迎えようとしています。
そこで、臨床工学技士としてもこれからの時代に対応すべく、地域ごとに連絡協議会が立ち上がりました。
中四国地区におきましても、鳥取県にて「第1回中四国臨床工学技士会学術大会」がスタートし、今年度の
高知県の開催で第 6 回を迎えました。岡山県におきましても、このような臨床工学技士を取り巻く情勢を鑑
み、先を見据えた明確な将来のビジョンが必要となります。各会員、各施設、養成校、県、地区、中央との
相互関係を模索するためにも、各施設 CE 代表者様と協議できる場の必要性を強く感じている現状です。ま
た、各養成校としてのご意見も賜りたく、県内の各養成校へのご案内も行っております。毎年、県内外から
多くのご参加をいただいてはおりますが、所属技士数や勤務の関係もあり、なかなか参加が難しいといった
ご意見もいただいております。そこで本年度は、昨年度までの「土曜日開催」から「日曜日開催」へと変更
させていただきました。各施設様としてのご意向もあるかと思いますので、趣意をご理解のうえ忌憚なきご
意見を賜り、岡山県内の臨床工学技士を更に結束させ前進して行きたいと考えます。
平成 28 年 12 月吉日
一般社団法人岡山県臨床工学技士会
会長 田中昭彦
第 6 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催概要
1.会名:
第 6 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議
2.主催:
一般社団法人岡山県臨床工学技士会
3.日時:
平成 29 年 2 月 26 日(日)13:00~
4.場所:
岡山国際交流センター 8 階 イベントホール
〒700-0021 岡山市北区奉還町 2 丁目 2 番 1 号
5.参加対象:県内各施設臨床工学部門代表者
6.参加費: 無料(ただし、交通費等は各自ご負担願います。)
プログラム
テーマ:臨床工学技士法成立 30 年を迎えるにあたり
~ともに未来を創造しよう~
13:40~13:45 開会挨拶 田中昭彦(一社)岡山県臨床工学技士会会長
13:45~14:25 アンケート結果報告及び質疑応答
林 啓介 組織率向上・会員活性化委員会委員長
14:25~15:15 グループ討論
15:15~15:35 休憩
15:35~16:40全体討論
16:40~16:45 閉会挨拶 小野淳一(一社)岡山県臨床工学技士会副会長
(出欠登録)
ご出席いただける各施設臨床工学部門代表者(本会の会員、非会員は問いません)の方は、岡山
県臨床工学技士会ホームページ(http://www.okacet.or.jp)より出欠登録をお願い致します。
なお、当技士会会員の方も「オブザーバー」としてご参加いただけます。
申込み期限:平成 29 年2 月5 日(日)
(情報交換会)
代表者会議終了後、会費制ではございますが親睦を深め、皆様との交流を行いたく情報交換会を
計画しております。
店名:とりでい 西口店
時間:平成 29 年 2 月 26 日(日)17:00~
場所:岡山県岡山市北区駅元町 29-14
TEL:050-5845-5325
会費:3000 円
(お問合せ先)
一般社団法人岡山県臨床工学技士会 事務局
〒700-0912 岡山市北区大供表町 3-14
E-mail:[email protected]