一社)岡臨工発第 15-056 号 平成 27 年 10 月吉日 一般社団法人岡山県臨床工学技士会会員各位 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 会長 田中昭彦 第 5 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議 開催のご案内 拝啓 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より本技士会の活動に格別のご高配を賜 り、厚くお礼申し上げます。 さて、このたび「第 5 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議」を開催する運びとなりま したのでご案内申し上げます。 (注)CE:ClinicalEngineer 臨床工学技士 本会議は、CE が所属されている各施設から建設的なご意見・ご要望を賜ることで、本技士会事 業をより皆さまのご要望に沿ったかたちにすべく、5 年前より開催いたしております。(本会議開 催趣旨の詳細につきましては、別紙をご参照下さい)。 特に、本会の定款にもあります「職業倫理の高揚や学術技能および資質向上」のための卒前、卒 後教育、また「職能団体」としての臨床工学技士の社会的地位の向上については、皆様の貴重なご 意見が不可欠です。 法制度が整備され 20 数年経過しましたが、現在の臨床工学技士の置かれた状況を鑑みますと、 現場の声、地方の声を「公益社団法人日本臨床工学技士会」へ強く届けることも必要であると考え ております。技術料や施設基準を含む制度面など、単県での意見では実現できない案件もございま す。必要であれば中四国地区や近隣地域とも連携をおこない、現実味のある提案とし働き掛けを行 うことも必要であると考えております。 これまでの本会議の参加人数は、第 1 回が 32 名、第 2 回が 62 名、第 3 回は大雪の中 43 名、第 4 回が 77 名ご出席をいただき、短い時間の中ではありましたが有益なご意見をいただくことがで きました。年々ご出席いただく施設数も増えており、県下 CE 部門長様の通例会議となってまいり ました。そこで今回は、ワークショップ形式を設け、より充実した会にしたいと考えております。 ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、何卒ご出席賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 敬具 添付資料: 1:岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催趣意 2:第 4 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催概要 ( 添 付 資 料 1) 岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催趣意 近年の臨床工学技士をとりまく環境は、大きく変わって来ました。平成 19 年 4 月の医療法改正により「医 療機器安全管理責任者の設置」が義務化され、平成 20 年 4 月には公正取引協議会による「医療機関におけ る立会い規制」が施行されました。また 2010 年度には新たな「基本業務指針」の改定が行われました。日 本臨床工学技士会も平成 24 年 4 月に「公益社団法人日本臨床工学技士会」として認定され、厚生労働省か ら内閣府の管轄下となりました。これら変化に対し、各 CE 代表者様もご対応されてきた事と存じます。 医療機器は日進月歩で開発・導入がなされ、付随する臨床工学技術の進歩・発展は他の分野に比べ極めて 急速に進んでおります。中央職能団体である(公社)日本臨床工学技士会としても、教育制度の改正、業務 の適正化、労働環境及び地位の向上など、法制度の改正や新たな整備に関する政策提言を行ってきました。 しかし、臨床工学技士に関わる法制度の改正や整備は国会にて決定されるため、国会議員への政治活動が不 可欠となります。これに対応するべく、一昨年 7 月より日本臨床工学技士連盟を設立されました。連盟では、 「医療機関へ臨床工学技士の適正配置」、 「厚生労働省内に臨床工学技士の育成に関する検討会(仮称)を設 置」、 「臨床工学技士業務を適正に評価した技術料を診療報酬に掲載」等を柱として活動しています。この度、 連盟の活動もあり平成 26 年度診療報酬改定にて特定集中管理室管理料1に関する施設基準に「専任の臨床 工学技士が常時、院内に勤務していること」が明記されました。この事案を皮切りに、今後も日本臨床工学 技士会と日本臨床工学技士連盟は臨床工学技士の未来のため、より強固な連携を構築していく必要があると 考えています。しかしながら、臨床工学技士を取り巻く環境はますます変わることが予想されます。今後、 高齢化がますます進展し、医療や介護サービスの需要が増大していく中で、1000 兆円を超す膨大な国の借 金と毎年 1 兆円ずつ増加している医療費が我々に重くのしかかって来ています。政府は医療費を抑えるため、 2025 年度までに全国の急性期病床数を 16 万から 20 万床削減する方針であり、病床機能の分化が求められ ています。また 2018 年の医療・介護同時改定より第 7 期医療計画がスタートし、医療費と介護費の割合も 見直しが成される予定です。岡山県においては急性期病床全体の 2 割強である 6500 床が削減目標となって います。今後、人口および患者数が減少していく中で、日本の医療制度は激変の時代を迎えようとしていま す。 そこで、臨床工学技士としてもこれからの時代に対応すべく、地域ごとに連絡協議会が立ち上がりました。 一昨年は岡山にて「第 3 回中四国臨床工学会」として開催し、今年度は「第 5 回中四国臨床工学会」が広島 県にて開催されます。岡山県におきましても、このような臨床工学技士を取り巻く情勢を鑑み、先を見据え た明確な将来のビジョンが必要となります。各会員、各施設、養成校、県、地区、中央との相互関係を模索 するためにも、各施設 CE 代表者様と協議できる場の必要性を強く感じている現状です。また、各養成校と してのご意見も賜りたく、本年より県内の各養成校へのご案内も行っております。本会議も今年度で第 5 回目と節目の開催となりました。年々、県南、県北、県外から多くのご参加を頂いております。前回以上の ご参加をいただくために、広い会場を準備し、案内を早期にさせていただきました。各施設様としてのご意 向もあるかと思いますので、趣意をご理解のうえ忌憚なきご意見を賜り、岡山県内の臨床工学技士を更に結 束させ前進して行きたいと考えます。 平成 27 年 9 月吉日 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 会長 田中昭彦 ( 添 付 資 料 2) 第 5 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議開催概要 1.会名: 第 5 回岡山県臨床工学技士所属施設 CE 代表者会議 2.主催: 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 3.日時: 平成 28 年 2 月 27 日(土)13:40~16:45 4.場所: 岡山国際交流センター 8 階 8 階イベントホール 〒700-0021 岡山市北区奉還町 2 丁目 2 番 1 号 5.参加対象:県内各施設臨床工学部門代表者 6.参加費: 無料(ただし、交通費等は各自ご負担願います。) プログラム テーマ:激変する医療・社会情勢を生き抜くために ~臨床工学技士をいかに発展させるのか~ 13:40~13:45 開会挨拶 田中昭彦(一社)岡山県臨床工学技士会会長 13:45~14:30 講演 井福武志(公社)日本臨床工学技士会副会長 14:30~16:40 ワークショップ 16:40~16:45 閉会挨拶 小野淳一(一社)岡山県臨床工学技士会副会長 (出欠登録) ご出席いただける各施設臨床工学部門代表者(本会の会員、非会員は問いません)の方は、岡山 県臨床工学技士会ホームページ(http://www.okacet.or.jp)より出欠登録をお願い致します。 なお、本技士会会員の方も「オブザーバー」としてご参加いただけます。 申込み期限:平成 28 年2 月7 日(日) (情報交換会) 代表者会議終了後、会費制ではございますが親睦を深め、皆様との交流を行いたく情報交換会を 計画しております。 店名:とりでい西口店 時間:平成 28 年 2 月 27 日(土)17:00~ 場所:〒700-0024岡山市北区駅元町 29-14 TEL:086-214-2223 会費:3,000 円 (お問合せ先) 一般社団法人岡山県臨床工学技士会 事務局 〒700-0912 岡山市北区大供表町 3-14 E-mail:[email protected]
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