土砂災害に関する説明会資料(PDF:351KB) - 習志野市

土砂災害に関する説明会
平成26年12月6日(土)、7日(日)
習志野市企画政策部
危機管理課
<習志野市内の土砂災害危険箇所>
千葉県では、
「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」
の対象となる箇所を縮尺1/2,500~1/10,000等の地形図を基に机上で抽
出した調査結果を、「土砂災害危険箇所」として公表しています。
(千葉県HP ⇒ http://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/sabou/kikenkasho/ichihara.html)
土砂災害危険箇所とは
以下の3つの危険箇所を総称して土砂災害危険箇所といいます。
1.急傾斜地崩壊危険箇所
傾斜度30度以上、高さ5m以上の急傾斜地で人家や公共施設に被害を及ぼ
す恐れのある急傾斜地および近接地を急傾斜地崩壊危険箇所といいます。
2.土石流危険渓流
渓流の勾配が3度以上あり、土石流が発生した場合に被害が予想される危険
区域に、人家や公共施設がある渓流を土石流危険渓流といいます。
3.地すべり危険箇所
空中写真の判読や災害記録の調査、現地調査によって、地すべりの発生する
恐れがあると判断された区域のうち、河川・道路・公共施設・人家等に被害を
与える恐れのある範囲を地すべり危険箇所といいます。
習志野市内の土砂災害危険箇所数
1.急傾斜地崩壊危険箇所
37カ所
2.土石流危険渓流
0カ所
3.地すべり危険箇所
0カ所
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習志野市内の急傾斜地崩壊危険箇所(37カ所)の確認方法
1.習志野市防災マップで確認
地図上に、茶色で急傾斜地を表示しています。
2.市ホームページで急傾斜地崩壊危険箇所付近の図面を確認
! もしものときは) 防災・災害、防犯情報 > 防災情報 >
トップページ > (○
土砂災害について の順に進むと、以下の画面で確認できます。
(個別の図面例)
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<土砂災害警戒情報>
土砂災害発生の危険度が非常に高まったときに、県と気象庁が共同で発表する
情報です。「土砂災害警戒情報」は、市町村ごとに発表され、テレビのテロップ
で流れる他、市役所からも「緊急情報サービスならしの」等でお知らせします。
土砂災害警戒情報が発表されるまでの段階
・「大雨警報」が発表される。
・大雨警報に「土砂災害警戒」の特記事項が付記される。
・「土砂災害警戒情報」が発表される。
これらの情報は、
「緊急情報サービスならしの」でお知らせします。また、
「土砂
災害警戒情報」の発表は、緊急速報メール(エリアメール)でもお知らせします。
土砂災害警戒情報が発表されたら
・家の2階や崖から離れた部屋に移動してください。
・市からの情報に注意してください。
なお、土砂災害警戒情報が発表されていなくても、斜面の状況に注意を払い、普
段と異なる状況に気がついた場合は、市役所に連絡するとともに、周りの人と安全
な場所に避難してください。(電話:047-451-1151(代表))
近年、習志野市に発表された土砂災害警戒情報
近年、習志野市では3回土砂災害警戒情報が発表されましたが、急傾斜地の崩壊
は起きていません。
年
度
発
表
平成20年度
回
数
なし
平成21年度
1回(台風第9号)
平成22年度
1回(台風第9号)
平成23年度
なし
平成24年度
なし
平成25年度
1回(台風第26号)
平成26年度
なし
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発表基準が変更。
これまでよりも危
険度が高い状態で
発表されることに
なった。
<避難情報の種類及び内容>
種
類
避難準備情報
内
容
住民に対して避難準備を呼び
期待する行動
避難に時間のかかる方は避難
掛けるとともに、高齢者や障がい を開始してください。
者等の要配慮者に対して、早めの
通常の避難ができる方は、避難
段階で避難行動の開始を求める の準備をしてください。
ものです。
避難勧告
災害によって被害が予想され
対象地域の全ての方は、食料、
る地域の住民に対して、避難を勧 水、常備薬などを持って、避難を
めるものです。
開始してください。
( 緊急度「高い」 )
避難指示
住民に対し、避難勧告よりも強
対象地域に残っている方は、
く避難を求めるもので、危険の切 食料、水、常備薬などを持って、
迫性があり緊急的に避難させる 直ちに避難してください。
ものです。
万一避難する余裕がなければ、
命を守る最低限の行動をとって
( 緊急度「非常に高い」 )
ください。
(注)避難情報は、通常、避難準備情報 ⇒ 避難勧告 ⇒ 避難指示の順で発令されま
すが、雨の降り方によっては、避難準備情報を出さずに避難勧告等を発令する場
合もあります。
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<避難所開設について>
習志野市では土砂災害警戒情報が発表された際は、災害対策本部を設置するととも
に、おおむね1時間以内に避難所を開設できるように準備します。
避難所が開設され次第、崖のある地区を対象として避難勧告等を発令します。
<避難勧告等の住民への伝達方法>
避難勧告等を発令又は解除した場合は、直ちに次の方法により広報を行い、住民の
皆様へ伝達します。
① 緊急情報サービスならしの(土砂災害カテゴリー)
② 緊急速報メール(エリアメール)
③ 防災行政無線(固定系)及び防災行政無線テレホンサービス(047-452-1300)
④ 市ホームページ
⑤ 広報車で関係地域を巡回
<避難勧告等が発令された場合の行動>
・食料、水、常備薬などを持って、お近くの避難所となる体育館に避難してください。
・避難所は、
屋敷小学校・向山小学校・津田沼小学校・鷺沼小学校・藤崎小学校・
第五中学校・実籾小学校・実籾高校・習志野高校
です。
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<避難するときの注意>
・できるだけ1人では避難しない。特に子供は必ず大人と一緒に。
・濁った水は深さがわからないので注意。杖や傘をつきながら歩くと安全。
・流れる水が、ひざまで来ると歩けないので近づかない。
・避難所に行くことができない場合は、家の中の安全な場所(崖から一番遠い部屋
など)に移動、又は、近くの丈夫な建物の2階以上に避難する。
<がけ崩れ(急傾斜地の崩壊)の予兆・前兆現象>
・がけから水が吹き出す。
・がけからの水が濁る。
・がけに亀裂が入る。
・小石がパラパラと落ちてくる。
・がけから音がする。
長雨や台風による大雨が発生したときに、このような現象を確認したら、市役所
に連絡するとともに、早めに安全な場所へ避難してください。
<日ごろからの備え>
・自宅のある地域にどのような危険があるのか、「習志野市防災マップ」などで
事前に確認しておきましょう。
・家族みんなで避難場所や避難所、避難経路を事前に確認しておきましょう。
・土砂災害に関する情報を入手できるよう、
「緊急情報サービスならしの」に登録しましょう。
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