加速器の応用 - RENANDI

加速器の応用
IABS-IBARAKI
1
加速器の応用
1.現代の加速器では、
エネルギーも強度の
範囲もほぼ10桁にも
及ぶ
2.ビームの種類も電子、
陽子、重イオン、更に
中性子、陽電子、
不安定核、中間子、
放射光など様々なもの
が可能となった。
3.加速器の可能性は
更に広がりつつある。
2
加速器技術と原子力技術
加 速 器
粒子ビーム科学
ビーム軌道解析・ビーム計測
超精密加工
高電圧
RI 生産
医 療
核破砕
原子炉工学
核燃料
核反応解析
重大事故対策
耐震性
制御
運転・保守
ロボット
放射線計測・遮蔽・管理
核データ・材料
計算機技術
土木建設
エネルギー変換
電熱流動
構造力学
イオン源
真空
大電力高周波
超伝導
電磁石
プラズマ物理
プラズマ加熱
・閉じ込め
トリチウム技術
核融合
核分裂
原 子 力
3
加速器等の設置
出典:(公)日本アイソトープ協会「放射線利用統計」(2012)
4
大強度陽子加速器
•大強度陽子加速器は、大強度核破砕中性子源、μ中間子源、不安定核
ビーム源、加速器駆動核変換施設 (ADS)などで利用されるものとして
注目されている。
•最新の更に大強度の施設が日米に建設されている。(J-PARC (日)、
SNS(米))
Name Country Laboratory
Acc.type
Energy CurrentPulsewidthRep.rate Power
Use
Status
(MeV) (mA)
μs
(Hz) (MW)
KENS Japan KEK
synchro
500
0.006 10,100
20
0.003 Neutron/Injector Operation
IPNS US
ANL
synchro
500
0.012
3,10
5
0.006
Neutron
〃
TNF
Canada TRIUMF cyclo
450
0.1
CW
0.045 Meson/Neutron
〃
ISIS
UK
RAL
synchro
800
0.2
3,10
50
0.16
Neutron
〃
SINQ Swiss PSI
cyclo
600
2
CW
1.2 Meson/Neutron
〃
LANSCEUS
LANL
linac
800
1
900
120
0.8 Meson/Neutron
〃
J-PARC Japan JAERI/KEKlinac/synchro 3000
0.3
1
50
1
Multi/Neutron Construction
SNS
USA
ORNL
linac/ring
1000
2
1
60
2
Neutron
Construction
ATW US
LANL
linac
1000
45
CW
45 Transmutation Planned
5
6
加速器建設における最近の傾向
1. 加速器施設は、世界最先端の研究を目的とした多くの
ユーザを有する多目的なもの(Multi Purpose)となった。
2. 施設が大きくなったため、建設費が膨大となってきている。
そのため、他の施設の予算を圧迫している。
3. 中性子、RIビーム、放射光、コヒーレント光、赤外自由電子
レーザーなどの2次粒子ビームの利用が増えてきている。
4. 小型で低価格の加速器に対する需要が純粋科学、産業用
の双方に於いて増加している。
7
加速器が対象とする研究分野
■従来の加速器・ビームの位置づけ
原子核・素粒子分野等先端科学技術のツール
研究の手段としての役割が主体
新たな研究分野
Ⅰ. 高度な分析、加工技術
Ⅱ. 生物・医療
Ⅲ. エネルギー生産
Ⅳ. ビーム物理学(シミュレーション、カオス)
8
加速器・ビーム技術
a.加速手法・技術
ビ-ム物理・工学、新加速原理、非線形ビ-ム・波動
b.ビーム技術
ビ-ム輸送、ビ-ム制御、ビ-ム冷却、電磁石設計、電源、
要素技術、ビ-ム形成、マイクロビーム、ビームモニター、
ビーム計測
c.イオン源・電子源技術
イオン源、(陽)電子源、中性粒子ビ-ム、偏極粒子ビーム、
RIビーム
d.システム技術・制御技術
遮蔽設計、加速器設計、機械設計、機器制御システム
加速器建設、運転管理、安全システム
9
加速器・ビームの利用-Ⅰ
a.エネルギー
加速器炉、消滅処理、加速器増殖、強力中性子、
中間子ビ-ム、慣性核融合、MHD発電、材料開発
b.高度分析
微量分析、PIXE,マイクロビ-ム、年代測定
ビ-ム実験技術、測定装置、中性子利用、RIビーム利用
c.先端加工
ビ-ム照射効果、表面分析、改質、キャラクタリゼ-ション、
リソグラフィ-、マイクロマシニング
10
イ オ ン 照 射 研 究 施 設 T I A R A
材料・バイオ研究に最適なイオンビームを
生み出す4種類のイオン加速器
イオン注入装置
シングルエンド加速器
サイクロトロン制御室
大気
マイクロ
PIXE分析
静電加速器制御室
サイクロトロン
イオン源
タンデム加速器
トリプルビーム照射
マイクロビーム
照射
4種類の加速器で得られる
ビームエネルギー範囲
シングルイオンヒット
大面積均一照射
ポジトロン利用
標準中性子場
111
TIARAの4種類の加速器で得られる主なビーム性能
加速器
サイクロ
トロン
タンデム
加速器
シングルエ
ンド加速器
イオン
注入装置
加速粒子
陽子
ヘリウム
アルゴン
クリプトン
キセノン
金
陽子
炭素
ニッケル
金
陽子
重陽子
ヘリウム
電子
陽子
アルゴン
銀
エネルギー
(MeV)
5~ 90
10~ 110
94~ 990
200~ 1030
300~ 930
440~ 460
0.8~ 6
0.8~ 18
0.8~ 18
0.8~ 21
0.4~ 3
0.4~ 3
0.4~ 3
0.4~ 3
0.02~ 0.4
0.02~ 1.2
0.02~ 1.2
加速器の特徴
AVF型
(Azimuthaly Varying
Field)
K値 110
ターミナル電圧
0.4~ 3 MV
ターミナル電圧
0.4~ 3 MV
ターミナル電圧
10~ 400 kV
12
●広いエネルギー領域をカバー
(20keV~1GeV:5桁)
●豊富なイオン種
(U以下のほとんどの元素可能)
●材料・バイオ研究用専用照射技術
・精密照射
マイクロビーム
シングルイオンヒット
・短時間イオン種変更
カクテルビーム加速
・大面積均一、パルスビーム照射
・MeVクラスターイオン
13
これまでの主な加速器・ビーム技術の成果
イオンビーム利用による
新学問領域の開拓
先駆的なビーム技術開発
マイクロビーム形成技術
数MeV級 軽イオン
: 0.25μm
・照準位置の
十数MeV級 重イオン : 1μm
高精度化
数百MeV級 重イオン : 数μm
シングルイオンヒット技術
イオンを1個1個制御しながら照射
細胞生物学・生命科学
・照射野の高
分解能化
・照射イオンの
個別制御
応用
・生体機能の解明
・細胞加工
・有用物質生成
生物細胞 10μm
医学・生物学・歯学・環境科学など
牛の血管細胞の元素分布
・元素分布測
大気マイクロPIXE分析技術
定領域の微小
微小領域の微量元素分布測定
化と高感度化
60
μm
臭素
カリウム
・病気発症メカニズム
や薬剤効能の解明
・歯へのフッ素取り込
みの解明など
宇宙開発
カクテルビーム加速技術
イオン種とエネルギーを短時間切替
・評価試験時
応用
間の大幅短縮
宇宙線
ビーム高安定化技術
サイクロトロン磁場を高安定化
ΔB/B≦0.001%
・照射試験の
信頼性向上
応用
相対ビーム強度
半導体
素子
太陽
電池
・宇宙線に強い半導体
素子の評価・開発
・太陽電池の寿命評価
1.0
安定化後
0.5
0
0
従来
20
40
時間(hours)
全ての研究分野
141
加速器・ビームの利用-Ⅱ
d.医療・バイオ・環境
癌治療、診断、CT、アイソト-プ生産、BNCT
核化学、ビ-ム・生体相互作用、バイオ
環境保全、排煙処理、汚水処理、プラスティック固化
e.基礎科学・データ
核・素粒子物理、物性物理、宇宙・地球科学、考古科学、
基礎科学一般、光量子科学、冷中性子、ビ-ムプラズマ、
核変換、低エネルギ-、中性子デ-タ、電子デ-タ、
炉物理デ-タ、中高エネルギ-、超高エネルギ-、
医療・宇宙利用核デ-タ、核熱デ-タ
15
加速器・ビームの基礎技術
a.核・原子・分子情報、データ
核デ-タ、原子分子デ-タ、エネルギ-損失デ-タ、
放射化デ-タ、積分デ-タ、遮蔽デ-タベ-ス、荷電変換、
レ-ザ-ビ-ム相互作用
b.計測・データ処理手法
放射線計測、多次元デ-タ処理、データ解析・処理手法、
センサー・検出デバイス、エレクトロニクス・信号処理
c.ターゲット・核熱技術
タ-ゲット技術、極限核熱設計、中性粒子加熱、
大口径イオン源
d.制御・知的支援手法
制御理論、高速制御、ロボット、知的支援
e.新デバイス
超伝導、極低温、高電圧、高周波、超高真空、レ-ザ-
16
中性子導管、ミラ-技術、X線集束
原子力分野での応用
■ 放射線を取り扱う技術
安全、遮蔽、計測、制御、照射解析、環境安全、リスク評価
バックエンド、解体・廃棄物、ホット試験
■ 高密度の出力を取り扱う技術
伝熱流動、高温材料、ターゲット、融体
■ 原子炉工学
システム工学、ニュートロニクス、機器の信頼性、核データ
■ エネルギー生産
核融合、核変換処理、発電炉、核熱利用
■ ビーム工学
レーザー、NBI、高周波加熱、超伝導磁石
17
加速器・ビーム関連データ
a 原子核データ(中性子、ガンマ線、陽子、重イオン、電子、
中間子、光量子)
エネルギー領域(冷中性子、数GeV)
対象(構造材、ターゲット材、空気、サンプル)
反応の種類(全断面積、散乱断面積、吸収断面積、
その他)
b 原子分子データ
対象(バイオ、生体、医療)
c 材料データ
対象耐放射線材料、セラミックス、プラスチック、
構造材等
18
2次ビームの利用
Secondary beams の種類が大幅に増加している
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
中性子
シンクロトロン放射光
陽電子
RIビーム
ミューオン(μ)
ニュートリノ(ν)
中性粒子加熱装置
その他: コヒーレント光、ミリ波領域赤外自由電子レーザー等
19
量子ビーム
1. 様々な新たな加速器技術が発明され、これらの加速器
からのビームは従来の伝統的な放射線という範疇に
入れることが出来なくなった。
2. 最近では量子ビーム “quantum beam” と言う言葉が
頻繁に使われてきている。
3. さらに量子ビームの定義も広がってきている
• 荷電粒子 (電荷を持った電子、陽子などの全ての粒子、
パイオン、Kオンなどの素粒子、またはその固まり(クラスター・
ビーム)
• 中性粒子ビーム(中性子、ニュートリノ、中間子)
• 光量子 (X線, γ線、放射光, 様々なレーザー、コヒーレント光)
20
中性子の特徴
①電荷を持たないために物質のどこへでも浸透してい
くことができる。
②低いエネルギーの中性子ではド・ブロイ波長(中性子
が波の性質を示すときの波長)が固体での原子間
距離程度の大きさに近い。
③磁気モーメントを持っているために物質の磁気的な
性質を調べる道具となり得る。
材料や生物体研究のためのプローブ(探索子)として
使用されている。
発見:1932年J.Chadwick
質量:939MeV/c2
平均寿命:887s
内部構造:udd n→p+e+ne
電荷:0
ド・ブロイ波長(熱中性子):0.181nm
スピン:1/2
異常磁気モーメント:-1.913mN
21
シンクロトロン放射光
 放射光:光速に近い高エネルギーの電子が、磁場を通過すると、
磁場によってその進行方向を曲げられ、その接線方向に電磁波
(光)を発生する。
 この現象は1947年に初めて電子シンクロトロンで観測された。
 放射光は、電子のエネルギーが高いほど指向性の良い明るい光
となり、また電子のエネルギーが高く、進む方向の変化が大きい
ほどX線などの短い波長の光を含むようになる。
 放射光はマイクロ波からX線にいたる広い範囲の連続スペクトル
を持っており、指向性が良く、偏光している。
22
光のエネルギーと波長
 電波(長波、短波、FM波など)、光(赤外線、可視光線、紫外線)、X線・γ線は
すべて電磁波とよばれる同じもので、粒子と波の両方の性質を持つ。光子の
エネルギー(E)と波長(λ)は次の関係式で結び付けられる。
E=hν=hc/λ
h:プランク定数、ν:光の振動数、c:光の速度
このように光のエネルギーは振動数に比例し、波長とは反比例の関係にある。
23
放射光発生の原理と光のスペクトル分布
24
光のスペクトル分布
25
臨界波長と広がり
臨界波長
c  18.6 / E [ GeV ] B [ tesla ]
 c  12.4 / c
2
分布と広がり
W (  )  2 /( 1   2 2 )
 1/ 
26
アンジュレーター
 図のようなN極S極が交互になる
ように配置した永久磁石列(アンジュ
レータ挿入光源という)中に、電子
ビームを通すと、電子は細かく蛇行
し、放出される光同士が干渉して、
エネルギーのそろった強力なX線を
得ることができる。
27
SR (シンクロトロン放射光) (材料研究)
• X線が物質に照射されると、吸収、透過、散乱/回折、蛍光・光電子
放出等が誘起される。
• このような相互作用には、物質の種類・構造、X線のエネルギー・偏光
に依存した特徴がみられる。このような特徴を利用することによって、
種類、構造、物質の原子レベルでの成り立ちを様々な種類の環境状況
と時間依存性が追跡できるという条件の下で分析できる。
• それらは、また、化学反応や物質変更のエネルギー源として利用
できる。
極限条件での先進材料の原子・電子の構造、物質の状態
新物質の創造
物質の再構成・評価
28
SR (シンクロトロン放射光)
(他の研究分野)
地球科学:
物質構造・深地下の状態、極限環境下での物質状態、
隕石または宇宙塵の分析
生命科学:
タンパク質分子の構造解析、非晶質生体物質の小角散乱、
新薬の開発
環境科学:
人体試料中の環境汚染物質の分析、高効率電池物質、
環境改善のための触媒
医学利用:腫瘍血液細胞の血管造影観察、断層撮影、屈折による
心肺組織変調の観察、濃淡可視化手法
29
Circumference is 1.5km
Bird eye view of SPring-8 site,
1GeV linac, 8GeVsynchrotron and 8GeV storage ring at Harima
30
31
自由電子レーザー
32
陽電子(ポジトロン)
素粒子の1つである。ポジトロンという。1932年アンダーソンに
よって宇宙線の中から発見された。
電子と同じ質量で正の電荷を持っている。電子の反粒子。
真空中で1022(511×2) keV以上のエネルギーを与えると生成。
電子対生成。
陽電子は、電子と衝突すると光子を出して消滅する。この現
象を利用して固体内の電子状態を調べることを陽電子消滅法
という。
33
陽電子の生成
b+ 崩壊(原子炉や加速器で生成されるRI)
原子炉:58Co、64Cu
加速器:22Na、18F (8O(p,n)18F)、27Si (27Al(p,n)27Si)
高エネルギー制動放射線による電子対生成
高エネルギー電子リニアック+重核(W 、Pt)
この方法は低エネルギー陽電子源として利用される。
高エネルギー電子及び超電導wigglerによる電子対生成
最近ではこの方法が多い。
34
ミューオン(μ)
質量が105.66 MeVの素粒子で、電荷は電子と同じeで正と負が
ある。ミュー粒子ともいわれ、μで表される。
平均寿命2.20×10-6秒で電子(または陽電子)と反電子ニュー
トリノとμニュートリノに崩壊する。
宇宙線の霧箱写真から1937年アンダーソンらによって発見され
た。
原子を構成している電子のうち普通1個がμ-によって置き換え
られた原子をミュー粒子原子という。μ-は電子に似ているが
質量が200倍もあるため、その軌道半径も電子の軌道の
約1/200であり、原子核の極めて近くに存在しやすい。
1958年のアルバレらによる実験結果は、μ-の入った水素原子
の触媒核融合反応の発生を示すものとされている。
ミューオン慣性核融合、ミューオン・スピン共鳴(μSR)
35
RIビームファクトリー
重イオン線形加速器により予備加速された重イオンをリング
サイクロトロン(SRC)で加速し、さらに核破砕加速器により
加速させ重イオンとターゲット核との核反応を利用して水素
からウランまでの全元素にわたる不安定核(RI)ビームを
発生させる。
シンクロトロン加速器(BigRIPS)/蓄積・冷却リング(ACR)
により高いエネルギーで高品質のRIビームを発生させる
装置。理化学研究所のRIビームファクトリー(RIBF)
RIビームの利用は核物理学のみならず、化学、生物学、
薬学、医学・工学などさまざまな分野での基礎研究・応用
研究が期待されている。
36
理研のRIビーム工場
the RIKEN RI Beam Factory (RIBF)
37
ニュートリノ
記号νで表され、電気的に中性で安定な素粒子で、中性微子
ともいう。静止質量は電子の質量の千分の1よりも小さい。
物質との相互作用は殆どなく、それ自身崩壊しない。
弱い相互作用においてそれぞれ電子またはμ中間子と対に
なって現れる。電子と対になるものを電子中性微子νeといい、
μ中間子と対になるものをμ中性微子νμという。両者とも反中
性微子が存在する。
不安定な原子核が安定な状態になるために、核内の中性子
を陽子に変えたときに、β線と一緒にニュートリノ(中性微子)
を放出する。
38
中性粒子加熱装置 (NBI)
 磁場閉じ込めの核融合炉において、重水素や三重水素の
プラズマ粒子相互に十分な核反応を起こさせるに必要な
エネルギーを持たせるには、はじめにプラズマを外部から
加熱する必要がある。
 その手段の一つがNBIである。最初にイオンをビーム化して
加速し、磁場を通り抜けて中心プラズマを加熱するために、
途中中性化セルを通して中性粒子とし、プラズマに注入する
ことによりビームエネルギーは熱化する。
 加速電圧は40-1000keVで1ビームで数MWのパワーを注入
出来る。これを特に高速でトーラスの接線方向に打ち込む
ことにより、電流駆動を行う試みがある。
39
Engineering Device and Software
工学機器とソフトウェア
遮蔽装置
利用系
ソフトウェア
制御システム
パワーサプライ
インプット
利用系
パワー伝送系
主要加速
ユニット
パワー制御
装置
アウトプット
付属設備
故障個所
ビームスピル
保守部品
メンテナンスクルー
バックアップ
システム
サポート
データ
装置の基礎技術・データ
40
核破砕中性子源 (J-PARC and SNS)
J-PARC, 400MeV linac and
3GeV synchrotron
Beam power 1MW
JAEA/KEK Tokai
Completed in 2007
Oak Ridge National Lab.
SNS, 1GeV superconducting
linac, Accumulator ring
Beam power 2MW
Completed in 2006
41
超伝導(SC) RF リニアック ATW用デザイン
(LEDA Low Energy Demonstration Accelerator)
LEDA Source
Proton beam current110mA
Total beam current 130mA
Beam emittance
0.2p mmmrad
Operating voltage 75kV
ATW (Accelerator
Transmutation of Waste)
1.0GeV 45mA
superconducting linac
RF frequency 700MHz
Configuration of LEDA
Beam current
Beam emittance
Final energy
Length
RF power
Peak field
LEDA RFQ
100mA(95%)
0.22 p mm.mrad
0.17 p degMeV
6.7MeV
8m(4sections)
670kW(beam)
1.2MW(structure)
1.8Kilpatric
LEDA, Viewed from ion source
42
サクレーにおけるフランスの提案
IPHI(The Saclay HighIntensity Proton
Injector Project)
X-ADS
SILHI Goals
Achievement
Beam current
110mA(90%p.f.)
157mA(83%p.f.)
Beam emittance
0.2pmmmrad
0.11pmmmrad
Oeprating voltage
95kV
95kV
Beam noise(rms)
2%
1.20%
43
韓国の提案 PEFP
Proton Engineering Frontier
Project at KAERI
100MeV, 20mA
Project period 2002-2012
44
核融合材料のための中性子源
1.
2.
In the study of materials for nuclear fusion reactor, it is important to
irradiate materials by neutrons and observe its radiation damage.
Because the real fusion reactor is not realized yet, the neutron source
facility (International Fusion Materials Irradiation Test Facility (IFMIF))
which uses D-Li reaction has been proposed
Overview of the IFMIF design showing major subsystems
45
Status of PSI Ring Cyclotron
http://www.acs.psi.ch/acs/ACSstatus-g-r.html
46
47
微少な世界を探る手段
ドブロイ波長 pc=2πħc/λ
ħc=1.973x10-11MeV・cm
E2=(pc)2+(m0c2)2
Mathematica
1.
10
10
1.
10
11
1.
10
12
1.
10
13
1.
10
14
1.
10
15
0.1
10
1000
100000.
Proton Energy (MeV)
48