枝打ち機械の作業功程について (2): 2 種類の機械の比較

KURENAI : Kyoto University Research Information Repository
Title
Author(s)
Citation
Issue Date
URL
枝打ち機械の作業功程について (2) : 2種類の機械の比較
瀧本, 義彦; 寺川, 仁; 山本, 俊明; 竹内, 典之; 佐々木, 功
京都大学農学部演習林報告 = BULLETIN OF THE KYOTO
UNIVERSITY FORESTS (1986), 58: 175-181
1986-12-20
http://hdl.handle.net/2433/191852
Right
Type
Textversion
Departmental Bulletin Paper
publisher
Kyoto University
1
7
5
校打ち機械の作業功穏について
(
2
)
一一 2種類の機械の比較一一
総本義彦・寺川
仁・叫i
本俊明・
竹内典之・佐々木功
On t
h
eo
p
e
r
a
t
i
o
n
a
1e
f
f
i
c
i
e
n
c
yo
fapruningmachine (
2
)
一
一
一
Compareo
f twot
y
p
e
so
f machine一
一
YoshihikoT.
AKIMOTO
,日 i
t
o
s
h
iTER.
AKAWA
,T
oshiakiY.
AM.
AMOTO
,
Michiyuki TAKEUCHI andI
s
a
oSASAKI
要 皆
本研究は林業機械の中でも最近特に機械化が逃・んでいる枝打ち機械について,機械の穂類によ
る功穏の迷いについて拐らかにする
ζ
とを目的としている。今聞は,上昇速度の増加などの改良
3
9J.a用いて,本学和歌山演習林
が施された枝打ち機械「やまび ζJ と,新たに枝打ち機械 r4
においてスギの枝打ち作業を調査して比較・検討した。枝打ち前の枝下商は約 4I廷で,高お(5
-12m) まで枝打ちを行った。 r
やまび ζJI
ま 1本当り約 3
5
0秒
, r
4
3
9
Jは約 4
9
6秒であった。
r
やまびこ Jについて. 1人で 2台そ操作する作諜を誠行したと ζ ろ,得議功程について
.
5僚の上界がみられた。 2種類の機械とも, r
機械作業終了待ち」の時間が 30%
以上もあ
は約 1
また,
り上野速度の改良が議まれる。また,翻主主F
j
:
:
f
に l除けずりや樹皮はがれも発生した。
ζ の宙での改
良も認まれる。
はじめに
l
W
報
(
l
)(2)では,
s社製の自段式枝打ち;機械を用いた機械作諜による枝打ちとナタと梯子を使っ
た手作諜による枝打ちの作業功程と捜部.的負担について発議した。今回は,上昇速度の増加など
)
国の奥なる T社の枝打ち機械 r
4
3
9
J
の改良が施された S社製の枝打ち機械「やまびこ」と,作業手1
iJ?用いて,前報と同様に本学和歌山演習林においてスギの枝打ち作業ぞ行ない,その作業功艇と
従軍n
的負担を鞠議して比較・検討した。こ
ζ
-rはそのうち作業功穏について報告し,生理的負担
については山本が別掲で報告する。
I 誠査方法と内容
調査J
告は和歌山県有印郡清水町に怠る京都大学幾学部付踊和歌山演習林搭 3林班のスギ日1
極別
見本林 (
2
2年生)約1.9h
o,で,立木精度 1
6
8
0
本 jho" 平均胸高磁接 1
7
.
1
c
m, 枝打ち般投下高約 4
m,過去・に下刈I
J
. つる切り. I
徐伐,枝打ち,試験的な閥伐などが行なわれている。下腐模住はほ
ト4
‘
l
CJ)
表- 1 調査に用いた校打ち機械の佼綴と穏違点
「やまび ζJ
機 種
霊
銭
i
;
本体
; f 4
39
J
2
8
.
5
k
g
f
l
一
一
一
型
日 375X760 m
!エンジン回総山,最高出力
…
一
一 一
策内板長 I
285mm
チェーン速度
動
翰
遊
動
翰
M
取
付
排気量 4
0
.
2
c
c
,最高出力
∞
1.日p
s
/
7
0 r
'
p
p
m
360mm
I15.0m/秒
iタ ン ク 容 議 ; 燃 料
駆
2
.
3
p
s
/
おO
Orpm
秒
8.1m/
∞
燃料
1
4 ω,オイル 3
0
0
伺
一
3稔(上 2総,下 1犠) トレッド付安気入ゴムタイヤ
口
;
1 翰蜘のトMレツバド付他笠蹴気臥入ゴ弘…ム
いてネで張り11:1
07
.
>0
樹桝幹抱本料の
lOO
O
c
c
,オイル
2
4
0
c
c
!
μ
4総(はμ
上 2翰,下 2犠掛)ワイヤ一巻ソリ
hツドげゴムけタイヤ
檎一
反り号ける。ス
きる。
フパーのコ機械
:
狭
本
とより
駄を調節で i
録作方法:雪参謀長Z
最
高 rd
抗議誌石油智弘明器望号3
:
i
t
害
警T
T
告
す
露z
t
岩手議華??芸害警警管長打議員 Z
芳
(ら前ヤへ切替山:r.:...-~ンー械L叫下降。知にい合唱幹!と援し闘志噛科離れて舗内…
Ml
;ストップセンサーが触れてエンジンが停止する。
Iろし後 i
こは引き降ろしロープを巻き機械に取り付ける。
F;1-H8
!とlSf. ..t空宇竺竺15}:,哩 玉 川 / 分
チェーンソー
:
鴇の遜負孫紡11:!
…ドや付けるとともに,切断音s
が約 3cm
沈下する。
:
特
i
長
、
1
5[
一竺む竺?と一一一一一一
i
;
校分けセンサー(ガイドローラ付)
i
ι
O機械設霞高から約 4m の r~ さまでの幸干の尚治まりに対しては,案内板を jo 案内板長手方向上下 i乙設けたピポットをゆ心 IC 案内板が 3cm潔皮直筏;
; 幹古〉ら離して上昇する ζ とによって桝リりを防ぐ ζ とができる。一つ 方向 i
ζ移動する。
10本体は i体 式 。 . . . . . ..
.
.•
0本:と議助フレームの 2体式ι
上 採 取 16mまで設定できる。
るo
轡 式 制 御 と よ り , ー 舗 は 窓I
C設定できる。
0扇動下降とストップセンサーにより,上駒自始以後は放霞できる。
崎努停止と下降は作業主主が操作しなければならない。
(
0
I
g
o
;
I
I
1
7
7
切断部(ソーチェン 1¥一等)
変速レバー
宅島付書川ネ(下)
スタータフック
スインクロ.:;クアーム
ストッフセンサー
得点
1
r
やまびこ j
(以扱い説明後:より)
とんど無いが,枝打ち後は滞枝のためにやや歩きにくい o 1~忠商 730.......750111 で平均傾斜 iま 30.5 度
であった。調資は 1985主1~10 月 29El から 4 日!日L
作業者 3~ろ,
枝 打 ち 機 械 2際競, rやまびこ J 2
台と r439J 1台の H 3i
と?をもむって行った o ßJ;!JlJ した 2~頚獄の機械の主な {I:織と ifl泣~J誌は袋一 1 ,
名 々 の 機 械 の 外 観 は 写 真 … 1 ・2の通りで oる
。 r439J は枝打ち機滅として設が簡で段j
切に市販
1:.11のタイプは枝打ち上!i1¥
¥
i
司会ワイヤレスリモコンで{壬えまに決められる物で
された機絡である。今 1
あった。しかし,機械は J~. :lAl.1時のみ動作し,
ドi
絡は作業者が引き降ろさなければならな L
。
、
まびこ J は,空気入りタイヤをも~‘った駆動輸を jキち,
はあらかじめセットしなければならなし、。このように,
r
や
-ド1
命共 {
ζ 機械が動作寸るが,
f
栄作手1
I
国の見なった枝打ち機践を使って
作議者と機械の動きを1
1
寺擬測し,枝打ち水のH
旬潟市持と枝打ち後の紋下両ぞ i
j
(
U
J
設した。
E 調査結果と考察
│羽… 1 ・2は「やまびこ j と r439J ぞ…人でーか操作f ずる II~; の 1 サイクルの fl'~絵手j踊を,表
- 2・. 3!ま fl"議者の袋索作業別の所要1I,'j:lm と 1 サイクノレ J肝要lI~jn'!tJ ぞ悲している。 lヌl から判るよう
に
, 1
$3ブロックがこの 2総額の機域の操作上の大きな迎いであり,枝打ち終了後「やまびこ J
は I~j f
!
V
J的にド│得してくるが, r
439J は作業者が引き降ろさなければならなし、。また,部 1ブロッ
l
l
i
l
lしよ I
fJ と節 8ブロックの I
1討し下げ J は「やまびこ J1
1
司有の作業で, 1439J の場合は
2 ・3の 8人 平 均 の 紡 栄 か ら 判 る よ う に
駆動輸を''1=1立にする取が 1
3
¥来ないので含まれない。
クの
「やまびこ J の 1サイクルは 350秒で, 1439J の場合は 496秒であった。 2疏 の 機 械 で 作 業1
1
寺
!
日
]
もなる主な場合について比較してみると
が5
I
J
絞り付 t
tJ では
1439J が約 2
5秒、多くかかっており,
誌われる。
これは 1439J の場合本体と補助フレームの二休に分かれるタイプのためと j
1架台イ寸
1
7
8
枝分けセンサー
書輔の魯韓
オイルタンク
燃料タンク
エンジン
引隠し
リール
引降しリング
i
4
3
9
Jの
外
?
i
¥
I
l(!阿波い鋭羽海より)
"4Jtf~… 2
I~-tlll プ山一 i …一…
機十戒下降
{
機械だけの動~
)
:
I
l
x… 1 i
やまびこ J1
i
?使!りした 11
)イクルの操作手l
町
i
け燃え j では 1
4
3
9
J が約 1
S;f;J、多くかかっており,これは「州日 Jの J
j
i
)
r
f
iI
取り付け JII~: に必ず
架台告必裂とするためである。「倣1'
"
1持務[l
)
J
Jの jsいについては不明である。「歩行j では 1
4
3
9
J
が約 1
9秒多くかかっており. これは 1
4
3
9
Jの場介,
J
二)11-抑止の1
1
寺W
J令作業者がほで椛認するた
め
, 1安打ち水の先立r~M が見やすい所へ行‘く必弘i のためである o
r
5
i
!
:
l
毒
刊
誌
J
l
l
!
て
す;
Jは「やまびこ j の場
5秒、多いが,これは「やまびこ jの場合,… l
本式のため木から本へ迎搬する坑放が大きく,
合約1
1
.
7
9
{ 機械だけの動~
)
関… 2 r
4
3
9
J ~使用した l サイクルの操作手順
淡- 2 袈談作業別作梁1
時間(やまびこ)
胸1
等磁径 (cm)
旬潟i
笈筏の給関 (cm)
J
取り付 ~t
第 1ブロック
[
i
l
し上 t
;
J
'
J:~マ.機徽
一本当ちの平均所袈時間
設
!
~2 ブロック
架合はずし
ま終合は ζ び
梨命取り付 (
t
操作機移動
3
7
.
1
4
6
.
9
41
.2
1
.4
1
.9
0
.
:
1
.1
0
.
4
0
.
3
0
.
4
3
.
1
5
.
6
2
2
.
7
5
0
.
0
2
.
8
,
0
.
2
1
.7
1
.9
2
9
.
3
5
5
.
3
1
.1
7
.
8
3
0
.
4
5
.
1
4
1
6
2.
2
.
8
i
H
2
8
5
.
3
.6
2
11
仮!し下げ
取。ク干し
機械の移動
1
0
.
1
6
.
2
1
0
.
0
1
4
.
2
8
.
8
1
3
.
7
3
十
2
6
.
3
3
6
.
7
1
0
.
3
2
3
.
5
3
5
9
.
0
3
1
8
.
7
1
.4
打ち合わせ
1
9
1
.
3
機械1'1'幾終了符ら
その{也
その他
1
6
.
4
1
3
.
4
1
.7
機械の機子を見る
第 3ブロック
1
1
.5
1
8
.
7
1
6
.
7
0
.
2
歩行
濯機綴潔寄与
秒
1
0
.
9
1
3
.
7
1
2
.
5
機械トラブル
A
I
ヱ
1
誇1
・
足場後確保するためである。
11
.4
1
.5
r
機械作業終了持ち」は「やまびこ」が約 50
秒多いが,
ち終了後機械が下降する時間のためである。
万が約 10秒多くかかっているが,
ζ れは
1
1
.8%
ζ れは枝{守
r
取り外し J は約 1
1秒
, r
機械の移動 J は r439J の
r439J がニ体分割式のためである。
r機械トラブ、ル」
は「やまびこ J が約 7秒多いが r439J の場合トラブノレ発生時にエンジンが停止して,引き降ろ
しロープが降下して,
rやりなおし j になる;場合が多いからである。 r439J で「やりなおし j が
時開 J
e除外すると r439J の 1サイクルは約 402
多いが,これは機械の誠子とも関連があり,との i
1
8
0
淡 - 3 塁走紫作業別作3
長時間 (
4
3
9
)
3人平均
1
絞打ち水本数{本)
胸路磁径 (
c
m
)
胸i
関護筏の縄問 (
c
m
)
第 iブロック
4
7
1
7
.
6
11-24.3
ド
2
当 第 2ブロック
り
の
均
所
袈
4
3
.
6
0
.
0
1
5
.
9
小 雪'
j
3
4
.
4
4
9
.
9
5
9
.
5
4
6
.
0
架合はずし
架合は ζ ぴ
2
.
3
1
0
.
3
8
.
2
1
5
.
2
2
3
.
3
7
.
7
2
.
1
2
.
9
1
6
2
.
6
1
4
.
9
2
.
8
1
1
.
5
1
0
.
8
3
.
5
2
2
.
5
3
.
5
5
.
7
6
.
1
1
8
0
.
1
4
.
3
1
.9
1
0
.
5
9
.
4
1
3
.
7
2
7
.
7
8
.
5
3
.
4
1
7
8
.
1
2
.
1
2
.
2
1
0
.
6
9
.
1
1
2
.
9
2
4
.
8
7
.
3
3
.
1
5
.
9
1
71
.0
8
.
5
2
4
9
.
5
2
5
0
.
8
2
6
5
.
1
2
5
5
.
4
秒
2
3
.
4
3
4
.
8
1
2
.
8
1
7
.
7
3
0
.
1
4
1
.
5
1
5
.
9
1
9
.
4
2
5
.
5
4
1
.
0
2
3
.7
2
3
.
4
2
5
.
2
3
8
.
1
1
7
.
3
2
0
.
0
8
8
.
7
1
0
6
.
9
1
1
3
.
6
1
0
0
.
6
2
.
0
4
3
.
7
6
.
9
1
1
3
.
6
8
6
.
8
8
9
.
2
4
5
.
7
1
2
0
.
5
9
4
.
1
4
61
.8
4
5
3
.
3
5
5
8
.
7
4
9
6
.
1
総合取り付け
操作機移動
打ち合わせ
機械作業終了待ち
その他
時
筒
!
小 音1
・
第 3ブロック
引き降ろし
ロープ理委き
取り外し
機械の移動
小雪ト
その他
機械トラブル
ゃちなおし
小計
T
ラ
秒となり,
制レ/
3
7
.
3
0
.
0
1
2
.
6
歩行
足場滋耳立母;
機械の様子令見る
平
9
8
1
8
.
6
9
.
8
"
'
2
6
.
6
3
0
.
5
0
.
5
3
.
4
取り付け
回し j二げ
上昇・幣俄
一
1
5
3
6
1
9
.
2
2
0
.
0
1
5
.
.
.
.
.
.
.
2
3
.
2 1
4
.
5
.
.
.
.
.
.
.
2
6
.
6
r
や ま び ζJ との設は少なくなる。
作 業 者 に よ る 迷 い を 「 や ま び ζJ について検討してみると,
0
.
3
9
.
4
百
9
.
2
9
.5
9
百
51
/
/
/
ノ
/
百
2
0
.
3
9
日│レ
19.0~百
100.0%
r
上 昇 準 備j
.r
操 作 捧 移 動 j・「歩
行j・「足場整溜等Jで設が見られる。 r439j の場合rJ::界準備 j.r換 作 捧 移 動 j ζ
f少 し 違 い が 見
られるが,
r
や ま び ζJ ほどはっきりした傾向はない。
直結
論
今 回 の 調 議 で は 「 や ま び こ j と r439j に よ る 枝 打 ち 作 業 の 功 艇 は こ の 2概 観 の 機 械 が r
r
貌り
,r
閥 し ょ げj
,r
回 し 下 げj
,r
機 械 下 降j
,r
5
1き降ろし j
. rロープ宅金き j, r
取 り 外 し j, r
機
付けj
械 の 移 動 」 の 作 業 時 に 扱 作 上 の 違 い が あ る に も か か わ ら ず , 作 業 1サイクル漁りの所要時間では,
r439j の 方 が 約 145秒 多 く か か っ て お り
rや り な お し Jぞ除くと 50
秒多かった。
は 枝 打 ち 上 昇 終 了 後 , 機 械 が 白 鶴 約ζ
l下降して来る点で優れているが,
rやまびこ J
m部:の大きい点、で‘劣って
1
8
1
いる。 r
4
3
9
j は枝打ち上昇高を任窓ζ
l設定出来る点で優れているが,こ本式のために「機械の移
n
動j, 鼠り付け j ζ
I手間がかかる J
誌で、劣っている。 1サイクルにおめる「機械作業終了持ち Jの
寺
f
I1
I
りが「やまびこ Jで48%, r
4
3
9
j は34%と大きく,機械の上界速度の改良が常ましい。今問参
考として
1人で 2合の「やまびこ J を使った作業を測ったと
ζろ
,
トサイクル約 2
0
5秒のデー
せられたので,今後一人で竣数の機械を使用する作識の手1
)
関等について研究守秘けたい。
タがf
え
Eお,今聞の淵査に i
怒しで, ,試験用の機械をお貸しいただいた,セイレイごに業株式会社・太平
工諜株式会社の各般に対し深く感謝の認を表わします。
'
it
こ,木研究の一部は t
f
4
9
7問日木林学会で口頭で発表しである o
引用文献
1) 守 JI[ 仁川'x打ちの作業功稼と~恕的負娘. B林総. 9
6
.6
6
3
6
6
4
.1
9
8
5
裂について.京大波線. 5
7
.2
3
0
2
4
6
.1
9
8
6
2) 竹内典之{む:枝打ち機械の作業功1
J
I
I 仁:1
3主主式枝打ち機械の作業功ねに隠する研究.京大i
殴修論. 1
9
8
6
3) 守'
Resume
1
nr
e
c
e
n
ty
e
al
's
,somekinds o
fp
r
u
n
i
n
gm
a
c
h
i
n
e(
c
l
il
l
1b
i
n
gt
y
p
e
)h
a
v
eb
e
e
nd
e
v
e
l
o
p
e
di
n
J
a
p
a
n
. We s
t
u
d
i
e
dt
h
eo
p
e
r
a
t
i
o
n
a
le
f
f
i
c
i
e
n
c
yo
fp
r
u
n
i
n
g o
nS
u
g
ia
tK
y
o
t
oU
n
i
v
e
r
s
i
t
y
l
1W
akayal
l
1ub
yu
s
i
n
g
't
w
ot
y
p
e
so
fp
r
u
n
i
n
gl
l
1a
c
h
i
n
e(
e
.i
.o
n
et
y
p
ei
srYul
l
1u
b
i
k
o
j,
F
o
r
e
s
ti
a
n
o
t
h
e
r
‘i
sr
4
3
9
j
)
.r
Y
a
m
a
b
i
k
o
jc
l
i
m
b
su
pa
n
ddownbyi
t
s
e
l
f,b
u
tr
4
3
9
Jd
o
e
so
n
l
yc
l
il
l
1b
u
p,t
h
e
no
p
e
r
a
t
e
r mu
s
t p訂I downa
f
t
el
' i
th
a
sp
r
u
n
e
d
.
I
te
s
u
l
t
s
:
1
) ,
-4
3
9Jn
c
e
d
sa
b
o
ut4
9
G
s
e
et
op
r
u
n
cat
l
'e
e
.
2
) r
Y
a
m
a
b
i
k
o
Jn
e
c
d
sa
b
o
u
t3
5
0
8
e
ct
op
r
u
n
c1t
r
e
e
.
t
e
dt
w
orY!
t
l
1
1
u
b
i
k
o
J,
1
1
cpl
'u
l
1c
da奄
I
te
ei
1
1a
b
o
ut2
0
5
s
e
c
.
3
) Whcn0
1
1
e1
1
1
1
1
1
1o
p
el'a
l
1a
c
h
i
n邑 l
l
1a
d
eS
Ol
l
1ed
al
l
1a
g
e0
1
1t
r日日 s
Ul
'f
u
c
e,
s
o もl
l
e
e
d
smOl
'ei
m
p
r
o
v
e
m
e
n
t
.
4
) P
r
u
n
i
l
l
gl