記者発表資料

インターネットでの情報提供
提供予定日
12月20日(土)
平成26年12月19日(金) 県政記者クラブ・高山記者クラブ同時配布
担
当 課
担
飛騨振興局環境課
環境課長
当 者
大橋
電話番号
正敏
0577-33-1111(内線220)
しもぎりちょう
高山市下切町 地内における鉛による土壌汚染について
昨日(12月18日)
、高山市下切町地内で、土壌溶出量基準を超える鉛が検出されたと土地
所有者から飛騨振興局へ報告がありましたのでお知らせします。
なお、この調査は土地所有者が自主的に実施したものです。
1
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土地の概要
(1)所在地
高山市下切町地内
(2)面積
13,696.46平方メートル
(3)土地の利用状況
製造業の工場の跡地で、現在も建屋が残っています。
調査結果
(1)土壌溶出量調査
項目
調査地点数
鉛
65
基準超過
分析結果
基準値
最大超過
地点数
(mg/L)
(mg/L)
倍率
6
0.005 未満~0.019
0.01 以下
1.9 倍
※その他の項目についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
(2)地下水調査
土壌溶出量基準を超過した6地点において実施した地下水調査では、すべて0.005mg/L
未満(鉛の地下水環境基準:0.01mg/L 以下)であり、地下水の汚染は認められませ
んでした。
3 汚染の原因
当該工場においては、鉛を含有する原料を過去に使用していましたが、鉛は自然界に広く分
布する物質であるとともに、過去に立地していた工場でも鉛を含む原料を使用していた可能性
があることから、汚染原因を特定することは困難です。
4 今後の対応
(1)土地所有者による地下水調査の結果から地下水への汚染は生じていないと考えられます
が、念のため「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、土壌溶出
量基準を超過した地点から半径80mの範囲内にある井戸水の利用状況調査及び水質調査
を高山市と連携して直ちに実施します。
(2)周辺地域は上水道が普及していますが、井戸水を利用している家庭等に対しては、結果
が判明するまでの間、井戸水の飲用の自粛を呼びかけます。
(3)土地所有者に対して、土壌汚染対策法に準じて汚染土壌を適切に管理等するよう指導し
ます。
鉛に関する説明
「鉛」は、比較的柔らかく加工が容易なため、古くから利用され、今日では主にバッテ
リーやはんだの原料として使用されています。以前は、ガソリンへの添加剤、水道管にも
使用されていました。
人体への蓄積性があるため、人の臓器や組織に通常でも存在し、高濃度の鉛による中毒
の症状としては、食欲不振、貧血、尿量減少及び腕や足の筋肉の虚弱などがあります。
参考:化学物質ファクトシート—2012 年版-(環境省発行)及び環境省ホームページ