2014・15年度 内外経済見通し~原油価格下落が - みずほ総合研究所

2014・15年度 内外経済見通し
~ 原油価格下落が世界経済を下支え、金融面への影響には留意 ~
2014.12.18
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見通し概要 ~世界経済の回復シナリオは維持するも、下振れリスクが残存
○ 2014年の世界経済成長率(みずほ総合研究所予測対象の国・地域加重平均ベース)は、
+3.2%と概ね2013年並みだが、先進国を中心に回復ペースが強まり、2015年の世界経済
成長率は+3.5%に高まる見通し
○ 米国は四半期ベースで年率+2%台後半から+3%台の成長、日本も消費増税の影響が薄
れ回復へ。一方、ユーロ圏も緩やかな成長過程に復する見込みであるが、総じて回復の勢
いは弱い。また、新興国の成長率は、中国やロシアで低下が見込まれ、世界経済に対する
けん引力は乏しい
○ メインシナリオは世界経済の緩やかな回復だが、中国を中心とした新興国のほか、ユーロ圏
でも景気下振れリスクが残存。地政学的リスクの燻りも含め、世界経済減速の可能に留意
○ 原油価格の急落を受けて、2015年の原油価格見通しを大幅下方修正。原油価格の下落は
基本的には世界経済の下支え要因。ただし、金融市場の混乱やクレジットリスクの高まりが
金融面に与える影響などには留意が必要
1
世界経済見通し ~ 先進国を中心に緩やかに拡大
○ 2015年にかけて先進国を中心に緩やかに景気が回復するとの見方を維持
・ 予測対象地域合計の成長率見通しは2014年、2015年とも変更せず
・ 国別では、日本の下方修正のほか、原油価格の見直しにより、原油輸入国の一部を上方修正、資源国を下方修正
【 世界経済見通し総括表 】
(前年比、%)
暦年
2012年
2013年
2014年
2015年
(実績)
(実績)
(予測)
(予測)
(前年比、%)
2014年
2015年
(11月予測)
(%ポイント)
2014年
2015年
(11月予測からの修正幅)
3.2
3.1
3.2
3.5
3.2
3.5
日米ユーロ圏
1.2
1.2
1.4
2.1
1.5
2.1
米国
2.3
2.2
2.2
2.9
2.2
2.9
-
▲ 0.7
▲ 0.5
0.8
1.2
0.8
1.0
-
1.8
1.6
0.2
1.7
0.4
2.0
6.1
6.1
6.0
6.0
6.0
5.9
-
0.1
中国
7.7
7.7
7.4
7.2
7.4
7.1
-
0.1
NIEs
2.2
2.9
3.2
3.2
3.3
3.1
ASEAN5
6.2
5.2
4.6
5.1
4.6
5.2
インド
4.8
4.7
5.2
5.4
5.0
5.1
0.2
0.3
オーストラリア
3.7
2.0
2.7
2.3
3.1
2.6
▲ 0.4
▲ 0.3
ブラジル
1.0
2.5
0.1
0.8
0.2
1.0
▲ 0.1
▲ 0.2
ロシア
3.4
1.3
0.3
0.1
0.3
0.5
日本(年度)
1.0
2.1
▲ 0.6
2.4
▲ 0.4
2.5
▲ 0.2
▲ 0.1
原油価格(WTI,$/bbl)
94
98
93
61
95
79
▲2
▲ 18
予測対象地域計
ユーロ圏
日本
アジア
-
▲ 0.1
▲ 0.2
▲ 0.1
-
-
-
-
-
0.2
▲ 0.3
0.1
▲ 0.1
▲ 0.4
(注)予測対象地域計はIMFによる2012年GDPシェア(PPP)により計算。
(資料)IMF、各国統計より、みずほ総合研究所作成
2
原油価格は大幅に下落、1985年の逆オイルショックと類似性
○ 2015年を目前に原油価格が急落。2014年の高値から半値近い下落
・ 1985年~86年の逆オイルショックに匹敵する大きな影響
――― 世界経済の需要不足に加え、シェールオイルの影響による供給要因が加わる
・ 原油安は各国の金融緩和強化の面からはバブルを助長するが、産油国の投資額減少の面からは経済を抑制
【 世界経済成長率と原油騰落率 】
(%)
6
5
逆オイル
ショック
【 逆オイルショック時と足元の原油価格の比較 】
リーマン・ (ドル/バレル)
ショック
80
ロシア・ヘッジ
ファンド危機
4
(ドル/バレル)
(ドル/バレル)
35
60
30
40
25
20
20
120
31.72
107.26
110
100
90
3
66%下落
0
2
80
48%下落
4
15
70
1
0
WTI原油先物価格前年比(右目盛)
世界経済成長率(左目盛)
▲1
1985
90
95
2000
(資料) IMF、Bloombergより、みずほ総合研究所作成
05
10
▲ 20
10
▲ 40
5
▲ 60
15 (年)
0
60
10.63
55.43
50
84
85
86
40
(年)
12
13
14
(年)
(資料) Bloombergより、みずほ総合研究所作成
3
原油価格の下落は2015年の世界経済を下支え
○ 原油価格の下落は先進国中心に世界経済の支援材料
・ 原油輸入国は交易条件の改善を通じ、個人消費や設備投資の増加から一定の景気の押し上げ効果が期待
・ 産油国にとっては景気の押し下げ要因となり、経常収支や財政収支が赤字に陥る産油国の増加
・ 米シェールオイル産業への打撃に伴う金融機関への影響やベネズエラのデフォルト懸念など金融面への波及リスクも
【 原油価格下落や為替変動が各国経済に与える影響 】
原油安による
貿易収支影響額
の対名目GDP比
原油安の
2015年のGDP
への影響
個人消費の増加等の国内需要喚起
+0.5%
+0.1%pt
輸出減などによる外需の押し下げ
▲ 0.1%pt
実質可処分所得の押し上げにより個人消費が増加。緩和的金融政策、
消費増、交易条件改善により設備投資増加
+1.2%
+0.2%pt
為替変動幅は些少なため影響なし
+0.0%pt
日本
交易条件の改善による企業収益の押し上げを通じた設備投資増加
+1.5%
+0.4%pt
円安による景気押し上げ
+0.1%pt
中国
実質可処分所得の押し上げによる個人消費増加。交易条件改善による
企業収益の押し上げも予想されるが、生産能力過剰問題が重石となり、
投資の増加は限定的
+1.0%
NIEs
石油純輸入国・地域のため交易条件改善。ただし、各国の直面する経済
状況から考えて、交易利得発生による投資や消費への波及効果が早期
に発生することは期待しづらい。
+3.1%
ASEAN5
石油純輸入国のタイ、フィリピンにはプラスだが、産油国のマレーシアに
はマイナス。インドネシア、ベトナムも産油国だが石油精製品輸入も多く
交易利得は発生せず。合算するとASEAN5全体への影響は軽微。
+0.4%
インド
石油純輸入国のため経常収支改善。企業収益は改善方向だが、稼働率
が低水準で投資意欲は低い。CPIの燃料ウエイトも1割以下で家計実質
購買力の改善は限定的。
+2.1%
ブラジル
短期的には貿易収支改善、中期的には油田開発に悪影響。エネルギー
価格統制により物価への影響は限定的
+0.3%
ロシア
企業収益および財政収入を下押し。ただし、ルーブル安の進行により影
響は限定的に
▲ 0.9%
原油価格下落の主な影響
米国
ユーロ圏
世界
産油国から原油輸入国への所得移転は約6,600億ドル(名目GDP比1.1%)
+0.1%pt
為替変動の影響
為替変動の
2015年のGDP
への影響
(注) 原油価格及び為替の変動については、みずほ総合研
究所の9月見通しを基準として、12月見通しとの変化を
もとに試算。
原油安の世界のGDPへの影響については、米国、日
本、ユーロ圏についてはみずほ総合研究所試算、そ
の他地域はIMF”World Economic Outlook, October
2013”における試算値を利用。
(資料) 国連、IMF、各国統計より、みずほ総合研究所作成
4
原油相場は生産調整を促す水準に下落、下落オーバーシュートの不安も
○ 原油相場は生産調整を促す水準に下落
・ WTIは50ドル台に下落し、米国では原油価格が損益分岐点を下回る地域が拡大
――― 米国では低コスト地域を含む大半の地域で、新規の油田開発が今後停滞すると予想
・ ただし、新規開発が停止しただけでは超過供給が解消せず、生産調整は長期化する可能性
――― 既存の油井では60ドル以下でも生産の可能性(損益分岐点>操業停止点)
――― 2012年以降に積み上がった過剰在庫の削減が進展して初めて生産調整が一服、収拾まで時間を要する
【 原油相場と米シェールオイルの生産コスト 】
掘削装置の稼働数(水平掘削、左目盛)
油井開発の新規参入コスト(右目盛)
WTI(2~5カ月前の平均、右目盛)
(稼働数)
1,600
【 原油相場の予測 】
(ドル/バレル)
160
採算割れの可能性から
新規開発を抑制
1,400
140
1,200
120
(ドル/バレル)
140
(%)
見込み/予測
在庫変動(右目盛)
WTI(年平均、左目盛)
ブレント(年平均、左目盛)
120
6.0
5.0
100
4.0
80
3.0
60
2.0
40
1.0
20
0.0
1,000
100
800
95ドル程度の
新規参入コスト
600
60
80ドル程度の新規参入コスト
400
80
75ドル程度の新規参入コスト
40
200
60ドル程度の参入コスト(損益分岐点)で油井開発
20
0
2007
07
08
09
10
11
12
13
14
(年)
(注)参入コストは、水平掘削装置の稼働数とWTI価格の単回帰から試算。
(資料〉Bloomberg
0
▲ 1.0
(20)
▲ 2.0
(40)
▲ 3.0
1995
2000
05
10
15 (年)
(注)見込み/予測は、みずほ総合研究所。
(資料) IEA、Bloomberg
5
米国: 原油価格下落による内需の押し上げとドル高による外需悪化が相殺
○ 原油価格の大幅下落とドル高進行による米国の成長率への影響はほぼ拮抗
・ 原油価格の下落により、個人消費を中心とする内需が押し上げられる。実質GDP成長率への寄与度は最大で+0.4%Pt強
・ 一方、油価下落と同時進行しているドル高が、米国の外需を押し下げ。内需の寄与度を相殺する大きさ
○ 原油価格の大幅下落による一部地域経済への波及を通じた銀行貸出・地方債市場への広がりに要注意
・ エネルギー産業依存の高い地域では、過去数年にわたり、土地開発や商業用不動産向けの貸出が急増
・ 今後は、その反動が生じるリスクあり。また、州税収の悪化による地方債市場への波及可能性にも注意が必要
【 原油価格の大幅下落とドル高による米国経済への影響 】
【 エネルギー依存が高い8州と銀行貸出 】
(前期比年率、%Pt)
0.6
押し上げ
石油掘削業 C&L貸出 CRE貸出
GSPシェア
伸び率
伸び率
0.4
その他
0.2
外需
設備投資
0.0
住宅投資
押し下げ
▲0.2
個人消費
▲0.4
実質GDP
(%)
アラスカ
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2014
2015
(注)棒グラフは需要項目別寄与度。
(資料)大規模マクロ計量モデルにより、みずほ総合研究所作成
(%)
24.0 31.3 6.4 ルイジアナ
8.4 6.5 ▲2.9 ニュー・メキシコ
5.4 10.1 11.6 ノース・ダコタ
4.2 36.3 15.7 オクラホマ
9.5 18.6 2.7 テキサス
10.6 32.7 9.5 1.2 23.2 9.1 13.8 13.8 2.9 16.8 7.3 ウェスト・ヴァージニア
ワイオミング
▲0.6
(%)
他の州
ー
2016
(注)GSPは州総生産、C&Lは建設・土地開発、CREは商業用不動産を表す。
GSPシェア2013年、貸出は2012末~2014/9(網掛けは他の州平均以上)。
(資料) FDICより、みずほ総合研究所作成
6
日本:原油価格の下落は個人消費や設備投資を中心に成長率を押し上げ
○ 原油安は個人消費、設備投資を押し上げ。他方、内需増加に伴い輸入が増加するため、外需はマイナス寄与
――― 外需がマイナス寄与となるのは、実質ベースでは輸入が増加するため(名目ベースでは貿易収支は改善)
○ 円安は輸出、設備投資の押し上げに寄与
【 原油価格の大幅下落による実質成長率への影響(日本) 】
【 円安による実質成長率への影響(日本) 】
(前期比年率、%Pt)
1.0
押し上げ
(前期比年率、%Pt)
1.2
1.0
0.8
0.8
設備投資
その他
0.6
0.6
GDP
GDP
0.4
外需
0.4
設備投資
0.2
0.2
押し下げ
0.0
0.0
家計(消費+住宅)
▲ 0.2
▲ 0.4
外需
▲ 0.6
▲ 0.2
家計(消費+住宅)
その他
▲ 0.4
Q4
2014
Q1
Q2
Q3
2015
Q4
Q1
2016
2014
2015
暦年
(注)みずほ総合研究所の9月時点の見通しにおける原油価格(ドバイ)の想定と12月
時点の見通しにおける想定との変化(4割弱低下)に伴う実質成長率への影響を
みずほ総研マクロモデルによりシミュレーションしたもの。
(資料)内閣府「国民経済計算」などよりみずほ総合研究所作成
Q4
2014
Q1
Q2
Q3
2015
Q4
Q1
2016
2014
2015
暦年
(注)みずほ総合研究所の9月時点の見通しにおけるドル円相場の想定と12月時点の見通
しにおける想定との変化(5%~10%円安)に伴う実質成長率への影響をみずほ総研
マクロモデルによりシミュレーションしたもの。ただし、全体的なインパクトの大きさは、
工場の海外移転の動きなどを踏まえ調整している。
(資料)内閣府「国民経済計算」などよりみずほ総合研究所作成
7
日本 :円安に原油安が加わることで中小企業の収益も改善
○ 円安のメリットは加工業種に集中するが、生産波及効果まで含めれば素材業種や非製造業においてもプラス
○ 約40%の原油安は、短期的に経常利益を約4兆円強押し上げ(みずほ総研マクロモデルによるシミュレーション結果)
原油安は中小企業にも大きなメリットがあり、今後の賃上げ余力につながる見通し
【 5%の円安による企業収益への影響(業種別) 】
(兆円)
1.5
1.0
生産波及効果
輸入コストの産業間の転嫁(純)
輸入金額の増加(直接分)
輸出金額の増加
業績
【 円安・原油安による中小企業の収益変化 】
(仕入コスト変化の影響、5%円安・40%原油安の想定)
6,026億円
(8.3%)
(兆円)
2.0
原油安による効果
1.5
1,273億円
(2.8%)
0.5
円安による効果
1.0
0.0
508億円
(0.1%)
▲ 0.5
約1.8兆円の
改善要因
0.5
▲ 1.0
0.0
素材業種
加工業種
製造業
非製造業
(注)1.2013年の貿易収支をベースに、円・ドルレートが5%円安になった場合の
企業収益への影響を試算。グラフ中の数値の括弧内は2010年の営業余剰
に対する企業収益の変化率。
2.輸出入金額の変化はみずほ総研マクロモデルによって試算。産業間のコスト
転嫁は、投入コスト増加分の50%を転嫁すると仮定。生産波及効果は、輸出
金額の増加による生産誘発額から輸入増加額と国内品の中間投入額を控除
した付加価値額。
(資料)財務省「貿易統計」、経済産業省「平成22年簡易延長産業連関表」より、みずほ
総合研究所作成
▲ 0.5
▲ 1.0
円安効果のみ
円安+原油安
(注)円安・原油安に伴う中小企業の仕入れコストの変化を規模別産業連関表より試算。
(資料)中小企業庁「規模別産業連関表」などより、みずほ総合研究所作成
8
資源価格下落の影響は、資源輸出国と輸入国で明暗
○ 資源輸出国への影響
・ サウジアラビアは財政への影響が大きく、80ドル台の原油価格が続けば財政収支も赤字へ
・ ロシアについては財政に加えて、企業収益への影響も大きく、関連投資が下押しされる可能性
・ ベネズエラは、歳入の5割前後、輸出の9割以上が石油に依存、油価下落によりデフォルト懸念高まる
○ 資源輸入国への影響としては、韓国、タイ、インド等では、貿易収支改善による資金流出リスクの緩和が見込まれる
【 資源貿易収支/名目GDP、2013年】
【 財政収支がゼロとなる原油価格(Breakeven) 】
(ドル/バレル)
200
(対GDP比、%)
50
40
資源貿易赤字
資源貿易黒字
150
30
20
100
10
50
0
ロシア
ナイジェリア
ベネズエラ
クウェート
トルクメニスタン
カザフスタン
カタール
アラブ首長国連邦
アゼルバイジャン
サウジアラビア
オマーン
イラク
アルジェリア
バーレーン
韓国
タイ
ウクライナ
インド
トルコ
中国
フィリピン
エジプト
ポーランド
アルゼンチン
ブラジル
メキシコ
ミャンマー
インドネシア
ペルー
コロンビア
マレーシア
ロシア
ベネズエラ
サウジアラビア
(注)資源は、動植物油および鉱物性生産品
みずほ総合研究所「新興国マクロ経済指標集」採用国を中心に主な新興国を調査。
(資料)国連
イラン
0
リビア
▲ 10
▲ 20
IMF推計
ドイチェバンク推計
(注)IMFの推計ではブレント、ドバイ、WTIの単純平均、ドイチェバンクの推計ではブレント
を用いている。
(資料) IMF ”Regional Economic Outlook UPFATE Middle East and Central Asia”(May
2014)、Deutsche Bank AG “Commodities Outlook”(July 2014)、Bloombergよりみず
ほ総合研究所作成
9
ロシア: ルーブル急落をめぐる不安
○ ルーブル急落を受け、ロシア中銀は12月16日、6.5%Ptの緊急利上げを決定(10.5%→17.0%)
・ 背景には、油価下落に加え、欧米の制裁(8月以降)、米議会の追加制裁法案可決(12月13日)による資本流出加速
・ 今後も高金利が継続した場合、実体経済のさらなる悪化が懸念される
○ 外貨準備高は、減少したとはいえ、4,162億ドル(12月5日時点)と潤沢
・ 向こう1年間の対外債務返済予定額は1,900億ドル(2014年6月末時点)
【 ルーブル相場と原油価格 】
【 外貨準備高と対外債務返済予定額 】
(ルーブル/ドル)
(ドル/バレル)
(億ドル)
130
20
6,000
110
30
5,000
90
40
4,000
50
3,000
50
60
2,000
30
70
1,000
外貨準備高
原油価格
ルーブル(右軸)
70
10
7
2014年7月
80
8
9
10
(注) 原油価格はブレント。
(資料) Bloombergより、みずほ総合研究所作成
11
12 (月)
対外債務返済予定額(1年以内)
0
2012
13
14
(年)
(資料) ロシア中央銀行より、みずほ総合研究所作成
10
(ご参考)主要国の政治日程
2014年(11月・12月)
国際
米国
11月 APEC首脳会議
11月 G20首脳会合
12月 COP20
11月 中間選挙
4月
5月
6月
9月中旬頃
10月
12月
11月 2015年10月消費税率引き上げ延期決定
12月 衆議院議員総選挙
IMF・世銀春季総会
アジア開発銀行年次総会
G7首脳会議
国連総会
IMF・世銀総会
COP21
3月 債務上限引上げ処置期限切れ
2月
5月頃
10月頃
12月頃
欧州
日本
2015年
ギリシャ大統領選挙
英国総選挙
ポルトガル総選挙
スペイン総選挙
4月 統一地方選挙
9月 自民党総裁選
秋 中国5中全会
年末 ASEAN経済共同体(AEC)発足
アジア
2016年
4月
8月
9月中旬頃
10月
12月
IMF・世銀春季総会
ブラジル夏季オリンピック開催
国連総会
IMF・世銀総会
COP22
11月 大統領選挙
年内 アイルランド総選挙
年内 ギリシャ総選挙
夏 参議院選挙
1月頃
3月頃
4月頃
5月頃
5月
秋
秋
年内
年内
年内
台湾総統選挙
中国全人代(第14次五カ年計画採択予定)
韓国議会選挙
シンガポール議会選挙
フィリピン総選挙
オーストラリア上院下院選挙
中国6中全会
ベトナム共産党大会
インド上院選挙
タイ上院下院選挙
(資料) みずほ総合研究所作成
11
【経済予測チーム】
武内浩二
・米国・欧州経済
小野 亮
山崎 亮
吉田健一郎
・アジア経済
宮嶋貴之
玉井芳野
・日本経済
徳田秀信
大和香織
風間春香
坂中弥生
齋藤 周
松浦大将
・原油
井上 淳
(全体総括)
03-3591-1244
[email protected]
(総括)
(米国)
(欧州)
03-3591-1219
03-3591-1289
03-3591-1265
[email protected]
[email protected]
[email protected]
(総括)
(中国)
03-3591-1434
03-3591-1367
[email protected]
[email protected]
(総括)
(外需)
(政府・物価)
(企業)
(雇用・消費)
(住宅)
03-3591-1298
03-3591-1284
03-3591-1418
03-3591-1242
03-3591-1283
03-3591-1435
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
[email protected]
03-3591-1197
[email protected]
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信頼に足り且つ正確であると判断した情報に基づき作成されておりますが、弊社はその正確性・確実性を保証するものではあ
りません。本資料のご利用に際しては、ご自身の判断にてなされますようお願い申し上げます。
12