る 五感 で学ぶ たべる み かぐ さわ る きく 入 場 無 料 基調 講演 「九州学とはなにか - 地域からみる九州学」 問題提起 飯沼 賢司(別府大学教授) シンポジウム 「九州学とはなにか」 コーディネーター/段上 達雄(別府大学教授) パネリスト/後藤 宗俊(別府大学名誉教授) 小池 史哲(甘木歴史資料館副館長) 平田 豊弘(天草市世界遺産推進室長) 金谷 俊樹(別府大学文化財研究所 客員研究員) 飯沼 賢司(別府大学教授) 2015年1 月10日 (土) 13:00∼16:30 別府大学 メディアホール (メディア教育研究センター 4F) [ 主催 ] 別府大学 [ 後援 ] 別府大学同窓会 [ 問い合わせ先 ] 別府大学歴史文化総合研究センター 〒874-0915 別府市桜ヶ丘 5-2 TEL:0977-27-6116 / FAX:0977-27-6117 九州学構築シンポジウム Vol.1 「九州学提唱 九州学とはなにか」 近年、九州でも各県の名を冠する地域学が盛んである。しかし、「九州学」は正面切って唱えられたこ とはない。「九州学」とはなんであろう。別府大学から「九州学」を唱えると、現在九州でも幹線ではな い端に位置する大分から「九州学」を唱えるのかという声があるのは当然だろう。しかし、瀬戸内海側 からみたとき、古墳時代以来、九州の入口の中軸は豊国地域にあった。そこは国家神である八幡神出現 の場所であり、大航海時代には、豊後はヨーロッパから見た 九州 であり、世界への窓口であった。 このようにいうと、他にも我が地が中心であったという声が出る。九州の中心は決して一つではない。 多極的構造をもつのが九州の特質であり、時代によって、その歴史・文化の中心舞台は常に動いてきた のである。故に、「九州学」は決して「大宰府学」、「福岡学」ではないということである。まさに、各地 域から県域という現状の境界・枠を越え九州を語るのが「九州学」であり、また、 [食べる・見る・聞く・嗅ぐ・ 触る ] の五感を投入した総合学でもある。 屋久島、沖縄の世界遺産、山本作兵衛の世界記憶遺産、阿蘇、国東・宇佐の世界農業遺産等に象徴さ れるように、九州は今再び注目を集めている。しかし、外からやってくる日本人も外国人も県単位で九 州の文化や観光を見ているわけではない。クルーズ・トレイン ななつ星 のように九州全体を一つに集 合体として見ており、今私たちは、九州というまとまりで世界・他地域にアピールすることが求められ ている。 別府大学は、長い間、この九州の歴史と文化を研究・発信する役割を果たしてきた。別府大学の基盤は、 いわゆる「九州(沖縄・山口を含む)」にあり、多くの卒業生が九州管内を中心に活躍している。この大 学の総力と九州各地域の方々の知恵を結集し、「九州学とはなにか」というテーマを皮切りに大分・別府 から「九州学」の烽火をあげることにしたい。 基調 講演 問題提起 飯沼 賢司(別府大学教授) 「九州学とはなにか - 地域からみる九州学」 シンポ ジウム 「九州学とはなにか」 コーディネーター/段上 達雄(別府大学教授) パネリスト/ 後藤 宗俊(別府大学名誉教授)「教育からみる九州学−幕藩体制の枠を越えた咸宜園教育」 小池 史哲(甘木歴史資料館副館長) 「考古学からみる九州学−瀬戸内の視点から」 「世界遺産からみる九州学−長崎の教会群とキリスト教関連遺産から」 平田 豊弘(天草市世界遺産推進室長) 金谷 俊樹(別府大学文化財研究所 客員研究員) 「福岡コンプレックスからみた昭和の町」 飯沼 賢司(別府大学教授) これは 全身で得る 学問。
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