旧木下家別邸(大磯駅前洋館) 国登録有形文化財(建造物)に登録 耐震診断 費用の 補助 実施中! ◎問い合わせ 生涯学習課 ☎内線323 15件 C 耐震補強工事 2分の1 50万円 5件 ※戸建住宅以外は表の補助額と異なる場合があります。 ※詳細は、お問い合わせください。 ☎内線242 6件 5万円 耐震補強工事 2分の1 監理 D 4万円 3分の2 31 B 耐震補強設計 2分の1 10万円 56 ◎問い合わせ 都市計画課 補助の内容 (戸建住宅の場合) 12 受 付 予定数 A 耐震診断 23 87 10 補 助 上限額 補助対象事業 補助率 5件 大磯景観応援団 (景観応援団・柳川 ) ※大磯景観応援団とは、大磯ら しさの再発見をしながら、景 観まちづくりに関する普及啓 発活動等を行う団体です。 ◀大運寺とその参道 10 広報おおいそ 平成24年 5 月 シリーズ連載 ④ ﹁大磯そゞろ歩き﹂ ◎問い合わせ 在、大磯景観応援団では景観カ ル テ の 作 成 作 業 を し て い ま す。 町内のさまざまな景観と歴史が 融合している「大磯らしさ」が さらに育まれる期待があります。 青葉においし、ぜひ湘南の自 由民権の故郷をそヾろ歩きで見 つけてはいかがですか。 大磯駅から旧木下家別邸(大 磯駅前洋館)の前を通って県道 を下り、国道一号で右に向かう と、 浄 土 宗 大 運 寺 が あ り ま す。 歩道沿い右手に目線の高さから 特徴的な急勾配の瓦屋根が見え、 参道を吸い込まれるような遠近 感で歩かされてしまいます。 この奥には、我が国の初代の衆 議院議長中 島 信 行・湘 煙夫 妻の 墓があ り、明 治 中 頃、旧中 郡の 自由民権運動 家の指 導 者として 政治結社「湘南社」で自由、平等、 博 愛、民 権の活 動 を 行い、共に 師 とあがめられた夫 妻の終 焉の 地となっています。また、夫人は 女性の地位向上への活動を行い、 その思想は山河 となり 多 くの女 性の心に波動したことでしょう。 境内の静けさと明治時代の激 動 を 瞬 く 間 に 過 ぎ 去 っ た 故 に、 凜とした景観を感じ取られるこ とでしょう。大磯駅から数分の 場所にあって見落としがちな歴 史と入り交じった景観です。 都市計画課 ☎内線243 ▼場所 大運寺 国道一号沿い このような事例をとらえ、現 こ ん に ち は、「 大 磯 景 観 応 援 今年築100年を迎えると考えられる「旧 大正元年に建築され、 団」です。 国登録有形文化財(建造物) 木下家別邸」が、 平成 年2月 日に、 今回は、大磯地区にあるお寺 に登録されました。 とその景観をとりあげます。 旧木下 家 別 邸 と は 【用語】 【大運寺とその参道】 大磯駅前に所在し、別荘地大 ○切妻造 頂部から両側に傾斜 磯に残る数少ない洋風の別荘建 を持つ屋根の形式。三角屋根。 町では、耐震診断や補強工事 築です。 ○ドーマー窓 屋根から突き出 費の補助を行っていますのでぜ す小さな屋根を有する採光用 ひご活用ください。 特徴は、切妻造スレート葺で 左右の屋根上にドーマー窓を開 ▼対象建築物 の窓。 け、各室にベイウインドウを設 ○ベイウインドウ 台形に張出 ・戸建て住宅、アパート、マン けています。構造はいわゆるツ ションを含む全ての住宅。 した出窓。 ーバイフォー構法で、国内でも ○ツーバイフォー構法 正式に ・昭和 年5月 日以前に建築 最古の部類となる同構法による されたもの。 は木造枠組壁構法。壁や床の 建築遺構です。 「面」 で建物を支える箱型構造。 ▼申請受付期間 国登録 有 形 文 化 財 と は ○構法 建築の材料・部品の構 5月1日(火)から (診断は 月まで、設計及び工事 成方法 は 月までの受付になります。 ) 文化財指定制度を補完するた め、平成8年に新たに導入され ました。開発等で社会的評価を 受ける間もなく、消滅の危機に さらされている大量の文化財建 造物を後世に継承していくため に、文部科学大臣が文化財登録 原簿に登録する制度です。今回 の登録で県内では157件 ( 箇所) となりました。 旧 木 下 家 別 邸 は、 大 磯 町 で 初めての国登録有形文化財で す。登録文化財となることによ り、今後貴重な文化財としての 保存・活用が図られることとな ります。 ▲登録プレート 24
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