MediaGrid メディアワークフローに最適なスケールアウト共有ストレージ な利点 Harmonic 社の MediaGrid は、SAN（ストレージ・エリア・ネットワ ーク）の性能とNAS（ネットワーク・アタッチト・ストレージ）の簡便さ を兼ねそろえた、拡張性豊かな Ethernet ベースのストレージシス テムで、デジタルメディアに最適化されています。 メディアワークフローのための卓越し たパフォーマンス MediaGrid は、高いパフォーマンスを 安定して提供します。 MediaGrid ストレージシステムは、 デジタルメデイアワークフロー のために卓越した機能性を提供し、導入、管理、拡張が簡単な、 コス ト効果の高いスケールアウトストレージです。MediaGrid は、 インジ ェスト、 トランスコーディング、編集、 アーカイブ、および送出用メデ ィアアプリケーションと密接に連携することにより、 ファイルベース のワークフローを高速化し、 アセットライフサイクル全体の管理能 力を備えた、強力なストレージソリューションとして昨機能しま す。MediaGridはまた、 メディアのニアラインストレージのコストを低 減し、 ビデオ・オン・デマンドや他の利用分野のため、ペタバイト規 模のデジタルメディアライブラリーを、 コスト効果高く構築できます。 コスト効果の高いスケールアウトストレ ージ 汎用ハードウェアによる構成と、 コスト 効果の高い Ethernet ベースの MediaGrid は、導入もメンテナンスも 経済的です。 メディアワークフローのための卓越したパフォーマンス MediaGrid は、 メディアアプリケーションのために、広帯域幅と一 貫した低レイテンシを提供することを目的として開発されまし た。MediaGrid の卓越したパフォーマンスは、Harmonic 社独自の MediaFS 分散ファイルシステムと、クライアント上にインストールさ れたファイルシステムドライバ (FSD) により実現されます。 データへ のアクセスが1回に1つのパスでのみ可能な他のクラスタ型NASシ ステムとは異なり、MediaGrid では FSD により、分散データに対し て真の平行アクセスを実現し、最高のパフォーマンスを提供します。 導入と拡張がシンプル 複雑なSANの導入や複数ボリュームの 管理が必要となる他の高性能ソリュー ションとは異なり、MediaGrid は、標準 的なEthernet を中心に構成された、高 い拡張性を持つ単一ファイルシステム です。 メディアワークフローのために最適化 MediaGridは、数十のメディアアプリ ケーションとのインテグレーション実 績に優れ、それぞれのアプリケーショ ンに最適化されています。 メディアワ ークフローの深い専門知識を持つ、 Harmonic 社ならではのソリューショ ンを提供します。 閲覧/ログ 編集 メデイア前処理 トランスコード MediaGrid 利用分野例: 共有ストレージ インジェスト リニア送出 ・ インジェスト ノンリニア配信 ・ 編集 ・ カラーコレクション ・ トランスコーディング MediaGrid ・ メディアアセット管理 ニアラインアーカイブ ・ ニアラインストレージ ・ オリジンストリームサーバー テープアーカイブ プロキシ/QA ・ 送出用ステージング MediaGrid:ファイルベースメディアワークフロー用共有ストレージ 1 MediaGrid メディアワークフローに最適なスケールアウト共有ストレージ コスト効果の高いスケールアウトストレージ クライアント MediaGrid は総所有コスト (TCO) を最低限に抑え、非常に優れた帯 域及びテラバイト単価を提供します。 MediaGrid FSD 高いテラバイト単価の秘訣は、MediaGrid の柔軟性にありま す。MediaGridは、 プロセッサとストレージを兼ねそろえたサーバーノ ード、およびよりストレージのみのノードから構成され、 ストレージの みのノードにより増設を行うことで、 より経済的な拡張を実現してい ます。他のシステムでは、通常このような経済的な拡張性能は提供さ れないため、MediaGrid が、 その導入時およびシステムの拡張時にコ ストを最小限に抑えることがきることは、際だった特長と言えます。 FSD MediaGrid の優れたパフォーマンスと高コスト効果のストレージ容 量により、MediaGrid は、際だった価格効果を提供します。 MediaGrid:分散データへの真の平行アクセス MediaGridは 完全 分散型スケールアウトアーキテクチャに基づいて おり、 ストレージノードの増設により、容量のみならずパフォーマンス も拡張できます。1クライアントに対して、1秒あたり最高1ギガバイト を超える帯域幅を提供でき、帯域幅の総計は1秒あたり数十ギガバイ トに達します。MediaGridシステムの優れた帯域幅により、 より多くの インジェストストリーム、およびトランスコーディング処理が可能とな り、 さらに Ethernet を通じて非圧縮ファイルの作業も可能な柔軟性 によって、 メディアワークフローを促進します。 MediaGrid の魅力的な経済性のもう一つの鍵は、Ethernet ベースの ストレージシステムであることにあります。同等のパフォーマンスを 提供する他のシステムでは、 ファイバーチャンネルを採用したSANで あるケースも多く、導入にも管理にも高いコストがかかりま す。MediaGrid はシンプルかつ経済的な Ethernet ベースであるた め、導入コストが低く、管理が簡単であるだけでなく、Ethernet 技術 に精通したネットワークおよびストレージ専門家が数多く存在するこ とも重要な点です。 MediaGrid はパフォーマンスが高いだけでなく、一貫して安定した パフォーマンスを提供します。他のストレージシステムでは、データ のスライス化のため、時と共にパフォーマンスが低下することがあり ます。MediaGrid の MediaFS ファイルシステムでは、データをシステ ム上のドライブにスライス分散化し、平行してデータにアクスセスす るため、時が経っても一貫した高いパフォーマンスを実現します。 MediaGridはまた、拡張時にも初期投資を無駄にしません。従来のス トレージシステムでは、 コントローラの容量や性能を超える拡張をす る際は、 ソフトウェアのみならず、ハードウェア全体も入れ替えるフォ ークリフト式アップグレードを行う必要がありました。MediaGrid は、 そのスケールアウト設計により、単純にストレージノードを追加する だけで、容量とパフォーマンスを拡張できます。 帯域幅 張 に拡 ア リニ 容量 ファイルシステム 2 MediaGrid メディアワークフローに最適なスケールアウト共有ストレージ 導入、管理、拡張がシンプル 他の高性能システムに比べて、MediaGrid は非常にシンプルです。そ の大きな理由の一つは、設計基盤に Ethernet を使用していることに あります。簡単に導入でき、分かりやすい Etherner はネットワークイ ンフラとしては、最もシンプルなものです。他のシステムでは、導入 が複雑なファイバーチャンネルSANを利用して高機能を提供するケ ースも多く、特殊な技能を持つスタッフが必要となるため、費用がさ らにかかります。 多くのメディア指向アプリケーションは、非常に速いスピードで成長 し続けるため、機器の拡張は簡単に行ないたいものです。他のシス テムでは、拡張には集中的な管理が必要で、ユーザーとアプリケーシ ョン動作に多大な影響を及ぼします。MediaGrid では、機能拡張を 素早く、かつ無停止で実行できます。 ストレージノードが追加される と、追加の容量はファイルシステムに追加され、既存のデータは、バ ックグラウンドタスクにより、 トランスペアレントに新しいノードにま たがってリバランスされます。拡張の際、 ファイルシステムの再構築 は必要ありません。 また、時間経過に伴うファイルシステムのデフラ グの必要もありません。 ペタバイト規模へも拡張可能なシングル・グローバル・ネームスペー スにより、MediaGrid では複数のボリュームを作成し、管理する必要 がありません。 メディアワークフローのために最適化 MediaGrid は、デジタルメディアワークフローの高い要求に適うよう 最適化されており、Apple Final Cut Pro®、Avid® Media Composer®、 およびAdobe® Premiere® Pro CS5 などのノンリニア編集ソフト や、Harmonic 社の ProMedia シリーズおよび Spectrum 等、数十も の最先端メディアアプリケーションとのインテグレーションが進み、 最適化が行なわれています。業界の先端を行くアプリケーションパー トナーと共同開発を行なうことにより、最適なパフォーマンスを実現 すると共に、 これらソリューションとの互換性により安心して MediaGrid をご利用になれます。 MediaGrid により提供される、高度にメディアに特価した機能は、 メ ディアアプリケーションとワークフローに関する、Harmonic 社の熟 練した技術の結晶です。MediaGird は、たとえば、ニュース放送など では必須の機能である追いかけ編集をサポートし、 また様々なブロ ックサイズに対応することで異なるメディア作業負荷に対してパフォ ーマンスを最適化することができます。MediaGrid ファイルシステム ドライバ（File System Driver/FSD）は、 クライアントのメモリを利用 するインテリジェントキャッシングにより、 メディアファイルの一部を アプリケーションに要求されるよりも前に先読みや保存することによ り、 メディアへのアクセスを高速で行えるようにします。 そのメディアワークフローに関する深い専門知識により、Harmonic は、お客様に単なるストレージ製品ではなく、 メディア専門家パート ナーのメディアストレージソリューションを提供いたします。 3 MediaGrid メディアワークフローに最適なスケールアウト共有ストレージ 必要な信頼性、可用性、およびサポートを提供 仕様 ファイルベースのワークフローでは、共有ストレージは必要不可欠な リソースです。MediaGrid はそのために作られました。MediaGrid に は、単一障害点（single point of failure）は存在しません。 トランスペア レント・フェールオーバー付きデュアル・アクティブ/アクティブコントロ ーラや、 ストレージノードの不具合から保護する冗長化されたデータ パス、 コントローラの不具合から保護するトランスペアレント・クライア ントフェールオーバーなどを標準装備しています。 ソフトウェア RAID のオプションは RAID 4 または RAID 6 から選択でき、同じ RAID グルー プ内の2ドライブの不具合にも対応できる柔軟性を提供します。 MediaGrid は、強力な冗長化に加え、 システムメンテナンス作業に関 連したダウンタイムも極力撤廃できるよう設計がなされています。 スト レージノードは原則システムの中断なしに増設でき、 ソフトウェアやフ ァームウェアのアップグレードなどの作業もオンラインで可能です。 メディアアセットはほとんどの場合ビジネスにおいて重要であり、その ような重要なデータを保護するため、MediaGrid は、2システム間のリ プリケーションによる高度なキャンパスレベルでの障害復旧 (Disaster Recovery/DR) 構成にも対応しています。2式のMediaGrid システムのデータは、 シングル・ファイルシステムのもとにありながら、 物理的に離れた位置に設置されたもシステム間でトランスペアレント にデータが複製されます。一方のサイトが機能停止した場合、 クライ アントアクセスは自動的かつトランスペアレントに代替ストレージに 迂回されるため、非常に高度なデータ保護が提供されます。 実効容量、最小/最大 単一のファイルシステムで、10TB～数ペタバイト 帯域幅 各クライアントあたり1ギガバイト/秒以上、合計帯 域幅は数十ギガバイトに拡張可能 拡張性 ストレージノードを追加することにより、容量、帯 域同時にオンラインで拡張可能（1ノードあたり16 ドライブ） ディスクドライブ 1TB、2TB、3TB (SATA2) ソフトウェア RAID レベル RAID4、RAID6 FSD クライアント OS サ ポート Linux、Windows、MacOS ネットワークインターフ ェイス ギガビット Ethernet、10ギガビット Ethernet NAS プロトコル オプションの NAS ゲートウェイ (ContentBridge) は NFS v3、CIFS/SMB、AFP、FTP をサポート 付属ソフトウェア • MediaFS ファイルシステムソフトウェア • クライアント用ファイルシステムドライバ FSD(ラ イセンス数無限) • クォータと管理のためのContentManager及び Access Control Lists • MediaGrid SystemManager 高可用性 デュアル・アクティブ/アクティブコントローラ、デュ アル電源装置、ホットスワップ対応ディスクドライブ および電源装置 HARMONIC 社について Harmonic 社は映像市場を活性化するインフラを提供しま す。Harmonic 社の製品とサービスにより、 コンテンツプロバイダやサ ービス事業者は、テレビやニューメディアシステムのための、特徴あ る映像サービスの、効率の良い制作、 プリプロセス、および配信がで きます。詳しくは、www.harmonicinc.com をご覧ください。 MediaGrid は、完全にインテグレートされた、単一メーカーのソリュー ションです。サードパーティのファイルシステムを内蔵する他のストレ ージソリューションとは異なり、MediaGrid のファイルシステムや、他 の構成要素は、すべて Harmonic 社によって専門的に設計され、構築 され、サポートされています。 MediaGrid システムは、Harmonic 社の世界的サポートチーム と、MediaGrid や他の Harmonic 社製品、およびパートナー企業製品 の、お客様特定の利用法を理解するメディア専門家によってサポート されており、お客様のメディアワークフローを最適化しま す。Harmonic 社は、重要なメディアワークフローやアプリケーション に関し、世界中で年中24時間無休のサポートを提供します。 HEADQUARTERS Americas Sales 4300 North First Street San Jose, CA 95134 U.S.A. T 1 800 828 5521 inside the U.S. +1 408 542 2559 outside the U.S. F +1 408 490 6001 ASIA-PACIFIC Harmonic Technologies (HK) Ltd Level 23, Office Tower Langham Place, 8 Argyle St Mongkok, Kowloon Hong Kong T +852 3713 9300 F +852 2116 0083 EUROPE AND MIDDLE EAST United Kingdom 250 Fowler Avenue, Ground Floor IQ Farnborough Farnborough Hampshire GU14 7JP United Kingdom T +44 (0)1 252 555 400 F +44 (0)1 252 377 171 © 2012 Harmonic Inc. All rights reserved.Harmonic、Harmonicのロゴ、ProStream および ProMedia は Harmonic Inc. 社の米国及びその他の国における商標、登録商標またはサービスマークで す。Dolby、 ドルビーデジタル、 ドルビーデジタルプラスとドルビーEはドルビーラボラトリーズの登録商標です。 フラウンホーファーIISによるAAC/HE-AAC実装。本文に記載されるその他の企業、製品、サ ービス名は、 それぞれの所有者の商標または標識です。全ての製品およびアプリケーションの機能および仕様は、Harmonicの自由裁量により事前の通告なく、時を選ばずに変更される場合があります。 11.02.12 4 Harmonic Japan Ginza San-Chome Bldg, 8F, 3-14-1 Ginza, Chuo-ku Tokyo 104-0061 Japan T +81 3 5565 6735 F +81 3 5565 6736
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