記者室資料提供(平成19年1月30日) 建設局公園砂防部計画課 田中、広脇 TEL:078−322−5422 内線4221 E-mail:[email protected] 楽しく名作をめぐり、 花を巡る文学散歩(兵庫/兵庫津・新開地など) ∼竹中郁の『私のびっくり箱』 灰谷健次郎の『太陽の子』などを歩く∼ ガイドマップの発行について 神戸市では、市民のみなさんとともに花と緑によるまちづくりを進めるため「神戸らしい総合的な 都市緑花施策」を実施しており、その中で緑花文化の形成を目的として「神戸の花緑文学散歩道」の 設定を行っています。 これは、神戸が海や山、そして美しいまちなみに恵まれており、多くの文学作品にその舞台として 登場することから、それらの作品が生まれた背景や作品の中の風景に思いをはせながら、花の名所を 巡る散策をしていただくものです。 平成 16 年度に須磨区(須磨寺周辺)、東灘区(岡本周辺)を発行し、 今年度は、中央区(三宮・元町・北野・旧居留地など)、灘区(石屋川・ 大石川・六甲・摩耶など)に続き、兵庫区(兵庫津・新開地など)を発 行することになりました。 今回発行する兵庫区編は、竹中郁の『私のびっくり箱』や灰谷健 次郎の『太陽の子』などの現代小説や、『平家物語』などの古典文 学や歴史小説の舞台を、みどりや花からの視点を加味しながら、作 者の原風景や作品、その背景等について紹介しています。また、モ デルコースを設定し、兵庫区界隈の文学に育まれた人間の生活に根 ざした風土や風景・景観をゆったりと巡るためのきっかけやプラン づくりができるように作成しました。 みなさんも、このガイドマップを片手に、楽しく名作をめぐり、 花を巡る『文学散歩』に出かけてみませんか? ◆概要◆ 兵庫津・新開地・湊川公園・会下山公園・雪御所公園など兵庫区が登場する文学作品や、作家が 作品を創造していった意識の流れや経緯などを、みどりと花の話題に触れながら巡る「緑発見」の ガイドマップです。 ■竹中郁の『私のびっくり箱』、灰谷健次郎の『太陽の子』など、10 編の「文学散歩」となってい ます。 ■ポケットサイズ(10.5cm×15cm) ◆兵庫区編の配布場所等◆ 建設局公園砂防部計画課(市役所2号館3階) 、兵庫区まちづくり推進課、 総合インフォメーションセンター、市政情報室(市役所1号館3階)等で無償配布 ◆(参考)神戸らしい総合的な都市緑花施策について◆ 「神戸市緑の基本計画(グリーンコウベ21プラン)」の都市緑化に関する行動計画であり、 『美しいまち神戸』の実現をめざして、市民参画と協働で取り組む緑花まちづくりの施策です ◆既刊及び今後の発行予定◆ ■既刊[建設局公園砂防部計画課(市役所2号館3階)にて無償配布しております] ・花を巡る文学散歩 須磨区編 作家・山本周五郎の『須磨寺附近』を歩く(平成 16 年度発行) ・花を巡る文学散歩 東灘区編 作家・水上勉の『櫻守』を歩く(平成 16 年度発行) ・花を巡る文学散歩 中央区編 堀辰雄の『旅の絵』宮本輝の『花の降る午後』などを歩く (平成 18 年度発行) 中河与一の『天の夕顔』野坂昭如の『火垂るの墓』などを歩く(平成 18 年度発行) ・花を巡る文学散歩 灘区編 ■発行予定 ・花を巡る文学散歩 長田区編を平成 18 年度中に発行予定
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