平成14年11月号 東京黒百合会 事務局 杉山 直 習志野市鷺沼 3−14−31 通巻209号 忠047−453−6350 会報編集発行 小石治治 ホーームぺ−−ジアドレスhttp://members.jcom.home.ne.ip/tkuroyuri/ 前記第24回展に大洋会会員として加藤 ミ知らせ 大谷、建脇、杉山(直)、喜多の5氏のほ ㊨デッサン会11月17日 か、一般出品として江木氏が水彩画を 出品されます。なお会友の泉氏は病気入 院中のため出品されません。 時:11/17日(第三日曜日) pm2:00から ◇ ◇ ◇ 所:新日鉄代々木研修センター 交通:小田急線参宮橋駅から徒歩3分 第40回東京黒百合会展評 JR代々木駅から徒歩10分 ㊥エルム写生会11月14日、28日 期日;平成14年10月7日(月)∼13日(日) 場所;銀座アートホール2F 時:11/14日(第二木曜),28日(第四木曜) (当月は人数の関係から第二、第四木曜 東京黒百合会40回展を開催出来たことを 日の二回に分けて実施します) 皆様と共に慶びたいと思います。 展示作晶の講評を青木さん、加藤さん、田 村さんのお三方にお願いしましたので、以 下に掲載いたします。 所:中沢池公園 京王線多摩センター駅11時集合 ㊨牧野尊敬個展 [第一展示室作品について] 加藤 文男 当会会員牧野尊敬氏が下記に個展を開催さ れます。 牧野尊敬氏 「晴れ間」 油彩F15 実に良く描けている。特に空と雲が良 い。欲を言えば、岩や砂浜に光りの当 会期;11月14日(木)∼19日(火) 場所;船橋市本中山2−14−18 たった明るい部分があった方がよい。 ギャラリー樹(たつき) 交通;JR下総中山北口下車3分 山田哲男氏 「集う人々」 油彩 F20 京成中山駅下車2分 いつもの山田流人物群像を描いて変 わった感じがするのは、黄色いバックと前 ㊨第24回大洋展に にある赤い丸によるものであろうか。 ともかく感じ良く仕上がっているのでこ 本会会員6名が出品 れで良いと思う。 会期:11月25日(月)∼12月1日(日) 場所:東京都美術館(上野) ー1− 嶋田勝弘氏 「プライベートビーチ」 坂下 潔氏 「雨催いの犬吠埼」油彩F12 腕を上げ良い作品に仕上がっている。 油彩 F15 ダイナミックでカラフルな作品で面白 欲を言えば中間にある人工的な石垣は造 形的ではないので、部分的に省略するなど い。ただ雲の白が強すぎて飛び出して見え るので抑えた方がよい。 工夫されるとよい。 菊池誠作氏 「箱根の山」 油彩 FlO 佐々木繁氏 「静物」 油彩 FlO 全体的に感じ良くまとまっており、果物 が良く描けている。ただ壷の花模様が少し うるさいので、若干省略するとよい。 熱心に描かれていてよいが、緑の山肌や 森の描き方が充分でない。箱根の山では 40回記念誌に掲載している作品が良くで きている。 中岡三郎氏 「キジバト」 油彩 FlO 月巴田 昇氏 「水温む」 油彩 FlO 中岡さんらしい抒情的な作品で好感が持 てる。ハトの背後の黒っぼい木は左に少し ずらされてはどうか。 ひなびた里の秋晴れ風景の雰囲気が描か れている点が良い。ただ川や木立の描写が 十分でない。 西村幸二氏 「らん(Ⅴ)」 油彩 FlO よく描いているモチーフのようだが、見 石川三千雄氏「テーブルの果物」油彩F20 果物はしっかり描いているが、テーブル る人に何らかの造形的な感動を与えるよう に描いて欲しい。 や椅子は茶色一色で簡単に描かれているの でしっかり描かれるとよい。 しかし年々絵がよくなってきている。 西沢昭子さん 「窓辺」 油彩 FlO きれいに良く描けた作品である。ただ、 細井真澄氏 「無心」 人形の後ろにある(壷)はない方がよいので はないか。 油彩 F20 狂牛病を主題とする風刺画として面白味 がある。色彩は椅農だが、一部の色が生な 工藤長正氏 「緑陰繋船」 水彩 FlO さわやかに描かれた淡彩画で、何回みて も良い優れた出来映えである。 次回は是非新作を見せて欲しい。 ましい。 佐々木俊明氏 「花と女」 油彩 F20 佐々木さんの人物画はデッサンがしっか りしているだけあって、素晴らしい。 20号では窮屈な感じだが、色彩的にも 椅麗で傑作と言えよう。 杉山マスミさん 「ピエロ人形」油彩F15 突っ込んで描かれた作品でよく出来てい る。ただ、バックの色が暗いので明るくさ れてはどうか。 木綿弘子さん 「ボビー」油彩 FlO 色をよく塗込んだ力作で、感じの良い秀 作であろう。今後の成長が楽しみだ。 笠原 寛氏 「岩山好日」 油彩 F20 真面目な写実で、しっかり描けているの が良い。何回も措き込んでいて若干暗めに なったが、ムードもあって傑作といえよ う。 ー2− [第一第二室中仕切壁面作品について] 染川刺青さん:「南国の海辺」 青木 宏 何時も合評会には実験作を持ってくる熱 心な作者だが、今回はさすがに良くまと まっている。ただ、中景の山の濁った線が 江沢昌江さん:「バラ」 気になる。 細やかな神経と行き届いた描写で、独特 な『バラ』を描き出している。 彼女の高度な技術には、毎回注目に値する 建脇 勉さん:「真夏の大海太山」 日頃の精進が実りつつある感じだ。 ものがある。 小品でありながら画面中央の山が量感を 伴って力強く迫ってくる。 空と山のブ 遠藤 博さん:「裏磐梯」 ルーとの対比がまことに美しい。 作者は色々なタイプの作品を措いてき たが、今回のようなデコラティブな絵はま すます美しく、磨きがかかってきた感じ。 さらなる深化を期待したい。 谷 琴夫さん:「上野公園秋景」 作者はヨーロッパの生活で多くの名画に 接し、確かな目を持っている。今回初めて 鍛冶 弘さん「トレド:エル。グレコの街」 出品の小品だが、なかなかしっかり描けて いる。 今後の傑作が楽しみ。 種々な試みをつづけながら自分の絵を模 索している作者だが、今回の作品もその延 長線上にある。しかし、キリストの昇天の ような出品作は、題材が難しすぎる感じ だ。 失敗しても実験はつづけて欲しい。 長岡英子さん:「カサブランカ」 主題の百合の葉とバックの植物の線が重 なり、それらが溶け込む形を作者は意識し て描いた由。それが成功している部分とそ うでない所が混在している。 小石浩治さん:「朝顔市」 朝顔市で、花に囲まれた2人の女性の顔 を主題にした強い作品。その証拠に、かな りの距離から見た方が魅力的で美しい。顔 が良くかけているが、欲をいえば少し硬い 以前から独特の発想で描く持ち味を今後 も期待したい。 中島敏夫さん:「北国の幽谷」 感じがする。 縦の構図で着実に奥行きを表現した力 作。 中央の明るい岩が川の水面と馴染ん でいない点が惜しまれる。 下田 修さん:「海」 ペインティング。ナイフを使って、作者 樋口正毅さん:「大源太山初冠雪の頃」 特有の力強い持ち味を前面に押し出した傑 作。 海の深いブルーもきれい。 緻密な描写スタイルは去年の出品作と変 わらないが、明らかに完成度は高くなっ た。 一番目立つのは、空の雲が概念的な 点だ。 それと岩山の硬い重量感と紅葉の 森の質感などが、的確に表現できるとさら に素晴らしくなる。 首藤義明さん:「積丹。古平」 幾つかの大小の岩と、北の海の深い育。 その上に浮かぶ雲。 すべてが荒いタッチ で伸び伸びと決まっている。 作者の力量を十分にうかがわせる佳作。 −3− 加藤文男氏 「晩秋の甲斐駒」油彩 F30 横山幹志さん:「都会の中の農場」 この作者も一作ごとに上達している感 一見加藤色の見慣れた風景画のようであ じ。今回もその延長線上にある傑作だ。 ただ画面中央に散らばる緑の色が、生の るが、微妙な色の組み合わせは、派手なが ら落ち着きをみせ、撮も技巧に走らず、素 朴さがあり、独自のイメージ表現の成果が まま浮いているのが気になる。 現れている。 [第二展示室作品について] 岸 葉子女史 「凍った人」 油彩 S30 田村鉄弥 自分独自の世界をもち、その表現方法 青木 宏氏 「NO209] 油彩 F50 も他人の真似の出来ない手法を身につけて いる。この作品を見るものの印象は、ユー モアもあり非常にモダンで、ほっとした感 じを与えるもので、皆が注目する作品だ。 アツと言う間に出来た作品ということで あるが、それだけに実に線は素直にのび、 色彩も黒(実際はバーントアンバーとプル シャンブルーの混色)を生かした絵は、絵 の極地と言う人もあって、魅力的で見るも のに多様な印象を与える。 喜多 勲氏 「アルプスの夏」油彩 F30 実によく画けており、特に村落の家の配 置も整っており、花畑を意識的に抑えたこ とも成功していると思われる。同氏も感じ 江木 博氏 「線萌ゆる」 水彩 F50 画面いっぱいに線萌ゆる木々を画いてい ているように制作意図(お花畑)と完成作品 るが、その木々は一つ一つ異なった表現方 の一致が今後の課題であろう。 法で造形して特色を生かしているので面白 く、全体としても極めて優れた線の木々の 後藤一雄氏 「9。11瞬間」 デジタルイメージ F30 交響曲の観を呈している。 ニューヨーク貿易センタービルの災害の 瞬間を捉えたデジタルイメージであるが、 大武八郎氏 「彩色された漁師の家」 油彩 F50 この歴史的大事件を自分を猫に擬して画い ているが、見るものを皆猫にしてしまう魅 力があり、右上の赤い空は象徴的で印象深 キオッジャの運河の両岸の漁師の家を船 から見た風景を画いているが、先ずは、今 なお大作に取り組む気力に感心し、且つ構 い。 図も色彩も力があるので実にしっかりして いて、立派な作品に仕上がっている。 杉山 直氏「イタリアの光と影」 水彩 F50 イタリアの風景で、特に建物や木々の光 と影に魅せられての作品であるが、同氏は 独特の表現方法を持っている。それは実に 大谷敏久氏 「ブルーベル群生」 水彩 F30 歴史と伝統を秘めた英国の風景を画いて いるが、これを表現するのは容易ではない 細かい描写と大きなタッチによる広い空間 と思われる。それを難しい構図と難しい色 処理の対比、木々に見られる明暗の対比 で、これがこの絵の魅力となっている。 彩で挑戦し、実に奥深い味わい深い雰囲気 を出しているのはさすがと思う。 ー4− ㊥第40回記念 関谷英一氏「スフィンクスとピラミッド」 油彩 M30 東京黒百合会展を終えて 何度も現地で画いたこの絵は包も同氏 のカラー。筆のタッチも同氏のもので、同 佐々木俊明 氏の人生の生きざまをすべて投影している ように思われ、切々と伝わって来るものを 感ずる。 平成14年10月7日の初日から13日 までの展覧会を無事終了し、正直申し上げ て、ホッとしている次第です。最終日のレ 彦田勇次氏 「夕映え(手賀沼)」油彩 F50 セションでも申し上げましたが、今年は数 においては昨年に達しませんでしたが(現 役43点、小品は中止し、替わりに加藤さ んや後藤さん等のご苦労で諸先輩の遺作が 17点)、作品の質は、此れまでにない高 さを見せたと申してよいのではないかと思 います。 今まで同氏はいろいろのモチーフやテー マに挑戦して来たが、本作品はその集大成 で、最高傑作と思う。正に見惚れてしまう 絵だ。 捻田忠好氏 「新線知床」 油彩 F50 知床の新緑を画いているが、昨年出品の 具象的作品を思う時、一年でこれほど変身 出来るのかと驚くとともに、全く敬服す る。イメージを大切にした造形だけあっ 限りなく高齢化を続ける会の現状を思う 時、此れだけの質を保持しつつ、昭和41 年から毎年展覧会を継続できると言う底力 がある、と言う事は誠に素晴らしい事だと 思う次第です。また会の過去の栄光を振り 返る素晴らしい記念誌が発行された事もお て、生きている力作だ。 (以上第二童担当 田村鉄弥記) 田村鉄弥氏 「燈火点る頃」 油彩 F50 目出度い事であります。ただ、会の未来の 洋風の建物と水面と船を描いているが、 具象に一部抽象の心象的な作品である。 色のバランスや配置は造形的で、素晴ら しい最近の傑作である。 (第二室 田村民作品、加藤記) 事を思い、展覧会担当幹事として幾つか申 し上げたいと思います。 上に今年も力作が集まった、と申し上げ ました。それは間違いのないことです。 又、我々の会則には明確には謳っていない 事ですが、この「年に一度の展覧会」へ は、矢張り会員各位のその年の集大成が出 展される事が望ましい。 ご承知の通り、東京黒百合会には五つの グループ展があります。此れにカを入れる のは、それぞれの展覧会で複数の作品を出 せる、と言う事もあるから責める事は出来 ません。然し規約に禁止はされて居ないと はいえ、矢張り一度どこかで見た作品は避 けたい、と言うのが正直な気持ちです。 ※10月8日(火)付 産経新聞首都圏版に 「第40回記念。東京黒百合会展」 銀座アートホールで開催の旨掲載あり ました。ご参考までにお知らせします。 同じ事が、他の有名無名の美術団体への ー5麟 参加との兼ね合いの問題です。此れも決ま りはございませんが、矢張り東京黒百合会 員は、この展覧会に最高作を出して頂きた い。此れは単なる展覧会幹事の欲でもあり ますが、是非ご理解頂きたいと思います。 勿論、各展覧会においては、是非ご自分 としての完成した作品を出展願いたい。 時間切れや、濡れた作品の出展はお控え 頂きたい。それが、真剣に完成させた他の 会員に対する礼儀でもあり、観覧に来られ 方々への礼儀でもあろうと思う次第です。 です。正確を期したいので、是非期限をお 守り頂きたいと思います。 私は東京黒百合会の将来を思って、とい う事で苦言を敢えて呈した次第です。 来年もそして50周年も更に立派な展覧 会になりますように、少し欲張ってしまい ましたが、どうか意の在るところをお汲み 取り頂きたいと思います。 ともあれ、会員各位の絶大なご協力によ り第40回東京黒百合会展をかくも盛大に開 催することが出来ましたこと心から御礼申 もう一つ、展覧会への搬入と搬出の件で す。会員各位にそれぞれご予定があること や体調の具合等予測できない事も理解して いるつもりです。しかし、展覧会は、自分 の作品をただ出せばよい、と言うものでも し上げます。有難うございました。 以 上 ないと思います。ましてや、総会に全員が 第40回東京黒百合会展 参加されている訳でもありませんし、他の 行事に全て出ておられるのでもないとすれ 会計報告 ば、搬入や搬出日、とくに最終日の合評会 以下のとおりご報告いたします。 などは他の会員に会える滅多にない機会な のです。どうか、各位におかれましては、 【収 入】 せめて搬入の日くらいの予定は空けていた だき、飾り付けにお手伝い頂きたい。 なぜならば、この展覧会は他ならぬ皆さ 出品料(43点) 祝い金(阿部様) ん一人一人の展覧会なのですから。 (大洋会様) 会より補助 最後に事務的な事になりますが、今年自 分の記憶では初めて、という事態が起きま した。それは出展予定者が会期に出展が出 計 926,000 10,0∞ 10,∝)0 179,292 1,125,292 【支 出】 来なかったということです。 会場費 折角の作品が出せない、と言う事はご自 身にとっても非常に残念な事であり、会の とっても損失なのです。どうか会期や搬入 期日。時間はしっかりどこかにメモを取っ 902,055 案内状、目録、看板印刷 59,230 記録 10,074 連絡経費 21,277 て置いてください。更に、会報において何 芳名帳、茶菓子 度も催促されている事ですが、ご自身の作 受付バイト 45,000 品に就いての感想文、乃至は説明文は、是 非期限を守って頂きたい。これは、言わば 懇親会 80,000 計 観覧者に対する目録の内容に影響するもの ー6一 7,656 1,125,292 展覧会は素晴らしいものでしたが、会計 的には前回に比べ、出品点数、大きさが影 響して収入減の大きな要因となりました。 結果として、記念誌は60ページ、内カ ラーページは表紙含め18ページ、1000 増えたので、結果として会よりの補助が大 冊で制作費約66万円となりました。どうに か予算内の完成となりました。 完成は10月6日としていましたが、内心 きくなりました。 9月中に完成と思っていました。 また記念展ということで懇親会の費用が (会計担当;江澤昌江) ところが校正刷りができるたびに直しが多 く、記念誌としての完成度を高める為、後藤 さんの悲鳴が聞こえるほど最後の最後まで修 ☆第40回記念誌編集考 正をしました。最後のゴーは9月に入ってか らで完成品が手元にきた時は全身の力が抜け 平成13年10月の第39回東京黒百合会 展の席で40回展の話題が多く出ました。 るほどでした。編集委員は自分の作品を作り ながらの編集でしたが、今回の編集ではパソ その中に記念誌の高があったのは当然のこと コンとメールを利用した原稿や校正内容の交 で、30回、35回と記録誌を制作してきた 換が、時間と距離を節約し簡素化して威力が 当然の流れでした。 13年度の総会で総務幹事から記念誌企画 ありました。 を提案し承認されました。その主たる内容 は、編集委員を小石。後藤。細井。江澤。杉 山の5人、ボリュームは52ページ、制作費は いのでしょうが、是非パソコンを買い、メー 今、会員の多くはパソコンを使用していな ルができ、インターネットが検索できる環境 作りをお勧めします。難しい操作はしなくて 500冊で印刷。編集費の合計75万円でし もデジタルカメラで自分の作品を写したり、 た。 情報の交換をしたり便利です。 記念誌の内容はお手元の完成品の通りで す。30回から40回までの記録は加藤文男 さん青木宏さんに全面的にお願いしました。 hl.1.Ⅰ〕://l11elllt)(汀Sj(二()111.hollle.11ejp/tkuro 嘘∠ 一番の問題点は会員の作品をカラーでどう 当会のホームページは記念誌以上に貴重な 収めるか、会員の顔写真をどう扱うか、表 紙はどうするかでした。編集者の議論でひと りひとりの顔を入れる、絵のカラーは会員の 希望のものを、そして表紙は青木さんの抽象 会員の個展など利用価値も大きくなるでしょ 画の一部を使用することを了承いただき決定 ションの席でお願いしました通り、記念誌 データが満載されていますし、これからも う。活用をお願いします。 さて最後になりましたが、展覧会のレセプ しました。表紙の文字は紳井さんの作、そし て何よりも記念誌全体のレイアウト、デザイ の在庫分を販売し会の財政を復活させる為、 多くのご協力をお願い敦します。ご注文は小 石さんにメールかハガキでお願いします。 ンがパソコンのエキスパート後藤さんの労作 です。会員の原稿をパソコンで収録したのは 小石さん、顔写真は杉山が構成しました。 総務幹事:杉 山 記 −7− ⑳記念誌のご注文ついて ⑳記念誌の一部訂正について 記念誌「会員作品集」のうち佐々木俊明氏 東京黒百合会の財政は決して豊かでは有 の作品の一部に印刷ミスがありました。 りません。今回、記念誌配布にあたって は、まず会員の皆さんに楽しんでいただく ことを第一義とし、あわせて黒百合会の存 まことに申し訳ありませんでした。 在をアピールするために、余分に印刷しま お手持ちの記念誌に、先日お渡しした作品 した。お持ち帰りいただいた記念誌とは別 訂正図を訂正貼付くださるようお願いいた に事務局在庫の記念誌について友人知人に します。各位にお手数おかけし、また作者 有償で配布いただけると幸いです。 (配布価格@1.000円) にはご迷惑おかけしたこと謹んでお詫び申 (P19‥「いもり池(妙高)」) し上げます。 (記念誌発行責任者 小石浩治) なお記念誌販促方法としましては、 ⑳前会報10月号で通巻203号と記載したのは 208号の誤りです。謹んでお詫びし訂正い 1.会員各位がまとめ買いして、自宅在庫と し、友人、知人に買っていただく。 たします。 2.次期各グループ展の際、受付窓口席に記 念誌を備え付け、勧奨する。 3.勿論来年の本展の際、受付に備え置き、 なお、通巻208号をもって実に17.3年、 毎月、会報発行を続けて来たことになりま お客さまに購入していただく。 す。17才!若いと言えば若い。青春時代で ようか。今後とも各位の積極的な寄稿をお 願いします。 4.その他、HPお持ちの皆さんは記念誌の 存在をアピールいただく等1射でも在庫 を減らすなどの工夫をお願いします。 現会報上で定番の項目、例えば「私のモ チーフ」「旅行記」「絵画観賞記」等々、 上記の他、様々あると思いますが、機会を 見つけて販売促進にご協力願います。 既存の文欄にこだわらず、絵に関する様々 会に戻入し、会の運営資金に当てます。 な思いを、会員各位とそのご家族自筆ス ケッチ画などを添えてお送りいただくと有 なお、送料は事務局が負担します。 り難いと思います。 売上金はすべて東京黒百合会資金として 更に将来は、ご家族の文芸(短歌、俳 句)手工芸など、ご自慢の作品なども紹介 注文先;小石浩治 〒244−0814 出来ればと思っています。多様性こそ人を 横浜市戸塚区南舞岡ト29−1 豊かにするというではないですか。 会報をより長くご愛読いただくには、ご mail;kikois昆@c3−net.nejp 家族の参加が欠かせないことを、編集子は 痛切に感じております。 ※手紙、ハガキ、メールでご注文下さい。 より楽しい会報ににするため、この機会 に会報担当からお願いいたします。 追 記;今般の40回記念誌について 会員の皆さんはもとより、皆さんがお手 渡ししたご友人、知人からの感想もぜひ 事務局にお聞かせ下さい。今後の記念誌 作成の参考にしたいと思います。 (会報担当:小石) −8− 2.小説、音楽をイメージして絵にしてゆ 私のモチーフ く場合。下記(2)図は音楽「小雨降る 径」を絵にした。 田村鉄弥 『私の絵にモチーフの有るのも、無いの 3.人生観(心境)などを絵にする場合。 もある』と答えたら「そんな馬鹿な」と 下記(3)図は「人生の終わりは蝶」を 言われそう。真面目に答えるとすると多く の紙面が必要になりそうなので、次の3つ の場合に要約した。 絵にした。 私の絵に、私と別の感じで見る人も居て 楽しい。また、これから何を画こうとし 1.初めは意図もなくただ何となく、線と 色を塗って、次第に何か絵にしてゆく 場合。下記(1)図。 て、モチーフを選ぶかは一生の課題。 編集注; 下図は原本がモノクロコピーのため、少し見難 いところがあります。ご了承下さい。 ー9− 第18回北専属章票苧雪 平成14 ■+ 笠原 八ヶ岳 20F 年9月9日(月)∼14日(土) 染川利吉 早春の水辺 1 5P l一_ ■t▲マ 「壷 恵竺 三至 菊池誠作 習作 中岡三郎 のらこ 1 2F 1 OF 喜多 勲 アルプスの夏 20F 西沢昭子 ひまわり 虜■‘‘ち‘oF 3F
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