平成２６年度 １ 諏訪湖流域下水道 水質測定業務委託仕様書 業務の目的 水質汚濁防止法第 14 条第 1 項の規定により、豊田終末処理場の放流水測定等を行う。 ２ 業務の内容 検体は湖周幹線 No.14 の流入マンホールで採取した流入水と豊田終末処理場の放流分水槽で採取し た放流水とし、測定項目、頻度及び時期は別表１に示すとおりとする。 ３ 測定方法 （１）全窒素の測定については、工場排水試験方法（日本工業規格 K 0102） 45.2 に定める紫外線吸光 光度法とする。 （２）ダイオキシン類の測定についてはダイオキシン類対策特別措置法施行規則第 2 条第 2 項の各号に 定めるいずれかの方法とし、特定計量証明事業者が業務を実施する。 （３）全窒素とダイオキシン類以外の測定については「排水基準を定める省令の規定に基づく環境大臣 が定める排水基準に係る検定方法」 （昭和 49 年 9 月 30 日環境庁告示第 64 号）によるものとする。 （４）測定方法、測定に使用する分析機器、検出下限値、定量下限値及び報告様式等について、予め、 発注者の了解を得るものとする。 ４ 検体採取及び搬入 （１）検体の採取は、委託者立会いのもとに受託者が行うものとする。 ただし、処理場流入水については、発注者側で採水は実施するが、搬送容器は受託者が用意する。 （２）採取日は別表２を原則とするが、4 月及びダイオキシン類については別途協議とする。 ただし、ダイオキシン類については県への報告期限が 6 月 24 日なので、それまでに発注者に報 告が完了するように実施すること。 なお、降雨、水処理状況により変更する場合がある。 （３）採取時刻は午前 9:00 頃を原則とする。 （ダイオキシン類を除く） （４）検体の採取及び搬入に要する準備、費用等は受託者の負担とする。 （５）ダイオキシン類試験に係る業務の一部又は全部の作業を下請けさせる場合には、下請者が特定計 量証明事業者であることを証する書類及び従事者がその従業員である公的証明を添付してあらか じめ承認を得ること。 ５ 測定結果の報告 （１）試料採取の翌月５日までに環境計量証明書（Ａ４判）１部を提出すること。但し、ダイオキシン 類については６０日以内とする。なお、平成２７年３月分については、履行期間終了の日までに提 出すること。報告にあたっては打合せ協議書を添付すること。 （２）測定データをまとめた Excel 形式の電子データをあわせて報告すること。 （メディアは任意、基本書式は支給） （３）測定結果の報告下限値は各測定項目毎に定められた基準値等の 1/10 以下を原則とする。 （４）業務履行確認のため分析計器記録、計算書、精度管理記録等の提出を求めることがある。 （５）業務履行確認のため予告なしにブラインド試験又はクロスチェックを行う場合がある。 ６ 提出書類 提出書類は、次の表によるものとする。提出に当たっては、施工打合せ簿（協議書）に各書類を添 付すること。 提出書類 部数 提出時期・条件 工程表 １部 契約時 着手届 １部 着手後速やかに（契約後 10 日以内） 業務計画書 １部 契約後 15 日以内及び変更時 検体採取予定日 測定方法、使用分析機器、報告下限値等及び報告書等 書式 （支給する報告書式は除く） ７ 打合せ議事録 １部 打合せ後速やかに 監督日誌 １部 完了時 交付された場合 完了届 １部 完了時 検体採取作業写真 １部 環境計量証明書又は調査報告書に添付 環境計量証明書又は調査報告書 １部 報告の都度 その他 １部 指示した都度 その他 本仕様書に疑義が生じた場合又は仕様書に定めのない事項が生じた場合は、その都度協議すること。 別表１（第２ 関係） 水質測定項目・採水箇所・頻度・時期（豊田終末処理場） 項 目 採水箇所 頻 度 月１回 ＢＯＤ 放流水 放流水 ＣＯＤ 放流水 月１回 ＳＳ 放流水 月１回 ノルマルヘキサン抽出物質 放流水 月１回 大腸菌群数 放流水 月１回 全窒素 放流水 月１回 アンモニア性窒素 放流水 月１回 亜硝酸性窒素 放流水 月１回 硝酸性窒素 放流水 月１回 全りん 放流水 月１回 りん酸態りん 放流水 月１回 フェノール類 放流水 銅含有量 放流水 年４回 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ５月、８月、１１月、２月 亜鉛含有量 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 溶解性鉄含有量 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 溶解性マンガン含有量 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 クロム含有量 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 カドミウム及びその化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 シアン化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 有機りん化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 鉛及びその化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 六価クロム化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ひ素及びその化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 アルキル水銀化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ＰＣＢ（ポリ塩化ビフェニル） 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 トリクロロエチレン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 テトラクロロエチレン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ジクロロメタン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 四塩化炭素 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 1,2-ジクロロエタン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 1,1-ジクロロエチレン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 シス-1,2-ジクロロエチレン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 1,1,1-トリクロロエタン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 1,1,2-トリクロロエタン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 1,3-ジクロロプロペン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 チウラム 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 シマジン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 チオベンカルブ 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ベンゼン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 セレン及びその化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ほう素及びその化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ふっ素及びその化合物 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 1,4-ジオキサン 放流水 年４回 ５月、８月、１１月、２月 ダイオキシン類 流入水、放流水 年１回 ５月 ｐＨ 時 期 月１回 別表 ２ （第４ 関係） 採取予定日 平成２６年 ４月９日(水) 平成２６年 ８月６日(水) 平成２６年１２月３日(水) 平成２６年 ５月７日(水) 平成２６年 ９月３日(水) 平成２７年 １月７日(水) 平成２６年 ６月４日(水) 平成２６年１０月１日(水) 平成２７年 ２月４日(水) 平成２６年 ７月２日(水) 平成２６年１１月５日(水) 平成２７年 ３月４日(水)
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