EBPM 展開論 (Practicum for Evidence-Based - 東京医療保健大学

東京医療保健大学大学院看護学研究科シラバス
科目番号
科
目
名
担
当
者
52027
分類
実践助産学
履修者
高度実践助産コース
2
EBPM 展開論
(Practicum for Evidence-Based Practice in Midwifery)
○大石 時子
加藤 章子
小嶋奈都子
宮崎
中川
文子
陽子
区 助産師免許取得プログラム
必修
分 助産師プログラム
必修
単
位
学年
配当セメスター
前期
3
時
間
数
135
授業の概要および目標
1.実習目的
Evidence-based Practice in Midwifery 探求論で習得した知識をもとに、実践の場における、助産実
践の evidence を臨床で助産過程を展開しケースを通して検証する。
助産実践の evidence の構築、現在行われている助産実践の evidence の検証、または evidence に基づ
く助産実践の変革を目標に、Clinical question、research question をもち、実践の場で実際の対象
者に対し、助産 care を実践し、どのように展開できるか、計画に基づいて実施し結果を評価修正する。
2.実習目標
1)EBPM 探求論の中から、evidence を検証するための各自の実践目標を立てることができる
2)先行研究の evidence に基づいてケア計画を立案できる
3)先行研究の結果と比較しながら、ケアの評価ができる
4)evidence に基づいたケアを展開するためには、今後どのような実践が必要か考察することができる
3.実習場所
独立行政法人国立病院機構
東京医療センター、助産院、その他
4.実習方法
1)場所:学生各人の実践目標に合う実習場所を学生が中心となって選択する。
2)学生は実践目標に合わせ、受け持ち対象、人数を教員および臨床指導者と決定する。
3)受け持ち対象の対するケアは全面的に提供し、助産課程を展開するが、実践目標によっては、臨床指
導者の了解のもとで部分的なケア実践であってもよい。
5.実習時間
1)原則、8:30 から 16:00 とするが、分娩待機が必要な実践目標の場合は、24 時間オンコール体制と
する場合がある。
2)実習期間のうち、ケースを受け持つ期間は、各自の実践目標により異なる。
6.評価
1)evidence または clinical questions に基づいて、ケア計画、ケア目標を立案できたか
2)実践目標に沿って、助産過程が展開できたか
3)特に、ケア実践を evidence との関係で、評価できたか、を実践、助産過程記録、レポートにより評
価する
7.指導体制
本実習の臨床指導は実習指導教員との調整のもとに臨床指導者が主に行う。実習指導教員は、学生が各自
の実践目標を達成できる環境作りのため、臨床指導者と調整を行う。