「急性期脳梗塞の内科的治療効果の検証に関する後方視的研究」に関する院内掲示 (研究実施期間: 平成23年12月~平成26年3月) 脳卒中は我が国の死因第3位を占める疾患ですが 片麻痺 歩行障害 嚥下障害や認知機能障 脳卒中は我が国の死因第3位を占める疾患ですが、片麻痺、歩行障害、嚥下障害や認知機能障 害などの後遺症を来し、寝たきりの原因となる疾患の第1位を占めています。近年、急性期の血栓溶 解療法など画期的な治療法が開発され普及しつつあるものの依然として後遺症や合併症のため生 活支援を要することも少なくありません。当院は脳卒中急性期医療を主体とする医療機関ですが、急 性期の治療効果を長期的な視点で判定することは極めて重要です。本研究は、国立循環器病研究 センターを中心とする国内8医療機関で共同実施しているもので、脳卒中急性期入院患者さまの発症 後3カ月の運動機能評価と再発を種々の方法(通院可能であれば外来診察によって、困難であれば 手紙や電話での聞き取り調査によって)で行い 急性期の内科的治療の効果を長期予後の視点から 手紙や電話での聞き取り調査によって)で行い、急性期の内科的治療の効果を長期予後の視点から 判定し検証することを目的としています。 2008年1月より国立病院機構岡山医療センターに、発症48時間以内の急性期脳卒中のため入院 されたすべての患者さまを対象とし、発症後3カ月目における生活自立度を、外来診察による評価な いし介護者(多くの場合は同居している近親者や介護に携わる人)への質問票記入依頼や聞き取り 調査などにより、運動機能評価および再発の有無を判断させていただきます。本研究への参加に よって治療方針が変わることはありません。患者さまの情報は、個人を特定できる情報 (氏名、カル テ番号 住所 電話番号など)を抹消 (匿名化)した上で、国立循環器病研究センタ テ番号、住所、電話番号など)を抹消 (匿名化)した上で 国立循環器病研究センターに送付させてい に送付させてい ただき、データの集計・解析を行います。 本研究は、当院臨床研究審査委員会で承認済みで、収集するのは患者さまの治療過程で得られる データであり、患者さまに新たな負担はおかけしません。データは匿名化されますので、プライバシー の侵害はおこりません。国が定めた「疫学研究に関する倫理指針」を遵守して実施しております。 本調査に同意されない場合は、調査の対象から外させていただきますので、下記研究責任者にお 申し出下さい。 連絡先 〒701 〒701-1192 1192 岡山市北区田益1711 岡山市北区田益1711-1 1 国立病院機構岡山医療センター (電話 086-294-9911(代表)) 当院での研究責任者: 神経内科・医長 真邊 泰宏
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