エクスチェンジ エージェントを他のアプリケーションと連携 - インターコム

◆ エクス チ ェン ジ エージ ェ ント を 他の ア プ リケ ー ショ ン と連 携 さ せる 方 法
PCsync のエクスチェンジ エージェントを他のアプリケーションと連携させるには、Microsoft Visual C++(以下
VC++)や Microsoft Visual Basic(以下 VB)を使用し、プログラムを作成する必要があります。
VC++の場合、CreateProcess 関数で PCsync の起動を行い、WaitForSingleObject 関数で PCsync の終了まで
待つことが可能です。またエクスチェンジ エージェント実行結果を GetExitCodeProcess 関数で取得することも可能
です。
VB の 場 合 、 VB 固 有 の S h e l l 関 数 で PCsync の 起 動 を 行 い 、 Win32API の O p e n P r o c e s s 関 数 と
GetExitCodeProcess 関数を使用して終了を監視することが可能です。
PCsync の起動には、PCsync.EXE をフルパスで指定する必要があります。
また、まず始めに、PCsync 上で[シンクツール]メニューの[エクスチェンジ エージェント ウィザード]を実行して、あら
かじめ接続先と転送するファイルを指定して、エクスチェンジ エージェント ファイルを作成する必要があります。
※ エクスチェンジ エージェントの使用方法の詳細に関しましては、PCsync のヘルプなどをご参照ください。
エクスチェンジ エージェント ファイルを作成したら、 PCsync の起動を指定するコマンドラインにエクスチェンジ エー
ジェントを実行するオプションを、次のように指定してください。
“C : ¥ P r o g r a m F i l e s ¥ P C s y n c ¥ P C s y n c . e x e ” /s “c : ¥ M y D o c u m e n t s ¥ m y a g e n t . l l x ”
C : ¥ P r o g r a m F i l e s ¥ P C s y n c ¥ P C s y n c . e x e には、PCsync プログラムがある場所のフルパスを入力してください、/s
は実行時にエクスチェンジ エージェントのプレビューを行わず、また確認メッセージも表示しません。/s の前後には半
角スペースが入ります。c : ¥ M y D o c u m e n t s ¥ m y a g e n t . l l x には、実行するエクスチェンジ エージェントのファイルが
ある場所のフルパスを入力してください(上記の例では、ファイル名は myagent.llx です)
。
◆ エクス チ ェン ジ エージ ェ ント の リザ ル ト コード リス ト
PCsync.EXE の終了時に下記のリザルト コードを返します。
リザルト コード
0
1
2
3
4
5
6
7
11
12
13
15
16
17
18
20
23
24
25
26
249
エラー内容
正常に終了しました。
PCsync が既に起動していたため結果を返せません。結果は通信ログ ファイルを参照してください。
通信ポートが使用できなかったため、処理を中止しました。
ファイル転送処理が手動で中止されました。
ドライブの準備ができていなかったため、処理を中止しました。
接続に失敗したため、処理を中止しました。
ファイル転送中に相手から回線断されました。
メモリが足りなかったため、処理を中止しました。
ディスクのアクセス エラーが発生したため、処理を中止しました。
共有違反が発生したため、処理を中止しました。
システム エラーが発生したため、処理を中止しました。
ディスクがいっぱいになったため、処理を中止しました。
フォルダを作成できなかったため、処理を中止しました。
原因不明のエラーが発生したため、処理を中止しました。
ドライブの指定が無効だったため、処理を中止しました。
PCsync の内部エラーが発生したため、処理を中止しました。
未定義のコマンドが実行されました。
エクスチェンジ エージェント ファイルの読み込みに失敗しました。
接続先のフォルダにセキュリティが設定されているためアクセスできませんでした。
エクスチェンジ エージェント ファイルが無効だったため、処理を中止しました。
エラーが発生しました。再び実行する予定です。
2002.01.16 株式会社インターコム