新年あけましておめでとうございます。本年も、「今日の助言」をよろしく

新年あけましておめでとうございます。本年も、「今日の助言」をよろしくお願いします。
新年最初の今日は、天道の本部・玉皇山弥勒寺(みろくてら)を参拝コース形式で、簡単
にご案内します。初詣に行かれた方も、行かれていない方も、弥勒寺に参拝された雰囲気
をお楽しみください。
はじめに弥勒寺についてご説明します。弥勒寺は平成元年、兵庫県三田市に建立され
ました。徐錦泉明師は三田の地に弥勒寺を建立するとき、何日も通われて地形や人の流れ
を確認され、風水を見て配置を決められました。みろく寺が建っている山そのものがパワー
スポットになっており、参拝された方からはよく、「とても気がいい」「すっきりする」というお言
葉をいただいています。
霊的に見れば、天道のこの弥勒寺は天界・この現象世界・地獄界という三界の中心地で
す。唯一の創造神・ラウム様を主神として、弥勒古仏様、観音古仏様、天然古仏様の三仏
をお祀りしています。ご参拝の皆様には、宗教宗派を問わず、家内安全、商売繁盛、良縁
吉祥、病気平癒、諸問題解決などのおかげと、良縁を祈願していただいております。
それでは、下から山頂に向かいましょう。まず、全ての霊界を治める観音堂です。その名
の通り観音像がお祀りされています。ここは肉や魚など、私達が日ごろ食べている動物たち
を救済する拠点です。そして自殺者、水子霊、不成仏霊など、救われ難いもの達を供養す
る場所です。観音堂をお参りする事によって、全国の土地神様をお参りした事になります。
観音堂でお勧めなのが華みくじです。普通、おみくじは引いて終わりですが、出た内容が
自分に合っているか、願いが叶うかを観音様に聞く事ができます。方法は、半月状の二つ
の木の神具を地面に落とし、片方が表、もう片方が裏が出れば「はい」と判断します。
本来、一番大きな良縁吉祥と因縁解消は、魂の救いを得る「得道」ですが、私たちはまだ
修行中で、困った事や悩みなどが出てきます。その時は、ここに置いてある護摩木・護摩符
といった天道の道具を使って、願い事を書きながら、見えない霊を味方につけ、ご縁や人
生を豊かにする事ができるのです。
山頂付近には清涼宮があります。裏山から登ってくる不遇な霊を受け入れています。
清涼宮には、誰もが安心して暮らせる未来の土台となる農業・地産地消を確立するため、
地蔵王菩薩像や神農大帝像等がお祀りされています。地蔵王菩薩様は閻魔大王様と陰陽
の関係です。地蔵王菩薩様はとてもお優しい表情をされていますが、時に応じて閻魔大王
様のお顔をのぞかせ、参拝者の心の内を照らされています。天道でしか得られない魂の救
い、得道を受ければ、閻魔大王様の裁きを受けずにすみます。
神農大帝像は右手に稲穂を持たれ、農業の神様としてお祀りされています。神農大帝様
は、ご自分であらゆる草をなめて、毒草か薬草かを見極められました。故に漢方の祖として
も有名です。天道を伝えられた、最初から二番目の神様です。八卦を描かれた伏羲様を初
代として、天道は神農様、黄帝様、堯帝様・舜帝様・禹帝様と中国の皇帝に伝えられていき
ました。
さて、少し戻ると「道統祖師のお墓」と「弥勒様のお墓」があります。道統祖師のお墓は今
日まで人の世に天道を伝えられた祖師の方々をたたえる石碑です。弥勒様の石碑は道統
祖師の中で、特に宇宙の総理大臣の役職に就かれている弥勒様をお祀りしています。世
界でも道統の祖師をお祀りしているお墓は弥勒寺だけです。
次に、「関帝廟」を紹介します。関帝様とは三国志に出てくる関羽様のことです。死後に関
帝様という法律の神様になられました。関帝様は左手に巻物を持っておられ、関帝様の前
に立つ人の善悪がすべて書かれているといわれています。失敗や罪を反省してやり直そう
とする人に大変優しい神様です。
関帝廟の上には、「天通収円壇」があります。弥勒寺の山の頂上に位置しています。台湾
の新竹にある聖龍華院というお堂にも天通収円壇があり、そこと霊的につながっていると天
道では考えております。建物の壁は六角形、屋根が八角形をしています。これは関帝廟も
同じです。
天通収円壇が建つ場所は、風水上、強い気に満ちた場所と私たちが感じられる場所を選
んでおります。弥勒寺の前の左右にある山の間を繁栄の気が流れ、ふもとにある湖からは
財産の気も流れてくるようにも私たちは感じております。また、みろく寺の山自体も風水上、
強い力があるように感じられます。天通収円壇を建てる前に、風水の先生から、「流れてくる
三つの気を溜めて、神を祀りなさい」とアドバイスを受けるほど、風水上の好立地なのです。
徐錦泉明師はそれ以前に、何故か天通収円壇の下に穴を掘っておられ、建物の下は空
洞になっています。もう一つ疑問があります。六角形の建物に対して、何故屋根を八角形
にしたのでしょうか。元々、天道は三角を二つに合わせ、六角形に壇を組んで護摩を行っ
ていました。今は収円という全てを丸く収める時なので、四角を二つ合わせた八角形の壇
を組んで護摩を焚いています。徐明師は、「六角形あっての八角形、ここは新旧融合の場
だ」とされました。天通収円壇という最も強い気を集める建物には、すべてのものを治め融
合させる徐明師の思いが込められています。
また、中腹には、天然古仏様という、すべての魂を管理されている神様をお祀りする墓廟
があります。天道ではとても身近な神様で、常に的確なご指導をくださっています。 聖者
の郷(さと)もあります。天照大神様をはじめとする日本を作られた神々や日本の武将、五大
宗教の宗祖様をお祀りしています。宗教宗派や思想、文化の枠を超え、すべての人霊が
救われる平和な世の中を創っていこうという願いが込められています。
山のふもとには、すべての霊が一同に集まり、和合する大雁塔という広場があります。 そ
こには大妙善山義民廟があります。平和な世を創るために世界をつなぎ、全世界の霊団を
受け入れる本部です。世界中の戦没犠牲者の皆様も集まります。日本の英霊、戦没犠牲
者をお迎えする褒忠義民廟、戦没者の御魂を癒やす社も建てられています。
天道は戦没犠牲者の救済に力を入れています。神国日本を支えてくださった戦没犠牲
者の皆様、強制労働者の皆様のご尽力、捨身捧行の精神があって今の私達があります。こ
の尊い犠牲を弔わずして未来はありません。義民廟がある大雁塔で毎日護摩を挙行し、そ
の御魂を供養させていただいています。
大雁塔には「大麻の池」があり、大麻観音様が祀られています。ここで出る御水は龍華水
という、飲んでも撒いても良しの救霊の聖水です。ご希望の方はどなたでもお持ち帰りいた
だくことができます。
さあ、再び一番下の弥勒大仏まで来ました。お時間のない方は、この大仏にお参りするだ
けでも、弥勒寺内にある七尊の大仏すべてをお参りした事になります。なお、大仏の下には
台湾のおかげ信仰の神様、「五賂財神殿」があります。商売繁盛、金運上昇、勝負事に御
利益があるといわれています。
さて、駆け足でのご案内でしたが、いかがだったでしょうか。この機会を頂き、実際に玉皇
山弥勒寺で皆様とお会いできる事を楽しみにしております。
平成25年1月4日 旧暦壬辰歳11月23日 今日の徐言
『責任を持てば全てまわり出す』
あれこれと思い悩む前に、責任をもつ心構えがあれば、何もかもがついてくる。
案もどんどん湧くし、協力者も現れる。
確かに、人は自分の力では何もできないものだ。与えられた役職に責任を持つことで、全
てがまわり出す。「神に使われる」ということなのだ。