成年後見制度の種類 ご本人にどの程度の支援が必要であるかを家庭裁判所が判断し、「後見」「補佐」「補助」の中から、ご本人の状態 にあった支援を決定します。 支援の種類 支援の内容 判断能力がほとんどありません 日常生活に関する行為を除くすべての法 日常的な買い物も自分でできません。 律行為（財産管理や身上監護）を代わってし 後見 重度の認知症等で、常に介護が必要な状態で たり、必要に応じて取り消したりします。 す。 非常に援助が必要です ・申立の範囲内で家庭裁判所が定める「特定 の法律行為」を代わって行います。 日常的な買い物はできますが、重度な財産行 法定後見制度 補佐 為はできません。本人が自覚しないもの忘れ等 ・「重要な法律行為」に同意したり、取り消した りします。 があります。 ・開始手続き等に、必ず本人の同意が必要 です。 援助が必要な場合もあります ・申立の範囲内で家庭裁判所が定める「特定 重要な財産行為は誰かに援助してもらう必要 補助 があります。もの忘れがあり、本人にもその自覚 の法律行為」を代わって行います。 ・「重度な法律行為」に同意したり、取り消した があります。 りします。 ・公証役場で、あらかじめ任意後見契約を結 ひとりで決められます びます。 現在は大丈夫ですが、将来の不安に備えたいと思い ・判断能力がなくなったときに任意後見契約 任意後見制度 ます。 で定めておいた財産管理や、身上監護に関 する法律行為を代わって行います。
© Copyright 2024 ExpyDoc
