2月の給食だより - 東京都立世田谷泉高等学校

給
食
だ
よ
り
平成27年
2月号
都立世田谷泉高等学校
「二月はにげる」というように、あっという間に過ぎてしまう月といわれます。寒さの中にも一歩一歩、春
が近づいてくる気配も感じられる頃ですが、まだまだ桜の咲く時季までには寒さをしのがなければなりません。
風邪やインフルエンザにも注意が必要です。健康で元気な生活を心がけましょう。
イワシの栄養
節分の日に、魔除けに焼いたイワシの頭とひいらぎの枝を戸口に飾ること
があります。これにはひいらぎのとげが目を刺すので鬼が入ってこられず、
またイワシのにおいで鬼が近寄らないようにするためといわれています。
さて、このイワシですが、良質なたんぱく質とビタミン B2、ビタミン E、
カルシウムなどのほか、脳の働きを良くするといわれる DHA という脂肪も豊
富です。その効果は昔から「イワシ 100 匹頭の薬」ということわざにもなっているほどです。イ
ワシは初夏から秋が旬といわれますが、お店には一年中出回っています。生のものは煮付けやつみ
れ、塩焼き、また、干物のめざしなどもぜひ食べてみてください。
古くて新しい健康を守る食材
日本人が昔から食べてきた豆。豆はたんぱく質を豊富に含み、またでんぷん(炭水化物)も補給する食べ
物として、米を主食に、魚や野菜、豆などで作ったおかずを組み合わせる日本型食生活の中でもとくに重要
な役目をはたしてきました。現代の日本人の食事は欧米のものに近くなり、脂肪のとりすぎが指摘されるな
ど、栄養バランスが偏りがちです。このことが肥満・高脂血症や糖尿病・動脈硬化などの生活習慣病の原
因につながっています。その予防に役立つのも豆類です。
お役立ち一口メモ
閏年(うるうどし)
白菜は何枚葉を巻いている??
1年は365日、2月は普通は28日までですが、
4年に1度、1年が366日で2月が29日まである年
うるうどし
白菜はキャベツと同じように太陽の光をより多く浴び
ようと、外側の葉を、バラの花びらのように広げます。
うるう
があります。その年を 閏 年 といいます。 閏 という言
その内側に、新しい葉が増えてくると、それらは広がる
葉には「あまり」や「余計」といった意味があります。
ことができずに立ち上がっていき、葉が重なり
地球が太陽の周りを一周するのには、実は365日
合って皆さんがよく見かける白菜の形に
と約6時間かかります。この余った6時間を4年分合
わせると1日分になることから、ずれを調整する閏年が
作られました。閏年には、夏のオリンピック大会が開催
され、アメリカでは大統領選挙が行われます。なお
2月29日生まれの人は、閏年でない年は3月1日が
誕生日となるそうです。
なります。ここまでなるのに約80枚
ぐらいの葉が使われるそうです。