下呂農林事務所の普及活動状況平成２４年４月２７日現在今月の重点活動新体制で普及活動開始４月から次の４人で下呂地域農業の支援を開始。農業普及課長：土屋智裕普及指導担当：鍵谷俊樹熊澤有美子鵜飼幹森主要農作物の生産振興 ■水稲低温下の水稲育苗支援４月上旬の低温により、水稲苗の根張り不足が懸念されたので、健全な水稲苗を生産する指導を行った。灌水するタイミングや換気の時間等について水稲苗箱地温が上昇するように変更した結果、出荷時には根張りが十分な健苗が生産された。 ■夏秋トマトひだＧＡＰ研修会開催飛騨蔬菜出荷組合ではひだＧＡＰ（農業生産工程管理）の推進に取り組んでおり、４月１７日に益田夏秋トマト生産組合で研修会を開催した。当日の参加は３０人で、ＧＡＰの内容について再度理解を深め、取り組みにあたっての注意事項、また今後の活用方法等について説明し、さらにＪＡよりチェックリストの変更点等の説明があった。その他、選果場の合併に向けた意見交換、トマトの単収、品質向上に向けて分科会方式による技術検討を行った。今後もＧＡＰの取組みに向けた支援等を行っていく。 ■夏ほうれんそう下呂市ほうれん草部会目揃え会開催下呂市では夏ほうれんそう栽培に取り組んでおり、２４年度の目揃え会が４月２３日に開催された。農業普及課からは、これまでの気象経過や今後の栽培管理上の注意事項等として、本年は３∼４月が平年に比べやや気温が低く、生育も遅れているが、その他は大きな問題は無いこと等を説明した。その他、飛騨ほうれんそう部会の取組み方針、出荷時の注意事項等について意見交換が行われた。水稲育苗ハウスに並ぶ健苗研修会の様子目揃会の様子担い手の育成・確保 ■指導農業士下呂市の中島博隆さん県連副会長に選出４月２５日、ふれあい福寿会館 (岐阜市 )において、第３６回岐阜県指導農業士連絡協議会通常総会が開かれ、中島博隆さん (下呂市金山町 )が副会長 (任期２年 )に選出された。下呂市からは、前副会長の杤本弘明さんに引き続き２期連続の三役就任となった。今後の活躍が期待されます。右から２人目が中島さん ■女性農業経営アドバイザーこちらも熊﨑みどりさんが副会長に４月１１日、恵那文化センター (恵那市 ) において、第１５回岐阜県女性農業経営アドバイザーいきいきネットワーク通常総会が開催され、熊﨑みどりさん (下呂市萩原町 )が副会長 (任期１年 )に選出された。県での活躍と同様に、下呂地域でも指導農業士と連携した活躍が期待されます。右から２人目が熊崎さん地域の動き等 ■下呂市全域農家のおばちゃんの食農教育活動下呂市で食農教育を実践している農業女性グループ「農業を愛するおばちゃんと語らまい会（会員１３名）」が、４月１９日に総会を開催した。今年度は親子を対象とした食育交流会の他、味噌づくり講習会に力を入れた活動をしていく計画としている。総会の様子