社協だより こうなん67号 (H26年3月) - 横浜市港南区社会福祉協議会

社協だより
会費・募金へのご協力ありがとうございました
平成 25 年度も多くのご協力をいただき、みなさまのあたたかいお気持ちに心より感謝いたします。これからも地域の
信頼を得られる活動を行い、みなさまから寄せられた会費・募金がさらに地域で活かされるよう努力してまいります。
ボランティアセンター通信合併号
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平成25 年度 港南区社協世帯賛助会費・特別賛助会費・善意銀行(通年)
港南区の高齢者・障害者をはじめとする様々な方を支援
[世帯賛助会費] 3,169,925円
するため、有効に活用させていただきます。
(平成 25 年 4 月 1 日∼ 26 年 1 月 31 日受付分)
+
[善意銀行] 1,043,011円 [特別賛助会費] 235,000円
◎納入者一覧
(順不同・敬称略)
◎寄付者一覧 (順不同・敬称略)
(平成 25 年 4 月 1 日∼ 26 年 1 月 31 日受付分)
■発行 / 社会福祉法人 横浜市港南区社会福祉協議会 ■発行責任者 / 淡路 伸勝 ■発行日 / 平成 26 年 3 月
物品4件
(平成 25 年 1 月 1 日∼ 26 年 1 月 31 日受付分)
㈱あんざい / ㈲共栄商事不動産 / 港南テクニクス㈱ / 建設情報サービス㈱ /
永井豪 / ㈱オーヴァル / 小林正毅 / 西洗自治会 / 石渡美華 / 港南区女性団体連絡協議会 /
(宗)浄念寺 / ㈲丸吉商事 / ㈱京急百貨店 / ㈱建設工業調査会 / ㈱染谷商店 /
蓬莱荘利用者一同 /One, Two, Three, In Hino の会 / 港南区民謡民舞連合会 / ㈱ホームイン
㈱プリントン / ㈱古屋商店 / 太平住販㈱ / ねもと㈲ / ㈲石力石材店 / ㈲中央美工社 /
グ神奈川 / ヨコハマいきいきポイント換金分寄付(金子武子,元國雄正,中山陳彦+匿名8件)/
大輪 / ワミレスコスメティックス㈱ / 東京ガスエコモ㈱ / ㈲佐藤組 / ㈱清水康益社 /
塩川雪美 / 明るい社会づくり運動港南区協議会 / 特定非営利活動法人 夢輪 / 若松直子 /
小原オートサービス㈱ / ㈱髙森 / ㈲飯島測量 /(宗)福聚院 / ㈱大山組建材 / ㈲内倉商事 /
D ステーション上永谷店 / 港南区芸能連合会 / 港南区クリスマスチャリティコンサート実行委員会 /
㈱首都圏サービス / ㈲粉間組 / ㈱中萬学院 / ㈲光成 / ㈲沢田石材店 / ㈱新世 /
野庭団地第四自治会カラオケと料理愛好会 / 下永谷地区社会福祉協議会 / 渡邉賢政 /
㈲新興防災 / ㈱サカエ塗装 / ㈱ツクイ / 中村建設㈱ / ヨコハマ・ファイブ㈱
ジョイフルダンスパーティー / 野庭住宅地区社会福祉協議会 / 匿名3件
芹が谷で子育てサロンなどを開いているグループ「芹が谷コミュニティてとてと」
。
代表の植木さんは芹が谷に越してきたばかりで子育てに不安を感じていた頃、近所
の人や地区センターの子育てひろばで知り合ったママ友達に助けられました。そん
平成 25 年度 日本赤十字社社資募集運動 (平成 25 年5月∼)
[社資]12,933,212円
な自身の経験から子育てママを応援しようと仲間と一緒に作ったグループです。
日本赤十字社神奈川県支部に送金し、国内外の救援活動や区内の救急法
講習会の開催・罹災世帯への災害見舞金にあてられます。
(下記「芹が谷コミュニティてとてとのあゆみ」参照)
(平成 26 年 1 月 31 日現在)
子育て応援の活動が主でしたが活動をしていくうちに「地域の全ての人達が繋が
平成25 年度 赤い羽根共同募金 年末たすけあい募金(平成25 年10月∼)
「赤い羽根共同募金」は、神奈川県共同募金会を
こうなんふれあい助成金
(福祉活動団体・障害児者団体等
の事業・備品購入費)
通じて平成 26 年度に県内の施設や団体に配分さ
れます。
「年末たすけあい募金」は、港南区社協
を通じて申請のあった区内の団体・活動に配分
しました。
地区社協活動助成
◆募金実績(平成26 年1月31日現在)
と考えるようになり、
「地域の誰もが気軽に立ち寄れる“ 居場所カフェ ”
を開きたい」との目標に行き着きました。
年末たすけあい募金 ・・・・・ 4,604,808 円
合
33 団体
1,570,000 円
植木さんは知人を介して、「レストランじゃがいも」のオーナー谷口さんに相談
にのってもらったところ、「商店街の活性化につながるなら」と、店舗や運営の協力
15 地区
1,680,000 円
をいただけることになりました。
14 地区
1,400,000 円
ち寄りやすい場所となっています。
4,650,000 円
谷口さんはそのせりぎんでレストランを経営されていましたが、自身や家族の体
芹が谷の中心にある商店街「せりぎん」は、子どもから高齢者まで地域の人が立
地区社協活動助成
(福祉ネットワーク)
赤い羽根共同募金 ・・・・・ 15,503,143 円
お知らせ
るキッカケを作りたい」「そのためにもみんなが立ち寄れる『居場所』を作りたい」
◆年末たすけあい配分先
計
調不良により開店休業状態となっていました。
募 集
「じゃがいも」の店舗で「てとてと」のスタッフが運営する「じゃがいも with
平成26年度こうなんふれあい助成金の申込受付が始まります!
本紙「社協だよりこうなん」では、広告記事を募集しています。
てとてと」のスタートは昨年の商店街の夏祭り。店先でポップコーンとコーヒー
区内を拠点に実施されるボランティア・福祉活動へ皆さまから
寄せられた共同募金等を財源とした助成金を配分します。
■受付期間:平成26年4月7日(月)∼25日(金)
■受付時間:月∼金 10:00∼16:00
■申込・問合先:港南区社会福祉協議会(下記参照)
商店・企業等のPRにぜひご活用ください。
■発行月及び部数:(年 2 回)10月 /85,000 部 3月 /85,000 部
■配布先:自治会・町内会により全戸配布のほか、区内公共施設パンフレット
スタンド等への配置 ※掲載料金等の詳細はお問い合わせください。
■問い合わせ先:港南区社会福祉協議会(下記参照)
ゼリーを販売しました。その後、プレオープンを経て昨年 11 月から週 2 回「みん
社会福祉法人
港南中学校
横浜市港南区社会福祉協議会
(港南区ボランティアセンター)
〒233-0003 港南区港南 4−2−8 3 階(そよかぜの家 3 階)
TEL : 045-841-0256 FAX : 045-846-4117 URL : http://www.kounan-shakyo.jp/
E-mail:[email protected]
編集後記
港南区社会福祉協議会広報委員
小林 伸 山田眞喜子 清水喜代美 塩澤うめの 利根川和代
笠原加代子 平野静代 土山 由己
港南区総合庁舎前
至 日野 市営地下鉄 港南中央
港南区
総合庁舎
港南
警察署
笹下港南中央通
鎌 倉 街 道
至 上大岡
港南区社協
(そよかぜの家の3階)
なの居場所カフェ」を開所しています。
運営スタッフは皆、お母さんであり、妻であり、
女性です。特別な経験があった訳でもなく、元々は
◆ H24.2〜 ・てとてとひろば(子育てサロン)
ママ友達。
「想いを留まらせずに声に出して
◆ H24.3〜 ・
「Handmade* ちくちく隊」(ハンドメイドの会)
いこう」と、やりたいこと、やって欲しいことを
◆ H24.10〜 ・
「ははひろば」(のちの“ てとカフェ♪”)
今はイベントの開催や地域の情報を発信できる
◆ H25.4〜 ・てとカフェ♪( 子連れ歓迎ランチカフェ )
場所となるよう、日々奔走しています。
「様々な人
◆ H25.11〜 ・じゃがいも with てとてと(居場所カフェ)
口に出すことで賛同者も集まり「形」になりました。
が繋がれて、何か未来のためにアクションしていく」
横浜少年鑑別所
最近、定年を迎えられただろう男性の姿をよく見かけます。そこで今回は、「素晴らしい
第二の人生」をテーマに、地域で活動している方々の話をまとめました。今まで培って
来た知識・力が発揮出来ることを探したり、趣味を見つけ外に出て行くこと、そのために
は情報収集や一歩踏み出すための周りの応援が大事なポイントであることを学びました。
少子化・高齢化が進む今、健康保険や介護保険の利用を減らし、次世代への負担を軽く
する生き方を心掛けたいです。(S.H)
○この広報誌は、赤い羽根共同募金の配分金により作成しています。
○港南区社会福祉協議会では、事業計画・報告並びに収支予算・決算についてホームページに掲載しております。また冊子をご希望の方は事務局までご連絡ください。
○「社協だよりこうなん」音声訳版(テープ・CD)もボランティアグループ「港南音訳ボランティアいとでんわ」の協力により作成しています。
ご希望の方は港南区社会福祉協議会までご連絡ください。
芹が谷コミュニティてとてと の あゆみ
そんなキッカケを生み出せる場所を「じゃがいも
with てとてと」は目指しています。
・「ママヨガまーの・まーの」(保育付きヨガレッスン)
・せりがや tetomail(広報紙)
◆ H25.12〜 ・ぱぱままカフェ♪( 土曜日おやこひろば )
てとてと 芹が谷
検索
クイズ&アンケート大募集! Q 「じゃがいも with てとてと」が開催されている商店街は次の①∼③のうちどこでしょう?
抽選で5名様に粗品をプレゼント!
①戸越銀座商店街 ②横浜港南台商店街 ③芹が谷銀座商店街(せりぎん)
■応募方法: ①クイズの答え ②ご意見・ご感想 ③社協だよりを手に入れた場所 ④今後特集して欲しいテーマ・内容 ⑤氏名・
〒・住所・TEL・性別・年齢をご記入のうえ、はがき・FAX・Eメールにて、4 月25日(金)必着でお送りください。
(当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます) ■送付・問合先:港南区社会福祉協議会(裏表紙参照)
■安藤 洋次さん
一般に定年退職後の第二の人生を﹁セカン
ドライフ﹂または﹁セカンドステージ﹂と言
います。何歳から﹁第二の人生﹂といった定
義はありませんが、特に男性は﹃ 歳﹄とい
う年齢を意識する人が多いでしょう。
子育ての段階で地域に馴染むことが多い女
性に比べ、男性は退職するまで地域と関わり
■浜田 光雄さん
︵上大岡おやじクラブメンバー︶
歳まで会社に勤め、辞めたその日に
妻がケガをし、﹁退職後は趣味を優先﹂とは、
いかなくなりました。ただ、妻が社協に縁が
あった流れで﹁上大岡おやじクラブ﹂に参加し
ました。最初は所属していただけでしたが、 年ぐらいしてから会長
の手伝いが出来るように。
クラブの活動内容はカメラ撮影。技術的な差もあり、皆同じよう
な活動では面白くないといった問題も出てメンバーは少なくなって
います。メンバーを増やすことはなかなか難しいのですが、女性に
入ってもらうことで会が華やかになり、新たな男性メンバー増加も
見込めるのでは?と期待しています。
家 の 中 の 事 も し て お り 、 ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 も や り た い の で す が 、
現状は難しいところです。﹁会社勤めのサイクル﹂を定年後もそのま
ま自分の体に持ち続け、週に一度は何もしない日をつくり、活動す
る日とのメリハリをつけています。ダラダラしないよう心掛けてい
ます。
■相川 昌三さん
を持たない人がほとんどです。
これから続いて行く﹁地域の暮らし﹂の中で、
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○子供に障害があり﹁夫婦の協力が必要﹂と言わ
れていたことで、赤ちゃんの時から主人は協力的
でした。わが子が地域社会で暮らせるようにとい
う願いで活動していたことが、地域に出て行くき
っかけになったと思います。﹁頼られる﹂﹁必要と
される﹂ことに男心がくすぐられるのだと思います。
○自治会の会議に﹁おしりを叩いて﹂出てもらった
ところ、地域の奥さん達と仲良く帰ってきました。
やっぱり﹁奥さんの一押し﹂が必要なんですね。
○主人は定年後﹁1年間は何もしたくない﹂と本
当に家で寝ていました。将棋が好きだったので、
地区センターへ行くよう勧めても﹁もう既に仲間
ができあがってるから﹂と腰を上げず ・・・
。
でも忙しい私の代わりに﹁自治会の役員をやっ
て﹂と頼んだことから、いろいろ引き受けるよう
になりました。今もカレンダーに予定を書きつつ
楽しんでいるようです。
広報委員も参加
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にさせ、背中を押してあげる﹁奥様力﹂が地域の力となるのです。
目にも止めないが、ご主人が活躍できるものを見つけだし、その気
地域の財産 を眠らせてしまうことに。こういった広報誌も男性は
定年退職で﹁役割が終わった﹂と外に出ないのではせっかくの
ちょっと一言
定年を二度経験しています。
一度目は会社を定年退職した 歳。社章、
保険証、定期券、全て返却しろと言われ放
り出された感じを受けました。何もすること
がなく行くところにも困り、区内はほとんど歩
いて回りました。妻の勧めで、広報誌に載っていた
﹁男の料理教室﹂に申し込んだところ﹁落選﹂の通知が届き、更に追
い打ちを受けたものです。翌年の同じ講座は受かり、地区センター
へ入り浸るきっかけとなりました。
二度目は 歳の献血定年。これも喪失感を覚えました。
現在は、視覚障害者へ﹁墨字﹂︵点字に対する筆記文字の呼称︶を
音声にして届けるボランティア活動をしています。営業職の頃﹁アナ
ウンサーにならないか?﹂と誘われたことが、ずっと頭に残っていた
ので、広報誌で﹁音声訳講座﹂の案内を見てすぐに応募しました。
ボランティアは仕事と思ってやっています。期待されているから、
いいものを届けたい、責任もついてきます。また、心身ともに健康
でないとできません。
男は不器用ですから、地域社会になかなか馴染まない。少しでも
興味があるものを手にとって体験してみる、ダメだったら辞めれば
いい。一歩、1㎝でも前に出てみること。私はかみさんの助言で踏
み出せました。
︵港南音訳ボランティアいとでんわ会長︶
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どうやって﹁生きがい﹂や﹁健康﹂を得てい
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くか?
区内で活躍する﹁ セ カ ン ド ラ イ フ の 達 人 ﹂
※「早い時期から」の活動例 ∼おやじの会∼
4名にお話を伺いました。
︵NPO法人港南区レクリエーション協会事務局長︶
現役時代は行政の地域活動を支える側
にいました。青少年育成事業として行
われた中学生の野外活動に関わって
いたとき、日頃一緒に活動していた
地域のボランティアから﹁あなたは
仕事で来ている。僕らは自分の意思
で参加しているんだ﹂と言われたこと
が胸に突き刺さりました。同じ気持ちで
活動しているつもりでも﹁立ち位置﹂の違
いが明確にあったのです。その時に﹁いつか自分も向こう側
に行こう﹂と決めました。
その思いから、定年後の選択肢を地域活動に絞りました。
﹁自分達が好きな事を他の人にもやってもらいたい﹂との思い
で立ち上げたグループ活動を、もっと責任ある形にしたいと
皆で話し合いNPO法人化しました。団体では﹁お節介なお
じさん、おばさんになろう!﹂を合言葉に忙しく動いていま
す。会員は 名、まだまだやりたい事も沢山あるので、若い
層にどんどん引き継いで行きたいと思っています。
自分の経験からも、 代くらいの 早い時期から社会や地域
に馴染んでいくことが、スムーズにセカンドライフを迎えら
れる 鍵 だと考えています。
※
︵セカンドライフ港南中央メンバー︶
■吉田 勲さん
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PTA会員である父親達を中心としたボランティア活動団体です。横浜市内の市立学校の
多くで設立されており、ここ数年増えています。父親同士の親睦を深め、母親中心になり
がちな子育て、家庭教育に父親も参加することを目的にしており「できるときにできるこ
とをやる」をモットーとした自主的な活動です。
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歳で退職後、広報誌を見て参加した﹁歌声喫茶﹂が、
地域活動に関わり始めたきっかけです。
地域ケアプラザや地区センターの催しをチェックし、
少しでも興味のあるものには全て参加しました。今は港南
中央地域ケアプラザで行っている﹁セカンドライフ港南中央﹂に
所属しています。メンバーは平均 代、どんな仕事をしていたかも知らないが、
花壇管理で特技を発揮する人や、豊富な知識を有する人もいて和気藹々、楽しい
男の集まりです。
﹁この地域で身近な仲間を見つけませんか?﹂と呼びかけている日野南地域ケ
アプラザの﹁男のセカンドステージ﹂にも参加しており、多彩なプログラムを
通して身近な友達作りの場を得ています。
夫婦では﹁スポーツ吹き矢の会﹂に入っています。夫婦そろって趣味で出かけ
たり友達の輪を広げたりと毎日を忙しく過ごしています。セカンドライフの 代
から 代は華の世代。活用しないと勿体ない。﹁今じゃなきゃ!今を大事に!﹂
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