出資法人等経営状況報告書 1 作成年月日及び担当部署 作成年月日 平成 25 年 11 月 18 日 担当部署 総務管理部 行政改革推進課 ※以下は平成 25 年 6 月 30 日現在の内容です。 2 法人等の概要 法人等名称 株式会社 よしかわ杜氏の郷 代表取締役社長 代表者名 所 在 地 設立年月日 □ 常 □ プロパー 山岸行則 勤 ■ 非常勤 □ 市派遣 ■ 市兼務 □ その他 新潟県上越市吉川区杜氏の郷 1 番地 平成 11 年 3 月 21 日 資 本 金 184,150 千円 市出資割合 82.6% 酒米の生産と地酒醸造による消費者との結び付きにより地域農業の発展、農家所得の 向上を図るため。 設立目的 3 組織 (単位:人) 役 員 職 員 理事・ 監事・ 取締役 監査役 常勤 1 非常勤 4 計 5 内訳 計 プロパー 市兼務 その他 1 1 2 6 5 1 2 7 6 1 正職員 - - 3 3 臨時職員 - - 6 6 パート職員等 - - 3 3 - - 12 12 計 市派遣 4 主な事業 ⑴ 酒類の製造・販売 ⑵ アイスクリーム等乳製品の製造・販売 ⑶ 道の駅よしかわ杜氏の郷の管理運営 ⑷ 米穀類、山菜、きのこ及び農水産物の集荷及び加工、販売並びに研究開発 ⑸ 四季菜の郷(区内農家が農産物等を持ち込む販売施設)の管理運営 ⑹ ⑺ 1 5 事業実績(概要) ○平成 24 年7月1日から平成 25 年 6 月 30 日までの第 15 期事業実績 ・第 15 期の営業収益(売上高)は、97,599 千円であり、前期営業収益(売上高)との比較で 5,622 千円の減(5.4%の減)となりました。営業収益(売上高)の減少の主な要因としては、豪雪や異 常気象による来場者数の減少、長年続く日本酒離れなどが挙げられます。 ・こうした状況の中、上越特産品の干物と酒をセットにしたギフト商品の販売が好調だったほか、各 地のイベントへの積極的な参加や新規顧客開拓を推進した結果、主力の酒売上は、前期との比較で 2,729 千円の減(3.8%の減)となったものの、前々期を上回る 68,691 千円となりました。 ・また、 アイスクリーム売上は天候不順による来場者数の減が影響し、 前期と比べ 918 千円の減(18.2% の減)となったほか、売店売上もバス来場者の減少などにより、前期と比べ 2,558 千円の減(12.9% の減)となりました。 ・営業費用は、売店の売上げ減少に伴う商品仕入の減や、広告宣伝費の抑制等により、前期営業費用 との比較で 6,492 千円の減(6.0%の減)の 101,472 千円となりました。 ・当期純利益は、88 千円であり、第 15 期末の欠損金については、52,837 千円となりました。 ⑴ 酒売上額実績 区分 第 13 期 (平成 22 年度)実績 酒売上額実績 ⑵ 68,034 千円 71,420 千円 第 15 期 (平成 24 年度)実績 68,691 千円 アイスクリーム売上額実績 区分 アイスクリーム売上額実績 ⑶ 第 14 期 (平成 23 年度)実績 第 13 期 (平成 22 年度)実績 第 14 期 (平成 23 年度)実績 6,004 千円 5,057 千円 第 15 期 (平成 24 年度)実績 4,139 千円 売店売上額実績 区分 売店売上額実績 第 13 期 (平成 22 年度)実績 第 14 期 (平成 23 年度)実績 25,532 千円 19,780 千円 2 第 15 期 (平成 24 年度)実績 17,222 千円 6 財務状況 (単位:千円) 第 13 期(平成 22 年度) 第 14 期(平成 23 年度) 第 15 期(平成 24 年度) 項 目 自 平成 23 年 7 月 1 日 自 平成 24 年 7 月 1 日 至 平成 23 年 6 月 30 日 至 平成 24 年 6 月 30 日 至 平成 25 年 6 月 30 日 106,540 103,221 97,599 営業費用 111,577 107,964 101,472 売上原価 68,557 66,816 61,516 一般管理費・販売費 43,020 41,148 39,956 △5,037 △4,743 △3,873 営業外利益 6,340 5,621 5,553 営業外損失 472 543 492 831 335 1,188 特別利益 0 0 0 特別損失 0 0 710 831 335 478 法人税等 290 290 390 当期純利益 541 45 88 平成 23 年 6 月 30 日現在 平成 24 年 6 月 30 日現在 平成 25 年 6 月 30 日現在 経常利益 税引前当期利益 項 貸 借 対 照 表 平成 22 年 7 月 1 日 営業収益(売上高) 営業利益 損 益 計 算 書 自 目 資 産 161,054 158,245 155,589 負 債 29,874 27,020 24,276 純資産 131,180 131,225 131,313 184,150 184,150 184,150 △52,970 △52,925 △52,837 0 0 0 資本金 剰余金・欠損金 その他 3 備 考 備 考 7 経営状況の予備的診断 予備的診断フロー 累積欠損金 があるか No Yes 単年度黒字か Yes No No A-2 No Yes 累積欠損金が資本 金の50%未満 単年度黒字か No No 累積欠損金が資本 金の50%以上 評価 A-1 A-3 A-4 B 評価基準 A-3 備考 A-1 累積欠損金がなく、単年度黒字の 場合 引き続き経営努力を 行う。 A-2 累積欠損金がなく、単年度赤字の 場合 複数年の経過を注視 しながら引き続き経 営努力を行う。 A-3 累積欠損金が資本金の 50%未満 で、単年度黒字の場合 経営改善の努力を要 する。 A-4 累積欠損金が資本金の 50%未満 で、単年度赤字の場合 経営改善の一層の努 力を要する。 B 累積欠損金が資本金の 50%以上の 場合 事業の見直し等も含 めた抜本的な経営改 善を要する。 ※ この評価に関連する特殊な事情又は要因など特記すべき事項 特になし 4 8 市の関与の状況 ⑴ 市の委託額 (単位:千円) 内訳 ① 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 2,420 2,610 3,675 3,974 3,455 3,852 6,394 6,065 7,527 道の駅よしかわ杜氏の 郷委託料 ② 吉川区特産品販売促進 委託料 備考 ③ ④ ⑤ 計 ⑵ 市の財政援助額 (単位:千円) 内訳 ① 補助金(助成金) ② 貸付金 ③ 損失補償 ④ 債務保証 ⑤ その他( 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 0 0 0 備考 ) 計 9 今後の経営計画等 ⑴ 次期事業計画 営業収益(売上高)は 106,000 千円、当期純利益は 110 千円を目標とし、次の取組・事業を強化する。 (1)製造関係 ①酒製造コストの検討と社内労務応援体制の構築 ②高品質酒の生産と受賞酒の定着に向けた技術確立 (2)営業関係 ①安定経営の発展に向けた営業活動の推進 ②ホームページの充実・活用と通販顧客に対する営業推進 【酒販売目標額】…72,000 千円 ⑵ 中長期経営計画(平成 22 年 2 月作成) ○取組・事業方針 ①上越地域の中で酒文化の継承と経営の発展に向けた営業活動の推進 ②ホームページの充実と有効利用によるPR及び通販顧客の拡大 ③生協を含む組織的活動による市場の拡大 ④ギフト商品提案の充実と顧客管理の徹底 ⑤農畜産物、農産加工品の販路拡大 5
© Copyright 2024 ExpyDoc