2015年3月期 第3四半期決算 ぷらっとホーム株式会社 (東証第二部 6836) 2015年2月6日 (当第3四半期決算説明会は行っておりません) 会社概要 会社設立年月:1993年3月 社 長 :鈴木 友康 社 員 数 :38人(2014年12月31日現在) 事業内容: Linuxを始めとするオープンソースソフトウェアを装備した 自社製品コンピュータの提供 自社開発商品及び自社製品を補完する商品を中心とした周辺機器/ ネットワーク機器の提供 保守並びにSI事業等のサービス事業の展開 当社は平成26年8月1日をもちまして、 東京証券取引所マザーズから市場第二部へ市場変更いたしました。 1 当社の事業構造 サーバ・ 一般商材他 ストレージ マイクロサーバ 自社製品 コンピュータ マイクロサーバ本体 コンピュータ 関連商品 オプション品 サービス・ その他 サポートデスク 保守、修理 設定設置 他 (アプライアンス含む) 当社の経営資源を 重点的に配分し注力 IAサーバ ストレージ 仕入商材 保守、修理 保守、修理他 設定設置 他 既存顧客を中心 に販売 オンラインで効率 的に販売 IAサーバ・・・インテルアーキテクチャによる、主としてラックマウントタイプのサーバ 2 業績 第3四半期のレビュー ●継続してマイクロサーバに経営資源を集中 ◆マイクロサーバへの注力 (マイクロサーバ事業の変革) IoT・M2M市場の拡大にあわせ、マイクロサーバ事業について、 サービスプラットフォーム型へ変革を実施中 (パートナー営業) 多様な顧客に対応するためシステムインテグレータや流通事業者、 付加価値再販業者などのパートナーとの連携による営業を徹底 (製品露出の強化) IT・IoT・M2M関係の見本市に出展 ワイヤレスM2M展、Interop2014、ITproEXPO、ウェアラブルEXPOなど ◆販管費の抑制 前事業年度に大幅に削減した販管費について、抑制努力を継続 4 IoT・M2M市場へ最適化した製品の投入 OpenBlocks IoTファミリ OpenBlocksの信頼と実績、ノウハウを活かし IoT・M2M用途に最適化した新製品を 2015年2月に投入予定 当社の重要施策であるサービスプラット フォーム型への変革のキーとなる製品 適用例 1.医療・ヘルスケア分野 2.エネルギー監視・管理 3.農業/施設園芸・植物工場 4.畜産業 5.社会インフラ(公共インフラ) 6.環境モニタリング・自然監視 7.産業分野 8.建物ヘルスモニタリング 9.見守り/防犯 10.自動車(乗用車/商用車) 11.交通インフラ/車両管理 5 第3四半期 損益計算書 (単位 百万円未満切捨、%) 2014年3月期 3Q 金額 売上比 2015年3月期 3Q 金額 売上比 前年同期比 金額 増減率 売上高 725 100.0 722 100.0 △ 3 △ 0.4 売上総利益 230 31.7 259 36.0 29 12.9 販管費 389 53.7 368 51.1 △21 △ 5.4 営業利益 △159 △22.0 △109 △15.1 50 - 経常利益 △119 △16.5 △104 △14.5 14 - 四半期純利益 △124 △17.1 △116 △16.2 7 - 6 売上は微減となったもの の、売上総利益は増加 売上高 0.4%減少 売上総利益 12.9%増加 販管費 5.4%減少 結果、営業利益は大幅に 改善 △159百万円→ △109百万円 品目別 自社製品コンピュータ 売上高 百万円 自社製品コンピュータ 売上高 粗利率 粗利率 50.0% 45.0% 40.0% 35.0% 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 0.0% 250 200 150 100 50 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2013/3 2014/3 2015/3 対前年同期比(累計) ・売上高は305百万円 前年同期比25百万円9.3%増加 ・粗利率は44.9% 前年同期比7.6ポイント向上 ・売上総利益は137百万円 前年同期比32百万円31.3%増加 マイクロサーバ及びサーバ(IAサーバ)・ストレージとも前年同期に比 べ売上高は増加し、粗利率も向上 売上総利益は、前年同期に比べ32百万円、31.3%増加 7 品目別 コンピュータ関連商品 売上高 百万円 コンピュータ関連商品 売上高 粗利率 250 粗利率 50.0% 45.0% 40.0% 35.0% 30.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 5.0% 0.0% 200 150 100 50 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2013/3 2014/3 対前年同期比(累計) ・売上高は327百万円 前年同期比37百万円10.2%減少 ・粗利率は16.9% 前年同期比0.3ポイント減少 ・売上総利益は55百万円 前年同期比7百万円11.7%減少 2015/3 一般仕入商材について、ECサイト「ぷらっとオンライン」及び法人営 業販売の売上が減少 8 品目別 サービス・その他 売上高 百万円 サービス・その他 売上高 粗利率 粗利率 100.0% 90.0% 80.0% 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0.0% 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2013/3 2014/3 対前年同期比(累計) ・売上高は89百万円 前年同期比8百万円9.9%増加 ・粗利率は75.2% 前年同期比2.4ポイント減少 ・売上総利益は67百万円 前年同期比4百万円6.6%増加 2015/3 マイクロサーバに係るサポートサービスは、前年同期に比べ増加 サーバ(IAサーバ)・ストレージの延長保守サービスは減少 全体の売上高は前年同期に比べ増加し、売上総利益も増加 9 マイクロサーバ 売上高 百万円 売上高 マイクロサーバ 粗利率 粗利率 250 60.0% 200 50.0% 40.0% 150 30.0% 100 20.0% 50 10.0% 0.0% 0 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 2013/3 2014/3 対前年同期比(累計) ・売上高は256百万円 前年同期比28百万円12.5%増加 ・粗利率は51.6% 前年同期比6.1ポイント増加 ・売上総利益は132百万円 前年同期比28百万円27.8%増加 2015/3 ※上記マイクロサーバの売上高は、自社製品コンピュータ、コンピュータ関連商品、サービスその他の各品目に含まれている マイクロサーバに関連する売上高(本体、サポートサービス、オプション品など)であります。 監視用途での更新需要に加えアプライアンス製品の出荷が好調で あり、前年同期に比べ売上高は大幅に増加し、粗利率も向上 売上総利益は、前年同期に比べ28百万円、27.8%増加 10 第3四半期 販売費及び一般管理費 (単位 百万円未満切捨、%) 2014年3月期 3Q 人件費 2015年3月期 3Q 前年同期比 246 223 △23 △ 9.4 広告・販促費 13 18 4 30.3 支払手数料 44 38 △ 5 △13.0 その他 85 89 3 △ 4.4 販管費合計 389 368 △21 △ 5.4 研究開発費 55 54 △ 1 △ 1.9 (各費目に含む) 11 引き続き抑制努力を継続 し前年同期に比べ減少 第3四半期 貸借対照表 (単位 百万円未満切捨、%) 現金預金 売掛金 たな卸資産 その他 流動資産 固定資産 資産合計 流動負債 固定負債 負債合計 純資産合計 負債・純資産合計 2014年3月 2014年12月 金額 構成比 金額 構成比 金額 1,407 146 120 12 1,687 137 1,824 210 27 238 1,585 1,824 77.1 1,278 86 121 77 1,564 113 1,677 186 27 214 1,463 1,677 76.2 △129 △ 60 1 65 △123 △ 23 △146 △ 24 △ 0 △ 24 △122 △146 8.0 6.6 0.7 92.5 7.5 100.0 11.6 1.5 13.1 86.9 100.0 5.1 7.3 4.6 93.2 6.8 100.0 11.1 1.7 12.8 87.2 100.0 12 前期末比 増減率 △ 9.2 △41.2 1.1 506.5 内訳 商品・製品 14百万円 原材料 106百万円 △ 7.3 △17.0 △ 8.0 △11.6 △ 0.2 △10.3 △ 7.7 △ 8.0 投資事業組合からの 分配金の受取り等により 減少 経営戦略 2015年3月期 経営環境 クラウド化やIoTによる新たな市場 今までのサーバ市場 各企業がクラウドサービス を採用することにより、 サーバが集約される傾向 ●ネットワーク上のセキュリティや監視 などの重要性が増大 ●企業や社会のネットワーク化の急速 な進行により、M2M(Machine to Machine)やセンサーネット ワーキングなどクラウド型の新しい 事業分野が出現 M2MやIoT市場の急成長が 期待される マイクロサーバが 得意とする分野 従来製品・サーバ・ストレージ 新分野製品・マイクロサーバ 14 2015年3月期 経営計画の概要 マイクロサーバの販売拡大 ●パートナーとの協業による付加価値販売に力点を置いた間接型の販売 体制の推進 ・製品面、販売面の両面においてパートナーとの提携をさらに進める ●サービス型(プラットフォーム型)収益の実現 ・マイクロサーバのビジネスモデルを発展 社内体制の整備 ●前事業年度に大幅に削減した経費については、抑制努力を継続しつ つ、マイクロサーバを中核とした事業体制の推進 売上の拡大で早期の経常黒字化を目指す 15 製品戦略の基本方針 マイクロサーバのこれまでの位置づけ ●小型・堅牢・低消費電力の信頼できる装置 ・Linuxが安定的に動作するマシン ・アプリケーションを動作させる「箱」としての製品 マイクロサーバビジネスのこれからの定義 ●「箱」から「プラットフォームへ」 ・マイクロサーバ ⇒ お客様へサービスを供給するためのプラットフォーム ●製品・事業の進化 ・アプリケーションを通じたサービスを供給するプラットフォームを 製品及びサービスにおいて提供する事業 新しい時代に適合した事業へ発展 16 マイクロサーバ 重点施策実施状況 2014年 4月23日 屋内・屋外のキャビネット収容に対応しマイナス20度からプラス65 度にまで対応した「OpenBlocks A7/InCabi」を発表 2014年 5月12日 「OpenBlocksシリーズ」が「Oracle Java SE Embedded 8」に対応 2014年 5月30日 「EasyBlocks」が全国24時間365日のオンサイト保守に対応 2014年 6月 6日 リモート管理ソリューション「AirManage」を発売 2014年 9月29日 M2M・IoTシステムの構築に最適な極小サイズのマイクロサーバ 「OpenBlocks IoTファミリ BX1」を発表 2014年10月 7日 IPv6に対応した「EasyBlocks IPv6・ IPv6 Enterprise」を発表 2014年10月 7日 大規模システムのログ収集・活用に対応した「EasyBlocks Syslog XG」を発表 2014年10月 9日 統合運用管理アプライアンス「EasyBlocks Hinemos4.1 アプライア ンス」を発表 EasyBlocks Syslog XG OpenBlocks A7/InCabi 17 OpenBlocks IoTファミリ BX1 マイクロサーバとは 手のひらサイズの小型・超低消費電力Linuxサーバ 高い信頼性 マイクロサーバのデファクトスタン ダード ・常時稼働に求められるコンパクトさ、堅牢性、拡 張性を兼備、サーバクオリティの信頼性 ・キャリアをはじめ多くの企業で高い評価を獲得 ・2000年の初代モデル発売以降、シリーズ累計 7万台超を販売 ・企業向けマイクロサーバのデファクトスタンダード トータルな品質、オープンソースも サポート VAR/SIer採用実績も豊富 ・優れた堅牢性と運用継続性を手のひらサイズの 筺体で実現 ・オープンソースOSのサポートや搭載するOSを含 む情報の提供・トータルなサポートメニューと豊富 な導入事例 ・サービス・ソフトウェアのアプライアンス製品化で 多数の採用実績 ・保証拡張やハード・ソフト更新情報など、パート ナー向けに充実のサポート提供 18 マイクロサーバ 導入事例 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ HEMS (スマートシティプロジェクト様) BEMS (大手SI会社様) 大規模監視 (大手通信会社様他) 不正PC検知・排除 (大手運送会社様) DHCPサーバ (大手製菓会社様) ハードウェア統括監視サービス (大手SI会社様) VPNゲートウェイ (大手SI会社様) Proxyサーバ (各教育委員会様) 地震計測機 (国立大学様) 船舶通信機器監視(大手商船会社様) リモートアクセスサービス(大手SI会社様) 監視カメラシステム(開発会社様) M2Mゲートウェイ(大手SI会社様) TV会議システム(大手メーカー様) 19 ぷらっとホーム株式会社 (注)スライドに記載された当社の見通し、戦略等は将来の市場動向、消費動向、経営環境 その他予測不可能な要素により、異なる結果となる恐れを含んでおります。このため弊 社は今回発表した内容を全面的に確約する義務を負うものではありません。
© Copyright 2024 ExpyDoc