平成18年度 出資団体評価シート(株式会社用) <基本情報シート> 平成18年4月1日現在 1.団体の概要 団体名 札幌丘珠空港ビル株式会社 設立年月日 平成2年5月23日 設立経緯 札幌市、航空会社その他市内経済界の出資により新会社を設立 し、ターミナルビルの建設に着手した。 平成4年2月21日 に新ビルが完成・共用開始した。 所在地 電話番号 代表者 情報提供の状況 所管課 市民まちづくり局企画部企画課 電話番号 011-211-2192 設立目的 丘珠空港ターミナルビルは札幌市と道内主要空港を結ぶ航空輸送 の拠点として、昭和39年12月に札幌市が建設したが、老朽化 が著しくなったことから、新ターミナルビルを建設し、また、そ の管理運営母体となる会社として、平成2年5月に設立された。 〒 007-0880 011-785-7871 電子メール 代表取締役社長 加藤啓世 □ 常勤 ■ 非常勤 □ 市OB ホームページ http://www.okadama-airport.co.jp/ ホームページでの情報の提供内容 □ 定款 □ 役員名簿 ■ 営業報告書 ■ 貸借対照表 ■ 利益処分案 □ 付属明細書 ホームページ以外での情報提供の方法 資本金 498,000 千円 本市出資額 130,000 千円 本市出資割合 2.主要事業と概要 番号 主要事業名 丘珠空港ビルの管理 1 運営 26.1% 主な出資者 (出資割合) 出資筆頭者: 出資第2位: 出資第3位: 出資第4位: 出資第5位: 札幌市 エアーニッポン㈱ 北海道 日本政策投資銀行 札幌商工会議所 事業区分及び事業概要 ■ 自主事業 □ 受託事業( □ 市からの受託事業 ■ 市現職 □ その他 ■ 損益計算書 ( ( ( ( ( 26.1 25.1 13.1 13.1 8.7 □ 市以外 ( %) %) %) %) %) )) 道内航空網の拠点である丘珠空港ビルの管理運営を行うことにより、航空事業者の安定運航に寄与す るとともに、空港ターミナルビル利用者の利便を図り、道内地域間交流の促進に資している。 □ 自主事業 □ 受託事業( □ 市からの受託事業 □ 市以外 ( )) □ 自主事業 □ 受託事業( □ 市からの受託事業 □ 市以外 ( )) □ 自主事業 □ 受託事業( □ 市からの受託事業 □ 市以外 ( )) □ 自主事業 □ 受託事業( □ 市からの受託事業 □ 市以外 ( )) □ 自主事業 □ 受託事業( □ 市からの受託事業 □ 市以外 ( )) ※事業の詳細については、各団体のホームページに掲載されている事業報告書、営業報告書などを参照してください。 1 3.団体職員構成等 ※数字は各年度の4月1日現在(単位:人) 区 分 平成17年度 平成18年度 3 0 1 1 イ 1 0 1 1 本市派遣職員 ウ 0 0 0 0 プロパー エ 0 0 0 0 オ 2 0 0 0 その他 常勤監査役数 カ 0 0 0 0 本市OB キ 0 0 0 0 本市派遣職員 ク 0 0 0 0 プロパー ケ 0 0 0 0 コ 0 0 0 0 1 その他 常勤取締役・監査役合計 サ 3 0 1 本市OB シ 1 0 1 1 本市派遣職員 ス 0 0 0 0 プロパー セ 0 0 0 0 その他 非常勤役員数 ソ 2 0 0 0 タ 11 13 13 12 非常勤監事 役員総数 チ 0 0 0 0 ツ 14 13 14 13 常勤管理職職員数 テ 0 0 0 0 本市OB ト 0 0 0 0 本市派遣職員 ナ 0 0 0 0 プロパー ニ 0 0 0 0 ヌ 0 0 0 0 その他 常勤一般職職員数 職員 平成16年度 平成15年度 本市OB 常勤取締役数 役員 コード ア ネ 2 2 2 2 本市OB ノ 0 0 0 0 本市派遣職員 ハ 0 0 0 0 プロパー ヒ 2 2 2 2 フ 0 0 0 0 その他 常勤職員数合計 ヘ 2 2 2 2 本市OB ホ 0 0 0 0 本市派遣職員 マ 0 0 0 0 プロパー その他 非常勤職員数 職員総数 ミ 2 2 2 2 ム 0 0 0 0 メ 0 0 0 0 モ 2 2 2 2 ※ 非常勤とは、常勤職員の勤務時間の4分の3未満の者とする。したがって、例えば、3年間の有期契約に基づく嘱託職 員は、勤務時間数が常勤職員の勤務時間の4分の3以上であれば、常勤職員として数える。また、勤務期間が6カ月以下の 者は、非常勤とみなす。なお、週の勤務時間が変則的な場合、週の勤務時間数によって常勤か非常勤かを判断している。 ※ 役員 「プロパー」 当該出資団体に直接雇用された固有の正職員のうち役員になった者 ※ 職員 「プロパー職員」 当該出資団体に直接雇用されている固有の正職員 2 4.団体の財政状況等 ※数字は決算ベース(単位:千円) 区 分 コード 営業収益(売上高)予算 (税込) 予算の状況 営業費用予算(税込) A 平成15年度 - B - 営業損益 平成16年度 155,757 平成17年度 155,522 138,708 137,394 C 39,841 20,081 16,951 営業収益(売上高) うち利用料金収入 D 193,369 148,557 147,058 E 0 0 0 営業費用 うち販売費・一般管理費 F 153,528 128,476 130,107 G 153,528 128,476 130,107 営業外損益 H ▲ 5,536 ▲ 4,394 ▲ 204 経常損益 I 34,305 15,687 16,747 特別損益 J 当期利益(税引前) K 34,305 8,085 16,747 当期未処分利益 次期繰越損益 L 163,647 168,485 177,674 M 163,647 168,485 27,675 資産 P 847,784 803,220 761,386 Q R S T U V W X Y 106,760 741,024 186,138 75,667 51,118 10,250 110,471 84,492 10,250 110,963 692,257 136,735 71,524 51,118 10,250 65,211 33,374 0 108,851 652,535 85,712 56,610 33,374 0 29,102 0 0 Z 661,647 666,485 675,675 うち資本金 a 498,000 498,000 498,000 うち剰余金 補助金額 b 163,647 168,485 177,675 d 0 0 0 交付金 e 0 0 0 委託料 うち随意契約 f 0 0 0 0 0 0 0 0 0 収支の状況 うち流動資産 うち固定資産等 負債 うち流動負債 うち短期借入金 うち本市からの借入金 うち固定負債等 うち長期借入金 うち本市からの借入金 財産の状況 資本 ▲ 7,602 うち指名競争入札 本市の財政的 関与等の状況 うち再委託額 当期貸付金 g h 0 0 0 0 0 0 貸付金残高(3月31日現在の残金) i 20,500 10,250 0 20,500 10,250 0 地域総合整備資金 損失補償等限度額 j 0 0 0 損失補償契約等に係る債務残高(3月 31日現在の残高) k 0 0 0 3 5. 管理を代行している公の施設(現在、指定管理者となっている団体のみ記載する。) 施設の名称 ― 4 <点検評価シート> 1 団体の存在意義について □ 達成又は ほぼ達成した (1)出資目的の達成 ■ 達成を目指す 状況 今後も空港事業者の安定的な運航を確保するとともに、航空機利用者が安心して安 定的に利用できる状態を保つために市と連携することが求められる。 □有 (2)設立目的が類似 ■ 無 している出資団体 (3)今後の市の出資 割合 ■ 現状維持 □ 増加 ( %→ □ 減少 ( %→ ■ 存続 □ 廃止 □ 縮小 (4)今後の団体の在 □ 統合 り方 施設は当該団体の所有であり、当面は当該団体が本事業を担うことが妥当である。 %) % ) 主要事業が賃貸・広告に限られ、かつ規模も極めて小さく、効率性や収益性を上げ ることが難しい施設形態にであることから、市が引き続き出資を継続することが妥 当である。 利用者にやさしい空港を目指し、バリアフリー法などに伴う空港ターミナル施設の 改善を行い、さらなる利用者の利便性の向上を図るとともに、空港事業者の安定運 航に寄与するため事業を継続していく。 さらに、丘珠空港利用促進審議会との連携等により、空港利用促進のさらなる基盤 整備を行い、道内地域間交流を図る。 2 団体の経営改善について 視点 課題 経営改善に向けた取組 (1)健全性 中長期的な収支計画に基づき安定的に事業を行なうた 各年度の収支状況はプラスとなっており、健全経営と めに、適正な人員の確保及び更なる経営効率化を検 なっている。 討・実施し、今後も健全経営に努める。 (2)自立性 札幌市からの借入金はH17年度に返済完了。 (3)マネジメント 利用者にやさしい空港を目指し、バリアフリー対策等 中長期的な計画のもと、基盤整備を推進する。 の基盤整備の推進。 5 同上 【付属評価書A】 事業についての検証 1 基本事項 (1)事業名 (2)事業内容 1 整理番号 丘珠空港ビルの管理運営 <対象者> 空港ターミナル利用者 <具体的な事業内容> ①空港利用施設の賃貸、貸室業 ②広告宣伝業 ③航空知識の普及及び教育事業並びに空港利用の促進事業 (4)団体所管課 (5)事業所管課 (6)記入者 (7)実施期間 財源 ■ 自主 □ 補助金 □ 交付金 □ 委託料 □ 借入金 財源の出所 ■ 自主 □ 市 □ 市以外( 市民まちづくり局 企画部 企画課 電話 局 部 課 ■ 団体所管課と同じ電話 氏名 夏堀 幸司 ■ 団体所管 ■事業所管 □ 単年度事業 ■ 継続事業(平成2年度∼ 年度) (8)根拠法令等 ■有 (3)事業の財源 □無 <根拠法令等名称> ) 011-211-2192 航空法・航空法施行規則・空港管理規則 2 事業の必要性 <該当する行政評価の評価調書> 施策名 ( − 事業名 ( − □ 拡充 (1)前年度の行政評 □ 現状維持 価の結果 □ 縮小 □ 休止・廃止 □ その他 ■ 行政評価の対象外 (2)事業目的 ) ) 空港ターミナルの管理運営を行うことにより、航空事業者の安定的な運航確保と航空機利用者サービスの向 上図り、道内地域間交流の促進に資する。 達成度を表す指標(成果指標) 平成15年度 (3)事業成果 航空機利用者並び にそれ以外の空港 利用者の拡大支援 による航空運航事 業者・飲食物販業 者の利潤性の検討 テナントの満足度 (5)事業導入後の社 会背景の変化 (6)市民ニーズの把 握 (7)事業を取り止め た場合の他への影 響 平成17年度 展望室の展示催場 の設置。 完全分煙スペースの設 「来訪者ノート」の設 置 置による利用者の 意見・要望等の把 握。 利用者の満足度 (4)導入時の必要性 等 平成16年度 丘珠空港ターミナルビルは、もともと札幌市が昭和39年12月に建設し、札幌振興公社に管理運営を委託して いたものであるが、経年により老朽・狭隘化が著しい状況となっていたため、航空交通に係わる拠点空港とし て重要な機能を有する施設であるとともに、空の玄関として札幌市の顔となる公共的な性格を有する施設であ ることから、管理主体は公共的な団体であることが望ましいこと及び民間活力を導入し効率的な経営を行う必 要があるため、官民一体となった第3セクター方式による新空港ビルの建設について、経済界が主体となって 検討がなされた結果、会社設立及びビル建設が決定され、平成4年2月から現在の空港ターミナルビルが供用開 始となり管理運営を行っている。 □有 ■無 ■ 有 当空港利用者を対象として、ビル内に設置している投書箱「お客様の声」により把握。 17年度投書数 □ 無 は14件であるが、そのうち、当社施設に関する件数は、3件。 18年度含め3ヶ年にてバリアフリー、保 安対策による改修を予定しており、他投書案件については、当社より該当所管者へ改善及び利用者の声と して伝達している。 また別に、3階展望室に来訪者ノート及び展望室内イベントについての感想を含め、利用 者の身近な声を記載していただき、当社ホームページに一部の同声を掲載している。 ■有 この事業を取り止めた場合、道内航空の拠点である丘珠空港のターミナル機能が停止するこ □市 ■ 市民生活 とになり、航空機利用者等への影響が大きく、特にビジネス利用者が多数を占める当該航空路 線の特徴から、道内経済活動にも悪影響を与えるとともに、空港に携わる関係職員の雇用の影 ■ 他団体 響も懸念される □ その他 □無 6 3 事業の担い手 □有 □ 市民団体・NPO等 (1)同種のサービス □ 民間企業 提供主体 □ 他の出資団体 □ その他 ■無 □ 有 空港ターミナルビルはもともと札幌市が建設し,その管理運営を第3セクターに委託していたものである が、その後、経済界・札幌市・北海道などの要望により、当社がターミナルビルの建設主体となったこと (2)実施主体変更の 余地 ■ 無 を考慮すると、札幌市を筆頭とした第3セクターである当社が事業の実施主体であることが今後ともふさ わしいと考えられる。 □有 (3)再委託の実施 ■無 4 事業の改善等 (1)これまでの事業 外部委託している部分(警備、清掃等)については削減に努めてきた。また、組織的に最小限の人員規模で 改善等の経過 経営を行ってきたが、平成16年からは常勤役員数の削減(3人から1人)を実施している。 ■有 組織的に最小限の人員規模で経営を行っており、職員定数に係る経費削減は困難なものの、外部委託し (2)コスト改善の余 ている部分(警備・清掃等)も含め引き続き削減に努めたい。 さらに当社制定の経営理念に基づき環境負 地 □無 荷の軽減を図ることにより、経費節減に努めていく。 ■有 当社収益の大部分は、不動産賃貸収入である。 また今後空港の利用者数が増加する見込みであり、こ (3)受益者負担見直 れに伴い設備等の損耗も増大することが予想される。 こうしたことから、利用者数の増加も反映した収 しの余地 □無 入制度を検討したい。 ■ 有 当社も参画している丘珠空港利用促進協議会(構成員:国、道、札幌市、航空会社等)の活動との連携を (4)その他の見直し 深め、空港ターミナルビル内の案内標識の改善等空港利用サービスの改善や、地域住民にも親しまれる空 の余地 □ 無 港の実現を図っていきたい。 5 事業の方向性 ■ 成果が十分出ている (1)事業の有効性 (2)今後の方向性 □ 成果が不十分である □ 成果が出ていない ■ 拡充 □ 現状維持 □ 縮小 □ 休止・廃止 □ その他 札幌の空の玄関口としてH4年2月に現ターミナルビル開業してから、平成17年12 月27日をもって利用者500万人を達成したことからも、その基盤としてのターミナル ビルの管理運営を行うことにより、利用者の利便性を図ってきており、また、航空事 業者の安定運航に寄与していることからも、十分成果がでている。 各種法令等に伴う空港ターミナル施設の改善を行い、更なる利用者の利便性の向 上を図るとともに、航空事業者の安定運航に寄与するため、事業継続し丘珠空港利 用促進協議会との連携により空港利用促進の更なる基盤整備を行い、道内地域間交 流を図りたい。 また、当社経営面においては経営の安定を図り、株主配当するこ とを目指していきたい。 7 【付属評価書B】 経営状況に関する指標 1 健全性の視点:財務状況の健全性 指標 平成15年度 平成16年度 平成17年度 自己資本比率 (資本/資産×100) Z/P×100 78.0% 83.0% 88.7% 流動比率 (流動資産/流動負債×100) Q/T×100 141.1% 155.1% 192.3% 固定比率 (固定資産等/資本×100) 112.0% 103.9% 96.6% 163,647 168,485 177,675 32.9% 33.8% 35.7% 17.7% 10.6% 11.4% 16.0% 10.5% 4.4% R/Z×100 剰余金 b 資本金に対する剰余金の (剰余金/資本金×100) b/a×100 割合 経常利益/営業収益(売上高) 売上高経常利益率 I/D×100 ×100 借入金依存度 (短期借入金+長期借入金)/ (U+X)/P×100 資産×100 2 自立性の視点:市からの財務的な自立度 指標 市からの収入依存度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 (本市からの補助金・交付 (d+e+f+h)/D 金・委託料・当期貸付金の合 ×100 計)/営業収益(売上高)×100 (本市からの補助金・交付金 市からの補助金・交 の合計)/営業収益(売上高) (d+e)/D×100 付金収入依存度 ×100 市からの委託料収入 本市からの委託料/営業収益 f/D×100 依存度 (売上高)×100 市からの貸付金収入 本市からの貸付金/営業収益 h/D×100 依存度 (売上高)×100 売上高に対する利用料金収 利用料金収入/営業収益(売上 入の割合 高)×100 E/D×100 資産に対する市からの借 本市からの貸付金残高/資産× i/P×100 入金の割合 100 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 2.4% 1.3% 0.0% 3 マネジメントの視点:業務改善、人材育成、計画策定を行って、効率的に組織を運営しているか 指標 平成15年度 平成16年度 平成17年度 販売費・一般管理費比率 販売費・一般管理費/営業収益 G/D×100 (売上高)×100 職員1人当たりの販売 費・一般管理費 販売費・一般管理費/職員総数 G/モ 76,764千円 64,238千円 65,054千円 職員1人当たりの売上高 営業収益(売上高)/職員総数 D/モ 96,685千円 74,279千円 73,529千円 79.4% 86.5% 88.5% 営業収益(売上高)の対 営業収益(売上高)/営業収益 D/A×100 計画比率 (売上高)予算×100 #VALUE! 95.4% 94.6% 営業費用の対計画比率 #VALUE! 92.6% 94.7% 営業費用/営業費用予算×100 F/B×100 8
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