2014年度 第2四半期決算説明会 第91期:第2四半期累計期間(2014年4月1日~2014年9月30日) 2014年11月20日 目 次 1.会社の概要 2.2014年度第2四半期業績実績 3.2014年度業績予想 4.長期ビジョン・中期経営計画 本資料取り扱い上の注意点 本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判 断したものであり、日本および海外の経済情勢や当社の関連する業界動向、為替 変動等にかかわるリスクや不確定要因により実際の業績が記載の予想と大幅に異 なる可能性があります。 1 1-1 当社の概況 ◆創業 ◆代表者 ◆資本金 ◆株式 セグメント 事 業 単 独 連 結 '13売上高 主要工場 1930年8月 社長 小川信也 43億2千万円 東証・名証一部上場(’70年8月) 証券コード:7250 バルブ製品事業 プレス樹脂製品 事業 タイヤバルブ・制御機器事業 TPMS事業 400億円 (65%) 109億円 (18%) 北大垣・美濃 西大垣・東大垣・養老 九州・栗原・若柳 '13売上高 645億円 (70%) 人 員 2,090人 海外生産拠点 台湾・米国 中国・タイ 台湾・韓国・タイ プレス加工 樹脂加工、金型 タイヤバルブ、バルブコア カーエアコン用コンプレッサー部品 トヨタ、ダイハツ、日野 ブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴム、東洋ゴム 三菱、ホンダ、スズキ イノアック、ミシュランタイヤ、トピー工業 主要製品 主要顧客 その他 合計 102億円 (17%) ― 612億円 (100%) 北大垣 ― 国内8工場 270億円 (30%) 4億円 (0%) 919億円 (100%) 75人 3,260人 米国 ― 5ヶ国 7工場 TPMS ゴルフ場 ソフトウェア 保険代理店 965人 プライムアースEVエナジー デンソー、豊田自動織機、サンデン、ハンラ空調 ヴァレオ、パナソニック、東芝 トヨタ 日産 ホンダ 地域企業 1-2 企業結合の状況 バルブ製品事業 プレス・樹脂製品事業 連結 台湾 太平洋汽門工業股份有限公司 太平洋開発㈱ 太養興産㈱ 1972年設立 売上高:2億円 人員:20人 Pacific Manufacturing Ohio, Inc. 1999年設立 売上高:221億円 人員:550人 ★Pacific Manufacturing Tennessee, Inc. ピーアイシステム㈱ 2014年設立 1987年設立 売上高:6億円 人員:60人 天津太平洋汽車部件有限公司 太平洋バルブ工業株式会社 2005年設立 売上高:56億円 人員:230人 1987年設立 売上高:17億円 人員:90人 中国 国内 その他 1984年設立 売上高:66億円 人員:300人 1989年設立 売上高:17億円 人員:200人 米国 ★は新会社 国内連結子会社 Pacific Industries (Thailand) Co., Ltd タイ 2 韓国 長沙太平洋半谷汽車部件有限公司 太平洋エアコントロール工業株式会社 2011年設立 売上高:12億円 人員:60人 2004年設立 売上高:41億円 人員:180人 太平洋産業株式会社 中国 ★太平洋汽車部件科技(常熟)有限公司 2014年設立 1974年設立 売上高:12億円 人員:20人 持株会社等 Pacific Industries USA Inc. 1988年設立 太平洋工業(中国) 投資有限公司 2012年設立 持分法適用会社 PECホールディングス株式会社(日本) 1961年設立 売上高:172億円 人員:910人 欧州 Pacific Industries Europe NV/SA 2012年設立 2-1 第2Q 連結業績 23 4 2-2 第2Q 連結利益増減要因 ≪14年度2Q 対 13年度2Q≫ 売上高+33億円 476 ≪14年度2Q 対 13年度2Q≫ 経常利益△0.9億円 35.3 35.4 +2 +21 +2 △6 販 売 価 格 +10 443 △6 +2 販 売 価 格 '13年度 2Q 為 替 差 益 +6 材 料 建 値 為 替 換 算 販 売 物 量 '14年度 2Q '13年度 2Q +5 △4 材 料 価 格 +5 △3 労 務 費 △1 営 業 外 販 売 物 量 原 価 改 善 為 替 差 益 減 価 償 却 費 '14年度 2Q 2-3 第2Q 連結事業別セグメント (億円) ≪売 上 高≫ (億円) ≪営業利益≫ 476 443 30 28.2 28.8 バルブ 20 19.9 24.8 10 プレス・ 樹脂 8.3 3.7 0 '13/2Q 14/2Q 5 2-4 第2Q 連結地域別セグメント (億円) ≪売 上 高≫ 500 (億円) 476 35 443 400 300 73 93 アジア 101 ≪営業利益≫ 25 28.2 4.4 28.8 24.2 22.5 -1.8 -0.5 '13/2Q 14/2Q 4.8 113 北米 15 200 267 100 269 5 日本 -5 0 '13/2Q 14/2Q 6 2-5 第2Q 連結総資産増減内訳 流動資産 (億円) 固定資産 1,400 1,200 1,000 189 131 800 1,202 1,165 96 △27 +3 +2 600 476 +36 162 現金・預金 134 売掛債権 99 たな卸資産他 513 有形・無形 固定資産 293 投資その他 の資産 400 200 271 +21 0 ’14/3末 ’14/9末 7 8 3-1 通期 連結業績予想 [百万円] 売 上 '14 '14 (7/30予想) (今回予想) 前回予想比 前期比 '12 '13 高 83,700 91,976 93,000 95,000 2,000 2.2% 3,024 増減 増減率 増減 連単 増減率 倍率 3.3% 1.6 営 業 利 益 4,340 5,500 6,500 6,700 200 3.1% 1,200 21.8% 1.4 経 常 利 益 5,372 7,062 7,400 7,800 400 5.4% 738 10.5% 1.3 当 期 純 利 益 2,807 4,587 5,000 5,400 400 8.0% 813 17.7% 1.4 売 経 常 高 率 6.4% 7.7% 8.0% 8.2% 0.2% 0.5% 上 利 益 R O E 6.4% 8.7% 8.4% 8.9% 0.5% 0.2% R O A 5.7% 6.6% 6.1% 6.5% 0.4% △0.1% 900 1,079 1,155 1,186 31 一 純 株 当 資 り 産 (円) 億円 億円 ≪売上高と売上伸率≫ 800 20% 846 8.2% 795 600 837 919 950 9.9% 1.1% 5% 0% -6.0% 200 -10% 11 売上高 6 . 4% 6 . 2% 70 5 . 2% 40 52 8 . 2% 12 13 売上伸率 14(予) 3期連続の増益 過去最高 3期連続の増益 過去最高 2期連続の増益 過去最高 10% 8% 78 53 6% 4% 41 20 2% -5% 0 10 7 . 7% 60 過去最高 9.9% 80 10% 5.2% 400 15% 107 3期連続の増収 ≪経常利益と経常利益率≫ 億円 1,000 2.7% 通期(予想) 0 0% 10 11 経常利益 12 13 経常利益率 14(予) 9 3-2 通期 連結利益増減要因 ≪14年度予想 対 13年度≫ 経常利益+7億円 ≪14年度予想 対 13年度≫ 売上+30億円 950 +3 +4 +17 材 料 建 値 +17 9 19 △11 販 売 価 格 '13 年度 為 替 差 益 78.0 +3 7 0 .6 +6 +7 △11 為 替 換 算 販 売 価 格 販 売 物 量 '1 4年度 予想 '1 3年度 +13 △6 材 料 価 格 △5 営 業 外 △3 労 務 費 原 価 改 善 経 費 減 他 販 売 物 量 +3 減 価 償 却 費 為 替 差 益 '1 4年度 予想 3-3 2014年度連結セグメント予想 地域別売上高 事業別売上高 その他 4 0% バルブ 32% (億円) (億円) アジア プレス ・樹脂 950億円 日本 21% 北米 68% 23% 950億円 56% 10 3-4 事業別セグメント:プレス樹脂製品事業 売上高 (億円) 営業利益 (億円) 11 (%) 6% 32 600 645 602 568 645 29.5 596 24 4.9% 400 4% 17.8 16.6 16 14.4 2.9% 2.4% 200 0 13.3 2.8% 2% 2.1% 8 0% 0 '10 '11 '12 13 14(予) '10 '11 '12 13 14(予) <売上高> <営業利益> 2014年度の売上高は、日本において消費税増税の影響により 減収が見込まれるものの、中国での拡販効果、米国での堅調な 販売により増収を見込んでおり、全体では前年並を見込む。 2014年度の営業利益は、日本での販売物量減少の影響がある ものの、減価償却費の減少(償却方法変更含む)、中国での型回 収の回復や販売増加等により、前期比33.4%の増益を見込む。 3-5 事業別セグメント:バルブ製品事業 売上高 (億円) 営業利益 (億円) 300 301 250 240 200 223 (%) 50 15.4% 270 237 16.2% 48.7 40 12.3% 12 18% 15% 41.7 12% 30 150 20 100 50 10 0 0 '10 '11 '12 13 14(予) 9.2% 22.1 9.1% 29.2 9% 20.4 6% 3% 0% '10 '11 '12 13 14(予) <売上高> <営業利益> 2014年度の売上高は、日本では、バルブ・TPMS製品が輸出を中 心に増加するとともに、北米・韓国での増収が寄与し、前期比 11.3%の増収を見込む。 2014年度の営業利益は、販売価格の値下げ影響があるものの、 販売物量増加や原価改善により、前期比16.6%の増益を見込む。 13 3-6 地域別セグメント:日本 (億円) 売上高 営業利益 (億円) 50 8.6% 9.1% 48.5 40 6.7% 30 20 (%) 46.9 3.7% 19.9 19.2 8% 6% 35.8 3.9% 10% 4% 10 2% 0 0% '10 '11 '12 13 14(予) <売上高> <営業利益> 2014年度の売上高は、輸出の増加はあるものの、消費税増税 の影響により、主要顧客の自動車生産台数減少が見込まれ、前 期比2.5%の減収を見込む。 2014年度の営業利益は、物量減少の影響があるものの、原価改 善や減価償却費の減少(償却方法の変更含む)により、前期比 3.2%の増益を見込む。 14 3-7 地域別セグメント:北米 売上高 (億円) (億円) (%) 7% 20 204 218 200 (40) 営業利益 6.0% 204 決算同期化 影響額 177 6% 15 150 4.3% 12.2 133 10 100 4.8% 4.4% 4.0% 4% 決算同期化 (2.2) 影響額 10.5 7.7 5 50 5% 8.1 3% 2% 5.7 1% 0 '10 '11 '12 13 0% 0 14(予) '10 '11 '12 13 14(予) <売上高> <営業利益> 2014年度の売上高は、車種構成の変化や販売価格の低下があ るものの、堅調な米国経済を背景に主要顧客の自動車生産も 好調に推移し、前期比7.1%の増収を見込む。 2014年度の営業利益は、前期のTPMS生産移管に伴う初期費用 の軽減に加え、販売物量の増加や原価改善効果により、前期比 28.4%の増益を見込む。 15 3-8 地域別セグメント:アジア (億円) 売上高 営業利益 (億円) (%) 20 決算同期化 影響額 15 20% 16.3 15% 13.1% 9.2 10 (1.6) 10% 決算同期化 影響額 6.3% 5 5% 4.0 -1.2% 0 2.0% -2.1% -2.5 -2.0 -5 '10 '11 '12 0% '13 -5% 14(予) <売上高> <営業利益> 2014年度の売上高は、中国での新規顧客の拡販、タイでの樹脂 事業立上げ、韓国での売上増加のより、前期比17.6%の増収を 見込む。 2014年度の営業利益は、中国での原価改善、新規顧客への拡 販に加え、台湾での金型販売の増加により、赤字解消し、黒字化 を見込む。 3-9 連結設備投資・減価償却費予想 ≪設備投資≫ (億円) ≪減価償却費≫ (億円) 175.4 180 16 180 150 150 64.1 アジア 120 120 111.6 90 78.2 49.8 34.1 90 北米 100.0 8.8 9.5 68.5 60 43.2 30 50.6 24.4 7.8 5.8 16.3 2 5.3 29.5 32.2 38.7 34.9 13.4 60 3.6 77.2 58.1 89.3 9.6 9 日本 81.6 30 定率法から 定額法への 変影響額 △7億円 71.1 11.3 6.1 65.6 69.9 12.5 6.6 17.2 46.5 44.1 38.4 '12 '13 '14(予) 8.5 70.5 53.6 29.8 66.6 20 8.1 0 0 '09 '10 '11 '12 '13 '14(予) '09 '10 '11 17 3-10 連結キャッシュフロー予想 フリーキャッシュフロー:△37億円 (億円) 営業活動:127億円 350 投資活動:△164億円 投資活動:△107億円 137 現預金残 13年3月末 177 配当金の支払等 現預金残 0 税引前当期純利益 50 2014年3月第3回CB発行 60億円 ゼロクーポン 財務活動:△9億円 現預金残 115 財務活動:55億円 社債の発行等 100 固定資産の取得等 150 税引前当期純利益 200 その他債権・債務の増減 減価償却費 250 固定資産の取得等 営業活動:106億円 300 その他債権・債務の増減 減価償却費 フリーキャッシュフロー:△1億円 <有利子負債残高> 14/3月末 262億円 ↓ 15/3月末 262億円 <有利子負債残高> 13/3月末 200億円 ↓ 14/3月末 262億円 14年3月末 15年3月末 予想 18 3-11 株主還元 ■年間配当 2013年度 年間:16円(中間:7円 期末:9円) 2014年度予想 年間:16円(中間:8円 期末:8円) (%) (円) 中間配当 期末配当 20 18.0 16.2 15.0 10 7円 0 25 20.9 15 5 連結配当性向 10円 10円 5 5 11円 '09 5 5 16円 18.6 15.9 9 8 20 15 6 4 3 16円 5 7 8 10 5 '10 '11 '12 '13 '14(予) 19 3-12 <参考>個別業績 [百万円] 第2四半期 売 上 前期比 '13 '14 増減 高 29,988 29,950 △ 37 通期 増減率 前期比 '13 '14 増減 増減率 △0.1% 61,206 60,000 △1,206 △2.0% 3期振りの減収 営 業 利 益 2,413 2,213 △ 200 △8.3% 4,669 4,800 131 2.8% 経 常 利 益 3,132 2,971 △ 161 △5.1% 5,778 5,800 22 0.4% 利 益 2,027 2,157 130 6.4% 3,618 3,900 282 7.8% 配当金(1 株当 り) 7円 8円 1円 14.3% 16円 16円 10.4% 9.9% △0.5% 9.4% 9.7% 0.3% 当 期 純 売 経 常 上 利 益 高 率 R O E R O A (円) り 産 (円) 一 純 株 当 資 - - 8.4% 8.3% △0.1% - - - 6.5% 5.9% △0.6% 836 913 77 825 888 63 7.6% 億円 10% 650 600 585 578 612 3 . 7% 5% - 1 .3% 0% 10 - 3 .6% -5% 400 10 11 売上高 12 13 売上伸率 14(予) 過去最高 6期連続の増益 過去最高 15% 57 58 9 . 4% 9 . 7% 12% 46 40 20 6期連続の増益 9.2% 60 30 - 2 .0% 過去最高 ≪経常利益と経常利益率≫ 50 600 2 . 1% 500 450 599 3期連続の増益 ー - 億円 ≪売上高と売上伸率≫ 550 ー 通期(予想) 26 28 4 . 5% 5 .0% 10 11 7 . 7% 9% 6% 3% 0 0% 経常利益 12 13 経常利益率 14(予) 4-1 PACIFIC GLOCAL VISION 2020 GLOCALとは、「GLOBAL」と「LOCAL」を組み合わせた造語です。私達は、世界(GLOBAL)を舞台に成長を図り、 それぞれの地域(LOCAL)の発展に貢献したいと思っています。 <創立100周年 2030年への一里塚として策定> めざす企業像・機能のあり方 z 「連結経営」から「融合経営」へ z 5つの“シンカ”(深化・進化・新化・真価・信加)を追求する企業 5つの“シンカ” CSRのトライアングル ③ ① ⑤ ② ① ② ③ ④ ⑤ :改善する力 :革新する力 :新技術・事業を起こす力 :企業価値を高める力 :信頼を勝ち取る力 ④ 20 4-2 「OCEAN-15」の達成状況 OCEAN-15で「守りから攻め」へ転換 795 837 919 950 21% 連結売上高 23% 海外売上高比率:40%以上 総資産回転率 65% :950億円 連結経常利益率:6%台 18% 17% 2015年度 目標 56% :1.05 21 4-3 新中期経営計画「OCEAN-18」 長期ビジョンの確実な実効をめざし、2018年の事業のあり方を明確にするため、 中期経営計画「OCEAN-15」のローリングプランとして「OCEAN-18」を策定しました。 22 21 4-4 「OCEAN-18」目標値 2018年度 目標 連結売上高 連結経常利益 海外売上高比率 総資産回転率 P事業・・・プレス・樹脂加工 : : : : 1,100億円 8%台 50%以上 1.05回転以上 V事業・・・タイヤバルブ・空調バルブ T事業・・・TPMS(タイヤ空気圧監視システム) 23 22 24 4-5 主な戦略投資の内容 (単位:百万円) 地域 内容 内'13年度 内'14年度 2,000 700 600 (4-9) 中国長沙 プレス工場・設備 4,700 1,500 2,500 3,000 — 1,200 (4-10) タイ 工場・樹脂設備他 1,200 500 600 (4-12) 韓国 アルミダイカスト工場・設備 4,000 1,300 1,200 14,900 4,000 6,100 800 100 — 4,300 — 3,100 5,100 100 3,100 (4-6) 東北地区拠点整備(プレス一貫工場建設) 2,200 400 1,700 (4-7) 超ハイテン、ホットスタンプ加工対応 1,700 1,000 700 (4-11) 高精度プレス事業の増強 1,100 100 200 1,200 300 300 日本 計 6,200 1,800 2,900 合計 26,200 5,900 12,100 11,160 17,500 アジア 計 (4-13) 米国 TPMS現地生産化 (4-8) 米国 プレス事業拡充 北米 計 日本 総額 (4-7) 中国天津 プレス機増設 アジア (4-14) 中国常熟 TPMS工場・設備 北米 投資額(工事ベース) 環境投資 年度別 総投資額 25 4-6 国内3極体制を強化 東北地区 九州地区 九州工場 ■プレス・樹脂製品事業 ■バルブ製品事業 栗原工場 プレス・溶接 若柳工場 プレス・溶接・樹脂 樹脂 栗原工場新プレス棟(2014年11月完工) 中部地区(技術開発拠点) 東大垣工場 プレス ・樹脂 超ハイテン加工、ホットスタンプ、アルミ成形・ 接合、 CFRP、材料着色樹脂成形、発泡成形、 フィルムインサート成形、インモールド成形 バルブ エアシール、制御機器、 TPMS、センサー、 高精度プレス、アルミダイカスト 養老工場 北大垣工場 美濃工場 環境対応 本社・西大垣工場 4-7 超ハイテン材加工能力の拡充 ■1,180MPaの超ハイテン材のプレス加工ライン増強 自動車メーカーの軽量化ニーズに対応するため、 超ハイテン加工能力を増強。日米中グローバル生産体制構築。 導入拠点 加圧能力(t) 稼働時期 九州 2500 '14年2月 大垣 3000 '14年10月 北米 米国 3000 '16年春予定 中国 天津 2500 '14年1月 日本 養老 500 '14年5月 日本 冷間プレス ホットスタンプ 2018年度売上高予測:70億円 ホットスタンプとは 電気炉で約900℃に加熱した鋼板をプレス加工し、高い強度を持たせる工法。 26 4-8 北米プレス事業の強化 27 ■北米第2拠点設立(2014年6月) 北米の自動車産業拡大に対応するため、 テネシー州ジャクソン市近郊に第2の 生産拠点を設立し、北米市場における 受注拡大を図る。 北米新拠点の完成予想図 商 号 :Pacific Manufacturing Tennessee, Inc. 資 本 金 :25百万ドル 投資総額:43百万ドル 生産開始:2015年8月 2018年度売上高予測:40億円 グランドブレーキングセレモニー(2014年8月) 4-9 中国プレス事業の強化 ■中国市場における競争力強化と多客化推進 長沙の子会社では、広汽三菱と取引を開始。 2014年7月にプレス一貫工場完成。 新たにハイブリッド車用バッテリーケースの 生産を開始し、日系メーカー向けに拡販予定。 2018年度売上高予測:30億円 長沙太平洋半谷汽車部件 ハイブリッド車用バッテリーケース 28 29 4-10 樹脂事業の拡充 ■タイで樹脂事業を開始 タイの子会社に第2工場を建設し、樹脂製品の生産を開始。 主要製品のホイールキャップは、技術・デザイン・コスト競争力 が評価され、日系自動車メーカー7社から受注を獲得。 タイ樹脂事業 2018年度売上高予測:20億円 タイの子会社の新工場 オーナメント ホイールキャップ 4-11 高精度プレス事業の拡充 ■高精度プレス加工の能力増強 エンジン・トランスミッションの高精度部品をネットシェイプ により、プレス加工で製造。 生産能力増強、新技術と多客化により、2018年度迄に50% の売上拡大をめざす。 2018年度売上高予測:20億円 キャリアプレート スプロケット 30 4-12 ダイカスト事業の拡充 31 ■韓国:太平洋エアコントロール工業で アルミダイカスト事業を拡充 2011年3月、現代自動車のSQ認定取得 カーエアコン用コンプレッサーのケーシング 部品をダイカストから切削加工まで一貫生産。 2015年度迄に生産能力を30%増強予定。 <太平洋エアコントロール工業 生産数量> アルミダイカスト製品 2018年度売上高予測:50億円 TPMSの拡充 4-134-5TPMS事業の拡充① ■TPMS送信機 北米シェア ■各地域の法制化の動き ■TPMS送信機の生産・販売拠点 生産・販売拠点 (16年)生産能力 販売先 地域 北米 欧州 韓国 台湾 中東7ヵ国 ロシア 中国 日本 日本 大垣 1,600万個/年 世界全域 米国 オハイオ 300万個/年 北米、欧州 中国 常熟 300万個/年 予定 中国、他 ベルギー ブリュッセル - 欧州 合計 2,200万個/年 法規開始時期 2005年10月 2012年11月 2013年1月 2014年11月 予定 2015年 予定 2016年1月 予定 未定 未定 ’14年1月に生産累計 1億個を達成 23 32 TPMSの拡充 4-144-5TPMS事業の拡充② ■TPMSの中国現地生産化 中国におけるTPMS装着法規化を想定し、子会社を設立。 日系・欧州系・ローカル自動車メーカーへの受注拡大をめざす。 商 号 :太平洋汽車部件科技(常熟)有限公司 所在地 :江蘇省常熟経済技術開発区沿江工業区 資本金 :100百万人民元(約16億円) 投資総額 :180百万人民元(約30億円) 設 立 :2014年7月 生産開始 :2016年4月 2018年度売上高予測:20億円 中国常熟に建設予定の新会社 23 33 (参考)CSRの取り組み 34 ■CSRレポート2014発行 http://www.pacific-ind.co.jp/csr/report/ 環境保全、次世代人財育成、スポーツ・文化振興などに貢献
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