26.7.18号 (6月講座〈後半〉報告) - 伊賀市学校教育ネットワーク

平成 26 年7月18 日発行
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「図書館教育」研修を実施しました!
「学校図書館を活用した授業づくり」
【講師】 田中
聖子 先生(鈴鹿市教育委員会事務局教育指導課
主幹)
6月17日(火)に「図書館教育」研修を実施しました。
講師には、田中聖子先生(鈴鹿市教育委員会事務局教育
指導課主幹)をお招きし、「学校図書館を活用した授業づ
くり」というテーマでご指導いただきました。
当日は、伊賀市内小中学校より図書館教育担当者の方を
中心に33名が受講し、熱心に研修されました。 研修内
容の一部をお知らせします。
【図書館教育担当者の役割】
「読書指導とは、子どもたちの発達段階に応じ、意図的。計画的、継続的に行うもの、
そのために図書館教育担当者は、各学年がどのような本が必要か見通しを立て、揃えて
おくとともに、授業で使うための本を、各担任や教科担当へ積極的に紹介するなど、図
書を有意義に活用できるよう工夫する」
【図書活用計画の作成】
「各教科の目的を達成するためには、図書の活用が重要である、思いつきで図書を利用
するのではなく、各学年に応じた図書の活用計画が必要である」
【本を選ぶ視点、読書の視点】
「授業等で読解した教材の内容等と関連していること、教材の読解に必要な力(読解力)
と関連していることが、大切な視点である、このことは、子どもたちが本を重ねたり、
比べたりしながら読むときの視点になる」
-受講者アンケートより-
・毎日の授業の中で、図書館にある授業に関連する本を紹介したり、調べたりする活
動をもっと取り入れたい。
・本の並べ方について、分かりやすく説明いただいた。必要な本をすばやく見つけら
れるよう、しっかりとした図書館づくりに力を入れたい。
・本を手に取って、「子どもたちにこんな学習をさせたい」と考えながら、1冊1冊
丁寧に本を選ぶことの大切さを学んだ。
「今日的教育課題」研修を実施しました!
「教育制度と教育法規」
【講師】 原
英雄 先生(三重県教育委員会事務局
市町教育支援・人事監)
6月27日(金)に「今日的教育課題」研修を実施しま
した。
講師には、原英雄先生(三重県教育委員会事務局市町教
育支援・人事監)をお招きし、「教育制度と教育法規」と
いうテーマでご指導いただきました。
当日は、伊賀市内小中学校等よりおよそ50名が受講し、
熱心に研修されました。 研修内容の一部をお知らせしま
す。
【今日的教育課題の解決に向けて】
「教育改革は待ったなしである、日々の教育活動の中で、アンテナを高くして情報をつ
かみ、今日的な教育課題の解決に努めてほしい」、「そのためには、県教委や市教委か
ら送付される通知文書等を日ごろから注視していてほしい」
【充実した教育活動を行うために】
「日々の教育活動は、法に基づいて行われている、また、法に守られて行うことができ
ている」、「充実した教育活動を行うため、日ごろから法を意識しつつ、教育活動を行
うことも大切である」
【学力の向上に向けて】
「学力の向上には、日々の授業改善が欠かせない。学校として目指す子ども像を明確に
し、組織としてどう取り組むか共通理解して、日々の教育実践を進めてほしい」
-受講者アンケートより-
・教育活動の基になる法的根拠をもっと知ったうえで、学校組織の効果的な仕組みづ
くりについて考えたい。
・講師の話を学校経営に生かして、より働きやすく、やりがいのある職場づくりを行
い、より質の高い教育を目指したい。
・研修を自ら進め、教育課題を達成するために、教職員の力を結集して組織として、
今日的教育課題の一つひとつに向かっていきたい。